1日で上毛三山を遊ぶ その1 赤城山編


- GPS
- --:--
- 距離
- 5.2km
- 登り
- 559m
- 下り
- 548m
コースタイム
5:29 黒檜山登山口
6:07 石に座って休憩(10分 サンドイッチ スポーツウォーター)
6:56 分岐点
6:59 黒檜山山頂
7:36 駒ヶ岳山頂
8:09 駒ヶ岳登山口
8:11 おのこ駐車場
天候 | 曇りで尾根では強風、下山時には小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
黒檜山登山口から入山すると、急登の連続で岩と木の根と土のミックス。30〜40度程度だろうか。 下りは駒ヶ岳を通るルートを選択。小雨が降り始めているので濡れた岩で滑りたくなかったから。このルートは階段が多いが傾斜は急ではない、人の手がしっかり入った道であり難所も豪勢な階段がつけられているので基本的に苦労はしない。 黒檜山登山口からの道は、雨の中での下りはお勧めできない。 下山後、トイレを済ませ榛名山に向かう。 |
写真
感想
GW後半、しかも4連休である。最初の日は三つ峠に行き、4日午前中は用事があったので、4日午後から再び遠征に出かけることとする。最初の予定は大峰山や大台ケ原山、高見山、御在所を予定していたのだが4日に見事に雨。どうやら気象庁のHPを見てみると、埼玉辺りまでは雨で太平洋から遠ざかるほどに雨雲は近づかないのだそうだ。群馬は曇りの予想、よって遠征先は群馬とした。
群馬には行ったことがない山がたくさんある。しかし2000m以上の山には雪があろう、よって第一目標を赤城山としたのである。実際、赤城山は2回敗退している(というよりも登る機会すら得ていない。)
昨年3月末、私は赤城神社まで車で来た、しかし当時は登山のことなんかまったく頭の中になかったので、写真を撮り、国定忠治に思いをはせ、うどんを食べ満足して下界に戻ったのである。
また昨年の10月の体育の日を含む3連休、日光男体山を登った次の日に赤城山を予定していたが筋肉痛がひどくて断念、朝早く群馬を後にして帰宅したのである。日光男体山を登った次の日に赤城山を登るというのが粋だと思ったのだ、理由は神話からである。
赤城山に行くのであれば、当然榛名、妙義である。高崎市内から見ると、東に赤城、北に榛名、西に妙義とまるで高崎を守る衛兵のようにどっしりと佇んでいる、上毛三山と呼ばれるにふさわしい。こどもの日は遊ばないといかんと思い「赤城、榛名を登り妙義で温泉に入ろう」という企画を立てた。妙義は今の私の実力では無理だし、筋力が上がり体重を減らしこの山ひとつに絞ってこないと最悪死んでしまう。しかし、2山登った後に妙義を眺めながら入るお湯は気分いいだろうと思う。
4日午後より車で移動、首都高も関越もすいている。GWの2日目の午後という一番移動が少ない時間帯だ、のびのびと運転をし余裕を持っておのこ駐車場で車中泊をする。
朝一で用意をして、大沼の周りを歩き始める。「昨年もここ歩いたんだよなあ。」昨年はまだ3月末だったので大沼は凍っていたが、今回はきちんと沼になっている。
赤城山は複成火山で、多数のピークを持つ。そしてカルデラ湖として大沼、火口湖として小沼などを持っている。最初の噴火より2万数千年が立ち、最初は2500m位の成層火山だったようだ。その後山頂の浸食がすすみマグマだまりが落ち込み、カルデラを形成し水がたまって大沼となったそうだ。(現地看板による、ウィキペディアを読むと現在はもっと前までの噴火の歴史が紹介されている)
火山灰はほとんどが土になってしまったか流れてしまったが、一部に真っ赤な火山灰層を見つける、この赤が赤城という名前に・・・なったわけでもなさそうである。
そんなことを考えながら登っているとおなかが空いていた。シャリバテに近づいてきたので、岩に座って朝食を食べる。「半額」はご愛嬌です。
その後も、木をつかみ、岩をつかみ、ストックを駆使して急な登りを登ると尾根道に出る。ここを曲がると少しで黒檜山山頂である。山頂は誰もいない、登山では3人に追い抜かされ自分は誰も抜かさなかった。もうその3人も縦走路に出たか、別の道に行ってしまったのであろう。
霧のため眺望もない、まあ結構木があるので眺望は基本的によくない。山頂の様子と三角点を写真に撮り、駒ヶ岳方面への縦走に向かう。
まずは、階段。ひたすらに下る。これを逆から来る人もきついだろうなあ。階段と岩、どちらが自分にとっていいだろう・・・と考えながら下っていくと、笹が茂った尾根道となる、これは気持ちよい道だがぽつぽつと雨が降り出す。そしてこのころから登山者とすれ違うことになるのだ。今日は気温が低いこともあり、ゴアテックスの合羽を着ているので多少の雨は大丈夫だ。
駒ヶ岳からの下りは、相当お金がかかっている道だと思う。かなり頑丈に作られた金属階段、いたるところに木の階段、この山をもっとたくさんの人に知ってほしい、登ってほしいという地元の考えであろうか、関東ふれあいの道になっているのでそちらの方からの指示が出たか・・・。
来る登山者とあいさつを交わしながら下山口にたどり着く。おのこ駐車場はもう目の前だ。
ゆっくりと後片付けをして、榛名山に向かう。その途中「ああ、赤城といえばあれよく食べたっけ」とコンビニでアイスキャンデーを買い求める。」ガリガリ君にしようかチョコバーにしようか迷い、結局チョコバーにする。そして後ろを見てみると、「赤城乳業株式会社 埼玉県深谷市」と書かれていた。おっと、赤城乳業は埼玉の会社だったんですね、とびっくりしながら車は伊香保温泉を超え、榛名山に向かう急カーブを曲がっていたのである。
その後
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-441807.html
(1日で上毛三山で遊ぶ その2 榛名山(掃部ヶ岳)編 妙義温泉編)
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