記録ID: 442452
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積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
蝶ヶ岳、常念岳、横通岳、東大天井岳
2014年05月03日(土) 〜
2014年05月05日(月)
体力度
8
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 49:37
- 距離
- 28.8km
- 登り
- 3,265m
- 下り
- 3,203m
コースタイム
1日目:9:15三股-11:30まめうち平-14:15蝶ヶ岳(テント泊)
2日目:6:45蝶ヶ岳-7:30蝶槍-11:00常念岳-12:00常念小屋13:15-14:10横通岳-15:10東大天井岳15:25-16:30常念小屋(テント泊)
3日目:6:40常念小屋-8:00常念岳手前分岐(撤退)-8:45常念小屋-10:50一の沢
2日目:6:45蝶ヶ岳-7:30蝶槍-11:00常念岳-12:00常念小屋13:15-14:10横通岳-15:10東大天井岳15:25-16:30常念小屋(テント泊)
3日目:6:40常念小屋-8:00常念岳手前分岐(撤退)-8:45常念小屋-10:50一の沢
天候 | 晴れのち吹雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
蝶から常念までの稜線は夏道と残雪が半々くらい。常念から東大天井は9割が夏道。アイゼン装着と取り外しポイントが悩むところです。日中は雪が緩んで適度なグリップになるので、稜線をアイゼン無しで通す人も多少いましたが、面倒でも雪の斜面やトラバースではアイゼンを付けると安心感が全然違います。1日目、2日目の好天と打って変わって3日目は大吹雪と強風とガスで立っていられないほどの横殴りな雪で顔が痛いほど。視界が効かないと、残雪登山は難易度が一変します。前日の晴天時に見えた雪庇の残るナイフリッジを吹雪、視界ゼロで進むのは危険と判断し、一の沢へエスケープ。荒天時は適切な状況判断が安全を左右します。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
撮影機器:
感想
蝶から常念へのプチ縦走は、夏道だと日帰りのレコも随分見かけますが、天気が良さそうだったので、テントを担いで2泊3日でゆったりと、、、、。と計画したものの、東大天井岳まで足を延ばしたのと、3日目の天候が崩れて、強風、吹雪となってしまったので、すっかり予定が狂ってしまいました。2日目の快晴な稜線散歩から3日目は一気に崩れて、吹雪となり、視界もダメ。常念から三股への下山予定ルートは新雪でトレースが消され、前日の快晴時に見た稜線の状況から見て、滑落リスクが高いと判断し、常念小屋まで折り返して一の沢へエスケープしました。下山して、北ア各地での遭難をみて、4日の天候は皆も大変だったのだろうと納得です。悪天のときは、テント泊であっても一時避難できる営業小屋のありがたさが身に沁みました。できれば中房温泉と同じようにバスでの一の沢へのアクセスがあるといいんだけどなぁ。
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