三嶺 四国の山を登ってきました。その2
- GPS
- 05:52
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 1,044m
- 下り
- 1,040m
コースタイム
10:54 林道横断
11:52 ダケモミの丘
13:18 三嶺山頂
14:30 山頂近辺を探索後に下山開始
15:08 ダケモミの丘
15:46 林道横断
16:09 名越登山口
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
「剣山」を登った翌日も天気がよさそうだったので
NANIWANさんが「四国で一番美しい山」とおすすめの「三嶺」に登ってみることにした。
ちなみにこの「三嶺」と山の名前は「みうね」とも「さんれい」とも読むらしい・・・
剣山から下山しての宿泊地である美馬市内のホテルから朝食後に自家用車で移動開始。
まあ、ある程度の覚悟はしていたが前日と同様に細い山中の国道を走り
2時間ほどかかり10時ごろに「名越登山口」に到着した。
今日はざっくりと、登りで3時間そして山頂で1時間。
そして、下りは2時間の計画だ。
登り始めは10時20分ごろから、
下山予定時刻は4時半頃になるので、今日はルートミスは許されない。
なので、ちょっと焦りながらも歩きはじめる。
空を見上げると昨日と違い霞みなく青い空が広がる。
(ああ、登山日和!)
登山口からブナ林の原生林が迎えてくれる。鮮やかな新緑が美しい・・・
そんな景色を横目にしてそそくさと歩くのが勿体ない気持ちと
残念だが今日はあんまりゆっくり歩いてはいけない気持ちが交差する。
それでも、それなりに予定通りにずんずん高度を上げていった。
ルートとしては昨日の「剣山」より自然に中を歩いている感があり歩きごたえもあった。
林道を横断してブナ林の稜線上を歩きながら地図とGPSで現在地を確認する。
(そうそう、今日は時間がないのだ。ルートミスは許されないのだ・・・)
そんな焦る気持ちが、今のルートは間違っていないだろうか?と不安感が心の中よぎった。
すると、タイミングよく2人組の登山者が向こう側から下山してきた。
そして、「ちょっと、すいませんが・・・」と声をかけて
彼らに現在地を確認すると間違ってはいなかったようだった。
(あっー、よかった!)
やがて、もみの木の茂る森を抜けると「三嶺」の山頂下に出てきた。
見上げると青い空。そして、稜線沿いには緑色の笹原が茂る。
そして、振り返れば「剣山」「次郎笈」へと続く山並みが遠くに・・・
こんな美しい景色に何度も足を止めて、なかなか前へと進むことができなくなった。
時間を掛けて辿り着いた「三嶺」の山頂は周囲360度の展望で
思わず息をのむほどに美しく、そして、ただただ素晴らしかった。
この山頂から伸びていく笹原の新緑の稜線の上を
どこまでも、そしてずっと先までも歩いていきたい気持ちになった。
いつまでも眺めていたいこの景色を前にして、無言で座り軽食を食べた。
時間は静かにそして、穏やかに流れていった・・・
やがて、下の方から団体の賑やかな声が・・・
そして、山頂にたどり着いた瞬間にみんなで歓声をあげて大喜び・・・
聞けば、朝の5時に「剣山山上ヒュッテ」を出発して
ここまで縦走して今ようやく「三嶺」の山頂に着くことができたらしい・・・
ふと、時計を眺めると山頂に着いてからたくさんの時間が経過していた。
名残惜しかったが、いつまでもここにいる訳にはいかないので
「四国で一番美しい山」から笹原をかき分けてそして、下界へと戻ることにした。
こんばんは、orisさん。
快晴の三嶺、おつかれさんでした。
三嶺〜剣山縦走をねらっているのでレコ大いに参考になりました。
orisさんのように快晴の日に歩けたらいいなあ
katatumuriさん
当日は文句のない快晴の青い空の下で幸せでした。
縦走されるのですか?
でしたら、私の記録は山頂までしか参考にはならないですが・・・
当日はすれ違った登山者はけっこう縦走されている方が多かったようです。
確かにあの稜線を見ると縦走をしてみたくなりますよね。
いつかkatatumuriさんが歩かれる日が快晴であることを祈っていますね。
まさか山頂に池があるなんて? 河童は居そうにないけれど!
ネットで見るより 我が目で見ると けっこう感動しますよねー
私としては 山頂手前の 岩場を見上げるあたり そして山頂から
剣山への途中のカヤハゲあたりから見た三嶺が きれいだと思います。
ただ この景色 きれいな笹原でごまかされそうですが けっこうな斜面なので
登山道を踏み外すと 奈落の底へまっしぐらかもね?
私も次回は 違うルートで行こうかと いろいろ考えてます。
orisさんも 次は 笹が峰から石鎚あたり どうでしょうか?
また違った景色で なかなかのものですよ。
NANIWAN さん
お言葉通り「四国で一番美しい山」でした。
そうですね。山頂下の笹原のトラバースはとってもきれいでしたが
もし、足を踏み外して落ちたら笹の上を滑っていって止まらずに
まっさかさまに滑落しそうでした。
写真を撮りながらも登山道から外れないようにと注意しましたよ。
四国はとてもよかったので、来年のGWは石鎚ともう一座を考えています。
また、おすすめを教えてください。
石鎚はNANIWANさんも未踏でしたね。
私が行くまでに安全確認をよろしくお願いします。
いえいえ、楽しいレコを待っています。
お帰りなさい。GWは四国だったんですね。
NANIWANさんおすすめの剣山に三嶺は、想像以上でした?
写真で見ても三嶺は素晴らしいですね。
20代に四国縦走しましたが、藪山から三嶺の笹原にポッコリ出た時の
感動は忘れられません。
次は瓶ヶ森、伊予富士あたりですかね。
metsさん
NANIWANさんおすすめの山は「三嶺」で
一般的には「剣山」のほうが有名ですが
今回両方登ってみて「三嶺」のほうが気に入りました。
ここは20代の頃に縦走をされたんですね。
確かに「三嶺」の山頂に立ってあの稜線を眺めていると縦走をしてみたくなりますね。
私の場合はNANIWANさんから、縦走したときの話を聞いていたので
稜線を眺めながらそこを歩いているNANIWANさんの姿を想像していました。
(もちろん、汗だくでしたよ・・・)
orisさん、こんばんは〜
四国遠征第二弾!!お疲れ様でした。
天気良くて眺めは最高〜言うことなしですね。
時の経つのも忘れさせる位、感動与えてくれる絶景のようで、
私もいつか行ってみようかと・・・思いました。
四国といえば、私は「海」という印象強いんですが、
今回山以外の所も徘徊されたんでしょうか?
高知へ立ち寄り鰹のタタキを食したり、香川のうどんを楽しんだとか。
質問内容、かなりベタですが・・・。
あっ!!日記に、徳島ラーメン食したって書いてますね。
popoiさん
山頂付近の笹原はいつもの見慣れた山の景色と違うので新鮮だし感動しました。
NANIWANさんのおすすめに間違いはないと、ここでちょっと持ちあげておきます。
当日は天気もよかったので、ベストなときに行くことができました。
四国は「海」という印象よりも「山深い」と言う印象です。
車で山道を走っていて山は急峻でした。
それに、山の上のほうにも結構、家があってこれもびっくりです。
香川のうどんは、「こんぴらさん」に行く途中に
「山越うどん」と言う有名店があるのでそこに行きました。
混雑が予想されたので朝10時くらいと早い目には行ったのですが
店の前には今まで見たことがない行列、駐車場も他府県ナンバーが駐車場入り待ちで
その風景をみた瞬間に「まあ3時間待ちだな」と思い、この店はあきらめました。
ですから、今回は観光は日記に書いてあるようにそれなりにはしたのですが
香川のうどんだけは、食べられなかったです。それだけが心残りです。
orisさん、レコを拝見して四国で一番と言われる理由
とってもよくわかりました。
剣山から縦走できるのでしたっけ?
う〜ん、勉強不足です。
四国を堪能してこられましたね〜
え〜と、登りはったのは、剣山と三嶺と金比羅山で、三座ですね!
金比羅山だけ、私も登ったことあります〜
neko-obabaさん
実際に登って自分の目でこの山を見ると
「四国で一番美しい」とNANIWANが言われた理由がわかりますよ。
「こんぴらさん」はせっかくなので、1368段登った奥社まで登ってきましたよ。
歩きごたえはありましたが・・・
欲張りなのでめったに行くことができない場所に行くと
できる限りあちこちと行ってみたくなります。
その土地の名物もたくさんあるので、全部を食べてみたいと思うのですが
そんなにたくさんは食べられないので、それでいつも残念な思いをしています。
剣山、次郎笈には決して劣らない素晴らしいお山ですね。
こちらを日本百名山に指定したいくらいです。
好天で気持ちのよさが伝わってきますよ
お疲れさまでした
s_fujiwaraさん
先ほど、s_fujiwaraさんの山行記録を拝見していたら
この山も「剣山」にも登られているんですね。
私もこちらのほうが、いい山だと思います。賛成です。
天気のいい日に登れてよかったですよ。ちなみに翌日は雨天でした。
ここ最近は天気予報の精度が上がってきているので
予報を確認しながら山行ができるので便利になりました。
が、予報がよくないときに、「もしかしたら晴れないかな・・・」
と期待して登ってもいつもダメです。
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