八経ヶ岳 ギリギリスタートの日帰り登山



- GPS
- --:--
- 距離
- 4.5km
- 登り
- 816m
- 下り
- 151m
コースタイム
-11時37分-行者還トンネル駐車場
-12時23分-出合
-12時48分-弁天の森
-13時05分-聖宝の宿
-13時23分-出合
-13時43分-弥山小屋(10分休憩)
-14時20分-八経ヶ岳山頂(30分休憩)
<下山>
-14時52分-八経ヶ岳山頂
-15時20分-弥山小屋
-16時08分-弁天の森
-17時10分-行者還トンネル駐車場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車料金は1000円。 169号はとても快適な道ですが、309号は皆さんおっしゃる通り悪路です。 帰り道には鹿がいました! |
コース状況/ 危険箇所等 |
行者還トンネル西口コースから出発です 最初の案内に、弥山方面とあるものの、八経ヶ岳とは書いてないのでドキドキでした。 最初から1時間はほぼ登り続けるので体力の温存に努めた方がいいかもです。 危険箇所は、現在はわかりませんが4日の時点では残雪が何カ所かありました。 とくに弥山小屋前と、八経ヶ岳山頂付近は登山道が残雪で覆われているので 注意が必要です。踏み固められているので、そこまでの危険はありません。 踏み抜きには注意してください。 |
写真
感想
今年初の百名山です!
早朝出発のつもりでしたが、二度寝の魔力に負け朝8時半に家を出ました。
暗雲立ちこめるスタートにはなりましたが、奈良へ至る道は緑にあふれ
気持ちのいいドライブでした。
コンビニで休んだりしながら下道を進む事3時間。目的の行者還トンネルに
到着です。
行者還トンネルの西口駐車場(有料1000円)に無事駐車。
伊吹山(ヤマレコ未掲載)以来の100名山に挑戦です!
午前11時35分登山開始。
登山口をくぐり、50m程で、「ガサガサ」という音が・・
おやおや、と思ってそちらをのぞいてみると
「ニョロ」がいらっしゃるではありませんか。
そのままニョロは反対方向に消えていきました。
これは、道中気をつけろとのニョロからの思し召しなのでは!
という事で気を引き締め、登り始めます。
しかし、開始からテンションがあがりません。
おそらく、車の中で食べた堅あげポテトが原因でしょう。
その油加減で酔ったようで、どうにも調子が上がりませんでした。
今後の戒めになりました。。
コースは最初橋を渡り、階段を登ります。
この階段で、最後にえらい目に遭いました。
話戻りまして、最初は急登が続きます。
今回ここが一番大変でした。
およそ1時間近く急登を登ります。
体調もあって、最悪の出だし。本日の引き返すデッドポイントは14時半。
このままでは山頂まで行けないかもしれないとも思いましたが
とりあえず、シクシクと登っていきます。
すると出合という場所に出ます。少し風があり涼しい場所でした。
ここからは断然楽になります。
風もあり、心なしか体も軽くなってきました。
この途中、可愛い柴犬連れのご家族がいらっしゃいました。
スパッツを履いた柴犬は、飼い主の女の子を元気に誘導していました。
こういう風景でも元気が出るものですね。
俄然楽しくなってきた山歩き。
心地よい稜線を歩く事20分で、弁天の森に到着しました。
5分ほど超えたところに、残雪がありました。
迂回路もありましたが、せっかくなので雪を踏みしめました。
このあたりにはバイケイソウも沢山目を出していて
山の春の訪れを感じます。
このあたりで、遠くに弥山小屋が見えてきます。
時刻は12時55分。デッドポイントまでに間に合うのか不安になりつつ
歩を進めます。
13時10分。聖宝の宿に到着。
理源大師像に一礼し、先を進みます。
30分ほど歩くと、残雪が多くなってきました。
登山道も、解けた雪で、グチャグチャになっています。
注意しながら進んでいきます。
残雪を抜けるとすぐに階段が現れます。
この階段がまた辛かった。。
今回の2番目くらいに辛いゾーンです。
なんとか切り抜け、13時52分山荘に到着しました。
トイレ休憩を済ませ、八経ヶ岳の山頂に向かいます。
早速道を間違え、弥山の鳥居をくぐりました。
皆様もお気をつけ下さい。
鳥居の方ではありませんので。
くるりと反転し、八経ヶ岳を目指します。
なんと、ここでかなり下る事が判明。
弥山の標高は1895m。
あとたったの30mくらいで八経ヶ岳の山頂標高なのに
およそ10分ほど下りつづけます。足がブルブルしてきました。
その後、また登り・・・
体力も限界に近づいてきました。
鹿よけのフェンスを抜けると、登山道は残雪に覆われます。
アイゼンを履くほどではありませんが
滑るので注意が必要です。
岩肌からは山頂の雰囲気が感じられます。
スタートから2時間37分。
山頂に立ちました。
立ち枯れの木々、咲くのには少し早いオオヤマレンゲ。
近畿最高峰の山についに登頂しました!
ここで食事休憩を取ります。
友人のごっさんは、冷やし坦々麺をほおばり、こちらはシャケはらみおにぎり
をほおばったり。
さすがに2000m近いだけあって風は冷たく感じました。
この後下山開始。
やはり辛いのは、最初の弥山への登り返しです。
ここで残った体力の4割近く持っていかれました、、
弥山からは階段がしばらく続くので、一気に標高が下がります。
聖宝の宿からは稜線になるのでしばらく標高が変わりません。
登り最初の急登部分は、下りでは非常に滑りやすいので注意が必要です。
僕は2回本気で転びました。
ストックがあった事で、腕をひねり気味に倒れてしまい、痛めてしまいました。
そして最後の階段。
ここで事件が起きました。
どう転んだのか覚えていないですが、階段の最初の3段目程で滑り
そのまま1mほど勢いをつけて落ちてしまいました。
岩にぶつかった事により滑り落ちることができたので、かすり傷で済み
その下にある川で傷についた土をすぐ洗い流す事もできました。
何度も山には登ってきましたが、落ちる感覚は初めてです。
怖いものですね。
ゴール前という事で油断もあったのでしょう。
開始に出てきた蛇の事を思い出しました。
初心忘るるべからず!
なんとか、橋を渡り、登山口におりてきました。
5時間37分の楽しくもスリリングな山旅でした!
最後に登山口にバッヂを買って帰宅開始。
酷道309号線を通っていると、鹿がいました!
もしゃもしゃと草?みたいなものを頬張っておりました。
そのまま169号に合流し、三重県を目指します。
休憩なしで、2時間半で無事帰宅。
本日はおつかれさまでした!
<教訓>
山の油断は命取り!
初心忘るべからず
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