初夏の🌿鳳凰三山〜夜叉神峠〜広河原周回
- GPS
- 28:40
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 2,074m
- 下り
- 1,922m
コースタイム
- 山行
- 4:13
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 4:55
天候 | 25日晴れのち夕方雨🌦 26日曇り時々雨🌧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
復路 12:00 広河原 - 12:40 夜叉神峠登山口 山梨交通バス 1160円(協力金300円含む) |
コース状況/ 危険箇所等 |
●夜叉神峠登山口〜夜叉神峠〜杖立峠〜苺平 登山道は良く整備されていて、危険箇所特になし。 ●苺平〜辻山 踏み跡が薄い所もありますが、ピンクテープがありわかりやすいです。 ●辻山〜南御室小屋〜薬師岳〜観音岳〜地蔵ヶ岳 登山道は良く整備されていて明瞭。オベリスクは途中まで登りましたが、上部は急で危なかったです。 ●地蔵ヶ岳〜高嶺〜白鳳峠〜広河原 ヤセ尾根の稜線歩きが続く。高嶺では風がかなり強く帽子が飛ばされました。ハイマツの下部は見えづらく、低い木立に何度か足をぶつけました。白鳳峠から樹林帯を抜けるとゴーロの沢歩きで足元が歩きづらかったです。樹林帯に入ると急な九十九折りの下山で、一枚岩のロープや急な階段の箇所があるので雨の日は特に注意が必要です。ヤセ尾根のトラバース箇所では何度か谷側に足を滑らせました。 |
その他周辺情報 | 夜叉神ヒュッテ http://yashajin-hutte.com/ 日帰り入浴 700円 広河原山荘 https://www.minamialps-net.jp/yamagoya/005_hirogawara 新しくなった施設は中で飲食も可能でした |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
テントマット
シェラフ
携帯トイレ
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共同装備 |
調理用食材
調味料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
ナイフ
テント
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感想
以前から行きたいと思い、昨年も何度か計画するものの、コロナ禍でテン場の予約に間に合わず、
予約不要の今シーズン、万を辞しての鳳凰三山行きを計画しました。
山梨交通のバス運行が始まり、週末は晴れ予報。
深夜の雨はすっかり回復した様子の晴天の朝、お天気は期待出来ます。
雨の後の森は気持ち良い。
登山道は整備されていてとても歩きやすく、あっという間に夜叉神峠へ着きました。
青空と遠くに南アルプスの山々が見え、もう夏山の景色。梅雨はいったいどこへ行ったんだろう。
徐々に高度を上げて登り、苺平へ向かう途中からも景色が見えて期待が膨らみました。
苺平へ到着すると、時間にまだ余裕があるので、辻山へ寄り道してみることにしました。
テープと薄い踏み跡を頼りに、三角点を過ぎて視界が開けると、白峰三山と明日行く予定の鳳凰三山の絶景が見えました。
もと来た所を戻り、分岐を歩くと登山道に復帰し、しばらく歩くと南御室小屋に着きました。
まだお昼前なのに、7、8割ぐらいはテントで埋まっていました。
草地の良さそうな所を見つけて設営しました。
早い時間から宴会をしながら、のんびりしていると空が一瞬にして曇り空になり、すぐに雨が降って来ました。
外にいた人たちは一斉にテントの中に入り、私たちもテントの中に避難してゴロゴロしていると気がついたら昼寝をしていました。
起きて夕飯の準備を始めると、しばらくしてまた雨が降って来たのでテントの中で夕飯を食べることにしました。
ご飯を食べてしばらくすると雨がやみ、外へ出ると風がふいて肌寒かったです。
テントヘ戻ると瞬く間に暗くなって気がついたら寝ていました。
夜中に何度か風の音で目が覚め、アラームが鳴る前に周りの声で起きました。
朝食を軽く食べて、荷物を片付けて歩き始めました。小屋のトイレの奥の空が朝焼けで燃えていて、天気が崩れるかもなぁ・・・と思いました。
朝の樹林帯歩きは空気が気持ち良く、木立の間から日が出るのを見ながら登りました。
しかし、稜線へ出るとどんよりとした曇り空で、遠くの山々はなんだか物々しい雰囲気でした。
薬師岳へ着くとひんやりと風が冷たいので、少し休憩して観音岳へ向かいました。観音岳からはオベリスクが見えて、地蔵ヶ岳までの稜線が見えました。
賽の河原でご飯を食べながら休憩していると、体が冷えて来てしまったのでオベリスクへ空荷で向かいました。
山頂直下のすごく急な岩の手前まで登って、下りやすいところから岩を伝って降りました。
デポした荷物を持って赤抜沢ノ頭まで戻り、早川尾根へ向かいました。
ヤセ尾根の稜線は風が強く、高嶺の山頂では帽子が飛ばされそうになりました。
歩いて来た方を振り返ると、あっという間にガスが沸いて来ていました。
ハイマツをかき分けながら、しばらく下山すると白鳳峠に到着しました。
樹林帯を抜けるとゴーロ沢の岩場を下り、また樹林帯を歩くとロープや急な梯子がありました。
疲れがたまって大分集中力が切れていたので、道の細い登山道で何度か足を滑らせてしまいました。
九十九折りの急坂を下り、登山口に着いたら足がガクガクで気が抜けて力が入りませんでした。
ワイルドな南アルプスの下山を存分に堪能していました。
林道をしばらく歩くと広河原に着きました。
新しくオープンした広河原山荘の中には、自販機があったので念願のコーラ(ペプシゼロ)を飲むと生き返りました。
広河原から夜叉神峠駐車場までは、座席がバウンドしながら壊れないか心配になる、ガンガン飛ばす山梨交通のバスで戻りました。
バス停の前の夜叉神ヒュッテの日帰り入浴で汗を流し、冷たい麦茶と甘酸っぱいプラムをいただきました。
今シーズン初めてのテント泊の山で過ごす時間は、やはり特別な時間でした。
太陽の日差しが暑くても、雨が降っても、爆風でも、自然に身をゆだねられて贅沢な2日間だと思いました。
ようやく鳳凰三山の稜線歩きが出来て、大満足の山旅になりました。
この週末、鳳凰三山行く計画してたのを見ていたから行けたかなぁと
ちょいと気になってました。私達は、八ヶ岳で強風にやられたけれど
こっちはそんなに風吹いてなかった様子。計画通り歩けて良かったね
土日は晴れマークだけど、風が強い予報。
土曜日は強風だけど稜線まで行かないのでなんとかなるかなぁ・・・と思っていました。
八ヶ岳はかなり悪天候だったみたいで、記録見てナイス判断と思いました。
難しいけど、天気の判断とても大事ですね。
梅雨明けしたけど、まだまだ不安定なお天気が続きそうなので、お互いに気をつけて楽しみましょうね⛰
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