編笠山(青年小屋テン泊)
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 973m
- 下り
- 1,192m
コースタイム
- 山行
- 4:16
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 4:37
- 山行
- 4:25
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 5:03
天候 | 6/25 晴れ、やや風あり 夕方より時々雨 そして強風 6/26 朝まで強風、ガスガス、午後から晴れた感じ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
小淵沢〜観音平(MOUNTAIN TAXI)1,500円 鹿の湯〜小淵沢(タクシー)3,350円(;_;) |
コース状況/ 危険箇所等 |
編笠山から富士見高原に下る際、山頂直下が大岩の急下降なので注意。 難しくはないがけっこう長い。 その後は特に急坂もなく歩きやすい緩斜面が多い。 そんなに迷いやすい感じではないが道標やピンクテープがうるさいほどある。 観音平ルートより登山者は少なめ。 花も少なかったような。 |
その他周辺情報 | 青年小屋 テント泊800円(トイレ代込み・紙あり洋式1個室のみ) 乙女の水は大量に出てました(^ー^)ンまい♪ 鹿の湯に入って送迎バスに乗ろうと目論んでたらコロナだからバス休止してました… |
写真
装備
備考 | 半袖ドライレイヤー、長袖ウィックロン、NoNoTシャツ、夏用トレッキングパンツが行動着。夜はフリース、レインウェア(上下)を着込み#3の寝袋で寝た。風が強くて寒く感じる時間もあった |
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感想
( ̄∀ ̄)
権現岳に登る計画を温めすぎて腐りそうな今日この頃
満席だったMOUNTAIN TAXIにキャンセルが出たのをきっかけに
運動不足(毎度)で不安な中、とりあえず観音平に来てしまいました。
特急あずさは満席だから始発電車に乗って鈍行の旅。
30分ほど早く着くため、小淵沢駅の屋上で
景色を眺めながら優雅に朝食を摂りました。
いい天気だなぁ(・∀・)待っててね権現岳!
MOUNTAIN TAXIは満席だったのに(しつこい)
結局当日乗ったのは私含め3人(定員は6人)。
(実は本当は先週権現岳に行く予定だった私も天気予報を見てキャンセルした前科があります…)
翌日に権現岳に登り、天女山に下る計画のため
体力温存も兼ねて楽な観音歩道〜雲海〜押出川〜巻道ルートで青年小屋へ。
強風の予報ではあったが登山道はほぼ樹林帯で、
強い日差しは遮られ、かつ風はそこそこ通って涼しいながらも
動けば暑いので汗だくになって青年小屋に到着。
時間のせいかルートのせいか登山者にはそれほど会わず、
マイペース(毎度)かつかなりゆっくり自分に甘い登りとなりました。
※このルートは登りらしい登りはないですが…。
登山道と違って開けた場所(当たり前)のテント場では風が強いため
テントを張るのに少し時間がかかりましたが、
テントを張ったらさっそく寝る私。
一時間ほど寝て水を汲みにゆき、米を水に漬けたらまた寝る。
だんだん曇って寒くなってきて、少々頭も痛くなり、とにかく寝る私。
風もさらに強くなって、火を使うには難儀するレベルに。
ここだけの話ですが、フライに穴を開けてしまいました…(;>_<)バカーッ!!!
※普通の人なら恥ずかしいンだろうけど、私は「私のテントだって一目でわかるし盗難対策にもなるからOK!」と思ったので結果オーライ(?)です。
寒くなったわりに食欲は出ず、肉を食べる予定だったのに断念。
フリーズドライのチゲスープで猫まんまにし、残りのご飯は明日食べます。
日中の行動食はプチトマトを食べて美味しかったので、これが唯一の成功かな。
ザックの中に、別のテントのポールが入ったままだったことに気付いた時は
ショックで立ち直れなかったけど…(無駄に重い!)
権現岳に登る予定だからエネルギーが必要だと思って
たくさんパンを持ってきてしまったのも(毎度)失敗でした。
眠れないほど一晩中轟音の強風で心が折れた私は、
「明日、権現岳、登らないンじゃないかしら?」と、
未来の自分を的確に予想してしまいます。
強風のせいでぐっすり眠れず、でもけっこう眠った私は
予定では起きなければいけない時間の4時とかに目を覚ましても
まだ強風だしーとか何か曇ってるしーとか思って
頑なに起きようとはせず、とにかく寝てるのが気持ちよくて
6時になって7時になってまだ晴れそうな気配もあったけど
稜線がガスに包まれた時は喜びさえ(?)感じました。
風が強くて危ない上、景色も見れないなら権現岳はまた今度!
と、安心(?)してさらに寝る私。
登山者にあるまじき寝坊人間です。
8時前にやっと起き、トイレに行ってお湯を沸かします。
味噌汁を溶かして猫まんま。食欲ないけど無理やり食べます。
風はややおさまってきてるものの、稜線に出たら強いだろうな。
何だかすべてが面倒で、まぁいつもこんな感じのような気もするけど
ちょっと今回は最初から気合が足りなさすぎたようで、
いまだかつてないヤル気のなさで、今日の予定を考えます。
さすがにこのまま観音平に下るだけではバカバカしい。
観音平に下るならMOUNTAIN TAXIを予約すれば良かったのに、
前日の17時までしか予約出来ないから、
タクシー呼ぶのは癪だからそれなら富士見高原に下りたい!
こんなこともあろうかと、もし権現岳がイヤになったら
まだ歩いてない編笠山から富士見高原へのルートを選べば
来た甲斐のある登山になる!とエスケーププランを
心の中でひっそりと考えてあったのだ(^皿^)
編笠山に登っても今日は展望を望めないが、
ここは3回目だし前の2回で十分絶景を堪能したから
今日は別に見れなくてもいいや。
ガスってるぶん涼しいからそれはそれでOK!
9時半という遅い時間に、テントを背負って編笠山へ。
苦手な大岩の登りですが、イワカガミがちらちら咲いてて可愛い。
標準コースタイムの倍ぐらいかけて、風強い山頂に到着。
やっぱり真っ白、何も見えましぇん(;_;)
天気が天気なだけに、人も少なそうな富士見高原へのルートを
下るのは少々不安だったけど、
ちょうど男性の登山者が登ってきたのが見えて、何となく安心。
最初はちょっと急だけど、頑張って下りてみよう!
私の苦手な大岩下り、強くはないけど緊張はします。
標準コースタイムの3倍ぐらいの時間をかけて下ります。
景色はガスってて見えなかったけど、少し見えかけて感動したり。
大岩が終わる頃に、後ろからご夫婦の登山者が来てご挨拶。
この後も、林道に出るまで一人しか会わなかったのでした。
静かで気楽で良かったけど。
今回持ってきた地図はいつもの「山と高原地図」ではなく
ずいぶん前に買ったミウラ折り(広げても綺麗に元に戻る折り方)の八ヶ岳地図。
マメに見ていたわけではないけど、岩の急斜面を下ると「シャクナゲ公園」があり、ジグザグの急坂を経て「石小屋」、そして緩傾斜の広葉樹林帯となります。
シャクナゲ公園てどこだろう、あの岩の広いとこかなぁとか思いながら
樹林帯に入ると傾斜が緩いところが多かったため、
勝手にもう最後の「緩傾斜」に入ったのだと勘違いして(←希望的観測)
もうすぐ終わる♪と自分を騙していましたが、
実際にはまだ「ジグザグの急坂」にも辿り着いていなかった私。
休憩した時に地図を見直したら、「そういえば石小屋に着いてないじゃん、まだ緩斜面のわけがない!」と現実に打ちのめされ、その後に「ジグザグの急坂」らしき場所を通過、自分の感覚の適当さにビックリです。
最初の岩下りではスピードが出なかったけど、歩きやすい道になればそこそこスピードアップ出来ると思ってたのに、やっぱり今日は調子が出ません。
時間だけ経ち、距離が伸びない。
道標だけは飽きるほどあり、距離ではなく標高が書いてあります。
100mごとに知らせてくれるなんて過保護すぎだよ…。
おそらくこちらより人気のある観音平コースは、そこまで細かい道標なかったよ?
やがて大きな岩が続く場所を見て「もしかしてこれが石小屋?」と思っていたら
本当にその先に石小屋なる場所がありました。
石の洞窟みたいな感じです。こういうところ大好き!
この後はお待ちかねの緩傾斜の道です!
まぁ、今までも半分以上が緩傾斜だった気がするケド…。
このルートを登ったら、最後の岩の急斜面で愕然とするかもしれませン。
楽々下って…と言いたいところですが、無駄にゆっくり歩いたせいか
けっこう足が疲れていた上、なんだか晴れてきて暑い。蒸し暑い。
盃流しらしい場所を横切ると、もうあとは半分林道のような道。
ひたすら暑さに耐える道。
昨日は寒いぐらいだったのに、夏は残酷な季節です。
ウンザリしながら富士見高原ゴルフ場に到着すると、
タクシー呼べばいいのに無駄に鹿の湯まで歩く私。
今日は着替えも持ってるし、温泉入って送迎バスに乗ろう!
炎天下の中とぼとぼ歩きながら鹿の湯に到着すると、
とりあえずスマホで送迎バスのことを調べる私。
【現在、コロナウィスルの影響により中止しております】
( ̄▽ ̄)
タクシー呼びました。
小淵沢駅に着くと、暑くてたまらんし
これから帰る人で賑わっていてうざ…いえ、混んでいました。
駅ピアノで男性が紅蓮華(鬼滅の刃op)を弾いていて嬉しかったけど。
特急で帰ろうか迷いつつも、変な席しか空いてないし
普通電車で帰ることに決めたもののなぜか10分ほど後ろに時間変更になるし
ホームの自販でアイスを買おうとしたら、壊れてるのか何も出てこなくて
なんだか微妙に踏んだり蹴ったりな気分になりました(;_;)
しかしやっと来た始発の高尾行きに乗ると、わりと泥のように眠り
ファンタグレープとオレンジスパークを飲んで満足。
高尾で東京行きに乗り換え、立川で南武線に乗り換えて
最後はマック買って帰りました(毎度)
というわけで何だか締まりのない登山だったケド(毎度)
編笠山から富士見高原のルートはなかなか気に入りました!
地図を見る限り勝手に長くて辛そうな道と想像してたけど、
実際には傾斜は緩くて歩きやすく、登りに使うといいかもなくらい。
お花はあまり見かけなかったけど、
観音平〜編笠山ではイワカガミを筆頭に
キバナノコマノツメやゴゼンタチバナ、
ちょっとだけどレンゲツツジやサラサドウダンツツジも見れて
緑も綺麗だったし楽しかったです♪(^ー^)ほんとだよ。
しかし、私はいつになったら権現岳に登るのだろう?
次に登る時はテントは諦めて権現小屋に泊まろうと思います。
根性無しには根性無しの作戦があるのだ!
※未読の人は6/27日記「チェリーな登山」も参照してね!
https://www.yamareco.com/modules/diary/79241-detail-273117
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