蝶ヶ岳、最後の冬景色。
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 1,429m
- 下り
- 1,419m
コースタイム
5:56 駐車場発、林道歩き
6:07 登山ポストやトイレのある建物のところ
6:33 「ゴジラみたいな木」
7:18 まめうち平
7:32 発
9:18 森林限界付近、大きなダケカンバのところ
9:28 発
9:43 稜線(テン場)、写真に夢中
9:52 山頂標識
10:26 ヒュッテ発
11:18 まめうち平
11:26 発
12:25 駐車場
登り:2009年版エアリアタイム5:10のところ、休憩込み約3:45
下り:同 3:10のところ、休憩込み約2:00
合計:約5:45
天候 | 晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・おおむね、まめうち平まではほとんど雪なく夏道が顔を出しています。まめうち平下部のやや急傾面からぼちぼち雪が出てきます。 ・まめうち平からはずっと雪でした。2016mまでやや平坦ですが、その後急登になる(噂通り超・急登でした!)のでまめうち平で休憩ついでにアイゼンをつけるとスムーズだと思います。 ・トレースはしっかりついており、木についたテープや○印も沢山あり、それらに従いました。森林限界以降は赤符が刺さっていました。 ・この日は前夜が冷え込んだため、行きはアイゼンの効く登りやすい雪質でした。沢のトラバース箇所がいくつかありますがそこは日当たりがよいためかやや緩め。でも通行に支障はありませんでした。足を置ける幅もしっかりありました。昼間の下山中でも腐りの程度は軽く、踏み抜きに悩まされることはありませんでした。 ・以上はあくまでも5月6日のことであって、日々状況は変化していることでしょう。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
「笠ヶ岳〜あわよくば槍」のGW山行は天候を考慮し笠ヶ岳のみで終了、予定より早く下山となった。
5日の7時すぎには深山荘駐車場に到着。
一般的にはまだ一日が始まったばかりな時間帯に行動を終えて家に帰るって何か変な感じ(笑)
以下、帰りの車中の私の頭の中。
「速攻で荷ほどきして、洗濯して。
そうだったタイヤも交換まだだったからちょうどいい、済ませちゃおう。
それでもまだ時間はたっぷり、写真の整理や昼寝でもしながら体も休められるし・・・
じゃ、次の日は燕でも行っちゃおうかな!
だって晴れるっていうし!
早めに登って早めに下りて、お気に入りの蕎麦屋さんでランチだな!よし完璧!」
という策略がパパパっと瞬時に組み立てられたのでありました(笑)。
いちおうjunさんにも「行く?」と聞くが、さすがに「俺はいいや、休む」。
ま、普通そうだよね。
後輩Tを誘ってみるとちょうど燕に行こうと考えていたとのことで、よき相棒も無事予約完了♪
しかしここで問題が。
中房の道路が土砂崩れで時間帯通行止めになっている。通行開始は7時半から。行動開始は8時過ぎか。
となると蕎麦が厳しい。人気店なので売り切れてしまう。
協議の末、蝶ヶ岳に転進決定!
蝶から三股に下りることはあったが登りで使うのは初めて。直近のレコではまめうち平以降の急登が大評判。標高差もなかなかのもの。蕎麦に間に合うかな〜と気になるが、でも中房〜燕も似たようなもんだと気付く。きっとエアリアタイムよりは早く歩けるに違いない。
笠から眺めた槍穂の稜線を翌々日には反対側から眺めちゃうって、オイシイではないか♪
当日。
朝のうちはガスであったが次第に晴れる予報なので心配せず。
いくつかの花が咲き始めた登山道を登っていく。
霧でしっとりとした雰囲気。久し振りの感覚でこれもまたよい。
まめうち平までは嬉しい誤算でエアリアタイムよりかなり早く登れたが、その先雪の直登が始まってからはそれほどタイムを短縮できず。噂どおりの急〜〜な斜面に悲鳴。
そのうちガスも引き(ガスより上に出た?)、雲海に常念が浮かぶ。
森林限界に向かって最後の急坂を登り詰めるとなんと霧氷現る。
5日はやはり荒れ模様だったであろう稜線、夜は冷え込んだのだろう。常念の山肌も上部は白く凍り付いているように見える。
ほどなくして山頂稜線に到着。槍様!穂高様!今日はこちら側からごきげんよう♪
素晴らしい展望です。
冬のような凛とした空に山々の輪郭も冴え、迫力を増している。
透明度の高い見事な光景にしばし茫然と見とれ立ち尽くしため息。
凍り付いた足元、白く化粧直しした山なみ。
頬を刺すようなピリリと冷たい強風。GWの喧噪過ぎ去り、静寂の稜線。
きっと最後の冬景色。うれしい。
今日は登りに来て大正解。蝶ヶ岳で大正解。
蕎麦のために帰路につくが、名残惜しくて何度も振り返っていた。
樹林帯の雪質はまだ締まっており、踏み抜きや団子に苦しめられることなくテンポ良く下山。
まめうち平下部に残った雪をやり過ごしたところでアイゼンを外し夏道をホッホッホッと小走り。
「お蕎麦♪お蕎麦♪」とまっしぐら(笑)
2時間で下山完了、12時半に駐車場に到着。よし、間に合う!
目当ての蕎麦屋は大盛況。名前を書いて一安心。10組以上は待っており駐車場もいっぱいで停められないことだし、時間つぶしに周辺ドライブ。
有明山、燕、爺や鹿島もよく見える。さっきまでいた蝶も勿論。
爽やかな陽気で安曇野日和。小一時間ほど気持ち良くドライブしてお店に戻ると駐車場も空きができてすんなり駐車。
うちらの番まであと2〜3組とナイスタイミング。
すでに「本日は終了しました」の張り紙が出ており、記名欄はうちらのあと2組で受付終了となっていた。滑り込みセーフだったようだ。
これ以上来店者はないわけで、お客さんは帰っていくばかり。
「次が待ってるから早く席を空けなきゃ」という気忙しさにとらわれず、静かになったお店でゆっくりとお蕎麦を満喫しました。
山もお蕎麦も大成功。
企んでいたことが全て順調に運び、快感を覚えたGW最終日でありました。
信州さいこー♡
yokowvさん、こんにちは。
2月に、王ケ頭ホテルで会った者です
その節は、私の人見知りで殆どお話出来ませんでした
レコ写真まんまの、美しい方だと思いました
安曇野の蕎麦は、私も大好きで蕎麦のために京都から向かうこともあります
お店は「あさかわ」さん、でしょうか?
私も、良く行きます。
たまに、煮物の小鉢をサービスしてくれます
周辺の、景色も最高ですよね
蝶ヶ岳は、本当に素晴らし穂高の展望台ですね
是非、行ってみたいと思います。
安曇野蕎麦も
山行お疲れ様でした
その節はお声掛けいただきありがとうございました!
「あさかわ」…正解です!
も〜、ダメじゃないですかネタバレしちゃー。これ以上混雑したら困ります〜。
初めて来たときとても美味しくてまた行きたいまた行きたいって思ってたんですけど、この辺の山に登ったとしても売り切れ前の時間に下山することなんて滅多になく。
今回我々にとっての山頂はあさかわだったに違いありません(笑)
京都人のSHIBAWANさんもうならせる安曇野の蕎麦でしたか。信州の誇りですね。
安曇野にお蕎麦屋さんはたくさんありますが私はそんなに詳しくはないので、ほかにもお勧めのお店があったらコッソリ教えてください♪
伊那・駒ヶ根エリアのおすすめお蕎麦屋さんならコッソリお教えできますよ〜。
蝶ヶ岳はまだいかれたことがないんですか?常念とつなげて縦走するのがおすすめですよ〜。ぜひ行ってみてください!
5日に下りてきたとおもいきや、6日に蝶ヶ岳日帰りですか〜
タフですね〜
6日は、天気よかったんですね。
信州在住ならではやなあ。
人気の蕎麦屋って〜
信州なら、どこでもそばが旨いというわけではないんですね。
地の利を生かして2回戦目行ってきました!
5日の帰宅が夕方だったらさすがに休んだかもしれませんが、午前中でしたからねえ〜。
荷ほどき&洗濯、いつも以上にまっしぐらに片付けましたよ。
ただ問題は靴が乾かない…。ここで大活躍だったのは石油が余っていたファンヒーターでした(笑)
前回(前日!)の笠ヶ岳の景色とその計画にシビレたが、
下山中にもう翌日の山のことを考えている…笑
でも、この景色見たら行って正解。
今年のGW山行も全力で楽しみましたね。
きっと、今日も…
俺は夏まで山に登らないことを決めました。
あー、退屈だぁ〜!!
去年は3連休が2回あって楽しめたのに、今年はフツーの土日と4連休。
まあ3泊4日の計画が組める点ではよかったのですが、なーんか冴えない日程だなあと思ってました。
でも蓋を開けてみれば!
4月末は星空にご来光、5月連休は2回も山に行けて、しっかり楽しめちゃいました。
11日も、、、まぁぼちぼち(笑)
怪我の回復に専念されるのですね。我慢のときですね。
頑固なmakasioさんです、ここはひとつ登らない宣言を頑固に守っていただきますよう(笑)
キラキラの夏山が待ってるはずです!
ここのお蕎麦屋さん、行ったことある!(たぶん)
おいしいよねー
蝶ヶ岳山頂まで行って、お昼に安曇野でお蕎麦とは!さすがっ!
ゴールデンウィークは、笠と蝶でとってもゴールデンだったねー
あさかわだよ〜、行ったことあったんだね。美味しいよね!
蕎麦めがけて下山は小走りで頑張ったよ(笑)間に合ってよかった♪
蝶をおかずに(!?)お蕎麦って、贅沢したわ〜。
槍穂を両側から見つめまくったGWだった!
「ほ〜っほっほっ!やりました!」(言いたいことわかるよね?笑)
他の方のレコを読む楽しみの中で一番大きいのはやはりその写真ですね。
山の美しい景色を自分に代わって切り取ってきてくれた方に感謝したい。
今回のこのレコでもそんな風に写真を堪能させていただきました。
しかもこれ全部yokowvさんの撮影ですね。
Shot32、33のダケカンバが美しい!! Shot49の「雲の上を歩いている」も幻想的です。
北アルプスは去年常念に登っただけの私。その時、こりゃ日帰りで来るとこじゃないと痛感しましたが、それでもこれを見るとまたまた日帰りでも行きたくなりますね。
蝶ヶ岳〜常念周回。時間あれば横通岳、大天井岳なども・・・。
あ、そういう意味じゃない?泊まりでじっくり来たいということですな。それが一番ですよね〜。
でも日帰りだとしてもpasoさまももっと北アのお山に登ったらいいのに。
カメラも喜ぶいい景色、私が喜ばないわけはありませんでした(笑)
遅くからすいませんが、そっか、私がちんたらと上高地から涸沢に登っている時にどうも右方法にオーラを感じたのはそのためなんですね。
予定通りピッタシカンカンだったのは気分良くて達成感に似たものがあったんでしょうね。
蕎麦屋さんがまさにピークですね
こういう目的はいいですね。
私は多分入ったことは無いと思いますが覚えてしまいました
混雑の原因にならないように平日に挑戦させてもらいます。
ちょうどmurrenさんが横尾に到着されるころ、我々も頂上稜線に到着したようです。
槍穂のいい〜眺めに釘付け。
「穂ぉ〜っほっほっほっ」などといったほくそ笑みは腹の内でとどめていたつもりでしたがダダ漏れだったようですね(笑)
山で一汗かいたあと、冷たいざるそばが食べたーい!って季節になってきました。
緑鮮やかになってきた安曇野もお楽しみ下さいませ。ええ、平日なら何ら問題ありません!笑
何て、速さで登って、下るんですか ! 凄い健脚
この時期の蝶も良いですね。 う〜ん素晴らしい。
にんじんぶら下げられた馬のごとく、「そば、そば!」を合言葉にがんばりましたよ。
蝶は久しぶりで、この時期は初でした。綺麗でした〜。
yokowaさんはこれからはまた少年野球の付き添い(でしたっけ?)の時期ですかね。
あいまを見つけてお山にもお出かけくださいね。
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