権現岳ー編笠山 観音平から反時計周りは正解だったか?
- GPS
- 07:31
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,447m
- 下り
- 1,441m
コースタイム
- 山行
- 6:43
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 7:31
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
この周回コースを訪れるのは4回目。
定期的に登るのには意味がある。
登山をはじめて間もない2012年。
関東の山を数回登ったことしかないドドドシロートの私達がはじめて挑んだ2000m超えの山。
しかも縦走。
しかもGPSなし。
当然経験もなし。
あったのは「関東の山 BEST100」という一冊の本、こんだけ。(恥)
身の丈以上のコースだ位はわかってたので観音平を4時にスタート。
編笠山、青年小屋、権現岳と順調に進んでいく。
岩場の鎖に興奮。
雄大な赤岳や阿弥陀岳に感動。
権現岳に登頂し、一端の登山者になった気持ちでいた。
当時は山頂がゴールと思っていた。
長めに休憩してもまだ11時だ。
が、ここからが長かった。
我々は権現岳までに全ての体力を使い果たしていたのだ。
だってあとは下山でしょ。
下山=下るだけ
と思いこんでいた私は三ツ頭までのアップダウンに驚いた。
え?下山するのになんで登るの?
コースタイム40分のところ、1時間かかった。
CCちゃんも権現岳に全ての体力を捧げてしまっていたのだ。
大丈夫。まだ昼過ぎだ。
ゆっくりいっても日は暮れない。
が、三ツ頭から観音平までの長いことったら。
進んでも進んでも笹に覆われた登山道。
あれ?ここさっきも通らなかった?
ホントにこの道で合ってる?
CCちゃんも長時間の山行に慣れていない。
少し歩いては休憩をとり、また少し歩いては休憩。
気持ちは焦っても足が付いてこない。
私が決めたこのコース。
CCちゃんには大丈夫だよーっていいながらホントは不安で泣き出しそう。
遭難の文字が浮かぶ。
そして最後の最後に出現した登りが追い討ちをかける。
え?道合ってる?
CCちゃんに待っていてもらい、私はなんと登りを走った。
あ、駐車場だ。やった。大声でCCを呼び、無事に下山。
スタートから12時間後の16時だった。
早めの出発と早めの下山の徹底はこの山が教えてくれた。
私たちは数年に1度はここを訪れている。
この時の失敗を忘れないために。
**
前置き長かった。
4回目の今日は反時計周りのコースをとった。
私たちはこのコースで大正解だったと思う。
○観音平から三ツ頭までは傾斜がキツくなくて歩きやすいから目覚めの脚に優しい。
○ヘリポートからは富士山、南ア、中央アのオールスターが勢揃い。それが全部見える。しかも無料。
○三ツ頭や権現岳がぐんぐん迫ってくる迫力に期待が高まる。わくわくでテンション上がるぅー。
○権現岳から振り返ると歩いてきた道の軌跡を確認できる。
○権現岳から青年小屋下り基調だから心肺楽チン。足元だけに集中できる。
○青年小屋から編笠山までの巨岩渡りは登りの方が安全。
○編笠山から観音平までの下りはバラエティに富んでいて飽きない。
だから次回も反時計周りに決まり!
【確認できた登頂している百名山】
富士山、北岳、鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、
恵那山、御嶽山、空木岳
赤岳、蓼科山、
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