塩見岳 🌞突然梅雨明け、猛暑逃れナイトハイク🌛

2022年06月30日(木) [日帰り]

• GPS: 12:00
• 距離: 28.0km
• 登り: 2,636m
• 下り: 2,635m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:37
• 休憩: 2:21
• 合計: 11:58

1:45 鳥倉林道ゲート（駐車場）
2:24 2:25 鳥倉林道登山口
3:06 3:08 豊口山のコル
3:39 3:43 ほとけの清水
4:05 4:12 塩川・鳥倉ルート合流点
4:26 4:28 三伏峠小屋
4:37 5:10 三伏山
5:49 5:49 本谷山
6:54 7:02 塩見小屋
7:54 7:55 塩見岳西峰
8:01 9:09 塩見岳
9:12 9:15 塩見岳西峰
9:53 9:57 塩見小屋
11:04 11:04 本谷山
11:45 11:45 三伏山
11:55 11:56 三伏峠小屋
12:04 12:08 塩川・鳥倉ルート合流点
12:25 12:27 ほとけの清水
12:47 12:48 豊口山のコル
13:12 13:12 鳥倉林道登山口
13:43 鳥倉林道ゲート（駐車場）

朝の三伏山の長い滞留は塩見岳からのご来光待ち。
塩見岳では素晴らしい景色で去り難かったのと、他の登山者さんとの会話が弾んで思わず時を過ごした。

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

鳥倉林道ゲート無料駐車場　50台以上、満杯の場合少し手前にも駐車スペースがあるはず。
前日夕方から駐車して車中泊、朝までに出入りがあったが10数台。
但し、明日7月1日から三伏峠小屋、塩見小屋が営業開始するので状況は大きく変わるでしょう。

コース状況／危険箇所等

最も注意すべきは山頂への最後の登り。
長い岩場、ザレガレがあり浮石多く落石のリスク高い。
落石起こさないよう注意して進みましょう。
ヘルメット着用等万一落石が起きた場合を想定した対応も必要。
三伏峠小屋までのルートの木道個所は雨でぬれた場合は滑りやすくなるので注意。
他は普通に注意して歩けばとくに危険はありません。

写真

6/30 4:18

ヘッデン点けて歩いていると徐々に空が明るくなる。

6/30 4:37

三伏山でお二人の方が何かを待っている。
ダイヤモンド塩見が見られるかもって・・・仲間に入れていただく。
歩くのを止めると体が冷えるのでレインウェアで防寒対策。
ここでこの日最初にヤマレコユーザーのshtさんにお会いする。

6/30 4:38

中央アルプス方面の空の色が変わった。

6/30 4:39

奥に仙丈ケ岳と地蔵尾根。
手前のお山はこの後行く本谷山。
左のやや低い位置の双耳峰は先日登ったばかりの二児山。

6/30 4:40

三伏山の標識の先には小河内岳、さらに先には悪沢岳や赤石岳や聖岳など南部の名峰ズラリ。

6/30 5:05

おゝ始まった！

6/30 5:07

山頂から右に大きくずれたのでダイヤモンドとはいかないけど見事なご来光。
この時間にこの場所にいられてよかったよ。

6/30 5:08

「今日も良い日でありますように」

6/30 5:27

ハクサンチドリが登山道脇にいたんだけどやや光量不足で残念。

6/30 5:49

本谷山に到着。

6/30 5:48

本谷山に至る別ルートがあるんです。
先日登った二児山にもつながっているんだけど終盤厳しい倒木帯があるらしい。
歩いてみたい気もあるんだよね。

6/30 6:42

さらに進んだルート上、こちらは塩見新道・・・塞がれています。

6/30 6:55

塩見小屋は明日から営業開始。
よく知らなくて下山時に「冷たいコーラありますか？」
当然ですが「今日は営業していません。」って断られました。（笑）
登山道整備したりしてくださっている山小屋さんに少しでもお金落とそうと日帰りで登った時はコーラ買う習慣なんです。

6/30 7:04

塩見小屋のすぐ近くから望んだ塩見岳と登山道。
ここからが最も歩き応えあります。

6/30 7:13

遠目に避難小屋が見えてたのでズームしてみた。
小河内岳です。

6/30 7:22

ツガザクラ
かわいらしい花で大好きです。

6/30 7:30

チシマアマナだっけか？

6/30 7:37

ハクサンイチゲ
そういえば今年はまだ見ていなかった。
山頂付近の岩稜帯に沢山咲いていました。

6/30 7:38

ミヤマオダマキ
岩場にいい感じで咲いていました。

6/30 7:38

ミヤマタネツケバナ

6/30 7:43

イワウメ
歳のせいで名前の出が悪い。

6/30 7:44

ザレて滑りやすかったり気を付けないと落石になりそうな浮石がある険しい岩場の登山道が山頂まで続きます。

6/30 7:54

塩見岳西峰
背後に富士山と東峰です。

6/30 7:58

東峰の山頂標識と奥に仙丈ケ岳、甲斐駒ヶ岳、白峰三山など。

6/30 7:59

東峰から
中央に悪沢岳と荒川中岳。

6/30 8:01

東峰から西峰を振り返っています。
雲がかかっていなければ北アルプスが見えているはず。

6/30 8:01

中央アルプスと麓の伊那谷・・・おいらのふるさと。

6/30 8:11

シコタンソウ
初めてこの花に出会ったのは初めて訪れた際の塩見岳。

6/30 8:12

イワベンケイとミヤマキンバイ。

6/30 8:45

富士山は見飽きることなく眺めてしまいます。
周辺の山並みの霞んで浮かんでいるのがいい感じだと思った。
富士山のすぐ手前は天使山塊のお山たち。
熊の平小屋から縦走してこられた富士宮市の登山者さんとその話などで盛り上がった。

6/30 8:24

富士山の右奥の方、雲に浮かんで見えるのは伊豆半島の天城山などらしい。
南アルプス3.000m峰からの眺望は凄いと思う。

6/30 8:45

北岳と間ノ岳。
迫力感じます。

6/30 8:45

端正なお姿の甲斐駒ヶ岳。
その奥には八ヶ岳が横たわっております。

6/30 8:46

地味に恵那山。

6/30 9:14

手の届かない岩場にシャクナゲ。
ハクサンシャクナゲなのかな？

6/30 10:52

ミツバオウレンたくさん見かけたが萼片4枚のものが多かった。
やはり5枚のものが好き。

6/30 11:08

タカネザクラかな？

6/30 11:23

キバナノコマノツメも大勢いたなあ！

6/30 12:16

三伏峠より手前、オサバグサの大きな群落ありました。

6/30 13:20

暑さ対策で初めてお山に持っていきました。
モンベルのサンブロックアンブレラ。

撮影機器：

LUMIX DC-TZ95 パナソニック

装備

MYアイテム

Q_B

重量：1.56kg

感想

Q_B

梅雨が予想以上に早く終わったのは喜ばしいが、まだ夏山の計画考えてなかった。
それにいきなり猛暑はさらに想定外。💦💦💦

まだしばらくは梅雨の晴間を見つけてはの山登りのつもりだったんだよね。

せっかくの好天だし、7月に入ると何かと用事があって早々山に行けない気がするのでとりあえず山登って来た。

暑さ対策って考えた時、即ナイトハイクが浮かんだ。
行先は・・・・とりあえず🍺・・・じゃなくてシオミ。
あまり深い理由は無いが塩見岳が頭に浮かんだ。

結果は大正解でした。
歩き応えがあり過ぎて最後は脚が売り切れたけど、南アルプスの奥深さをしっかり実感できた良い山歩きでした。
南アルプス3,000m峰からの富士山の景色は本当に見事。

追記
前日の夜駐車場から見上げる夜空、当日ナイトハイクで歩き始めて見上げる夜空、たくさんの星に埋め尽くされてとても綺麗でした。
自分のカメラでは撮影できなかったけど何か得した気分でした。

追記2
三伏山で自分より先にご来光待ちされていた内お一人はshtさん。
山頂でもお話しさせていただき、その後下山口には山のお話教えていただきながら一緒に下山させていただきました。
お話の内容からヤマレコユーザさんと分かりましたが、敢えてお尋ねせずこの日のレコがアップされるのを楽しみにしておりました。
素敵な出会いに感謝、ありがとうございました。

コメント

Gen★chan

Q_Bさん
こんばんは🎵

塩見を日帰りとは👀‼️
ご健脚ですね〜

やはり3000m峰からの眺望は素晴らしいですね。
ナイトハイクと12時間のロング、お疲れ様でした。

Q_B

Gen-chansanさん、こんばんは
南アルプスのど真ん中のようなあの場所に立つと心から「来てよかった〜」と感じます。
去り難くついつい長居をしてしまいました。
南アルプスの峰々は富士山の眺望に優れるところが沢山ありますが塩見岳も例外ではなく素晴らしいです。
まだ里山すら歩けない還暦時分、日課にしていた昼休みの階段昇降しながら「塩見岳日帰りで行けるようになるぞ〜」と強く念じておりました。
塩見岳は子供のころから毎日眺めている特別な存在なんですよ。

コメントいただけてとても嬉しいです。
ありがとうございました。