屋久島 宮之浦岳
- GPS
- 09:51
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 959m
- 下り
- 977m
コースタイム
12:45頃 宮之浦港下船→買い出しして→登山口へ
15.15 淀川登山口 登山準備して出発
16:05 淀川小屋 テント設営 → 小宴会後晩飯、就寝
5/4 2日目
03:15頃 起床 出発準備
04:15頃 出発 ヘッドランプ使用で真っ暗な登山道を歩く
05:30 小花之江河
05:40 花之江河 休憩&朝食ブレイク
08:25 栗生岳
08:45 宮之浦岳 登頂 パノラマ堪能
09:07 下山開始 ピストンなので来た道を戻るだけ
09:18 栗生岳
11:05 花之江河 休憩 昼食ブレイク
12:50 淀川小屋 テント場到着
13:13 テント撤収して登山口へ
13:50 登山口到着。 この日の宿泊地へ向かう
天候 | 5/3 晴れ 夜間も晴れで天体観測も楽しめる 5/4 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
船
鹿児島港→折田汽船 フェリー→宮之浦港 5m未満自家用車は 往復39,000円 屋久島内でのガソリン単価はさほど高くなく、高速道路のSAにあるスタンドの方が高かった 折田汽船のHP → http://ferryyakusima2.com/ 淀川登山口には駐車場はありますが、10台未満ってところです。 駐車場に停められない場合は道路の空いてる場所を探して停めるしかありませんのでご注意ください。 登山口では携帯トイレ使用奨励しておりました。 山に入る方は是非持参ください。 登山口のトイレはとても綺麗に整備されおりました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
淀川登山口に登山ポストが設置されていますので入山の際には必ず記入しておきましょう。 宮之浦岳までの登山道において今回、危険個所は一切ありませんでしたが木道以外の地道や木の根っこは自然のままなので整備された登山道とは違いとても歩きづらいので、歩行には十分気を使う必要があります。 登山道途中で数か所、ロープが設置されていますが登りではできる限り使用しないで大丈夫です。どうしてもロープを頼って登りたい場合は全体重をロープにかけないようにして登りましょう。基本、登山道でのロープなどは下り用と理解しておきましょう。 木道が設置されている登山道は自然の植生保護が目的なので決して木道以外を歩かないようにしましょう。 登山道の途中で風景撮影などされる方は少なくないと思いますが、ザックは登山道のど真ん中などに置かないで歩行者の邪魔にならないように配慮しましょう。 ただでさえ狭い登山道ですからこれのせいで事故がおきかねません。 下山後は、尾之間温泉がおすすめです。 200円 で最高にあたたまります。 また、潮が干潮時であれば、もう少しだけ足を延ばして、平内海中温泉に行きましょう。 今回、下山後の宿泊地は安房にある やくどん って云うキャンプ場です。 一人800円。 しかもこの安房には美味しい中華料理屋さんもあって良いところです。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ 1
予備電池
1/25,000地形図 1
ガイド地図
コンパス 1
笛
筆記具
ライター
ナイフ 1
保険証
飲料 1
ティッシュ
三角巾
バンドエイド
タオル 1
携帯電話 1
計画書
雨具 1
防寒着 1
スパッツ
手袋 1
ストック
ビニール袋
替え衣類
入浴道具
シュラフ 1
シュラフカバー
ザックカバー 1
クマよけ鈴
食器 1
水筒
時計 1
日焼け止め
非常食 1
酒類 1
|
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共同装備 |
テント 2 4人用と2人用
テントマット
ツェルト
ランタン・マントル
コンロ 2
ガスカートリッジ 2
コンロ台
コッヘル(鍋)
ローソク
ファーストエイドキット
医薬品
ラジオ
トランシーバ(使用帯)
カメラ 3
ビデオカメラ
ポリタンク
天気図用紙
車 1
|
感想
前回初めての屋久島訪山は2007年の年末から2008年の年始にかけてでした。
真冬ではありましたが、さすが南の島で、その当時は寒さはあまりなかった記憶。
荒川口からトロッコ道でオーソドックスなルートで宮之浦岳を目指したが登るうちに雪が激しくなり登頂断念して下りてきたわけです。
あれから7年経って、2度目の屋久島。 意気揚々と車を走らせ入山。
今回はあっさりと登頂を目指すため淀川口から攻めることにして淀川小屋にて幕営。
天気はとてもうれしいことに晴れ。 夜間もずっと晴れていたおかげでトイレタイムに格好つけて天体観測も楽しめた。
淀川小屋のある場所の標高は1300m程度。夜間では気温も下がるものですが、この日はさほど寒くもなかったのでダウンを着るまでもありませんでした。
翌朝、3時過ぎに目を覚ませ、テントはそのままにして4時過ぎにヘッドライトを点けて真っ暗な道を歩き出す。
5時半頃になってようよう空が明るくなってきます。
展望所で朝焼けを楽しんでからまた歩き出して、花之江河まで歩く。
まだ登山客がほとんど歩いて来ない時間帯なのを見越して、ここで大休止として朝食タイム。
のんびりと、ゆっくりと流れる時間を楽しんだあと、頂上目指して歩き出しました。
遠くの景色、近くの木々、点在する大岩などを目で、そしてカメラで撮りまくりながらどんどんと大自然の懐の奧へと歩き進んでいきます。
地図や標高差を見る限りでは大したこともないように思えるんですが、こまかくアップダウンもあるのと
木の根っこなどの歩きにくい道がじわじわと体力を奪っていくようです。
宮之浦岳までのコースタイム通りに登頂。 地図のコースタイムは伊達ではないようです。
頂上はさほど広くもないが狭くもない。 そんなところに先客たちが総勢で30人ほどは居たかも?
かわるがわる山頂の標と並んで記念撮影。 パノラマ撮影するものたちがひしめいています。
天気も晴れ! 風もほとんどなく快適な空間がそこにはあります。
天気が良かったものの水平線や、開聞岳などは見ることができなかったけど、それでも満足。
ほどほどに楽しんだら下山開始。 下りは楽らくです。 があとから登ってくるツアー集団などとの
すれ違いで道を譲りあうため時間はそれなりにかかります。 そぉ〜 コースタイムは伊達ではないんです。
早朝歩き出した時は真っ暗だったから見ることができなかった景色が下ってきてたくさん見ることができてそれらを楽しむのも下山スピードを遅らせました。
しかし、昼に近づくにつれて、そして太陽の位置が高くなるにつれて暑さがましていきます。
この時期だから比較的快適に過ごせましたが、もう少しすると雨季になるのでそのころだとかなり不快になるだろうし雨の中を歩くとなるとそれなりにストレスもあるんだろうなぁ・・・なんて思ったりもしました。
今回歩いたルートでは縄文杉やウィルソン杉を見ることができませんでしたが、十分に屋久スギをところどころでみることができたし、それ以外にも大自然に生きる原生林、小動物たちと触れ合うことができて大満足でした。
芸術的な景色を写真にだけおさめることはやはり不可能でした。
なのでしっかりと脳裏に刻んで帰ってきました。
下山後の宿泊には、安房にある やくどん ! シーサイドビューのテント適地です。
レストランの庭すべてがそれなんであろう・・・。 がとても良いところで、一人800円でテントで泊まれます。
食事はすぐそばにある やくどん のレストランでも十分なのですが、我々は今回も美味しい中華料理屋へ。
萬来軒 ってお名前で 営業は夕方5時半からです。 屋久島特産? トビウオの料理も美味しい。
翌日雨だったせいで、テント場で連泊するつもりでしたが、お宿に変更することにしました。
素泊まりで一人 2000円! ありました。
楠川にあります 民宿あさか → http://asaka.ftw.jp/
道路沿いにあってすぐわかります。 オーナーは我らが住む堺で昔、お仕事をされていて気さくで良い人です。
お部屋も快適でおすすめです。
温泉は下山後毎日通った、 尾之間温泉。 銭湯感覚です。
月曜だけ12時からの営業ですが、それ以外は朝7時からで、湯船の底から温泉が湧き出てます。
少し熱めのお湯(たぶん正味42度くらい?) で、温泉らしく肌に効く感じがします。
もう少し足を延ばすと平内海中温泉があります。
道路から少し海側に入ります。駐車場は3台しか停められません。
入るときには、海の手前にある案内板をよく読んでいきましょう。
地元の管理人を装うへんなおっさんが湯船で見張りをしていて口うるさく云われないためにです。
(管理人を装って女性が入ってくるのを待ち伏せているようにしか思えないが)
もちろん、混浴露店で水着着用不可。 そして脱衣場らしきものも怪しいので女性の方は十分に気を付けて
入りましょう。
しかし、海で波や水平線を眺めながらの温泉はとても素敵過ぎて最高に良い場所ですので一度は入っておきたい
温泉地です。
行かれる際には干潮の時間をチェックしてからいきましょう。
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