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Yamareco

記録ID: 449173
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

絶景♪冬みたいな5月の白馬岳(強風で白馬三山撤退)

2014年05月17日(土) 〜 2014年05月18日(日)
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fe_el その他1人
GPS
27:31
距離
13.6km
登り
1,529m
下り
2,033m

コースタイム

【1日目】6:40猿倉-8:30白馬尻小屋跡-12:45白馬頂上宿舎(冬期休業中)-13:05白馬山荘
【2日目】10:20山荘-12:05猿倉

1日目はホワイトアウトでルートミスあり&体調不良。
2日目の下山時は雪渓を走りました。
天候 1日目:ガス、時々晴れ、爆風。気温も低い。
2日目:ガス&爆風→晴れ。下部は暑かった。
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
猿倉の無料駐車場より。
コース状況/
危険箇所等
※ルートのログが最初の三時間くらいとれていませんでした。

【登山ポスト】猿倉山荘の前にあります。

【温泉】白馬エリアに沢山あります。私が好きなのは倉下の湯♪

朝の猿倉荘駐車場。
ハイシーズンと比べ、車の少なさ静かさにびっくり
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朝の猿倉荘駐車場。
ハイシーズンと比べ、車の少なさ静かさにびっくり
鑓温泉と大雪渓方面の分岐
鑓温泉と大雪渓方面の分岐
稜線はガスだなぁー
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稜線はガスだなぁー
白馬尻小屋の場所。除雪作業の途中みたい。
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白馬尻小屋の場所。除雪作業の途中みたい。
かなり大きい岩。
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かなり大きい岩。
振り返ると絶景〜!
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振り返ると絶景〜!
雲がどんどんと形を変え神々しい。
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雲がどんどんと形を変え神々しい。
古いデブリ。かなり広範囲。
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古いデブリ。かなり広範囲。
雲が〜〜!!かっちょいい!
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雲が〜〜!!かっちょいい!
何枚も撮ってしまう♪
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何枚も撮ってしまう♪
しかし向かう先にはガス。
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しかし向かう先にはガス。
ボーダーさん。
だんだんと高度を上げてきたよ。
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だんだんと高度を上げてきたよ。
2100mあたりに大量にたまっていたかるーいあられ雪。
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2100mあたりに大量にたまっていたかるーいあられ雪。
ガスの高度まで上がってきました。
ガスの高度まで上がってきました。
気温も低くフリース+ジャケットを着込む。
斜面もカチカチ。
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気温も低くフリース+ジャケットを着込む。
斜面もカチカチ。
絶景♥︎
カッチカチで蹴り込むのも大変な斜面
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カッチカチで蹴り込むのも大変な斜面
凍ってる。寒いよー!
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凍ってる。寒いよー!
急登の最中に脚の間より同行者をパチリ。
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急登の最中に脚の間より同行者をパチリ。
ガスでルートよりもだいぶ左にずれちゃった。2400mあたりのツルツルカチカチの雪面の上にあった、あられ雪の破断面。2100mあたりに発砲ビーズみたいな雪がたまっていたのはこれのせいか!
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ガスでルートよりもだいぶ左にずれちゃった。2400mあたりのツルツルカチカチの雪面の上にあった、あられ雪の破断面。2100mあたりに発砲ビーズみたいな雪がたまっていたのはこれのせいか!
ガス。正規ルートまでトラバース。カチカチ斜面のトラバースは怖かった。
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ガス。正規ルートまでトラバース。カチカチ斜面のトラバースは怖かった。
抜けたーーーーっっ(((o(*゜▽゜*)o)))
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抜けたーーーーっっ(((o(*゜▽゜*)o)))
脳内で神々の詩がエンドレスリピート。笑
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脳内で神々の詩がエンドレスリピート。笑
気持ちいい!
白馬頂上宿舎。(冬期休業中)
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白馬頂上宿舎。(冬期休業中)
稜線に出ました。強風とすごい海老の尻尾。
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稜線に出ました。強風とすごい海老の尻尾。
地面凍ってます。
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地面凍ってます。
かなりの強風。叫ばないと隣でも声が聞こえないくらい。
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かなりの強風。叫ばないと隣でも声が聞こえないくらい。
白馬山荘に到着。素泊まり6600円/1人
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白馬山荘に到着。素泊まり6600円/1人
6人部屋を貸切で使えたー♪
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6人部屋を貸切で使えたー♪
小屋周辺の携帯受信エリア
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小屋周辺の携帯受信エリア
隣のバリエーションな?山、旭岳へ。

真ん中に小ちゃく写っているのが同行者。
このあと彼は旭岳の赤いルート(崖)をスキーで滑降。斜度はたぶん60゜はある感じ。雪庇を飛んでドロップ。エクストリームスキーでした。本当クレイジー(=ω=;)
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隣のバリエーションな?山、旭岳へ。

真ん中に小ちゃく写っているのが同行者。
このあと彼は旭岳の赤いルート(崖)をスキーで滑降。斜度はたぶん60゜はある感じ。雪庇を飛んでドロップ。エクストリームスキーでした。本当クレイジー(=ω=;)
キレイすぎる(o^^o)

でもこの後強風から爆風に変わって、稜線はホワイトアウト。
耐風姿勢で耐えるも呼吸も辛いくらいで、いるだけでどんどん体力が奪われる~。
なにも見えないし、小屋の近くなのに本当に遭難しそうになりました( ;´Д`)

同行者も同じだったようで、完璧なホワイトアウトだったから「GPSがなかったら迷ってたわ」と後から言っていました。

あぶなー。笑
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キレイすぎる(o^^o)

でもこの後強風から爆風に変わって、稜線はホワイトアウト。
耐風姿勢で耐えるも呼吸も辛いくらいで、いるだけでどんどん体力が奪われる~。
なにも見えないし、小屋の近くなのに本当に遭難しそうになりました( ;´Д`)

同行者も同じだったようで、完璧なホワイトアウトだったから「GPSがなかったら迷ってたわ」と後から言っていました。

あぶなー。笑
空気が膨張してパンパン
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空気が膨張してパンパン
バケットとソーセージ
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バケットとソーセージ
ペンネのカルボナーラ
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ペンネのカルボナーラ
ナルゲンボトルにお湯を入れて湯たんぽにして寝ました。温かい♪^^
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ナルゲンボトルにお湯を入れて湯たんぽにして寝ました。温かい♪^^
2日目朝の景色。稜線上はガス、そしてすごい風。夜中もずっとゴーゴー音がしてたもんなぁ。
2日目朝の景色。稜線上はガス、そしてすごい風。夜中もずっとゴーゴー音がしてたもんなぁ。
縦走どうしようかと晴れ待ちしている間にすっかり8時過ぎ。抜けた!!(*゜▽゜*)
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縦走どうしようかと晴れ待ちしている間にすっかり8時過ぎ。抜けた!!(*゜▽゜*)
朝起きるとあらゆるものが凍っていました。
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朝起きるとあらゆるものが凍っていました。
冬みたい。
稜線みえたーーーー!(≧▽≦)
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稜線みえたーーーー!(≧▽≦)
喜びの舞い
相変わらず強風のため、時間も遅くなっちゃったので縦走はやめることにT_T
山頂へ
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相変わらず強風のため、時間も遅くなっちゃったので縦走はやめることにT_T
山頂へ
エビのシッポでかー!本当に5月!?
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エビのシッポでかー!本当に5月!?
山頂。ここもエビのシッポがすごいw
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山頂。ここもエビのシッポがすごいw
三国-小蓮華方面。エビちゃん育っています。
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三国-小蓮華方面。エビちゃん育っています。
雲の上の楽園や〜。剣もバッチリ。
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雲の上の楽園や〜。剣もバッチリ。
人より大きいえびちゃん。しかもこれ1日で育ったなんて、自然てすごい。
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人より大きいえびちゃん。しかもこれ1日で育ったなんて、自然てすごい。
エビのシッポの下から。ご立派すぎ^^
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エビのシッポの下から。ご立派すぎ^^
高度感♪
うひょー♪断崖絶壁!?たまんない♡
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うひょー♪断崖絶壁!?たまんない♡
雲の上〜。神秘的♪
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雲の上〜。神秘的♪
10時過ぎ。笑
下りまーす。
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10時過ぎ。笑
下りまーす。
下から見上げる大雪渓
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下から見上げる大雪渓
すっかり晴れた。稜線の風は相変わらず強いのだろうか。
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すっかり晴れた。稜線の風は相変わらず強いのだろうか。
下はすっかり春の景色でした。
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下はすっかり春の景色でした。

感想

前年、小3の息子を連れてテント泊縦走をした白馬三山。
今回は人のいない白馬鑓温泉に入りたくて白馬三山を計画しましたが、結果は爆風で予定変更。撤退となりました。

山行の前日~1日目と寒波が来ていたせいで、前夜泊で猿倉に入った時点で林道には強風で落ちた太い枝や葉っぱが散乱し、夜中ずっと風がゴーゴーと音を立てていました。
当日の朝も麓ですでに強風だったのでやや不安もありながらも入山。

私:登山
同行者:山スキーでした。

(寒波が来ていた時です)
雪渓はダラダラ長い登り。1600mくらい登ります。

[猿倉-白馬尻小屋(跡)]
断続的に積雪あり。猿倉出発後20分くらいでアイゼン装着。春雪です。
白馬尻小屋の場所は今は雪しかありません。

[白馬尻小屋-雪渓下部]
緩やかに登っていきます。この日に限ったことではないけれど至るところでガラガラと落石の音がしていました。
かなり広い範囲にデブリの跡もありました。
気温の低かった1日目は足が沈むこともなかったけど、2日目の下山時は柔らかすぎのズボズボ雪でした。

[2100-2200m辺り]
前日に降ったと思われる雪が大量に積もっていました。
たぶん50cmぐらい。まるでクッションの中身の発泡ビーズのようなとっても軽いあられ雪でアイゼンが全くかまず。崩れちゃう。
こんな雪初めて、面白ーい(*^▽^*)
後で分かったのは、前日にクラスト斜面に降ったあられ雪が薄い雪崩(?)でここに溜まったということ。
2400mくらいの場所にあられ雪の破断面がありました。(と言っても厚さ1cmくらいの薄いもの)
二日目に縦走撤退で大雪渓を下山したときには全てシャバ雪になっていました。

[2200-2400m辺り]
急登。ホワイトアウトで本来のルートよりもだいぶ左に登っていってしまいました。
1日目は硬いクラスト斜面。気温も低く凍ってしまって面ツルでアイゼンの前爪しかかからないような斜面で怖かった~(>_<)
2日目の5月らしい陽気ではシャバシャバの雪。違いすぎる!

[2400-白馬山荘]
前日に降った雪がついていました。サクサクと登りやすい。
2日目はフィルムクラストのシャバ雪でした。

[シール歩行について]
気温の低かった1日目は2300m付近で板用のアイゼン装着。
2400m辺りの急登では板を背負ってアイゼン歩行。
それ以上はまたシール歩行。
気温が低くなければ山荘までずっとシール歩行できる感じでした。


白馬山荘に素泊まりし、二日目の朝。やっぱりかなりの強風で気温も低いです。
建物や標識、石ころまで厳冬期でもなかなか見れないくらいのご立派すぎるエビの尻尾がついていました。
天候回復の予報を信じて待っていると8時頃晴れたっ(*゜▽゜*)けど稜線上は相変わらずの強風で縦走は危険と判断。
縦走は諦めることに(;ω;)

5月と言えども寒波が来るとさながら冬のようになることを実感しました。

ゴーゴーと音をたて、ものすごいスピードで流れる雲とか神々しすぎて本当に感激しました。
ガスから晴れた時の嬉しさったら♪
きっとピーカンだったらこんなに感動はしなかったと思う。
縦走できなかったのはとても残念だけど素晴らしい景色が見れて幸せ気分での下山になりましたー(*^▽^*)

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