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Yamareco

記録ID: 449977
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

燕岳〜残雪の春山〜

2014年05月17日(土) [日帰り]
 - 拍手
Q-chan その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
29:24
距離
14.5km
登り
1,609m
下り
1,605m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

17日
第2駐車場5:47-6:00中房温泉登山口6:20-6:55第一ベンチ7:05-7:34第二ベンチ7:44-8:20第三ベンチ8:32-9:16富士見ベンチ9:28-10:05合戦小屋(休憩)11:00-11:20合戦の頭11:25-12:25燕山荘12:50-13:25燕岳13:45-14:13燕山荘
18日
燕山荘8:00-8:35合戦の頭8:35-8:46合戦小屋8:50-9:07富士見ベンチ9:07-9:28第三ベンチ9:45-10:07第二ベンチ10:07-10:27第一ベンチ10:35-11:00中房温泉登山口11:00-11:10第2駐車場
天候 17日
晴れ
18日
晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中房第2駐車場へ駐車(5時過ぎ時点で第1駐車場はかなりうまっていたので余裕のある第2駐車場へ駐車)
コース状況/
危険箇所等
登山口から第2ベンチまではほとんど雪はありません。
第2ベンチから第3ベンチまでは陰にところどころ雪がある程度。
第3ベンチ少し上からほぼ雪道です(雪道に慣れない人はそのあたりからアイゼン装着がおすすめ)。
登りは合戦小屋から燕山荘まで、下りは燕山荘少し下から第3ベンチの少し上までアイゼンを使用しました。
燕山荘から燕岳山頂まではアイゼンなしで歩けました。(5月18日現在)
第1ベンチ雪はなし
2014年05月17日 07:05撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
5/17 7:05
第1ベンチ雪はなし
この花は何でしょう
2014年05月17日 07:40撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
5/17 7:40
この花は何でしょう
青い空に白い木が映えます
2014年05月17日 07:44撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
5/17 7:44
青い空に白い木が映えます
第2ベンチも雪はなし
2014年05月17日 07:54撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
5/17 7:54
第2ベンチも雪はなし
微妙に雪の稜線が見えてきました
2014年05月17日 08:26撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
5/17 8:26
微妙に雪の稜線が見えてきました
第3ベンチのすぐ上
雪が出てきました
2014年05月17日 08:29撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
5/17 8:29
第3ベンチのすぐ上
雪が出てきました
富士見ベンチ
ベンチは埋まってましたが標識はこのとおり
2014年05月17日 09:26撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
5/17 9:26
富士見ベンチ
ベンチは埋まってましたが標識はこのとおり
富士山は見えません
2014年05月17日 09:38撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
5/17 9:38
富士山は見えません
冬道のなごり
2014年05月17日 09:57撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
5/17 9:57
冬道のなごり
合戦小屋の雪もこんな感じ
2014年05月17日 10:15撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
5/17 10:15
合戦小屋の雪もこんな感じ
ここから一気に積雪量が増える感じです
しかし青空が気持ちいい
2014年05月17日 11:09撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
5/17 11:09
ここから一気に積雪量が増える感じです
しかし青空が気持ちいい
これから登る急登ですがきれいな青空に励まされます
2014年05月17日 11:16撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
5/17 11:16
これから登る急登ですがきれいな青空に励まされます
斜面の感じ分りますか?
2014年05月17日 11:22撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
5/17 11:22
斜面の感じ分りますか?
ついに槍が顔を出しました
2014年05月17日 11:22撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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5/17 11:22
ついに槍が顔を出しました
こちらは大天井岳
2014年05月17日 11:22撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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5/17 11:22
こちらは大天井岳
黙々と歩く急登
降る人も横向きになってました
2014年05月17日 11:22撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
5/17 11:22
黙々と歩く急登
降る人も横向きになってました
合戦の頭から燕岳
2014年05月17日 11:27撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/17 11:27
合戦の頭から燕岳
合戦の頭からこちらは槍ヶ岳
2014年05月17日 11:27撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/17 11:27
合戦の頭からこちらは槍ヶ岳
燕岳も近づいてきました
2014年05月17日 11:30撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
5/17 11:30
燕岳も近づいてきました
槍ヶ岳アップ!
2014年05月17日 11:41撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
7
5/17 11:41
槍ヶ岳アップ!
表銀座の稜線の向こうの槍ヶ岳
2014年05月17日 12:13撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/17 12:13
表銀座の稜線の向こうの槍ヶ岳
燕山荘まであと少し
少しガスが出てきました
2014年05月17日 12:13撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/17 12:13
燕山荘まであと少し
少しガスが出てきました
今にも落ちそうな雪庇
2014年05月17日 12:22撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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5/17 12:22
今にも落ちそうな雪庇
槍ヶ岳へ続く道
2014年05月17日 12:31撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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5/17 12:31
槍ヶ岳へ続く道
燕岳と立山方面
2014年05月17日 12:34撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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5/17 12:34
燕岳と立山方面
表銀座と槍ヶ岳とわずかに笠
2014年05月17日 12:35撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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5/17 12:35
表銀座と槍ヶ岳とわずかに笠
さぁ山頂へ向けて出発
2014年05月17日 12:56撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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5/17 12:56
さぁ山頂へ向けて出発
イワヒバリ
2014年05月17日 13:03撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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5/17 13:03
イワヒバリ
イルカ岩と槍
2014年05月17日 13:03撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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5/17 13:03
イルカ岩と槍
何度見ても飽きない景色
2014年05月17日 13:21撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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5/17 13:21
何度見ても飽きない景色
燕山荘と表銀座
2014年05月17日 13:21撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/17 13:21
燕山荘と表銀座
山頂までもう少し
青空がきれいすぎ
2014年05月17日 13:22撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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5/17 13:22
山頂までもう少し
青空がきれいすぎ
鷲羽岳、水晶岳
2014年05月17日 13:33撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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5/17 13:33
鷲羽岳、水晶岳
表銀座と大天井岳
2014年05月17日 13:34撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
1
5/17 13:34
表銀座と大天井岳
北燕岳と奥は針ノ木、剱、立山
2014年05月17日 13:35撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
1
5/17 13:35
北燕岳と奥は針ノ木、剱、立山
今回も一緒です
山頂でのコラボ
2014年05月17日 13:41撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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5/17 13:41
今回も一緒です
山頂でのコラボ
素晴らしい景色を眺めてます
2014年05月17日 13:41撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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5/17 13:41
素晴らしい景色を眺めてます
槍と証拠写真
2014年05月17日 13:44撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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5/17 13:44
槍と証拠写真
keronsさんと一緒に
あやしいふたり(^_^;)
2014年05月17日 13:46撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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5/17 13:46
keronsさんと一緒に
あやしいふたり(^_^;)
めがね岩越しの燕山荘
2014年05月17日 13:56撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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5/17 13:56
めがね岩越しの燕山荘
めがね岩と槍
2014年05月17日 13:56撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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5/17 13:56
めがね岩と槍
燕山荘の夕食
2014年05月17日 17:15撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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5/17 17:15
燕山荘の夕食
どんより雲と有明山
遠くの山には太陽が当たってますが…
2014年05月17日 18:10撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/17 18:10
どんより雲と有明山
遠くの山には太陽が当たってますが…
イワヒバリ
落し物の食べ物を求めて近づいてきました
2014年05月17日 18:14撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
5/17 18:14
イワヒバリ
落し物の食べ物を求めて近づいてきました
ゴリラ岩と月と槍ヶ岳
2014年05月18日 04:31撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
2
5/18 4:31
ゴリラ岩と月と槍ヶ岳
裏銀座の山々
2014年05月18日 04:31撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/18 4:31
裏銀座の山々
燕岳と雲に覆われた立山方面
2014年05月18日 04:31撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/18 4:31
燕岳と雲に覆われた立山方面
日の出前
富士山も見えてます
2014年05月18日 04:32撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
3
5/18 4:32
日の出前
富士山も見えてます
遠くには雲海も
2014年05月18日 04:32撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
1
5/18 4:32
遠くには雲海も
雪庇近くでカメラを構える人
2014年05月18日 04:32撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/18 4:32
雪庇近くでカメラを構える人
富士山アップ!
2014年05月18日 04:38撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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5/18 4:38
富士山アップ!
水田に光が当あたり始めました
2014年05月18日 04:40撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/18 4:40
水田に光が当あたり始めました
八ヶ岳と南アルプスと富士山
2014年05月18日 04:40撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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5/18 4:40
八ヶ岳と南アルプスと富士山
日の出
2014年05月18日 04:47撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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5/18 4:47
日の出
日の出
2014年05月18日 04:47撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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5/18 4:47
日の出
槍ヶ岳の方も焼けてきました
2014年05月18日 04:48撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
1
5/18 4:48
槍ヶ岳の方も焼けてきました
朝日を浴びる槍ヶ岳、大天井岳
2014年05月18日 04:52撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6
5/18 4:52
朝日を浴びる槍ヶ岳、大天井岳
こちらも赤く焼けるイワヒバリ
日の出に目を奪われていると目の前にとまってました
2014年05月18日 04:52撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
6
5/18 4:52
こちらも赤く焼けるイワヒバリ
日の出に目を奪われていると目の前にとまってました
ピンクに染まる
2014年05月18日 04:54撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
3
5/18 4:54
ピンクに染まる
太陽を浴びる山々と月
2014年05月18日 04:54撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4
5/18 4:54
太陽を浴びる山々と月
表銀座と槍ヶ岳と月
2014年05月18日 04:56撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
1
5/18 4:56
表銀座と槍ヶ岳と月
槍ヶ岳と穂高連峰と大天井岳
2014年05月18日 04:59撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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5/18 4:59
槍ヶ岳と穂高連峰と大天井岳
朝焼けの大天井岳
大天荘も見えます
2014年05月18日 05:00撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
5/18 5:00
朝焼けの大天井岳
大天荘も見えます
朝日を浴びる槍ヶ岳アップ
2014年05月18日 05:00撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
7
5/18 5:00
朝日を浴びる槍ヶ岳アップ
朝日でかすむ
2014年05月18日 05:00撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4
5/18 5:00
朝日でかすむ
幻想的な空と表銀座
2014年05月18日 05:00撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
2
5/18 5:00
幻想的な空と表銀座
槍ヶ岳と笠と双六方面
2014年05月18日 05:01撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4
5/18 5:01
槍ヶ岳と笠と双六方面
鷲羽と水晶と三ッ岳
2014年05月18日 05:07撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/18 5:07
鷲羽と水晶と三ッ岳
朝日を浴びる燕岳
2014年05月18日 05:09撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
1
5/18 5:09
朝日を浴びる燕岳
燕山荘の朝食
2014年05月18日 05:36撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2
5/18 5:36
燕山荘の朝食
燕山荘と青空と
2014年05月18日 07:25撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/18 7:25
燕山荘と青空と
普段は見れないアングルで
掃除で扉が空いていた2階のベランダより
2014年05月18日 07:25撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
2
5/18 7:25
普段は見れないアングルで
掃除で扉が空いていた2階のベランダより
ゴリラ岩と槍ヶ岳
2014年05月18日 07:35撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
1
5/18 7:35
ゴリラ岩と槍ヶ岳
名残惜しい燕岳
2014年05月18日 07:39撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5
5/18 7:39
名残惜しい燕岳
山男と燕岳
2014年05月18日 07:40撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
2
5/18 7:40
山男と燕岳
表銀座と大天井岳と槍ヶ岳
2014年05月18日 08:09撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
1
5/18 8:09
表銀座と大天井岳と槍ヶ岳
槍ヶ岳から続く大喰岳、中岳、南岳と北穂高もよく見えました
2014年05月18日 08:15撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
4
5/18 8:15
槍ヶ岳から続く大喰岳、中岳、南岳と北穂高もよく見えました
名残惜しい槍ヶ岳
2014年05月18日 08:25撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/18 8:25
名残惜しい槍ヶ岳
名残惜しいですが燕岳の稜線
2014年05月18日 08:25撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/18 8:25
名残惜しいですが燕岳の稜線
燕山荘ともお別れ
2014年05月18日 08:25撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/18 8:25
燕山荘ともお別れ
合戦尾根を下山する人々
2014年05月18日 08:28撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/18 8:28
合戦尾根を下山する人々
名残惜しい燕岳
2014年05月18日 08:31撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
1
5/18 8:31
名残惜しい燕岳
名残惜しい槍ヶ岳
2014年05月18日 08:31撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/18 8:31
名残惜しい槍ヶ岳
最後の槍も隠れました
2014年05月18日 08:40撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
1
5/18 8:40
最後の槍も隠れました
急登を慎重に降る
2014年05月18日 08:41撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/18 8:41
急登を慎重に降る
この斜度、写真では伝わりにくい
2014年05月18日 08:41撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
1
5/18 8:41
この斜度、写真では伝わりにくい
合戦小屋で一息
2014年05月18日 08:55撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5/18 8:55
合戦小屋で一息
富士見ベンチからの富士山
2014年05月18日 09:18撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
5/18 9:18
富士見ベンチからの富士山
ついに見えました
2014年05月18日 09:18撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
5/18 9:18
ついに見えました
バイカオウレン
2014年05月18日 10:13撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
5/18 10:13
バイカオウレン
この花は?
2014年05月18日 10:56撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
5/18 10:56
この花は?
これも?
2014年05月18日 10:56撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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5/18 10:56
これも?
登山口のシャクナゲ
2014年05月18日 11:11撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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5/18 11:11
登山口のシャクナゲ
帰り道の蕎麦屋さんで
2014年05月18日 13:49撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2
5/18 13:49
帰り道の蕎麦屋さんで

感想

keronsさんと行ってきました。
今年初の北アルプスです。
お誘いを受け、これを目標にちょっとだけ頑張っていましたが、なかなか思うように準備ができず、体力不足のまま臨んだ雪山に不安もありましたが、良い天気に恵まれたこともあり、なんとか無事楽しんでこれました。

前日の夜に自宅を車で出発。
梓川SAで3時間弱の仮眠ののち中房登山口の駐車場へ。
5時過ぎに到着しましたが第一駐車場はなんとなくいっぱいに見えたので余裕のある第二駐車場へ。
実際はもう少し停めれたみたいですが。
準備を整え、6時に登山口で待ち合わせをしていたので出発。
ほぼ6時に登山口に到着し、合流しました。
最後のトイレなどを済ませ、いざ出発。
なんだかんだでこの時期の荷物は重く約16kg。
ゆっくりしか進めないので、「ゆっくり歩かないとばててしまうので、ゆっくりお願いします」ということでスタートしました。
ゆっくりゆっくり進み、第一ベンチ。そして第二ベンチ。
ここまでは雪もなく、新緑の山歩きといった感じ。
そして空の青さもとてもきれいで、じわじわと気温も上がってきているのがよく分りました。
そして第三ベンチ。このあたりで影の部分に少し残雪が。
しかし、このあたりでは道端にお花も咲いており、春を感じることができました。
そして第三ベンチを過ぎると雪道が多くなってきました。
そしてほぼ雪道歩行に。
といっても緩んだ雪で登りということもあり、アイゼンはなくても歩けます。
そして富士見ベンチに到着。
富士見ベンチはベンチが雪に埋もれていましたが、標識はしっかりと見えていました。
しかし肝心の富士山は雲の中。残念です。
しばしの休憩ののちひとまずの目標の合戦小屋を目指します。
雪道がずっと続いていますが、結局のぼりは合戦小屋までアイゼンを使わず登り切りました。
ところどころから見える大天井岳の稜線が青い空に白く映え、テンションもだんだん上がってきていました。
そして無事に合戦小屋に到着。
ここで昼休憩です。
コンロでお湯を沸かし、インスタントラーメン。
天気は良いですがやはりじっとしていると気温はそんなに高くないので温かいラーメンが体にしみわたりおいしくいただきました。
合戦小屋から見ている景色も青空と白い斜面、緑の木々のコントラストがとてもきれいです。

そしてここからの急登に備え、ゆっくりと休憩をした後再出発。
まずは合戦の頭までの急登。
本当にゆっくりですが、一歩一歩登り着実に進みます。
すると槍ヶ岳の頭が見え始めました。テンションも一気に上がります。
「本当に急だよね。」「この急登、写真ではなかなか伝わらないよね。」などと言いながらひたすら登りました。
そして頭に到着。
一気に燕岳の稜線、燕山荘、表銀座からの大天井岳、そして槍ヶ岳もしっかりと見え、しばし写真タイム。
ひとしきり写真におさめ、再出発。
ここからは微妙にアップダウンがあり、以前もこのあたりでバテてなかなか進めなかったイメージもあり、努めてゆっくりと進むようにしていたのですが、この天気、この景色の気持ちよさが良かったのか、なんとか着実に歩を進めることができました。
そして燕山荘の直下の最後のひと登りのことろまで来ました。
このあたりまで来ると微妙にガスが出始め、時々稜線がうっすら隠れてしまったりもしましたが、上空の風も強かったおかげでどっしりと居座ることもなく流れていきました。
最後のひと登りは雪がなくなっており、アイゼンを脱いで通過したいところでしたが、荷物にもなってしまうことと小屋周辺の様子もよく分らなかったのでそのまま進みました。
最後の階段を登りきり小屋裏まで。
そして、小屋を回り込み玄関に到着。
結局は、小屋の直下でアイゼンを外してしまってもまったく問題のない感じでした。

稜線に上がると裏銀座の山々もとてもきれいに見え、表銀座に槍ヶ岳などはもちろん本当に素晴らしい景色が広がっていました。
夢中になって何枚もシャッターを押してしまいました。

燕山荘で受付だけ済ませ、山頂へ。
本当に天気も良く、アイゼンも必要なく、気持ちの良い稜線歩きを楽しむことができました。
山頂ではみんなが山頂で満喫していたのでなかなか写真も撮れなかったですが何とか証拠写真をおさめ、小屋に戻りました。

この時点でまだ14時過ぎ。
くつろぎモードになり、持ってきた赤福と購入したビールなどで、まったりと小屋での贅沢な時間を過ごしました。
登山道で見かけた花を調べてみたり、外を眺めたり。
そしておいしい夕食をいただき、日の入りを待ちましたが、気温が急激に下がり、おまけに日が沈む裏銀座、水晶岳周辺には黒い重たい雲がまとわりついており、見れる気がしません。
時々様子をうかがっていましたがやはり日の入りを拝むことができず残念でした。

その分温かい食堂でまったりと過ごしてしまいました。
夜はうっすらと雲が出ていたのか星も思ったほどは見えませんでした。

翌朝、日の出に合わせ4時に起床。
身支度を整え、防寒をし外へ。
日の出は十分拝めそうな天気です。
早めに場所を確保し、日の出に備えます。
するとその周りでイワヒバリがうろうろ。
それも気になりながら日の出を待ちます。
富士山も今日はばっちり見えています。
そしていよいよ日の出。
写真におさめ、すぐに反対側へ。
朝焼けに染まる槍ヶ岳も写真におさめ、今度は小屋の西側へ移動。
そこから見える表銀座の稜線や槍ヶ岳、そして穂高連峰も朝の光を浴びきれいに輝いており、夢中で写真を撮っていました。
強い風に体も冷えてくるので小屋に入り、朝食の時間。
朝食もおいしくいただき、荷物をまとめ、今度はまったりとコーヒータイム。
燕岳を眺めながらコーヒーを飲み、贅沢なひと時を過ごしました。

そしていよいよ下山。
あまりの天気の良さ、景色の素晴らしさに本当に後ろ髪を引かれる思いですが、ずっとここにいるわけにもいかないので、遅い出発とはなりましたが、8時に小屋を出発。
ひとまずアイゼンは付けずに階段を下ることにし、それを過ぎてからアイゼン装着。

そして何度も写真を撮りながら、振り返りながら合戦の頭までの稜線歩きを楽しみました。
そして急登を下り合戦小屋へ到着。
少しの休憩をして再出発。
あとは淡々と降りました。
第三ベンチ直前までアイゼンを着けて歩き、そこからはほぼ夏道。
行きには気づかなかったお花にもたくさん出合い、のんびりと下山しました。
第一ベンチではあまりの気持ちよさに「昼寝したいね」といいながら春の風を感じながら山での時間を楽しみました。
そして無事、登山口に到着。
無事に戻ってこれたことに感謝し、天気にも恵まれ素晴らしい景色が見れたことに感謝し、大満足の2日間でした。

最後に有明荘で疲れと汗を流し、穂高有明の蕎麦屋さん「くるまや」でお蕎麦を食べ、北アルプス牧場でソフトクリームを食べ、最後まで満足感いっぱいの山行でした。





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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
燕岳(中房温泉から往復)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
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体力レベル
3/5

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