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Yamareco

記録ID: 4518060
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白山

白山御前峰 観光新道ー砂防新道 日帰り

2022年07月24日(日) [日帰り]
 - 拍手
しもこし その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:54
距離
12.3km
登り
1,475m
下り
1,479m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:56
休憩
1:52
合計
8:48
7:30
57
8:27
8:27
90
9:57
10:03
51
10:54
11:02
9
11:27
11:46
40
12:26
13:35
24
13:59
14:06
12
14:23
14:23
25
14:48
14:49
12
15:01
15:02
21
15:23
15:24
23
15:47
15:47
29
16:16
16:16
2
16:18
ゴール地点
登りはこれが今の体力の実情。下りは午後、登山者が詰まり気味なので、もっと歩くのが速い人が歩いても、大きくコースタイムは縮まらないと感じた
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
市ノ瀬から別当出合までマイカー規制につきシャトルバスにて移動
コース状況/
危険箇所等
観光新道は尾根に上がるまで急登。砂防新道は途中しばらくの距離、沢水がコース上を流れているところあり。ローカットでは濡れる可能性。全体としてよく整備されわかりやすい。
その他周辺情報 登山口の温泉は別当、市ノ瀬ともに一般の日帰り利用は停止中
登山口。すでに日は高い
2022年07月24日 07:29撮影 by  iPhone 12, Apple
7/24 7:29
登山口。すでに日は高い
観光新道は展望が良かった
2022年07月24日 08:51撮影 by  iPhone 12, Apple
7/24 8:51
観光新道は展望が良かった
シモツケが綺麗だった
2022年07月24日 09:04撮影 by  iPhone 12, Apple
7/24 9:04
シモツケが綺麗だった
ニッコウキスゲやハクサンフウロが特に多い
2022年07月24日 10:33撮影 by  iPhone 12, Apple
2
7/24 10:33
ニッコウキスゲやハクサンフウロが特に多い
黒ボコ岩を越えて頂上への展望が開ける。気持ちの良い木道歩き
2022年07月24日 11:03撮影 by  iPhone 12, Apple
7/24 11:03
黒ボコ岩を越えて頂上への展望が開ける。気持ちの良い木道歩き
白山奥宮の鳥居
2022年07月24日 11:39撮影 by  iPhone 12, Apple
7/24 11:39
白山奥宮の鳥居
御前峰頂上。池が絵の具で塗ったかのように青かった
2022年07月24日 12:28撮影 by  iPhone 12, Apple
1
7/24 12:28
御前峰頂上。池が絵の具で塗ったかのように青かった
この眺望は本当に素晴らしい。夏山らしい素晴らしい景色
2022年07月24日 12:41撮影 by  iPhone 12, Apple
1
7/24 12:41
この眺望は本当に素晴らしい。夏山らしい素晴らしい景色
山頂の社
2022年07月24日 13:35撮影 by  iPhone 12, Apple
7/24 13:35
山頂の社
イワギキョウも満開だった
2022年07月24日 13:46撮影 by  iPhone 12, Apple
1
7/24 13:46
イワギキョウも満開だった
急いでいたので急いで撮った室堂ビジターセンター。かなり立派な小屋
2022年07月24日 14:08撮影 by  iPhone 12, Apple
7/24 14:08
急いでいたので急いで撮った室堂ビジターセンター。かなり立派な小屋
黒ボコ岩からは砂防新道。よく整備された岩畳のつづら折りの下り
2022年07月24日 14:24撮影 by  iPhone 12, Apple
7/24 14:24
黒ボコ岩からは砂防新道。よく整備された岩畳のつづら折りの下り
2022年07月24日 15:51撮影 by  iPhone 12, Apple
7/24 15:51
吊り橋は意外と揺れて怖かった。物落としたら柵が無いのでロストしそう
2022年07月24日 16:14撮影 by  iPhone 12, Apple
7/24 16:14
吊り橋は意外と揺れて怖かった。物落としたら柵が無いのでロストしそう
市ノ瀬にもどってきた。よく整備され景色も花も見応えあるいい山でした
2022年07月24日 16:56撮影 by  iPhone 12, Apple
7/24 16:56
市ノ瀬にもどってきた。よく整備され景色も花も見応えあるいい山でした

装備

MYアイテム
しもこし
重量:-kg

感想

登山を始めてまだ経験が浅い友人と一緒に、白山へ行くことにした。
この友人とは10年近い付き合いだが、山へ一緒に行くのは2回目。ここ2年ほどは行きたくても行けず、ようやく一緒に登れることになった。
もともとは新穂高から西鎌を経ての槍を考えていたが、天気が悪く予定をキャンセル。しかし日曜は天気が良さそうということで、関西からもアクセスが良好な白山を選んだ。
日帰りなら別当からのピストンとの情報を得て、砂防新道と観光新道のどちらを選ぶかは迷ったが、早く尾根に出て眺望が得られそうな観光新道を登りに使うことにした。

朝。市ノ瀬の手前まできたのが6時半。
駐車場より手前の林道で警備員が警棒を振っている。嫌な予感がする。
どうやら駐車場は満車で、道路の左右に駐車してください、ということのようだ。

市ノ瀬駐車場バス停までは650mあるが、ここで車を停めてバス停まで歩く。
しばらく歩くとなにやら行列が見えてくる。別当出合までのシャトルバス待ちの列のようだ。バスは結局、30分待ちで乗れ、別当出合からの歩きはじめは7:30となった。元々の想定より1時間遅いスタートとなった。

鳥居をくぐると直ぐに分岐。吊り橋を渡らず観光新道へのルートを取る。
急な樹林帯の上り坂を登っていく。歩き出しが遅かったこともあり、気温はすでに高く、南東斜面なので木の間から日も差してくる。とにかく暑い。
この感じは笠新道を思い出す。あちらよりずっと距離は短いけれど。

どうにか1時間程で稜線の別当坂分岐に出る。コースタイムは100分なので、ずいぶん速く登ってこられた。が、ここからコース上に見える大きな岩山への登り、標高にして150m程はまだ急な登りが続き、歩き始めて1時間半経ってようやく傾斜も穏やかになり、ここからは気持ちの良い稜線歩きとなった。

花はニッコウキスゲにハクサンフウロ、ミヤマキンポウゲ、シシウド、トラノオ、ハクサントリカブト、クルマユリ、ヨツバシオガマ、シモツケソウ、ミヤマナデシコなど、この尾根道はかなり高山植物に恵まれているようだ。

殿ヶ池避難小屋で小休止。見晴らしがよいがいかんせん暑いので、小屋の日陰で涼む。小屋付近からはまた標高をあげていく道となり、汗をかきながら黒ボコ岩へ。
早く水場につきたい。今回初めて選んだドリンクの「うめソルティ」が味が濃すぎて運動中には辛いのだ。
道中、目と鼻の先に沢が流れ、水音も聞こえるが残念ながらこのルートには室堂まで水場は無い。

黒ボコ岩で砂防新道と合流する。ここから先は一気に雄大な白山の全貌が見え、2人して一気にテンションが上がる。写真では伝えきれない開放感、湿原の中を通る木道の快適な道歩きと、少しの登りを終え室堂に着く。
ここでようやく待望の真水が補給できた。

奥宮の社があるのでお参りをし頂上へ。
へばりながらどうにか登り、室堂からコースタイムぴったり1時間。
頂上は360度の展望、遠く北アルプスは雲がかかっていたが、美しい池の数々、眼下に広がる高山植物の草原。

写真を撮ったり、お湯を沸かしたり(なお湯をうっかり手にぶっかけ火傷した)、頂上でカレーメシを食べ、コーヒーまで堪能。
気づけば1時間も滞在し、ようやく下山へ。

名残惜しさもありながら、室堂へ、弥陀ヶ原へ、黒ボッコを過ぎ、砂防新道へ。
途中、水がルート上を洗っている場所がかなり長く続いたが、ハイカットシューズなので心配なし。
甚之助避難小屋より下は、追い越しできる広さが無く、登り待ちもあって渋滞気味。

下りは思った以上に長く、16:16にようやく長い吊り橋を渡り別当出合へ。
シャトルバスもまた行列で20分ほど待って、市ノ瀬へ戻るバスに乗り込めたのであった。

さて今回のルートだが
観光新道を上りに、砂防新道を下りに使ったのは正解だった。
砂防新道は傾斜が観光新道より緩いが、甚之助避難小屋より上は日差しをずっと浴びる。そのため、日が高くなってからだと暑い可能性がある。
一方、観光新道は日が低いうちに標高を上げられ、高山植物にも早く出会える。

また、下りは砂防新道のほうが道幅があってすれ違いに有利だし
観光新道は急登の為、疲労した足で下ると負荷が大きいのではないかと思う。

ただ、砂防新道は水場に恵まれるので、水の補給の観点や急登が苦手な人は砂防新道往復が良いかもしれないと思った。

また、今回、在宅勤務が多くなり筋肉量に不安があったため
登山用タイツとしてワコールcw-xジェネレーターモデルを初めて使ったのだが
上りの疲労はもちろん、下りでいつも痛くなる膝が全く痛くならず
まさかここまで効果があるとは……。正直な話、よく歩いていた頃より痛くないかもしれない。

帰りは白峰温泉総湯に寄って、小松空港まで同行した友人が送ってくれお別れした。
全体として、復帰戦としてかなりいい山行になった。

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