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Yamareco

記録ID: 4519356
全員に公開
ハイキング
富士・御坂

富士山バリルート 執杖流し(主杖流し)

2022年07月23日(土) 〜 2022年07月24日(日)
 - 拍手
アムアム その他2人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
15:21
距離
16.7km
登り
1,959m
下り
1,984m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:25
休憩
1:39
合計
4:04
10:33
10:34
2
10:36
10:37
14
10:51
10:53
0
10:53
11:01
2
11:03
11:30
0
11:30
11:36
10
11:46
11:48
8
11:56
11:56
51
12:47
12:47
8
12:55
13:09
20
13:29
14:00
7
14:07
14:07
13
14:20
14:20
6
14:26
14:33
0
14:33
2日目
山行
9:15
休憩
1:50
合計
11:05
4:19
1
4:20
4:20
387
10:47
11:08
10
11:18
11:22
18
11:40
11:44
2
11:46
11:47
13
12:00
12:10
17
12:27
12:36
21
12:57
13:03
22
13:25
13:27
18
13:45
13:53
24
14:17
15:00
4
15:04
15:05
11
15:16
15:16
3
15:19
15:20
4
天候 一日目:曇り、二日目:晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
御中道は、表大沢でルートが以前と異なるようです。基本直進で、問題ないです。
予約できる山小屋
八合目池田館
今日は倶楽部山行です。秋葉原駅集合で、車で富士山に向かいました。
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今日は倶楽部山行です。秋葉原駅集合で、車で富士山に向かいました。
富士宮口からいざスタート。今日から2日間、一緒に富士山を楽しみます。
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富士宮口からいざスタート。今日から2日間、一緒に富士山を楽しみます。
五合目宝永入り口からスタート。まずは、今日の宿、6合目の宝永山荘を目指します。
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五合目宝永入り口からスタート。まずは、今日の宿、6合目の宝永山荘を目指します。
樹林帯を上がっていきます。
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樹林帯を上がっていきます。
途中で、コケモモが実を付けていました。
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途中で、コケモモが実を付けていました。
山頂付近は、雲が切れていますね。
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山頂付近は、雲が切れていますね。
六合目到着。雲海荘の奥が、今晩の宿の宝永山荘。
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六合目到着。雲海荘の奥が、今晩の宿の宝永山荘。
宝永山荘で富士宮焼きそばを頂きます。宝永山荘の富士宮焼きそば、めちゃウマです!麺もうまいし、肉カス最高!目玉焼きをのせるのが、おススメ!
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宝永山荘で富士宮焼きそばを頂きます。宝永山荘の富士宮焼きそば、めちゃウマです!麺もうまいし、肉カス最高!目玉焼きをのせるのが、おススメ!
一休みして、荷物を最小限に絞ったら、宝永山に遊びに行きます!
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一休みして、荷物を最小限に絞ったら、宝永山に遊びに行きます!
宝永山!ちょうど雲が切れました。
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宝永山!ちょうど雲が切れました。
山頂方向はこんな感じ。今日はあまり天気がよろしくないですね。
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山頂方向はこんな感じ。今日はあまり天気がよろしくないですね。
宝永山までザレが続きます。
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宝永山までザレが続きます。
リーダーが先頭を切って歩いてくださいますが、足元を見ていると、三歩進んで、一歩下がっている感じ。30%ぐらい税金で体力持っていかれます。
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リーダーが先頭を切って歩いてくださいますが、足元を見ていると、三歩進んで、一歩下がっている感じ。30%ぐらい税金で体力持っていかれます。
宝永山稜線まで出ました。そのまま進むと、御殿場ルートに出ます。
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宝永山稜線まで出ました。そのまま進むと、御殿場ルートに出ます。
宝永山方面は、ガスで視界が効きません。
PMになると、御殿場ルートはガスが出やすいんだそうな。
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宝永山方面は、ガスで視界が効きません。
PMになると、御殿場ルートはガスが出やすいんだそうな。
宝永山山頂につきました。山頂標です。
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宝永山山頂につきました。山頂標です。
宝永山を後にします。
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宝永山を後にします。
宝永山荘で、休んでいると、晴れてきました。明日は期待できるかな?
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宝永山荘で、休んでいると、晴れてきました。明日は期待できるかな?
山頂方向は、こんな感じ
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山頂方向は、こんな感じ
麓の町の明かりがきれいです。明日は、晴れるか?
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麓の町の明かりがきれいです。明日は、晴れるか?
夜明けです。宝永山の影、朝焼けの赤、朝日に照らされる雲海。
最高です。
出発しました。
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夜明けです。宝永山の影、朝焼けの赤、朝日に照らされる雲海。
最高です。
出発しました。
富士宮ルートを脇に逸れ、御中道に入ります。
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富士宮ルートを脇に逸れ、御中道に入ります。
オンタデの花畑が山頂方向に広がります。壮大なスケール。圧倒されます。
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オンタデの花畑が山頂方向に広がります。壮大なスケール。圧倒されます。
前を見れば、雲のスクリーンに影富士が!
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前を見れば、雲のスクリーンに影富士が!
御中道は、サインがかなり入っていますので、ガスがかかっているのでなければ、道迷いのリスクはほぼありません。
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御中道は、サインがかなり入っていますので、ガスがかかっているのでなければ、道迷いのリスクはほぼありません。
伊豆半島が見えます。
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伊豆半島が見えます。
「お中道」との、サイン。わかりやすい。
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「お中道」との、サイン。わかりやすい。
沢をいくつか超えていきます。
富士山は、すべて枯れ沢
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沢をいくつか超えていきます。
富士山は、すべて枯れ沢
影富士がくっきりと!
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影富士がくっきりと!
下方向に続くナメ状スラブ。執杖流しをもっと下方から登るのもありですね。
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下方向に続くナメ状スラブ。執杖流しをもっと下方から登るのもありですね。
では、執杖流しルート、まいります。1000m登りきるしかない!
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では、執杖流しルート、まいります。1000m登りきるしかない!
イワオウギが隙間から
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イワオウギが隙間から
我々以外、誰もいません。シーズン中に富士山独占とか夢みたいです!
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我々以外、誰もいません。シーズン中に富士山独占とか夢みたいです!
こう配の感じわかっていただけるでしょうか?
超急登。このこう配で1000m獲得しないと頂上着きません。
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こう配の感じわかっていただけるでしょうか?
超急登。このこう配で1000m獲得しないと頂上着きません。
登り始めてまだ1時間ぐらい。3000m地点ぐらいですかね。
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登り始めてまだ1時間ぐらい。3000m地点ぐらいですかね。
蚊便が10枚あるように見えるし、イワツメクサでしょうか?なんか違う気もする。
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蚊便が10枚あるように見えるし、イワツメクサでしょうか?なんか違う気もする。
溶岩が層状になっています。こういうの見るのは面白いですね。
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溶岩が層状になっています。こういうの見るのは面白いですね。
横を見れば、南アルプス
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横を見れば、南アルプス
リーダーのAさん、速いっす!
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リーダーのAさん、速いっす!
Aさん、はえー
3570m地点。測候所が見えます。
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3570m地点。測候所が見えます。
愛鷹連峰、箱根山系。40万年前は、富士山系と三つとも噴火していたんですよね。愛鷹連峰は、2500mぐらいの成層火山だったとの話です。
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愛鷹連峰、箱根山系。40万年前は、富士山系と三つとも噴火していたんですよね。愛鷹連峰は、2500mぐらいの成層火山だったとの話です。
剣ヶ峯山頂!
実は二等三角点の富士山。意外でした。
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実は二等三角点の富士山。意外でした。
みんなで登頂した証!
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みんなで登頂した証!
剣ヶ峯を後にし
富士宮山頂到着
いざ下山です。人が多いです。
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いざ下山です。人が多いです。
雲海を見ながら
愛知鬼滅隊の方々!丹次郎と、黒死牟(上限の壱の鬼)。かっちょいい!けど、メインどころの二人は、他のメンバーの後塵を拝していました。メインどころの二人なんだから、がんばれ!
丹次郎がせっている木箱は本当に木製。中には、禰津子ちゃんが入っていました。気合入ってます!
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愛知鬼滅隊の方々!丹次郎と、黒死牟(上限の壱の鬼)。かっちょいい!けど、メインどころの二人は、他のメンバーの後塵を拝していました。メインどころの二人なんだから、がんばれ!
丹次郎がせっている木箱は本当に木製。中には、禰津子ちゃんが入っていました。気合入ってます!
富士山とも、もうそろそろお別れです。
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富士山とも、もうそろそろお別れです。
7合目から見る宝永山。
昨日もこのぐらいの天気だったらなー( ;∀;)
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7合目から見る宝永山。
昨日もこのぐらいの天気だったらなー( ;∀;)

感想

執杖流し(主杖流し)に行ってきました。
富士山の登り方はいろいろありますが、バリエーションルートは静かで、山と対峙している感じがあって、眺望、達成感、ともに最高でした。
また富士山に登るときは絶対このルートですね。ただし、単独は無理なの(何かあっても、誰も来ないので野垂れ死にます)で、グループ山行ですね。

倶楽部山行で、執杖流しが出ていたので、経験を積むという意味で申し込んだのですが、申し込んだ後に調べてみると、御殿場ルートよりも超絶難易度高し、みたいな話も出てきて、やばいかも、とかなりビビっていた状態でした。
具体的に言うと、スラブの上をひたすら登っていくのですが、この角度と長さが富士山ならではになります。平均勾配は54%、2700m地点から剣ヶ峰3776mを直登します。1000mの標高差を平均54%で登りきるって、凄くないですか?事前に色々調べていて、正直この数字に気づいた時、結構ビビってしまいました。これまで奥多摩周りやってて、最もきついコースでも、平均斜度は40%ぐらいでした。その時の標高差は400m。うーん、こんなの登りきれるのか?

一日目は、宝永山に登り足慣らし。そのまま山小屋に一泊して、高度順応を行いました。

本番の二日目、L、SL、ペーペーの私の三人で、夜明け前に出発です。御中道に入り執杖流し出合を目指します。これが厄介で、実は、yamarecoや他のHPの記録も、実際には執杖流し(主杖流し)を登っていないでは?と思っているのですが、検証が必要。主杖流しと書いてある岩があるのですが、本当にここなのかが怪しいのでは?と考えているところです。主杖流しと記載されているところは、実は鬼ヶ沢?その手前にあるハコアラサワ2とあるのが実は主杖流し?でも、違うかも。で、箱荒沢第2は、間違いなくもっと手前。(はじめ、断定的に書いていましたが、検証が必要と考え、修正しています。7/27 13:45)
この辺りは、国土交通省の河川管理やっているところがHPで富士山山頂の河川系情報としてまとめているので、調べてみてください。私も、そのうち日記に書くかも。

実際の登り始めはナメ状のスラブです。靴がしっかりとグリップする斜面で、思いのほか登りやすい。まずは2900mまで標高をあげて、一休み。まだまだ先は長い。出だしは400m/hのスピードで標高をあげることが出来ました。普段、500m/hから550m/hで標高を上げているので、斜度を考えればこんなものか?
でもそのあとは、順当にスピードが落ちていき、3500mからは、200m/hです。心肺がついていきません。
スラブは、所々崩れ落ちており、下の砂地が見えているところもあります。溶岩流によりこの斜面が形成されていることが、よく分かります。標高をあげていくと、ナメ状スラブもほとんど無くなり、軽石系のごつごつした感じの岩体に変わったりします。さらに3600m以上ぐらいですかね、ザレも出てきます。ルート取りによっては、避けられるので、よく見極めて登るとよいかと。
いずれにせよ、ここを登るコツは、体力、気合、山好きの三つですかね。技術あんまりいらないですwww

剣ヶ峯山頂で記念撮影をして、富士宮山頂へ移動し、お昼を軽く済ませて、いざ下山。富士宮ルートは人がやはり多いですね。途中で、仮装して登られている方々にも出会い、富士山って、いろいろな人に愛されているよな、とうれしく思いました。

なお、写真のコメントは、書きかけなので、これからさらに、アップしていきます。

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