H：コマクサと雷鳥に会いに；御嶽山(継子岳・摩利支天山)
長野県
岐阜県
ｺﾒｯﾄｼﾞｭﾆｱ
体力度について
- GPS
- 10:51
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 1,426m
- 下り
- 1,419m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 9:00
- 休憩
- 1:51
- 合計
- 10:51
| 天候 | [天候] 日射はあるが気温も風も適度にあり カラッとした登山日和。時折雲が出て視界悪い。 �々澑�量0mm ��風速6m/s �５げ�10〜12℃ �ぜ湘�25〜29% �ケ昔�23〜53% |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
[登山道情報] �‖�河小坂登山口〜旧登山道との合流点；泥濘と木の根っこが多い道。木道も時々あり、全体的に滑りやすい。標高の低い箇所では岩道もある。 ��旧登山道との合流点〜8合目；古い木の階段が多く降雨時は滑りやすい。 他は全体的に普通の登山道。危険個所はない。 ��8合目〜五ノ池小屋；森林限界を超える岩道。バランスを崩さないように進むこと。 �じ泪涼咯�屋〜摩利支天；分岐までは岩道。急傾斜はほんの一部のみ。摩利支天山頂近傍は岩登りもある。 �ジ泪涼咯�屋〜継子岳；概ねハイキング路。一部浮石のあるガレ場がある。 |
| その他周辺情報 | [登山口前駐車場] 道沿い；8台、広場；15台駐車可能。登山前日19時時点で道沿いは3台、広場は10台空きがあったが、登山当日4時半には全部が埋まっていた。 |
写真
拍手
ハナビラタケ。食べれるらしいです。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%8A%E3%83%93%E3%83%A9%E3%82%BF%E3%82%B1
雲海の向こうには木曽山脈も見える。
コマクサ・イワギキョウ・イワツメクサの3種類のお花が群落で咲いていた。
装備
| 備考 | 高山病への対応が難しい。どんな条件で起こるのかが不明。 |
|---|
感想
今回の登山ミッションは
コマクサを見て雷鳥に出合うことです。
毎年数回御嶽山へ登っていますが、
濁河登山口からの登山は2017年以来5年ぶりで、
あの時は五ノ池小屋へ宿泊して
のんびりと過ごしました。
日曜日の登山ですので駐車場が混むと想定して
前日土曜日の日没前に登山口に到着するように
自宅を出発しました。
あまり早く着いても
駐車場が空いていない可能性もあります。
途中の道路が混んでいたので
5時間かかって登山口前の駐車場に到着。
道路に沿った駐車場は殆ど埋まり、
少し下の広場にも数台の車が停まっていました。
カーテンを設置してから車内で夕食を摂り、
早めに休みました。
翌日、3:50に起床。少し頭が重いのは
未だ標高に慣れていないのかもしれません。
夜空は月齢24の月明りで明るく、
星の美しさではぴか一の御嶽でも
星空はあまり見えませんでした。
朝食を軽く済ませ、
登山準備をした後に濁河小坂登山口から出発。
まだ少し薄暗かったのですが灯りが無くても
十分に視界はありました。
少し前に旧登山道で崩落があったようで、
ルートが変わっていました。
340万年前の原始林の中を進んでいき、
ほぼ七合目で通常の登山道に合流します。
そこまでは泥濘も多く、木道もあり、
木の根っこも沢山出ていたので、
降雨後と言う悪条件も手伝って、
非常に滑りやすくなっていました。
旧登山道と合流。ここからは
一般的な登山道になり少し登りやすくなりました。
お花も目に付くようになり、時々は
摩利支天方面の傾斜も見えるようになりました。
蛙岩、のぞき岩と進みますが、どうも調子が悪く、
いつもの持病が出てきていたようです。
のんびりゆっくりとお花を撮影し、
景色を眺めながら登っていきました。
森林限界を超えてハイマツ帯に入った辺りで
後ろを振り返ると
雲海の中に浮かぶ白山、
遠くは飛騨山脈の連山を見ることができました。
青空も出てきて、冷たい風が身体にあたり
少し気分は緩和されました。
登山道の先を見ると秋のような雲が現れていて、
そ
れらを貫くようにひこうき雲が一筋。
視界には素敵なものが沢山見えるのですが
まだまだ調子は上がってきていませんでした。
五ノ池小屋手前150m辺りから
コマクサが見られるようになりました。
早くも一つのミッションは達成(^^♪
少し上を見ると青空を背景に
ピンクの絨毯が広がったような
コマクサのお花畑が見られました(^^♪
今日ここへ来て本当に良かったなぁと思いました。
五ノ池小屋で少し休憩。多くの登山者が
思い思いにテラス席で寛いでみえました。
池の水は今日は少し残っていました。
先ずは摩利支天を目指しました。
途中の登山道から眼下には
青い水を湛えた三の池が見えました。
雲海の向こう側には
木曽山脈の山々が連なって見えました。
摩利支天へは下から見上げると
結構な傾斜なのですが、
実際に登ってみるとそうでもありません。
何度も来ているのでその辺りは熟知しています。
傾斜の途中から見る継子岳は
緑いっぱいでこの時期らしい様相でした。
摩利支天の山頂には先客の方もみえましたが
何故かあと2m登っておらず。
山頂表示が岩の間で隠れているので
わかりにくいのです。
摩利支天より先は本来の登山道はありませんが、
いつものように岩の上を進んで
下りになる手前まで行きました。
この位置に来ると
剣が峰、継母岳が遮るものも無く見ることができます。
摩利支天乗越へ戻り、
少し空腹を感じたので早めに昼食にしました。
剣が峰を見ながら昼食を頂くのは実に気分がいい。
時折雲が上がってきましたが
まだ視界は十分にありました。
もう一つのミッションの雷鳥は情報によると
継子岳で見られたそうなのでそちらに向かいました。
下山道の途中で小学生の子から
「あそこに雷鳥がいるよ」
と教えて頂きました。
2,3人の方々が集まって撮影している様子だったので
急いでその場に向かいました。
成鳥が一羽居ました！(^^♪
思わぬ場所での遭遇で
少しテンションは上がり気味でした。
動画を撮影しながら写真も撮りました。
雷鳥は幸いにも登山道に沿って
進んでくれていましたので撮影しやすかったです。
時々羽ばたいて可愛かった(^_-)-☆
登ってくる方々にも雷鳥がいることを伝えました。
継子岳への登山道は両側に
コマクサ・イワギキョウ・・イワツメクサの
3種類のお花が群落で咲いていました。
登山道からの眺めも良くのんびりと登れました。
山頂では生憎と雲で覆われてしまったので
景色は臨めませんでしたので
早々に下山しました。
四の池は水はあまり無く、
運河のような水路が見られただけでした。
五ノ池小屋へ戻り一服。
靴の紐を結びなおして下山しました。
この頃になると
体調ほぼ普通通りには回復してきていました。
下山時は何ら問題なく進めました。
時折登山時には撮影できなかったものを
撮影しながら景色を眺めながら
日帰りで帰るのは名残惜しい気分でした。
登山口に到着して、
靴に付いた泥を近くの沢の流れで洗い流しました。
濡れた衣服を着替えて帰路へ。
温泉は近くにありますが、
登山後に温泉利用することは
殆どないのでそのまま帰りました。
コマクサを見ること、雷鳥に出合うことに加えて
2つの100高山のピークも極めることができました。
今日も本当にありがとうございました。
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
継子岳の最新記録
摩利支天山の最新記録
飛騨頂上の最新記録
Tama4500 さん
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する