北岳 肩の小屋テント泊
- GPS
- 07:10
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,831m
- 下り
- 1,638m
コースタイム
- 山行
- 2:59
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 3:55
天候 | 晴れ - ガス/ - 途中大雨 - 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰りは広河原から10時のバスで甲府駅へ戻り |
コース状況/ 危険箇所等 |
なし |
その他周辺情報 | 広河原山荘が2022年から新しくなってオープン |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ポール
テント
テントマット
シェラフ
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感想
昨年、北岳肩の小屋のテン場からの素晴らしいビューをWebで見つけてしまい、どうしてもここで過ごしたく楽しみにしていた山行計画。
1週間前からの雨予報で一度はキャンセルしたものの、どうやら週末は一時的に晴れるか、少しの雨で済みそうだったので多少不安であったが決行。
ホテルを真夜中に出て、4時前に甲府駅に到着。いわゆるステーションビバーク組はそんなに多くなかった。ステーションの外ビバークという感じでバス停脇の公園に何人も転がっていたな。多くの人は近くのホテルなどに泊まっていたようです。
4時になったらバス会社の人が先頭位置の指示とザックを置いて順番待ちするように説明して回っていた。この日は普通の土日で3台のバスが来たが、50人ほどの乗客全員が座れたようだ。
広河原からは芦安を先に出たバスの集団が既に登山開始している。私は自分が乗ってきたバスの集団に入りたくないので、すぐに川を渡ってルートに入る。眼前には北岳山頂が見えていて、ここまで4-5時間で到達することを思うと心が躍る。
白根御池小屋までの樹林帯の急登はそれほど楽しいものでもなく、眺望もきかないので、黙々とストックついて歩いていく。熊鈴チャリチャリが殆ど居ないのが嬉しかった。白根御池小屋の少し手前は唯一フラットに歩ける林間コース。滝もあり、急に開けた平らな場所に小屋が登場してうれしい。水も蛇口から出ていて飲み放題っぽいぞ。ここからは再び北岳の山頂が見えている。草すべりを詰めてしまえば、あとは稜線を楽しく歩いてゴール。
ところが草すべりからはモロに日光があたるので苦しいし暑い。途中で山好き、ウルトラランナー、トレイルランナーのお兄さん?と意気投合して面白い話を聞きながら苦しい急登をゆっくり登る。「引っ張ってもらってるんですー!」と20kg担いでついてきたけど、あれだけしゃべくり通しているので、たぶん私よりもかなり歩けるはずだよな。すれ違う人、後ろから追い抜く人の殆どに声をかけるあたり、私よりもオヤジ度が高い。肩の小屋で別れたけど、その後の土砂降りをやり過ごして北岳山荘に到着できただろうか。いや、絶対にやられただろうな。またどこかでお会いしましょう。
肩の小屋からは甲斐駒、仙丈ヶ岳、鳳凰三山の姿を楽しむ。ガスがかかったり晴れたりを繰り返す。ちなみに超人気の富士山/鳳凰三山側テント場は10:30でまだ10張程度だったので、平らなところが選び放題。1時間くらい後からは残りのスペースの中からなるべく良い場所を選ぶためにウロウロする人多数。
ここのテント場は景色が良く、水場もあり、小屋でうどんなんかも注文できるので、のんびり過ごすのに最適。翌日にテントをそのままにして間ノ岳を往復してきて、再びゆっくりしても良いか。急ぎならば夕方16時のバスに間に合うように降りてもよし。ただし、下山者の列が詰まってしまうと、目的のバスに乗れなくなるので余裕をもって降りるのがよさそう。
(それにしてもテン場は遅くまでと、早朝2時くらいからうるさかったな。もっとひっそりと過ごせばよいのに。気遣いなく普通の声量で話すってなんだよ?)
翌日は早朝3時に起床してパンとコーヒーで一息。満点の星空と天の川銀河と思われるものを眺めて、再び3000mにいることを楽しむ。日の出前に北岳のピークを踏み、向こう側の間ノ岳までのルートを望む。かなり近くに見えるけどコースタイムで2時間半とのこと。1時間半くらいで行けるような気がするけどな。
肩の小屋のビューを長時間楽しみ、ピークも夜明けから十分にアプローチ含めて味わい、十分過ぎるほどに北岳を満喫した。間ノ岳方面への縦走はまた来年の楽しみに。
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