白山(2,702.17m 平瀬道)


- GPS
- 05:15
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 1,471m
- 下り
- 40m
コースタイム
室堂(9:30)-(10:00)御前峰(10:10)-(10:40)室堂
室堂(11:15)-(12:25)大倉山避難小屋(12:30)-(13:55)平瀬道登山口P
天候 | 晴れのち雷雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年07月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
カンクラ雪渓の手前では10m程の雪渓をトラバース。しっかりトレースが付いており、踏み固められているので滑る事はないだろう。軽アイゼンを使うまでもなかった。 カンクラ雪渓を越えてしばらくすると、南側が崩壊している。落ちることはないだろうが、もし子供が足を滑らせたらとちょっと心配してしまう。 |
写真
感想
先週の御在所山に引き続き、岐阜県・石川県に跨る霊峰白山(2,702m)へ。約17〜8年ぶりかな。道が分るか若干の心配も・・・。ルートは岐阜県白川村側の白水湖畔からの平瀬道。
名古屋高速で一宮東〜R22〜一宮木曽川から東海北陸道へ。荘川で降りてR158-R156を北上。
20〜30分程走って大白川橋を渡ったら左折、県道451号は真っ暗で細い舗装路。左側は大白川へまっさかさま。 幸い対向車が来なかったから良かったものの、多くはガードレールも無く対向車とのすれ違いには最大限の注意!!
13Kmの道程を25分もかけて慎重に走って、白水滝を通り過ぎ、ゲート越えると右側に登山口のある駐車場に着く。 20台位の車がある。思ったよりも少ない。ここがいっぱいでも、もう少し進んだ所にはキャンプ場と大駐車場があるそうだ。
4時 起床、快晴無風、気温は14度。半袖ではやや肌寒い。コンビニで買ってきたパン、おにぎりで朝食。
4時45分 、まだ薄暗い中を出発。鳥居のある平瀬道登山口から白山室堂までは、約6.9Km、標高差約1,200m。4時間半位かな?
昨晩は暗くて気がつかなかったが、登山口には立派な休憩所が建てられている。前夜発日帰り登山の際の仮眠所に使えそうだ。
登山口の鳥居をくぐり、ブナ林やダケカンバの中をジグザグに上って行く。先を急ぎたい子供に「ビスタ〜リ、ビスタ〜リ(ゆっくりゆっくり)」と言い聞かせて登る。
登山道はハッキリとしていて迷う事は無い。1Km毎に立派な標識が立っているのでペース配分に役立つ。
大倉尾根に上がると、右前方に御前ヶ峰や剣ヶ峰が見える。大倉山山頂(2,038m)からは避難小屋まで後0.1Km。
カンクラ雪渓の手前では10m程の雪渓をトラバース。しっかりトレースが付いており、滑る事はないだろう。 念の為に軽アイゼンを持って来たが使うまでも無い。真夏なのに見る初めての雪に大喜び。
途中、一部崩壊の恐れがあるところがあり、注意看板を設置してある。そんなに恐ろしいわけではないが、落ちたらひとたまりも無い。
9時10分 、室堂着。9時前と予想していたので、マズマズのペース。
山頂は既にガスがかかっているので昼食は後回しにし、天気が悪くなる前に頂上へ向かう。 10分も歩かないうちにポツポツ降り出した。
10時 丁度、御前峰に到着。ツアーの団体さん御一向が記念写真撮影に夢中。雨もパラパラ程度。パンを食べながら慌しく記念写真。寒いのと雨がいつ降ってくるか心配なので10分ソコソコで下り始める。
11時15分 、室堂を後に下山開始。しばらくすると西のほうから真っ黒な雲が・・・。 なんとか駐車場に着くまで持ってくれと祈りながら下る。 しかし、大倉山避難小屋まであと10分位という所でついにポツポツ落ちてきた。
12時30分 に大倉山避難小屋に着くが、今にも降り出しそうなので5分程度の休憩で先を急ぐ。雷の音も聞こえてきた。
登山道入り口まで約3Kmという所でついに降り出した。まだガマンできない程ではない。 だが、残り2Kmを過ぎた辺りで本格的に降り出す。もうヤケクソだ。車まで戻ったら温泉用に持ってきた着替えに着替えれば良い。 今更カッパ着ても濡れた服でムレムレになるのは目に見えている。
14時 、車に逃げ込む。もう下着までビチョビチョ。温泉に入る為に持って来たバスタオルでしっかり拭いて着替える。雷雨の中、途中で追い越してきた人たちがどんどん降りてくる。 しばらく呆然として何もする気にならない。
白水湖のキャンプ場の駐車場には、大白川温泉露天風呂(300円)があるらしい。期待してきたのだがとてもこの雨の中では入る気にならない。
そのうちに、この県道451号が雨量規制で止らないか心配になってきた。
14時45分 、雨の中を出発。道には何ヶ所か木の枝が落ちており、よけながら走ると、いきなり一抱えもある岩が道の真ん中に落ちている!! この雨で落ちてきたのだろう。夜真っ暗な中で急に目の前に現れたら見つけきれるか??危ない危ない。
20分程でR156までたどり着いて一安心。ここからR156〜R158〜東海北陸道〜R22〜名古屋高速と乗り継いで、17時45分帰宅。
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