白馬大池・チングルマ天国

2022年08月02日(火) 〜 2022年08月03日(水)

• GPS: 32:00
• 距離: 10.2km
• 登り: 918m
• 下り: 905m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:20
• 休憩: 0:30
• 合計: 3:50

9:20 栂池パノラマウェイ 自然園駅
9:20 9:20 栂池ヒュッテ
9:20 9:20 栂池山荘
11:00 11:00 天狗原/白馬岳神社
11:10 11:10 風吹大池方面分岐
12:00 12:30 乗鞍岳
12:30 12:30 白馬大池山荘
13:10 宿泊地

2日目

• 山行: 3:10
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:10

8:00 8:00 白馬大池山荘
8:40 8:40 乗鞍岳
9:40 9:40 風吹大池方面分岐
10:00 10:00 天狗原/白馬岳神社
11:00 11:00 栂池山荘
11:00 11:00 栂池ヒュッテ
11:10 11:10 栂池パノラマウェイ 自然園駅
11:10 ゴール地点

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

　栂池からリフトロープウェイを乗り継いで栂池自然園まで。ここの標高が1850m。さすがにここまでくると涼しい。往復券3380円、3日間有効。モンベルのカード使うより安いといわれたのでそうした。オオシラビソの樹冠についた紫色の松ぼっくりは5-6年に一度しかつかない貴重な物で…という学術的な話をロープウェイの中でガイドのおじさんがしていた。なお、栂池の駐車場は1日500円。着いたときは50%、帰るときは70%くらいだった。

コース状況／危険箇所等

　天狗原から白馬乗鞍山頂までは雪渓横断はまったく問題ない。アイゼンは不要。しかし白馬乗鞍手前の急坂の下りは巨岩の間を縫うように下り岩が濡れているとそれなりに滑って危険。同様に白馬乗鞍山頂から大池までの下りも気を抜くと危険。意外に歩きにくい道である。ただ景色がいいのでつい展望に目が奪われてしまうのだが足元をきちんと見定めないと躓く。

その他周辺情報

　温泉はたくさんあるしペンションもある。4日が晴れならもう一泊テント泊かペンション泊したかったがガスや天候を考えて朝さっさとテント撤収したのち下山した。温泉は駐車場近くの温泉に行ったがしまっていた。シャクナゲ荘も閉鎖。結局ホリデー湯（一人550円）まで行った。

写真

8/2 12:00

天狗原のアヤメ。ここは尾瀬のように木道が続く。

8/2 12:43

雪渓手前、チングルマお目見え。

8/2 13:03

雪渓はもうアイゼンの必要は全くない。

8/2 13:20

白馬乗鞍岳山頂着。奥に見えるのは船越の頭。

8/2 13:45

白馬大池が見えてきました。

8/2 13:48

子蓮華も顔を出してきました。

8/2 14:12

白馬大池山荘直前。ここもお花畑が迎えてくれます。

8/2 14:13

アップで

8/2 14:17

いやあ癒されます。

8/2 15:03

山頂の近く広大なチングルマ畑です。すごいです。

8/2 15:04

みんな感動しています。

8/2 15:09

明日行く予定の白馬岳方向

8/2 15:10

後ろの見えるのは白馬大池山荘。

8/2 15:10

テント場近くのチングルマはすでに花を落としていましたがここは絶好調。

8/2 15:12

この方向は蓮華温泉方向。

8/2 15:13

水場のそばにはアヤメ

8/2 15:25

白馬大池。まだ雪が残ります。

8/2 15:33

青空が出てきました。

8/2 16:04

明日この方向を白馬に向かう予定。

8/2 16:06

白馬山荘、コロナで営業してないそうです。ここを予約していた人、可哀そうです。楽しみにしていたろうに。

8/2 16:10

おくに見えるのは白馬大池山荘と大池。

8/2 16:17

コマクサの咲く丘。テントサイトから5-10分。朝日岳方向を見る

8/2 16:17

コマクサ咲いています

8/2 16:27

ここにも

8/2 16:29

さすが高山植物の女王。

8/2 16:40

池を見下ろすロザンナ

8/2 16:42

チングルマ、アップで。

8/2 18:11

雲が撮れ青空が出てきました。

8/2 18:33

さて夕景を見に行きます。

8/2 18:50

蓮華温泉方向5分下った場所から見る夕日

8/2 18:53

いやあ絶景です。雲海がオレンジに染まります。

8/3 6:08

翌朝、ご来光を期待していたのにこんな感じ。

8/3 9:07

雲が多くなってきたので白馬を諦めテント撤収。さらばチングルマ。

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100M3 SONY

装備

個人装備

虫よけスプレーはあった方が良い。

共同装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

備考

持っていってよかったのが風防。レンジのアルミ天ぷらフードだが意外に良かった。

感想

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　この夏休み、白馬はあまり天気が良くない。8月2日は雲の多い時もあったがおおむね晴れだった。小屋のお姉さんによるとこの夏はガスや午後雨の日が多く今日は久しぶりの良い天気だといっていた。8月3日は朝から曇りでご来光の見える船越の頭中腹迄いいったがダメ。さらに小蓮華岳はガスの中に覆われる。午後からは天気が崩れるという予報だがすでに西の空は雨雲らしき黒い雲。しょうがないからさっさと下山してテント撤収して下山。白馬山頂の晴天率は過去3勝5敗となった。もっとも今回は山頂まで行っていないが。
　白馬大池~山頂までは至る所にお花畑がありその花をめでることが今回の山岳行動の目的であった。来る前のてんきとくらすではAだった8月3日がガスだったのである。白馬山頂は何度も行ってるし午後から天気崩れるって言っていたし早めに降りることにした。結局大池周辺のチングルマとコマクサ、ハクサンコザクラ鑑賞会で終わってしまった。しかし2日の夕暮れに雪倉岳方面の雲海がオレンジ色に染まった景観はそれだけでも来たかいがあった。
　なお、上記の写真のように白馬山荘はコロナ陽性者が出たたためこやは営業停止。仕方ないのかもしれないが何か月も前に予約をし楽しみにしていた人たちのことを思うと可哀そうでならない。慰めにならないが今年の白馬はしばらく天気が悪そう。来年まで楽しみをとっておけということなのだろう。
　白馬大池のテントサイトは完全予約制。しかし、この夏は毎日天気悪くキャンセルが多いそうだ。ま、そりゃそうだろう。一人2000円、一張り1000円。つまり一泊二人で5000円。高い気がするがこのロケーションでは仕方ないかな。下界のオートキャンプ場でシャワー、AC電源つきとおなじくらいの金額。