大山(夏山登山道↑行者谷コース↓)-山陰の旅

2022年08月05日(金) [日帰り]

• GPS: 05:40
• 距離: 7.5km
• 登り: 981m
• 下り: 973m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:26
• 休憩: 1:14
• 合計: 5:40

8:18 大山寺橋・南光河原駐車場
8:19 8:20 夏山道登山口（大山寺橋側）
9:01 9:02 三合目
9:29 9:29 五合目
9:31 9:31 行者谷分かれ
9:48 9:58 六合目避難小屋
10:33 10:37 八合目
10:41 10:41 石室方面との分岐
10:54 10:56 大山頂上避難小屋
10:57 11:30 大山頂上碑
11:32 11:33 大山頂上避難小屋
11:48 11:50 石室
11:56 11:57 石室方面との分岐
12:04 12:04 八合目
12:25 12:30 六合目避難小屋
12:37 12:37 行者谷分かれ
13:09 13:10 元谷堰堤右岸分岐
13:24 13:25 元谷・下宝珠越分岐
13:27 13:39 大神山神社
13:55 13:55 大山館
13:58 大山寺橋・南光河原駐車場

天候

雨→曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

南光河原駐車場を利用(無料)。
※冬季は有料

コース状況／危険箇所等

全面的に良く整備されている。

【夏山登山道】
・一合目〜三合目
斜度は緩い。樹林帯。石段、木段、木道でバッチリ整備されている。

・三合目〜七合目
斜度はキツめ。引き続き木段で良く整備されている。
五合目あたりから足場に岩が増え、樹林が薄くなり展望が開けてくる。

・七合目〜八合目
斜度はキツめ。足場は木段が減って大きな岩が増える。
ガレっぽい場所もあるので道中では一番歩きにくい。

・八合目〜山頂〜石室
斜度は緩く平坦。
木道で完全に整備され高原のハイキングコースといった感じ。

【行者谷コース】
・行者谷分かれ〜本谷堰堤
基本は夏山登山道と同じ。道幅がやや狭く斜度はキツい。
木段、木道で良く整備された樹林帯。

・本谷堰堤〜本谷堰堤右岸分岐〜大神山神社
ガラリと景色が変わり、開けた涸れ沢のような砂利道歩きとなる。
右岸分岐からは再び樹林帯に入って平坦な道を進む。

・大神山神社〜南光河原駐車場
山道は終わり。参道、石畳、舗装路歩き。
斜度は緩いが石畳はデコボコして思いの外歩きにくい。

その他周辺情報

◆雪花荘
https://sekkasou.com/
前泊でお世話になった登山口に近いお宿。
静かに過ごせてアットホームで居心地が良い。
爆弾おにぎり2個入りのボリューミーなお弁当を注文できる。

◆豪円湯院
https://goenyuin.com/
日帰り温泉施設。全体的に綺麗で比較的設備も新しい。
広めの内湯と露天風呂を備え、食事処と休憩所もあるので登山後の立ち寄りにオススメ。
大人490円(mont-bell会員なら30円引き)

写真

8/5 8:17

8:18【南光河原駐車場】からスタート

8/5 8:19

8:19【夏山道登山口】山道へ

8/5 8:29

初めは石段を登る。はぁ〜天気悪い。

8/5 8:30

お地蔵様、雲を消して下さいませ。

8/5 8:35

8:35【一合目】

8/5 8:43

ガスガス。これはこれで綺麗だけど。

8/5 8:48

8:48【二合目】蒸し暑い。ミストサウナ状態。

8/5 8:50

標高も100m毎に標示板がある

8/5 9:01

9:01【三合目】雨の中を淡々と登る。

8/5 9:04

ジメジメ。キノコも多い。

8/5 9:08

クサアジサイ。山麓近くの個体は全部位が緑色。

8/5 9:12

この木段の密度よ。もはや木壁。

8/5 9:15

9:15【四合目】徐々に雲が薄くなってきた。

8/5 9:28

ソバナ！釣鐘型の可愛いやつ。

8/5 9:28

何だろう？タデっぽい花。

8/5 9:29

9:29【五合目】明るくなってきたぞ

8/5 9:31

9:31【行者谷分かれ】

8/5 9:34

五合目から岩が増え始める

8/5 9:36

紅葉？まだ盆前よ？

8/5 9:38

トウバナかな？

8/5 9:45

クサアジサイ。標高が上がるにつれて紫や青の個体が増える。

8/5 9:53

9:48【六合目避難小屋】青空も見え始めたが、まだまだ雲だらけ。

8/5 9:56

シモツケ！

8/5 10:00

ナンゴククガイソウ！紫の尻尾

8/5 10:11

10:11【七合目】

8/5 10:16

七合目以降は岩が多くなる

8/5 10:18

青の綺麗なクサアジサイ

8/5 10:23

アザミ！種類はわからん。

8/5 10:25

シモツケソウ！

8/5 10:27

ヤマハハコ！

8/5 10:31

クルマユリ！山中にはこの一輪しかなかった。

8/5 10:33

10:33【八合目】ここまでくれば斜度は緩む

8/5 10:40

山頂までは全面木道歩き

8/5 10:41

10:41【石室分岐】

8/5 10:45

10:45【九合目】

8/5 10:46

ハクサンフウロ！山頂付近にたくさん咲いてる。

8/5 10:49

エゾノヨロイグサ！白い花火だ。

8/5 10:49

サラシナショウマ！曇りでもお花畑が元気をくれる。

8/5 10:54

10:54【大山頂上避難小屋】

8/5 10:55

避難小屋内はとても綺麗で広い

8/5 10:59

10:57【大山(弥山)】に到着！

8/5 11:22

山頂からの絶景(白)

8/5 11:12

前泊した雪花荘で作ってもらった爆弾おにぎり弁当！拳サイズのおにぎり×2で味も◎

8/5 11:31

晴れる気配も無いので下山開始。帰路は石室を経由する。

8/5 11:43

ナンゴククガイソウ！道中のより立派。

8/5 11:46

石室ルートはより植物との距離が近い。高原散歩な感じ。

8/5 11:48

11:48【石室】中には小さな祠があった。

8/5 11:50

小さな池塘もある。野鳥が水浴びしていた。

8/5 11:53

ダイセンオトギリ！

8/5 12:06

八合目〜七合目間の下りは少し注意

8/5 12:21

ちょっと晴れてきたぞ。山は下ると晴れる。

8/5 12:26

12:25【六合目避難小屋】往路では見えなかった東側の展望！

8/5 12:27

三鈷峰が見えた！カッコいい山容だ。

8/5 12:37

12:37【行者谷分かれ】ここから東側の行者谷コースへ。しばらくは急降下が続く。

8/5 12:41

ヤマジノホトトギス！

8/5 12:43

ガマズミ！可食だがこの時期は超すっぱい。

8/5 12:52

こちらのコースも木道などで良く整備されている

8/5 12:53

ソバナわさわさ

8/5 13:04

元谷堰堤まで降りると景色が一変する

8/5 13:06

振り返って大山主峰。山頂はまだガスの中だな。

8/5 13:10

13:09【元谷堰堤右岸分岐】地面に分かり易く案内がある

8/5 13:21

再び樹林帯に入る

8/5 13:24

13:24【元谷・下宝珠越分岐】ここまでくれば山道はほぼお終い

8/5 13:35

13:27【大神山神社】ものすごく立派な神社だ。

8/5 13:43

後は参道を下るだけ

8/5 13:45

参道が思ったよりボコボコで歩きにくい。大山の一部なんだな。

8/5 13:50

参道のど真ん中にカエル様。微動だにしない。踏まれるぞ。

8/5 13:57

大山寺橋から大山を見納め

8/5 13:57

三鈷峰。弥山や剣ヶ峰より目立つんだよな。

8/5 13:59

13:58【南光河原駐車場】にゴール！天気がイマイチでも楽しかった！

8/5 14:31

(おまけ1)日帰り温泉「豪円湯院」。山後の立ち寄りにオススメ。

8/4 14:43

(おまけ2)出雲大社。この大しめ縄は5.2トンあるとか。5.2トン！？

8/5 17:21

(おまけ3)鳥取砂丘。雪山より遥かに歩き辛くて笑った。

撮影機器：

LUMIX DC-GF10W ダブルレンズキット パナソニック

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 笛 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 タオル ストック カメラ

備考

水1700ml 持参 → 残450ml

感想

げんじゅ

久々の遠征登山。出雲→大山→鳥取へと移動。
雷注意報で羽田に2時間足止めを食らうなど終始不安定な気候に悩まされたが、どうにか予定通り山と旅を終えることができた。
これでようやく47都道府県を全て旅した。やったぜ。

-天気と気候
岡山出身の知人曰く、山陰は「山の陰」なので基本的に天気が悪い。その通りになった。
6時前の時点で大雨。諦めて2度寝。7時を過ぎた頃に一旦雨は止んだが、雲の薄くなる気配はなくノソノソ遅い出発。
登山口から四合目あたりまでは降ったり止んだり。四合目以降は晴れ間も覗いたが、スッキリ晴れることはなく山頂付近はガスガス。
気温は8:00頃の駐車場が23℃、11:00頃の山頂が19℃、14:00頃の駐車場が27℃。雨の樹林帯はミストサウナのようで汗をかき過ぎてかなり消耗した。
山頂は風がよく抜けることもあり涼しくて快適だった。

-コース・難易度
急登続きなので歩行距離や累積標高の割にはやや辛く感じた。
全面的に良く整備され分岐も明瞭で道迷いの危険も無く初級者向け。
とはいえ七〜八合目がやや岩っぽかったり、滑りやすい所も多いので普段着で登る山では無い。

-虫
1000m以下には蚊、1000m以上には重量級のアブが居る。
オニヤンマ君のおかげか刺されはしなかったが超怖い。

-人
50〜60人くらいには会ったか？観光地でもあり人が多い。
子供連れや登山装備でない人達も多く、中でもワンピース姿のお姉様が居たのにはビックリ。
天気の良くない平日でこれだと休日は渋滞が起こるレベルだろう。
夏山登山道に比べると行者谷コースは人が少なかった。

-筋肉痛記録
8/6　ふくらはぎ:強　二の腕:弱
ふくらはぎだけここ数年無いレベルの強烈な筋肉痛。なにこれ？なぜ？？
遠征の疲労と序盤の雨での消耗が原因か？
下山後の砂丘もサラッサラの砂地が雪山以上に歩きにくく地味に疲れた。