静かな山歩きの週末(その2)和名倉山+おまけの笠取山へ


- GPS
- 10:23
- 距離
- 27.2km
- 登り
- 1,886m
- 下り
- 1,882m
コースタイム
4:51将監登山道入口
5:14七ツ石尾根分岐
6:06牛王院平
(先行者と少し話し込む)
6:13山ノ神土
7:03東仙波
7:50川又分岐
8:01二瀬分岐
8:13−8:21和名倉山頂
8:31二瀬分岐
8:38川又分岐
9:30東仙波
10:21−10:34山ノ神土(ランチ休憩)
11:21唐松尾山
12:30笠取山、水干への分岐
12:44−12:47笠取山山頂
12:52−13:04笠取山西側山頂(軽食休憩)
13:17笠取山西分岐
13:25水干
(対向グループ退避のため数分休憩)
13:32水干尾根分岐
13:46シラベ尾根分岐
13:55黒えんじゅ分岐
14:32馬止
14:44中島川口(林道)
15:10一の瀬高原キャンプ場駐車場
*「山と高原地図」の標準コースタイムだと休憩なしで約14時間となってます。参考までに!
●なお、ルートは手書きです
天候 | 晴れですが曇り気味、昼すぎに一瞬雨がパラつきましたがその後下山まではもちました。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
当初はみはらしに泊めるつもりでしたがすでに満車(多分テント泊)でしたのでちょい下の一ノ瀬高原キャンプ場の駐車場に泊めました(料金は共に一日500円:下山後支払いました) |
コース状況/ 危険箇所等 |
将監登山道入口から山ノ神土までは迷うこともないと思います。 (途中に作業道がいくつかありますが基本尾根を直進するイメージで、ピンクテープは林業の作業用に貼られてると考えたほうがいいでしょう)鹿柵を越えるとこに来ると縦走路(牛王院平)すぐ近くです。 *山と高原地図では道標なしと記載されてますが尾根の入口に木製の標識が設置されてました 山ノ神土から東仙波を超えて吹上ノ頭までは巻き道や尾根歩きなどを繰り返しながらの山歩きとなります、マーキングもしっかりあるので迷うこともないと思います。 八百平あたりから川又分岐、二瀬分岐へのあたりから樹林帯を進んで行きます。 マーキングもありますので見失わなけば大丈夫ですが天候により(特に濃霧)注意する必要があるかもしれません。そこから頂上までも踏み跡やマーキングを頼りに進みます。 唐松尾山から笠取山まではアップダウン繰り返して行きますが縦走路で踏み跡やマーキング、標識もところどころにありますので忠実に歩けば大丈夫です。 笠取山から下山(林道)までのルートも散策コースですのでよく整備されてます。 (ところどころに巡視道などもありますが分岐の道標を見れば問題ありません) *中島川口から将監登山道入口までの標準コースタイムは下りで20分となってますが ・・・走らないと無理です(笑)、もしくは何も背負わずに「デューク更家ウォーキング」なら可能かな? ●登山ポストはありませんでした、事前に登る場所、行程などを家族や知人に伝えておいたほうがいいと思います。 ●下山後は前日車中泊した「道の駅たばやま」に併設されているのめこい湯に入浴してきました。(多くの登山客が利用している感じでした。) ●今回、前日に充電不足からか(泣)デジカメのバッテリーがなくなったのですべてスマホで撮影してます。 |
写真
感想
前日(一つ前のレコ)からの続きです。
ほったらかし温泉で存分でほったらかされてからラーメンを食べて柳沢峠を走り道の駅たばやまに到着したのが午後11時前くらいでした(そんな気がします(笑))
明日に備えて早く寝ようとちょっとシートを倒して横になると
・・・またもや全然寝過ごしてました(泣)
今回は奥深いと称される和名倉山(白石山)、出来ればヘッデンスタート予定でしたがすでに薄明るい
・・・急いで車走らせて登山口へ向かいます。
なぜこの山を選んだのかというと日本300名山でこのエリアで真ん中にぽつんと未登の山として残ってたのがこの和名倉山でした、甲武信や両神、雲取あたりから眺めてるはずなんでこのまるで空いてるパネルを埋めるが如くのアタックチャンスです。
登山口は今回は三ノ瀬より、国道411号走って林道をしばらく走りレコで皆さんが駐車される民宿みはらしに駐車
・・・しようと思うとなんと満車(驚)、どうやら多くのかたがテント泊などで来られてたようです。
そのままちょっと下に戻り一ノ瀬キャンプ場の駐車場(無断駐車禁止、一日500円の看板あり)に停めてダッシュボードに「25日早朝に停めました、下山後にお支払いにうかがいます」と紙に書いて準備して登山開始です。
・・・それにしても2日連続寝坊とはなんだか気合い入ってませんね(泣)、夏のプランなら下山が午前様になっちゃうかもと自分に反省していざ出発!
最初の将監小屋から尾根への分岐は道標が予想外であるので迷うことなくそのまま尾根を登りつめていきます。
途中作業道をいくつか通過しますが基本は尾根登りのイメージでそのうちに鹿柵を越えると牛王院平(縦走路)に到着です。
ちょうど同じタイミングで小屋の方向から来たかたがいて話すと「昨日将監小屋に停まり今日は雁坂小屋まで行く」とのこと、しばし話をしながら先行させていただきました。
山ノ神土にすぐ到着、ここから山頂までが今日の行程での核心です、ちょい気合いいれて先に進みます。
途中、東仙波を超えて吹上の頭までは予想に反しておだやかな稜線歩きもあり見晴らしのいいルートでした。
・・・マーキングもたくさんあるので迷うこともありません、そして思ったよりも多くのかたが登られてました
(この日で20名ほどはいたと思います)
頂上手前あたりからは広い樹林帯を時折通過、このへんが濃霧などで方向を見失うと怖い山ですね、遭難が多いと言われるわけもわかります(エスケープもほぼないですし)
二瀬分岐から10分ほどで山頂に到着、ちょうど小屋泊りで先行されてた2名のかたと頂上で一緒になり、しばし話してから下山しました。
実はこの日の予報は所により午後に雨の可能性もありだったので単純に和名倉山ピストンで終わるかどうかを空の具合を眺めながら山ノ神土まで戻りしばしランチ休憩です。
天気も持ちそうなんでそのまま唐松尾山へ、ここから笠取山までは唐松尾山までの登りは何とか頑張りましたがそこからの下りはなかなかききましたね!
そのまま笠取山頂上へ、ここかから多くの登山者と出会いました。
西側の頂上で少し休憩して「雁坂峠もピストンしちゃう?」みたいな欲望にかられましたが寝坊したのでここまででよしとして多摩川の源流を眺めてから下山することにします。(すでに和名倉山ピストン計画から全然外れてる(笑))
後は自然を眺めながら登山口まで何事もなく無事に下山となりました。
まだまだ夏に向けてコースタイム+8時間は加算できるようには仕上げていかねばってな気持ちで駐車場まで戻りました ←寝坊をしないこと まずこれが大前提(笑)
下山後は前日車中泊して道の駅たばやまののめこい湯で温泉入浴&食事&熟睡してました。
ものすごい多くの登山者が来られてたようで(なんだかオフ会みたいな集まりのかたもいました)温泉は大賑わい、外のベンチで新緑ももと渓流の流れを聞きながら寝て自宅へと戻りました。
・・・こっちからだと小仏渋滞にハマらず快適に帰宅となりました(笑)
ようやく自分の300名山の地図のこのエリアでただ一個ポツンと空いてた和名倉山への登頂達成、静けさと賑わいと自分の余力、弱さなどなどいろんなことを味わえた山行となりました。
雨もほんの一瞬のパラパラでおさまりました、ぼちぼち悪天候男の汚名を返上できる日も近いかな?
日曜日もお疲れさまでした
35の写真、さすがのdrunkyさんにも疲労の色が(笑)
寝不足を解消するには睡眠です(笑)
yamaさん こんばんは〜
三笠山の山頂での写真は多分、この日一番疲れてた瞬間だと思います!
多くなってきた楽しそうな登山者達とは対照的に疲労が重なってる自分
・・・確かに弱ってきてますね
睡眠は重要ですよ、やはり深夜スタートする頃には現地夕方6時睡眠とかにしないといけないですね、それにしても車で本当に熟睡しすぎです、まったく起きませんので
凄いですね〜
いったいどこからそんなパワーが出てくるの?
相変わらずのパワフル山行に脱帽です。
現地までの移動時間も考えるとうわ〜〜
いよいよエンジンが温まってきましたね
raubouさん こんばんは〜
今回は前日にぐっすり寝れたのでバテバテになることもなく無事に回ってこれました。
それにしても年度末に休んだ分、まだまだ体力不足かなとときおり感じます
・・・お酒ばかりを控えてもっと頑張らないといけないですね
そっち方面もまた行きたい山があるのでまた近場にお邪魔するかもです。
そういえばコメントした白木峰、大門山の間違いでした!
・・・林道通行止めがしょっちゅうありなかなかゲートが開かないなんてらしいです。
行くときはいくつかまとめてピークハント狙います
こんばんは、drunkyさん(^^)v
いや〜前日ももはや理解不能のダブルヘッダーだったのに、
翌日こんなコースを歩いちゃいますかあ
お写真のdrunkyさんもさすがに疲れた顔ですけど、
歩き通してしまうとはサスガです
和名倉山には去年秩父側から歩いておりますが、
かなり苦労して歩いたのにも関わらず、
あの報われない感じの山頂、ワタシも好みでした
でも、歩くならやっぱり仙波尾根を通った方が楽しいですよね
おっしゃる通り、登り返しがキツいですが(^-^;
いや〜年度末山に行けなかった分、かなーり爆発されてますねぇ
次回のガチ山行も期待しております(^^)v
kamasenninさん こんばんは〜
あの流れであと和名倉山だけこの界隈で未登でポツンと残ってました
・・・連日なら当然今狙うのがいいかなと思いチャレンジしました
(カマさんのようにあのラッセル敗退の時には無理だと感じましたので(笑))
仙波尾根は予想してたよりも開けた尾根歩きでしたね、自分の中ではもっと奥深いイメージが強かったのでいい気分で歩けました。
頂上のあの樹木に囲まれた「えっここ?」みたいな感覚、300名山の中でもトップクラスでしょうね、でもなんだかこんなピークも好きになりつつあります
・・・登るまでの過程の楽しい山って感じで
笠取山は和名倉のコース計画の時点ですでに組み込んでありました、ただ天候次第なのと和名倉をかなり警戒して臨んだのであくまで山ノ神土まで戻ってきてからどうするかと考えてました。
でも笠取山は多分何もなければそうそう登りにくることない可能性高いので行けるなら今だと思い行ってきました〜・・・結果楽しい余分な追試となりましたがいい景色で楽しめましたね
次はもう決まって(というか決められそう)ます。
・・・まさか「僕が・・・???」みたいな超楽しいハイキングのお誘いを受けてるんですよ
実際に実現したらレコあっぷします、そしてキャラを変身させようと思います(笑)
こんちはdrunky さん
笠取山はオマケですか!(笑)
「山の神士←最近まで紳士と思ってました・笑」から結構アップダウンがもあるし、
和名倉山行ってからだと、ドMもいいトコですね
土曜日に続きやりますよね〜でも、ちゃんとのめこい湯にも行って
タバスキーにもあって昼寝までするなんて、ワタクシもdrunkyさんの
そういうトコロは見習いたいと思います〜!
c-54さん こんばんは〜
実は笠取山の頂上で「雁坂峠まで行っちゃう?」みたいな衝動に駆られました(爆)
レコ書いててルート見るともし本当にこれにプラスしたらまるでミッキーマウスみたいな形になって笑えたかもです、しかし日曜なんで無難に休憩して温泉も堪能したいのでそれは断念しましたけどね
それにしてもこの界隈って将監峠やら山ノ神土やら牛王院やら変わった名前多いですね
・・・山の紳士だったらもっと変わった名前だったかもしれませんね(笑)
実はのめこい湯ではなんだか20名くらいの登山団体(会話の内容からしてなんだかオフ会っぽい:どこ登られたのかは知りませんが)
可愛いかたもたくさんいて楽しそうな会話の中、地味〜な和名倉に登って会話に混ざることの出来ない僕はタバスキーに孤独に癒されてました
やはり幸せは続かずにまたいつもの自分イジメ山行の方向に仕上がってきてます(泣)
・・・次こそ山頂で山ガールとランチ希望です
drunky さんまたこんばんはー。
土曜に引き続きお疲れ様でした。また深いところを歩いて来ましたねー。
ホント、タフですね。この勢いなら北鎌尾根あたりの直登?は僕でなく、
drunky さんがこの夏、実現してくれるものと思います
笠取山からの展望は土曜のような天候なら、さらに素晴らしいものになったの
でしょうね!それでも充分、奥秩父らしい雄大な風景です。地図見ると一瞬、
東京と埼玉との県境にあるかに見えたのですが、ポコッと飛び出た山梨県との
境なんですね〜。
また写真20の警告紙、埼玉県警のやつじゃないですか?
僕が矢岳に入った時に見たやつと同じです(笑)きっと怪しい場所に
吊るしてあるのですね。
山菜そばセット、見てたらお腹空いて来ちゃいましたよ。
て言うか明日?6:30起きなんでもう寝なきゃ(笑)
PS:「長者の森コース」からの座山敗退の要因は、入口あたりに「山頂まで3時間30分」とか書いてあったからです(笑)。気にしながらも途中まで歩いてみましたが・・
kazuroさん こんばんは〜
kazuro先輩(こう呼ばさせていただきます)のイチオシの御座山も楽しめました、アドバイスありがとうございました
和名倉山はかなり警戒して臨んだ山でした、この時期そしてあのマーキングの多さ&予想以上の登山者の数などなどの条件で奥深いですがそれを感じさせない感覚で登ることができました。・・・やはりGWの孤独な藪こぎの野伏での経験が相当自分を強くさせてくれたかもしれません(未だストックの先端なくしたのとズボン破いたダメージからは回復できてませんが
平日で天候も悪くて誰にも合わないとかなりルートミスしやすい山かもです、山頂に近づくにつれてだんだんと尾根が広くなってるのでそのへんが怖い山ですね、今回はやさしい一面を見せてくれましたが)
警告紙はこのへんで遭難されたかたがいるからかもですね(実は縦走路に戻ってきた時にその話をききました、以前雑誌で読んで知ってましたが)、でもあえてスマホ入れっぱなしにしてましたが(カメラの電池切れてるので)そこそこつながるエリア多かったです、しかしやはり届や連絡は必須ですよね!
頂上までの時間見て敗退とは今のkazuroさんには考えられませんね、そんな時代もあったとは(笑)
槍ではやはり僕が一般ルートで鶏冠山ピークハンターのkazuroさんこそあのバリの崖から登ってくるべきだと思いますよ・・・いつでも頂上で待ってます(いや待ってないかも)
こんにちはdrunkyさん
連荘2日目お疲れさまです
和名倉山から周回で笠取山ですか
タップリと歩かれたようですがタフですね
疲れ知らずかと思っていましたが
笠取山のピークで疲れたような顔の写真を見て
少し安心しました
しかし何処でも直ぐに熟睡して寝れるようですが
疲れを残さないポイントですね
睡眠
=
wazaoさん こんばんは〜
笠取山で着いた瞬間に撮影を頂上にいたかたにお願いした時の1枚
・・・もうヘロヘロ気味ですね(笑)
でも雁坂峠にマジで行こうか悩んでました、土曜なら間違いなく行ってたことと思います
・・・翌日仕事なんで助かりました
いいのか悪いのか例えば冬近くでも寝袋を出すの面倒(後ろに置いてありますが)なんて思ってる間に寒いまんま寝たりしてしまいます、冬山なら確実に凍死しちゃってることでしょうね。でもまず途中で起きることないんですよ、おかげで寝坊しまくりです
次回はもっとのんびりハイキングレコアップしますので楽しみにしててくださいね
ストックの先の棒は甲武信でも落ちていました。
また、シャクナゲの森から脱出した時に、先行されていた
先輩とメインルートでお会い出来たのですが、その先輩はズボンをカギ?状に大きく、シャクナゲの枝に引っ掻け、破っておりました..。
ストックの先を拾った時、「drunkyさんのストックに合うかなぁ
思い、いつかすれ違った際、手渡す時の事も考え?、しぱらく手にしながら歩いてたんですが、怪しいので手放しました
ご返信不要です
kazuroさん こんばんは〜
さすが先輩です、お気遣いくださりどうもありがとうございます。
僕のは藪こいだ時にストッパーは外れ(BDの回すタイプでないやつ)、知らない間に行方不明になっちゃってましたね
次に遭った時は
「お主が落としたのはこのストックか?正直者ゆえ与えて使わす!」・・・というまるで神様のようなkazuroさんが登場することだと信じております!
ズボンは12本爪のアイゼンで倒れてる笹藪の枝にひっかかり転んで破きました。
・・・ズボンは破れたままですが足の膝上のアイゼンの傷はほぼ治りました、でも傷痕残ってますけどね
山で色々となくしたり傷つけたりしちゃうのもしょうがないですよね!
・・・御座山では倒れてる木のくぐり抜けをちょっと失敗して頭をぶつけ☆を見ました
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