白馬鑓ヶ岳BC 極楽温泉〜♪
富山県
長野県
umasou
akadakoyashi
体力度について
- GPS
- 11:11
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 2,148m
- 下り
- 2,136m
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白馬鑓ヶ岳夏道分岐 4：28
猿倉大地(シール装着） 5：20
大日方のコル 6：12
登り返し 7：00
白馬鑓温泉 8：00
2650m地点 10：50
白馬鑓温泉 11：18〜13：10
大日方のコル 14：16
猿倉 15：25
| 天候 | 晴天 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
猿倉〜猿倉大地 藪が出てきているためシール装着は無理 猿倉大地〜大日方のコル〜登り返し 滝が顔を出し、所々割れてきていました 登り返し〜稜線 雪はバッチリついています。 デブリ無し、落石に注意。 |
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2〜3日前のお陰か湯温が快適
感想
これ以上に無い晴天に恵まれ、最近、毎年どころか年2回のペースで訪れている白馬鑓温泉。今年も春スキー終盤のセレモニーとして行ってきました。
去年は温泉までたどり着いた時点で登る気が失せたので、今年はあわよくば山頂、最低でも稜線までを目指し、気合いを入れて4時に出発。しかし今シーズンは運動不足のせいか、体力はまだ余裕がある物のスキーを持ち上げる腸腰筋が限界に達し、目の前に稜線が見えてるにもかかわらずギブアップ。我ながら情けない(涙）
猿倉から猿倉大地は、途中までは完全に雪は消失。途中から雪はある物の昨年ほどではないが藪に行く手を阻まれました。結果、長走沢からも行けたようだったので、次回こそは長走沢から安心して登れる時期に行こうと改めて思った。
シールを装着してからは、大日方のコルの急登もシールとクランポンが良く聞き快適に高度を上げる事が出来た。大日方のコルからのドロップは前日までの雨のせいか縦溝が無数に走り、落石もあったようで快適とは程遠い滑走にて登り返し地点まで到達。再びシール登行に移るが雪が緩み始めてシールの効きが今一つで難儀する。
温泉にビールをデポした後、再び登行開始、この時から腸腰筋に痛みが走り初めて嫌な予感が過る。かなりの斜度だがギリギリシールで登った物の、今を振りかえればこの時無理をせずに板を担いでおけば腸腰筋も稜線まで持ったかもしれない。2600mを超え、行く手に稜線が見えてるにも関わらず、腸腰筋の悲鳴、帰りの登り返しの事を考えて、あえなく断念。
下りは、上部は良質のザラメに感激！デブリも無くバーンもクリア。ただ高度を下げるにつれて小石が目立ち始めたのでラインが限定されてしまったのが残念。しかし予想以上に良好なバーン状況でした。
温泉は、昨年は底が抜けてろくに湯につかる事が出来なかったので心配をしていたが、たっぷりのお湯を満たしていてくれた。また熱いのかと戦々恐々と足を入れると意外とぬるい。恐らく数日前の降雨により若干薄まったのだろうか、または大量の雪解け水のお陰？ なんにせよ今回は低温やけどにならずに済んだので快適な入浴でした。
温泉からの下は消化試合かと思いきや、以外にも快適なザラメに変身。斜度も緊張を強いるようなバーンではないから楽しみながら滑走で来た。そしてコルへの登り返しを経て長走沢へ向かう。正直不安もあったが温泉で出会った人が長走沢から登行したときいていたのでトライしてみる事にした。結果は正解、ただスベリを楽しむには程遠く、慎重に高度を下げる作業となった。沢の終わりには水芭蕉が群生していて最後のご褒美のようだった。
指南役にお願いしての白馬鑓、山スキー山行です。
猿倉に到着したころはまだ暗く、しかし、歩きだす頃にはヘッドライトも不要となりました。
歩きだしから、猿倉台地に入り、ようやく雪道になる。やぶを避けながら登り、ここでアイゼン装着。雪も硬く、小日向のコルの急斜面もアイゼンがかみます。
コルから夏道方面を降りるが、途中で道が消え、何とか急斜面をくだる。反省。
再度登り始めるが、ここからが長い、約1650mから2903m、考えてはいけない、ただひたすら下を見て登る。
鑓温泉で小休止、ここからは3時間の予定だ。夏道方向で無く、隣の沢を登る。
途中からは、新雪もあり、足が潜るところと硬いところでかなりきつい。
風も強まり、足もなかなか上がらない。稜線に目的を変更する。
夏道が、右手の砂礫地に見え、そこを進み、稜線に出る。
視界にまず飛び込んだのは、白馬鑓のでっかい形と富山湾。剱岳を探すが、ここからは見えない。
風がかなり強いが、南側の小ピークを目指す。ようやく剱岳を望む。薄曇りながら、遠くまで見渡せる。
下山開始、下りのスキーは、落石もあるが、全体的に滑りやすい雪で、満足できた。
鑓温泉は滑って危険。小日向のコルの登り返しはきつかった。
猿倉台地をトラバースし、長走沢へ。雪も登山道まで残っていて、こちらも快適。
朝からハードで、長い1日でした。あー疲れた。
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