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記録ID: 455315
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無雪期ピークハント/縦走
霧島・開聞岳

ミヤマキリシマに染まる霧島山―高千穂峰・御鉢火山

2014年05月25日(日) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 宮崎県 鹿児島県
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e351spAz その他1人
GPS
--:--
距離
5.1km
登り
616m
下り
607m

コースタイム

高千穂河原10:40
御鉢火山11:30
高千穂峰12:10/12:45
高千穂河原14:20
天候 晴時々曇
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 飛行機
コース状況/
危険箇所等
3年前の新燃岳噴火でスコリアが堆積したためザラザラの斜面が続きます。
高千穂河原へ向かっていくと、高千穂峰の山頂が雲から出たり隠れたりしている
2014年05月25日 10:02撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/25 10:02
高千穂河原へ向かっていくと、高千穂峰の山頂が雲から出たり隠れたりしている
高千穂河原・霧島神宮古宮址
2014年05月25日 10:36撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/25 10:36
高千穂河原・霧島神宮古宮址
最初は樹林帯だが樹高が低い
2014年05月25日 10:50撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/25 10:50
最初は樹林帯だが樹高が低い
そしてすぐに森林限界
2014年05月25日 10:56撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
5/25 10:56
そしてすぐに森林限界
御鉢火山のミヤマキリシマの絨毯を眺めながら登っていく
2014年05月25日 10:57撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
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5/25 10:57
御鉢火山のミヤマキリシマの絨毯を眺めながら登っていく
3年前の新燃岳噴火でスコリアが厚く堆積したそうだ
2014年05月25日 10:58撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/25 10:58
3年前の新燃岳噴火でスコリアが厚く堆積したそうだ
岩が露出している所は登りやすい
2014年05月25日 11:10撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/25 11:10
岩が露出している所は登りやすい
御鉢火山の火口壁まで到達すると高千穂峰が見えてくる
2014年05月25日 11:25撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
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5/25 11:25
御鉢火山の火口壁まで到達すると高千穂峰が見えてくる
御鉢火山の火口内までミヤマキリシマ
2014年05月25日 11:25撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
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5/25 11:25
御鉢火山の火口内までミヤマキリシマ
前を向いてもミヤマキリシマ
2014年05月25日 11:26撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
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5/25 11:26
前を向いてもミヤマキリシマ
振り返ってもミヤマキリシマ
2014年05月25日 11:38撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
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5/25 11:38
振り返ってもミヤマキリシマ
御鉢火山噴火口
2014年05月25日 11:38撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
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5/25 11:38
御鉢火山噴火口
高千穂峰にはミヤマキリシマは少ない
2014年05月25日 11:43撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
5/25 11:43
高千穂峰にはミヤマキリシマは少ない
振り返ると新燃岳の向こうに昨日登った霧島最高峰の韓国岳
2014年05月25日 11:44撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
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5/25 11:44
振り返ると新燃岳の向こうに昨日登った霧島最高峰の韓国岳
高千穂峰はときおり雲の中に隠れる
2014年05月25日 11:52撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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5/25 11:52
高千穂峰はときおり雲の中に隠れる
高千穂峰に登りつつ振り返ると御鉢火山がきれいだ
2014年05月25日 12:08撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
5/25 12:08
高千穂峰に登りつつ振り返ると御鉢火山がきれいだ
山頂には有名な天逆鉾
2014年05月25日 12:16撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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5/25 12:16
山頂には有名な天逆鉾
山頂を挟んで御鉢火山の反対側にある二ツ石にはミヤマキリシマは少ないようだ
2014年05月25日 12:15撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
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5/25 12:15
山頂を挟んで御鉢火山の反対側にある二ツ石にはミヤマキリシマは少ないようだ
御鉢火山に向かって下山
2014年05月25日 12:44撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/25 12:44
御鉢火山に向かって下山
御鉢火山の噴火口がミヤマキリシマ色に染まる
2014年05月25日 13:02撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
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5/25 13:02
御鉢火山の噴火口がミヤマキリシマ色に染まる
2014年05月25日 13:13撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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ものすごい群落だ
2014年05月25日 13:20撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
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5/25 13:20
ものすごい群落だ
この風景と別れるのが名残惜しい
2014年05月25日 13:20撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
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5/25 13:20
この風景と別れるのが名残惜しい
2014年05月25日 13:21撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
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びっしりとミヤマキリシマ
2014年05月25日 13:22撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
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びっしりとミヤマキリシマ
2014年05月25日 13:22撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
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5/25 13:22
いつまでも眺めていたい
2014年05月25日 13:25撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
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5/25 13:25
いつまでも眺めていたい
2014年05月25日 13:37撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
5/25 13:37
2014年05月25日 13:38撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
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5/25 13:38
小さく高千穂河原の駐車場が見える
2014年05月25日 13:43撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
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5/25 13:43
小さく高千穂河原の駐車場が見える
3年前の新燃岳噴火で枯れたのだろうか
2014年05月25日 13:50撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
5/25 13:50
3年前の新燃岳噴火で枯れたのだろうか
帰りは自然研究路を通る
2014年05月25日 14:02撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
5/25 14:02
帰りは自然研究路を通る
霧島神宮にて
2014年05月25日 15:52撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/25 15:52
霧島神宮にて
坂本竜馬とおりょうもミヤマキリシマの開花時に登っていたとは驚いた
2014年05月25日 15:52撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/25 15:52
坂本竜馬とおりょうもミヤマキリシマの開花時に登っていたとは驚いた

感想

昨日高千穂河原から眺めた御鉢火山がミヤマキリシマで染まっていたので、開聞岳の予定を変えて急遽、御鉢火山と高千穂峰の登山に切り替えることにした。

前日の宿泊地だった指宿温泉から高千穂河原へ向かう。
日曜日午前中なので高速道路は渋滞しないか心配だったが、いたって順調なのは昨日と同じだ。
10:30に高千穂河原のビジターセンター駐車場に着くとさすがに満車だったが、5分も待たずに停めることができた。
霧島神宮古宮址の観光だけの人もいるので回転はいいようだ。

今日は昨日より雲が多いようだが時折陽も射す。
登り口からは御鉢火山しか見えていないので、高千穂峰の山頂が雲の中でないかは御鉢火山に登ってみないことには分からない。
昨日ビジターセンターで仕入れた情報によると3年前の新燃岳の噴火でかなりの量のスコリアが積もったとのこと。
確かに森林限界を超えない内からスコリアでザラザラしてきた。
そしてこれはやはり火山活動の影響なのだろうか、思ったよりも早く来た森林限界を超えると、いっきに視界が開け、ミヤマキリシマでピンク色に染まった御鉢火山が目の前にあった。

韓国岳と開聞岳を登るつもりだったのでローカットの靴で来てしまい、スコリアでザラザラザクザクの斜面を登ると靴の中にスコリアが入ってきてしまいそうだが、アイゼン装着時のように足を開き気味にして登ると意外とスコリアは入ってこない。
もちろんハイカットでゲイター装着が装備としては完璧なのだろうが、ないならないでなんとかなるものである。

御鉢火山の火口壁まで登ると、なんと御鉢火山の火口の中もミヤマキリシマの大群落でピンク色に染まっている。
そしてその向こうに高千穂峰のトンガリがある。
この景観を見られただけでも大満足だ。

高千穂峰はときおり雲の中に隠れたりしたが、山頂からの展望も楽しめた。
韓国岳・新燃岳もはっきり見えている。
御鉢火山の反対側の二ツ石はかなり植生が多く、ミヤマキリシマの大群落はないようだ。
他の植生が入る前にミヤマキリシマは大群落をつくるのかもしれない。

高千穂峰と御鉢火山の鞍部にもともと最初の霧島神宮が造営されたとのことで、確かにここから見ると高千穂峰が御神体としてそびえている。
高千穂河原の霧島神宮古宮址から見ると前の御鉢火山しか見えないので、場所としては最初の場所の方がよかったのだろう。
ただ、最初の場所も次の古宮址の場所も霧島の噴火で焼失し、現在地の霧島神宮の場所に遷宮したわけだ。
2度も噴火で焼失したのに、山が神宮造営に反対していると思わなかったことは不思議だ。

登山の後、その現在の霧島神宮へも行ってみた。
坂本竜馬とおりょうもここに来ていたそうで、ミヤマキリシマの開花期に高千穂峰に登っていたというのには驚いた。

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

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