ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4568331
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

硫黄岳・唐沢鉱泉から天狗岳経由、オーレン小屋にテン泊で周回

2022年08月08日(月) 〜 2022年08月09日(火)
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
16:48
距離
23.1km
登り
2,161m
下り
2,124m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:11
休憩
2:18
合計
8:29
7:08
7:08
54
8:02
8:04
59
9:03
9:15
39
9:54
10:01
45
10:46
10:53
14
11:07
11:17
14
11:31
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16
11:47
11:49
7
11:56
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6
12:02
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33
12:35
14:12
11
14:41
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15
14:56
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14
15:10
15:10
12
2日目
山行
7:27
休憩
1:24
合計
8:51
6:14
12
7:36
7:45
42
8:27
8:44
1
8:45
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5
8:50
8:51
29
9:20
9:28
11
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9:41
14
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10:00
41
10:41
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5
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5
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11:10
1
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11:11
6
11:17
11:17
56
12:43
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5
12:48
13:08
41
13:49
13:50
74
15:04
15:04
1
15:05
ゴール地点
歩くペースが0.9〜1.0となっていますがもっと遅いと思います。
天候 初日:晴れ後曇り
2日目:山頂は曇り、下は晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
唐沢鉱泉の登山者用駐車場利用。駐車場もそうですが、そこに行くまでの道も2〜3km程未舗装です。
コース状況/
危険箇所等
東天狗岳からの下りと硫黄岳から夏沢峠への下りがガレ場で、自分はガレ場の下りが苦手なのでちょっと苦労しました。案の定2度ほど尻もちつきました。
その他周辺情報 オーレン小屋はテン泊料¥2000。コロナの影響で山小屋で購入したビールやジュース類の空き容器も持ち帰るよう言われました。
予約できる山小屋
黒百合ヒュッテ
唐沢鉱泉から出発します。感染対策で日帰り入浴休止中と書いてありました。
2022年08月08日 07:21撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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8/8 7:21
唐沢鉱泉から出発します。感染対策で日帰り入浴休止中と書いてありました。
しゃくなげ橋を渡ってまずは西天狗岳に向かいます。
2022年08月08日 07:23撮影
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8/8 7:23
しゃくなげ橋を渡ってまずは西天狗岳に向かいます。
道は急ではないけど、緩くもありません。バッグの重みが堪えます。
2022年08月08日 07:49撮影
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8/8 7:49
道は急ではないけど、緩くもありません。バッグの重みが堪えます。
第一展望台から。手前にも展望のあるところがありますが、標識のあるところが展望台です。硫黄岳はもちろん赤岳や阿弥陀岳もちょこっと。この時はまさかこれが最後の展望だとは思っていませんでした。
2022年08月08日 09:23撮影
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8/8 9:23
第一展望台から。手前にも展望のあるところがありますが、標識のあるところが展望台です。硫黄岳はもちろん赤岳や阿弥陀岳もちょこっと。この時はまさかこれが最後の展望だとは思っていませんでした。
裏手に見えるのは中山あたりでしょうか。
2022年08月08日 09:26撮影
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8/8 9:26
裏手に見えるのは中山あたりでしょうか。
イブキジャコウソウ。
2022年08月08日 10:01撮影
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8/8 10:01
イブキジャコウソウ。
第2展望台から。西天狗岳がガスに包まれていきます。
2022年08月08日 10:02撮影
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8/8 10:02
第2展望台から。西天狗岳がガスに包まれていきます。
ミヤマコゴメグサ。写真は第2展望台付近ですが、硫黄岳山頂付近にも多く咲いていました。
2022年08月08日 10:03撮影
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8/8 10:03
ミヤマコゴメグサ。写真は第2展望台付近ですが、硫黄岳山頂付近にも多く咲いていました。
アキノキリンソウ。
2022年08月08日 10:17撮影
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8/8 10:17
アキノキリンソウ。
西天狗岳直下は岩石帯の急騰。でも自分には手を使って登る方が楽に感じました。
2022年08月08日 10:44撮影
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8/8 10:44
西天狗岳直下は岩石帯の急騰。でも自分には手を使って登る方が楽に感じました。
西天狗岳に着きました。すっかりガスの中です。この日は親子連れが多いように感じました。
2022年08月08日 10:58撮影
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8/8 10:58
西天狗岳に着きました。すっかりガスの中です。この日は親子連れが多いように感じました。
西と東の鞍部から東天狗岳のガスが一瞬晴れた隙をついて。
2022年08月08日 11:12撮影
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8/8 11:12
西と東の鞍部から東天狗岳のガスが一瞬晴れた隙をついて。
東天狗岳に着きました。やはり真っ白です。
2022年08月08日 11:23撮影
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8/8 11:23
東天狗岳に着きました。やはり真っ白です。
でも時折ガスが切れて東側が見えたりします。小さくしらびそ小屋が見えます。
2022年08月08日 11:29撮影
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8/8 11:29
でも時折ガスが切れて東側が見えたりします。小さくしらびそ小屋が見えます。
ミヤマミミナグサ。
2022年08月08日 11:37撮影
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8/8 11:37
ミヤマミミナグサ。
根石岳。真っ白で途中も写真になりません。
2022年08月08日 12:00撮影
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8/8 12:00
根石岳。真っ白で途中も写真になりません。
根石小屋。
2022年08月08日 12:02撮影
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8/8 12:02
根石小屋。
コマクサが咲いていました。たくさん咲いていましたが、終盤で元気のない株が多い印象です。
2022年08月08日 12:05撮影
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8/8 12:05
コマクサが咲いていました。たくさん咲いていましたが、終盤で元気のない株が多い印象です。
オーレン小屋へは樹林帯を緩やかに下って行きます。
2022年08月08日 12:18撮影
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8/8 12:18
オーレン小屋へは樹林帯を緩やかに下って行きます。
オーレン小屋でテントを設営し、峰の松目に向かいます。硫黄岳の分岐。翌日もここまではコースが一緒です。
2022年08月08日 14:37撮影
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8/8 14:37
オーレン小屋でテントを設営し、峰の松目に向かいます。硫黄岳の分岐。翌日もここまではコースが一緒です。
稜線に出てからはなかなかの急登です。でも身軽なので楽。
2022年08月08日 15:04撮影
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8/8 15:04
稜線に出てからはなかなかの急登です。でも身軽なので楽。
峰の松目に着きました。展望がない事は知ってたので、ガスでも別にどうって事はありません。
2022年08月08日 15:10撮影
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8/8 15:10
峰の松目に着きました。展望がない事は知ってたので、ガスでも別にどうって事はありません。
オーレン小屋のテン場。ここの他もある広いテン場の印象です。お盆休みも近いので混んでるかと思いましたが、案外すいてました。まだまだ後から来るのかと思って端に詰めるようにテント張ったけど、もっと広々と使って良かった。
2022年08月08日 15:45撮影
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8/8 15:45
オーレン小屋のテン場。ここの他もある広いテン場の印象です。お盆休みも近いので混んでるかと思いましたが、案外すいてました。まだまだ後から来るのかと思って端に詰めるようにテント張ったけど、もっと広々と使って良かった。
テン場に差す夕陽。
2022年08月08日 18:39撮影
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8/8 18:39
テン場に差す夕陽。
2日目。ここには戻らない予定なので、テントを撤収して出発です。お世話になったオーレン小屋。
2022年08月09日 06:26撮影
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8/9 6:26
2日目。ここには戻らない予定なので、テントを撤収して出発です。お世話になったオーレン小屋。
空は相変わらずどんよりとしています。
2022年08月09日 06:28撮影
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8/9 6:28
空は相変わらずどんよりとしています。
やる気を削がれるような天気です。稜線は強い風が吹いてました。
2022年08月09日 07:29撮影
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8/9 7:29
やる気を削がれるような天気です。稜線は強い風が吹いてました。
硫黄岳に着きました。一瞬ガスが切れて青空が見える事もありますが、周りは何も見えません。ところでヤマレコの地図だと歩いた軌跡が硫黄岳に到達していないように表示されるのですが、もしかして正式な山頂ってここじゃないんです?
2022年08月09日 07:52撮影
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8/9 7:52
硫黄岳に着きました。一瞬ガスが切れて青空が見える事もありますが、周りは何も見えません。ところでヤマレコの地図だと歩いた軌跡が硫黄岳に到達していないように表示されるのですが、もしかして正式な山頂ってここじゃないんです?
オンタデ。
2022年08月09日 08:03撮影
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8/9 8:03
オンタデ。
夏沢峠への下りは視界が悪くても分かりやすい。
2022年08月09日 08:06撮影
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8/9 8:06
夏沢峠への下りは視界が悪くても分かりやすい。
イワオトギリ。
2022年08月09日 08:32撮影
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8/9 8:32
イワオトギリ。
崩壊地。迂回路があります。
2022年08月09日 08:37撮影
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8/9 8:37
崩壊地。迂回路があります。
夏沢峠から。下は晴れてるみたい。硫黄岳の山頂ではここから根石岳〜東天狗岳の最短コースで下るつもりでしたが、気持ちを持ち直して企画通りに進む事に。
2022年08月09日 08:58撮影
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夏沢峠から。下は晴れてるみたい。硫黄岳の山頂ではここから根石岳〜東天狗岳の最短コースで下るつもりでしたが、気持ちを持ち直して企画通りに進む事に。
本沢温泉への下りから硫黄岳が見えますが、まだガスの中。
2022年08月09日 09:17撮影
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8/9 9:17
本沢温泉への下りから硫黄岳が見えますが、まだガスの中。
本沢温泉に近づくと硫黄臭がしてきます。岩肌も黄色くなってますね。
2022年08月09日 09:38撮影
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8/9 9:38
本沢温泉に近づくと硫黄臭がしてきます。岩肌も黄色くなってますね。
本沢温泉の野天風呂。本沢温泉からだと10分くらい登る感じです。
2022年08月09日 09:42撮影
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8/9 9:42
本沢温泉の野天風呂。本沢温泉からだと10分くらい登る感じです。
本沢温泉。
2022年08月09日 09:56撮影
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8/9 9:56
本沢温泉。
八ヶ岳の東側は苔に覆われた森といった感じ。
2022年08月09日 10:19撮影
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8/9 10:19
八ヶ岳の東側は苔に覆われた森といった感じ。
苔も深くてきれい。
2022年08月09日 10:46撮影
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8/9 10:46
苔も深くてきれい。
みどり池。空は白いけど稲子岳は見えています。
2022年08月09日 11:06撮影
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8/9 11:06
みどり池。空は白いけど稲子岳は見えています。
しらびそ小屋。臨時休業の張り紙がしてありました。
2022年08月09日 11:06撮影
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8/9 11:06
しらびそ小屋。臨時休業の張り紙がしてありました。
中山峠への登りはそれまでと比べると若干荒れ気味。
2022年08月09日 11:55撮影
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8/9 11:55
中山峠への登りはそれまでと比べると若干荒れ気味。
結構登ってきて中山峠ももうすぐかと思っていた矢先に現れる驚愕の「中山峠まで40分」。この時はウソでしょ?と思いましたが、それほど盛った数字でもありませんでした。
2022年08月09日 12:25撮影
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8/9 12:25
結構登ってきて中山峠ももうすぐかと思っていた矢先に現れる驚愕の「中山峠まで40分」。この時はウソでしょ?と思いましたが、それほど盛った数字でもありませんでした。
激闘の末ようやく中山峠に到着。めちゃくちゃしんどかった。
2022年08月09日 12:57撮影
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8/9 12:57
激闘の末ようやく中山峠に到着。めちゃくちゃしんどかった。
中山峠への登りがしんど過ぎて黒百合ヒュッテの写真撮り忘れた(笑)。ここは通った事のある道で「こんな感じ!」と懐かしく思いました。
2022年08月09日 13:23撮影
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8/9 13:23
中山峠への登りがしんど過ぎて黒百合ヒュッテの写真撮り忘れた(笑)。ここは通った事のある道で「こんな感じ!」と懐かしく思いました。
ちょっとバテ気味で休憩したところで見つけたギンリョウソウ。
2022年08月09日 14:43撮影
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8/9 14:43
ちょっとバテ気味で休憩したところで見つけたギンリョウソウ。
赤い橋を渡れば駐車場ももうすぐです。
2022年08月09日 15:14撮影
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赤い橋を渡れば駐車場ももうすぐです。
帰りに車で通りかかった道にひまわり畑がありました。駐車場は無く、道には「駐停車ご遠慮ください」の立て看板がしてありましたが、後続車がいない隙に素早く。この道を1往復半してしまいました。
2022年08月09日 16:06撮影
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8/9 16:06
帰りに車で通りかかった道にひまわり畑がありました。駐車場は無く、道には「駐停車ご遠慮ください」の立て看板がしてありましたが、後続車がいない隙に素早く。この道を1往復半してしまいました。

感想

行動制限のない夏休み、とは言っても世間では第7波と囁かれ、今夏も山登りにおける新型コロナの影響はまだ大きそう。それならと「テン泊に慣れよう」の第2回目として、初心者向けのテン場としてよく名前が挙がるオーレン小屋に行ってきました。

第2回目と言っても前回は2020年と約2年ぶり。随分と間が空いてしまい、前回はどんなだったっけ?と思い出しながら歩いていました。予報は2日ともそれほど良い予報ではなく、天狗岳も硫黄岳も以前に晴天時に登ってるし、と今回は経験値目的として割り切っていたつもりでしたが、やはり山頂で真っ白は切ないもので、山は登った事あっても今回歩いたコースは初めてだったのでかなり残念でした。テン泊はこの時期だからか思っていた程寒くなく快適でしたが、虫は多かったですね。今回、周りはうるさく感じる事はありませんでしたが、逆に「ジッパーの開け閉めって結構音響くんだよなぁ」なんて、夜にトイレ行く際にはかなり気を使ったりしました。

今回は初めて本沢温泉やしらびそ小屋を周ってきました(硫黄岳で何も見えなかった時は最短で下ろうと思ってた・・・)。赤岳や硫黄岳、天狗岳などの山頂は何度か登っていた事がありますが、山の東側に足を伸ばすのは初めてで、中央高速側から眺めたり山の西側を歩くのとは少し印象が違い、山深さというより「森深さ」的なものを感じました。人もそれ程多くなく、落ち着いた雰囲気で良いですね。山頂がガスで真っ白だった分、野天風呂やみどり池、それらの周りの苔に覆われた森を見られたのは今回の収穫だったと思います。

久し振りのテント、というより泊まりの山行自体が久し振りでしたが、やはり山での夕日や朝日を見られるのは大きい(今回朝日は見られませんでしたが…)ですね。テン泊装備だとどうしても歩みは遅くなってしまいますが、その分の時間や体力をちゃんと計算できれば自由度は高いので、もっと経験を積んで行きたいと思います。

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