記録ID: 4569106
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖
南アルプス南部三座周回(悪沢・赤石・聖)
2022年08月07日(日) 〜
2022年08月09日(火)
体力度
10
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 31:10
- 距離
- 40.9km
- 登り
- 4,288m
- 下り
- 4,272m
コースタイム
1日目
- 山行
- 9:46
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 10:24
14:09
2日目
- 山行
- 10:37
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 11:47
15:23
3日目
- 山行
- 5:02
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 5:09
50代のうちに標高が高くコースタイムの長くなりがちな日本アルプスの主要峰を回っておきたいと本コースの山行を思い立った。
この山行では、会う人会う人良い表情で山を楽しんでるのが伝わってきた。 雨やガスがあっても山々の眺望を楽しめる瞬間も多く、写真に撮りきれないほどの見頃を迎えた花畑が続き、コロナの行動制限もない夏休み。
下山後数日を経ても、この夏の3日間の山行を一つ一つのピークごとに反芻して楽しい気分に浸り続けている。
日帰り困難な百名山は、まだまだ残っている。走り続けて体力を維持したい。
この山行では、会う人会う人良い表情で山を楽しんでるのが伝わってきた。 雨やガスがあっても山々の眺望を楽しめる瞬間も多く、写真に撮りきれないほどの見頃を迎えた花畑が続き、コロナの行動制限もない夏休み。
下山後数日を経ても、この夏の3日間の山行を一つ一つのピークごとに反芻して楽しい気分に浸り続けている。
日帰り困難な百名山は、まだまだ残っている。走り続けて体力を維持したい。
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
お盆前の土曜日にも関わらず、冴えない予報のせいか、コロナ感染増のせいか、畑薙夏期臨時駐車場(120台収容-無料)は半分くらい空いてた。 1日4便の椹島ロッジ送迎バス(小屋泊のみ無料-予約制)も一台(補助席込み二十数名)に乗り切れる程度。 バスは席に置いてあるヘルメット(自前も可)着用。椹島まで約20キロ約1時間の道程はところどころ未舗装で、揺れる。この揺れと窓からの心地良い風が眠気を催す。 睡魔に襲われるせいか、運転手さんが細心の注意を払って丁寧に運転してくれても、あちらこちらでヘルメットを窓に打ち付ける音が聞こえてきた。前の人は何度窓に頭突きしても眠り続けていた。(椹島に着いたらちゃんと起きた) |
コース状況/ 危険箇所等 |
左回りの椹島から千枚岳方面、荒川小屋から赤石岳方面ともに未明4時前発でヘッドランプ頼りの山行だったけど、ペンキマークとピンクテープが絶妙な位置に設置されていて迷わなかった。感謝 聖沢登山口〜聖平小屋間は急傾斜のザレた足幅分のトラバース路も多く、マーク/テープも少なめ。 右回りでこの区間を未明山行しなくてよかった。 全体的に歩きやすく整備してくれていて危険なく、迷うことなく山行できた。 |
その他周辺情報 | 夏期臨時駐車場の手前5分にある白樺荘で入浴。山行前にヌルッとした感じで温泉感を味わえた。 場所柄、南アルプス深部の山行帰りに訪れる方が殆どで、脱衣所は山の雰囲気で充満していた。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
ポール
シェラフ
|
---|---|
備考 | 今回は小屋泊の2泊3日(うち一泊の聖平小屋は食事提供無し)山行。 35Lのザックにシュラフ、ツェルト(ポール&ペグ)、マット、携行食二食分入れると、ハイドレーションに圧力がかかって飲み口から漏水。結局、2Lハイドレーションは終始、荷物としてのビニール袋となり、500mlのペットボトル3本で乗り切った。(給水させてくれた千枚小屋さん、百間洞山の家さん、ありがとう! 特に百間洞山の家では、トイレもお借りしたが、今回訪れた南アルプスは勿論、北アルプスの山小屋をも遥かに凌ぐ清潔さと快適さだった。会う人会う人皆んながその食事の美味しさも褒め称えていた。百間洞山の家に泊まれる行程を組むべきだった。) 小屋泊なのでツェルトは保険と割り切り、マットとポールを携行せずにハイドレーションのスペースを確保すべきだったかも。 水の次に不自由したのがヘッドライト。足下直径1メートルだけを固定的に明るく照らすという、他の釣り人に迷惑かけない釣り専用仕様のヘッドライトを携行していた。 葛折の急登を折り返す毎にぐるぐる首を回してマークやリボンを探すことになった。 日々、登山道を整備してくれる方々のおかげで、なんとか道迷いを回避することができた。 他の方の日記を頼りに評価の高いヘッドライトを探すことにする。 |
感想
ルート全体が花畑みたいに感じられた。
高山植物の図鑑を捲るような山行になった。
取り敢えず、見た事ない花はなるべく撮影しておいて後から調べたら、このコースでしか見えないというタカネビランジ(ピンク・白)も記録できていて、なんだかうれしかった。
本気で花を撮ると、コースタイムが倍増すると思う。所々、登山道の両脇の斜面が心地良く配色された自然の花壇のように感じられた。長くアップダウンの多いコースを楽しく乗り切れたのは、花に励ましてもらったおかげも大きい。
首にかけたタオルが乾くことが無いくらいに、ものすごく暑かったけど、富士山を含む山々の眺望と花に癒されて励まされた。いい時期に登った。
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