安達太良山のリベンジは磐梯山
福島県
KS-Mountain
体力度について
- GPS
- 07:17
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 960m
- 下り
- 953m
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| 天候 | 晴れ 全国的に気温が上がり、磐梯山も例外ではありませんでした。 塩飴を忘れずに準備。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
駐車場は無料で50台程は駐車可能。 なお、国道459号からスキー場までは無舗装の道路でした。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
【登山道概況】 �［�磐梯スキー場〜中ノ湯・噴火口コース分岐 分岐まではゲレンデを登っていきます。 ��中ノ湯・噴火口コース分岐〜川上登山口コース分岐 分岐からしばらくは緑の茂る樹林帯を通過していきます。 先日の山開きに合わせたのか、ピンクテープが新しいようで随所にありました。 特に危険箇所もなく歩きやすい道です。 樹林帯から大小の岩がゴロゴロしているところに出ると間もなく川上登山口へ向かう道との分岐。 ��川上登山口コース分岐〜三合目分岐 稜線へ向けて急登になります。 逆U字の鉄筋が地面に挿してあるようになったら急登の始まり。 ピンクテープ等の目印がやや減りますが、トレースが明確なので道迷いはないでしょう。 左手に櫛ヶ峰への道が分かれる稜線に出たら、程なくして三合目分岐に着きます。 �せ姐臾槓�岐〜お花畑分岐 少しだけ急登あり。 途中に黄金清水があり、水の補給ができます。 �イ�花畑分岐〜お花畑・八方台コース分岐〜岡部小屋（弘法清水） ほぼフラットで快調に歩けます。 弘法清水のすぐ近くには岡部小屋と弘法清水の2軒の山小屋があります。 売店のみの営業ですが、山頂へ向かう人が合流する地点のため多数の人で賑わっています。 なお、売店では山バッジが売られているほか、磐梯山オリジナルグッズも売られているようです。 �Σ�部小屋〜山頂 少し急登。 眺めの良いところが何箇所かあり、良い励みになります。 �Щ劃此礎罐療鯤�岐 山頂〜お花畑・八方台コース分岐間は省略。 分岐から先は尾根に沿って下っていきます。 ピンクテープ等の目印は余り見当たりませんでしたが、人の多いルートなのでトレースは明瞭です。 特筆すべき危険箇所もありません。 道の右下に沼が見えるようになったら間もなく中ノ湯分岐。 ��中ノ湯分岐〜裏磐梯スキー場駐車場 中ノ湯分岐からしばらくは道が沢と重なったり脇に沿ったりします。 このため、雨でなくても水溜りや泥濘があります。 木段を下りて沢とお別れすると、平坦な道が多くなります。 右手に銅沼（あかぬま）を見て、左手にまた別の沼が見えるところを通過したら間もなくスキー場のゲレンデです。 なお、このルートは銅沼を除けば噴火口コースに匹敵するような眺望の良さは得られないので、森の中を歩きたい人やのんびり歩きたい人向けかもしれません。 【登山ポスト】 特に見当たりませんでした。 【水場】 三合目分岐付近の「黄金清水」と岡部小屋・弘法小屋付近の「弘法清水」の2箇所。 【トイレ】 なし ※山小屋にて携帯トイレ（有料）を利用可能とのこと。 【コンビニ】 麓の交差点にセブンイレブンともう一軒あります。 【地形図】 25,000分の1 磐梯山 【温泉】 福島県北塩原村「休暇村裏磐梯」（http://www.qkamura.or.jp/bandai/） 日帰り入浴 大人720円 内湯・露天風呂・サウナ シャンプー・ボディソープ・リンス・ドライヤーあり 【その他】 道の駅 裏磐梯が裏磐梯スキー場から車で15分ほどのところにあります。 磐梯山付近で車中泊するには便利かもしれません。 【山行ルート記録】 スマホアプリ「山旅ロガー」 |
写真
単調なだらだらした登りは嫌だな〜(´Д⊂
駐車場まではとてもそんなにないはずなので、国道からの距離なのでしょうか？
近くを通るとカシャッといいます。
撮られた！((((；゜Д゜))))
シダが茂っていたりして、ジャングルの中を歩くような気分です。
この辺りは先週の山開きに合わせて整備したのか、ピンクテープが真新しいようでした。
結構あちこちにあります。
目の前には立ちはだかるような壁が広がっていて、圧巻の光景。
川上登山口方面は歩く人が少ないようで、踏み跡は薄めでした。
どこを見ても茶色い壁が広がっていますが、あの壁のどこを登るのでしょう。なお、噴火口は広いですがロープが貼られていたりペイントがあったりして迷わず進めました。
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なお、噴火口は広いですがロープが貼られていたりペイントがあったりして迷わず進めました。
さっきの噴火口の壁の写真の中で緑の茂る斜面がありますが、道はその中を通過していきます。
稜線まであと少しです。
湖面が緑色なのは、このあたりの五色沼と同様ですね。
あっちにも行ってみたいなあ。
眺めもきっと良いことでしょう。
ここを歩くだけでも来てよかったと思えます＾＾
こういうところだったらいつまでも歩きたいな（笑）
猪苗代登山口も磐梯山のメインルートの一つです。
いつかそっちも通ってみよう。
黄金清水です。
冷たくて美味い＾＾
登りを越えると分岐があります。分岐の右手は「お花畑」と呼ばれる中を進むルートです。
少しだけ遠回りになりますが、通ってみたかったのでそっちを行ってみます。
分岐の右手は「お花畑」と呼ばれる中を進むルートです。
少しだけ遠回りになりますが、通ってみたかったのでそっちを行ってみます。
岡部小屋。奥は弘法小屋です。
売店のみの営業ですが、岡部小屋の目の前に弘法清水があり、且つ八方台登山口とのコースと合流することから人で賑わっています。
奥は弘法小屋です。
売店のみの営業ですが、岡部小屋の目の前に弘法清水があり、且つ八方台登山口とのコースと合流することから人で賑わっています。
弘法清水。山頂の下という絶好のロケーションにあります。
多くの人が代わる代わる汲んでいきます。
「あぁ〜生き返る〜！」と思わず叫んでた人がいましたが、まさしくその通り＾＾；
冷たい水の有り難みを感じるひとときです。
山頂の下という絶好のロケーションにあります。
多くの人が代わる代わる汲んでいきます。
「あぁ〜生き返る〜！」と思わず叫んでた人がいましたが、まさしくその通り＾＾；
冷たい水の有り難みを感じるひとときです。
スキー場だけ綺麗に木がないのがなんか可笑しい（笑）
そういえば磐梯山は長らく三角点がなく、近年設置されたのでしたね。
設置されたときは多くの登山者で歓迎されたようです。
どれ南側の猪苗代湖を・・・って虫！ヽ( ゜д゜)ノ噂には聞いていましたが、山頂は虫が多いです(´Д⊂
まあ山頂のみに限ったことではないのですが・・・。
噂には聞いていましたが、山頂は虫が多いです(´Д⊂
まあ山頂のみに限ったことではないのですが・・・。
霞んでいるのが残念ですが、天気も風も文句なしなので、今日は本当に良い日和です。
虫の少ないところを選んで昼食にします。今日は「お茶漬けマヨスパ」。
スパゲッティはジップロックの中で水に浸したものを持参。
こうしておくと、1分茹でるだけで出来上がるので時間とガスの節約になります。
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今日は「お茶漬けマヨスパ」。
スパゲッティはジップロックの中で水に浸したものを持参。
こうしておくと、1分茹でるだけで出来上がるので時間とガスの節約になります。
絶妙なアルデンテでとても美味＾＾
景色を見ながら山カフェを堪能します。
チョウチョよ・・・お前もゼリー食べるのかい？
近年、磐梯山の標高は1,816mに改められたようですね。
尾根を下るルートです。
何蛇かは分かりませんが、刺激しないようそっと通過します。
裏磐梯登山口までは4.6kmということですが・・・そんなにある？
駐車場までならそこまではないはず。
歩くスピードも自然にアップ。
畔に行けるようですが・・・なんかトイレ行きたくなってきた(ノД`)
今回はパスで。。。
装備
| 個人装備 |
ヘッドランプ 1
折畳傘 1
1/25,000地形図 1
ゲイター 1
シルバコンパス 1
ダウンジャケット 1
筆記具 1
保険証 1
飲料水 2L 他、調理用に1L携行
ポケットティッシュ 1
医薬品類 1 解熱鎮痛剤・抗生物質入軟膏・消毒薬・包帯・絆創膏・サージカルテープ・ポイズンリムーバー・三角巾・薄めのゴム手袋
タオル 1
レインウェア 1
携帯電話 1
計画書 1
ウェットティッシュ 1
腕時計 1
携行食糧 4食分 アルファ米等
サバイバルシート 1
携帯用簡易トイレ 3
熊鈴 1
予備靴紐 1
調理用バーナー 1 プリムス P-153
バーナー用ガス 1
クッカー 1
マグカップ 1
トイレットペーパー 1
軽アイゼン 1 mont-bell チェーンスパイク
ツェルト 1 finetrack ピコシェルター
ツェルト用ロープ 1
アルミペグ 4
サバイバルシュラフ 1
行動食 適量 ナッツ類・チョコ菓子等
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|---|
感想
安達太良山へ登ろうとした前週。
奥岳登山口へ着いてみると風速10m以上はあろうかという暴風で、期待の展望も得られそうになく、同じ県内なのだからまた来ればいいかということで諦めて登ることができませんでした。
そこで今週こそはと思って、まだ登ったことのなかった磐梯山へ行ってきました。
いや、実は一度登ったことはあるのですが、あれは自分がまだ小学生のとき。
山の面白味を感じるような歳でなく、ましてや行事で登ったので、山頂での感動も今や朧げです。
麓の駐車場に車を置いていざ出発。
磐梯山は虫が多く、駐車場で準備をしている段階でも既に多数の虫がまとわりつきました。
しばらくはゲレンデの登り。
単調なので地味に疲れる苦手な登りです。
ゲレンデを登りきると分岐があり、噴火口へ向かいます。
噴火口からの眺めは圧巻でした。
そびえるような壁が周りに広がり、立ちはだかっています。
なんだか日本じゃないみたい・・・。
道は急登になり、壁を越えるべく地形と格闘しながら登ります。
鉄筋があるのが支えです。
櫛ヶ峰との鞍部に出ると、そこもまた良い眺め。
桧原湖方面も然り、磐梯山方面もまた然り。
木々が周りにないので、どこを向いても良い眺めが広がります。
さらに磐梯山への登りの途中は、2箇所も水場があります。
山小屋では岡部小屋に入り、主人が撮影したという磐梯山のアルバムを見ながらコーラを買って飲みました。
山で味わう炭酸もまた格別です。
山頂ではお待ちかねの昼食タイム。
最近、本屋で山レシピの本を購入したため、やっとそれを実践できます。
メニューは、「お茶漬けマヨスパ」と「コーンポタージュ」。
裏技を使った「1分パスタ」メニューです。
簡単な裏技で、ジップロックにパスタを入れ水を入れておくと、水でパスタが茹で上がり（最低1時間の経過が必要とのこと）、食べる前に1分茹でるだけでアルデンテになります。
入れる水の量は、パスタが水に浸かる程度です。
すごいのは、水にパスタを入れた状態で数時間がたっても麺が水を吸い過ぎないこと。
実際、この日は仕込みをしたのが朝4時頃でしたが、それから7時間以上がたった11時半頃でも麺がのびておらず、絶妙な固さのスパゲッティになりました。
縦走中でも使えそうな裏技ですね。
茹で上げたスパゲッティにお茶漬けの素とマヨネーズを適量加えて完成。
スパゲッティが程良い固さで、お茶漬けの素ともよく合い、とても美味しかったです。
スパゲッティに和風の味付けはよく合いますが、和風なら塩分も含むので、これからの季節にはいいかもしれません。
食後のコーヒーとデザートも楽しみ下山します。
天気も眺めもよかったので、山頂を去るのが惜しいくらいです。
山頂から弘法清水へと下りる途中では、何十人もの高校生とすれ違いました。
どうやら学校登山の様子。
となればこういう機会でもなければ山へ来る機会のない子もいるわけで、「先生〜！○○君がヤバイです！」とヘルプコールが上がっていました。
しかし、道幅が広いわけではなく、数十人が道の途中で休ませてしまうとたちまち流れが滞ってしまいます。
マイペースで登る自分と違って、引率の先生は大変ですね・・・（；＞＜）
中ノ湯分岐へ向かう途中では、愛知県から来たというご婦人が。
那須岳、安達太良山と登ってきて、昨晩裏磐梯のホテルに泊まりここに来たとのこと。
泊まりながらの山歩きなんていいなあ・・・いつかやってみたいなあ。
普段働いている身だと、できないことはないですが、何かと出費があったり、時間も限られます。
まして、まだ持っていない道具をいろいろ揃えている最中だし・・・。
簡単な調理で手軽な美味しさを楽しめるメニューを堪能し、天気も眺めも良かった磐梯山。
自分の中で、また登ってみたい山の一つになりました。
あとは虫が五月蝿くなければね・・・。
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