燧ケ岳〜尾瀬の絶景を堪能〜（但し山頂アタックの下山時に危機一髪）
福島県
ksk_rr
その他2人 
体力度について
- GPS
- 08:12
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,118m
- 下り
- 912m
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| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
沼山峠→御池駐車場 バス（片道\520) |
| コース状況／ 危険箇所等 |
御池〜広沢田代 ほぼ雪道でトレースもピンク目印も乏しく迷いやすいです。 広沢田代〜熊沢田代 相変わらず目印が少なく迷いやすいです。 熊沢田代〜俎��山 かなり急こう配なので慎重に！ 俎��山〜柴安��山 相当な急こう配なうえに雪がシャーベット状な為足元がかなり不安定です 下りは後ろ向きで慎重に下りる必要が有ります。 柴安��山〜尾瀬沼 踏み跡もしっかり有るので迷いにくいですが、ほとんど雪道です。 尾瀬沼〜沼山峠休憩所 ほとんど木道ですが、沼山峠のピーク登り・下りが有り積雪が有ります |
写真
奥にあるのが御池の山小屋です。
トイレ・温泉が有ります。
おそらく無いのではないかと・・・
アイゼンを装着。
やっぱ楽ちんですね。
雪で登山道がさっぱり見えません。わずかな足跡を頼りに行くのですが、かなり不安になります。
gpsをまめにチェックしながら向かいます。
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わずかな足跡を頼りに行くのですが、かなり不安になります。
gpsをまめにチェックしながら向かいます。
そしてその奥には会津駒ヶ岳が見えてきました。
あの正面の雪の斜面を行くしか有りません。
ここで事故は起きました！写真中央部の登っている人のあたりからこの位置まで滑落しました・・・
良く見ると滑ってきた跡が有ります。
いやあ、大事に至らなくてよかったです。
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写真中央部の登っている人のあたりからこの位置まで滑落しました・・・
良く見ると滑ってきた跡が有ります。
いやあ、大事に至らなくてよかったです。
この先雪もかなり有りました。
感想
G/Wに至仏山に登り、尾瀬ケ原の向こう側に見えた燧ケ岳に行ってきました。
事前にコースは調べていましたが、行ってみると想像以上に大変でした。
御池からピストンの予定でしたが、御池からの道がかなり分りずらく（今の季節はこのルートはマイナーなのでしょうか？）踏み跡も人もほとんど無く、帰り道がとても不安になり尾瀬沼経由の周回コースへ途中で変更しました。
積雪も気温の上昇でかなり緩んでおり、急こう配+足場の不安定で無駄な大量を消耗。
なんとか俎��山頂へ到着。
残すは柴安��山頂。
すでに登られた方の話からも下りの急こう配がかなり危険とあり、少々ためらいましたが、ここまで来たのでアタック。
登りは無事登頂。尾瀬沼と至仏山の絶景を堪能しいざ、下山。
足のすくみをこらえながら一歩一歩下りていきます。
普通に前進で下りていき、”思ったよりいけるかも” と思っていたその瞬間！
左足の足場の雪が崩れバランスを崩し、態勢を立て直そうと両手を斜面に突き刺そうとするがそんな行為はむなしく滑る左足を止める事が出来ずそのまま滑落・・・
急斜面を滑り出した自分の体は相当な運動エネルギーで両手両足駆使しても全く減速しません。
もうなすすべもなく斜面に身を任せますが不幸中の幸い、滑っていく進行方向は下山方向で障害物も崖も有りません。
しかしながら遠くの先には木が生えておりこのスピードでぶつかれば無事ではすみません。
斜面も多少ゆるくなり何とか静止する事が出来ました・・・
本当に不幸中の幸いで運が良くケガも無く、大きな反省材料とする事ができました。
気のゆるみはご法度です。
その後は問題無く自力で下山する事が出来ました。
同行したメンバーや他の登山者には心配を掛けてしまいました。
本当に反省です。
どんな時も万全の体制を整える必要が有ると改めて痛感させられました。
そして今日も無事帰って来れました。
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5日木曜日に早朝から長英新道ピストンで燧ヶ岳に登ろうと考えています。
4人とも雪山初心者（行ったことあるのは残雪期の燕、厳冬期の蓼科山、硫黄岳、天狗岳です。いずれも晴天でした）ピッケルもあった方がいいですか？
また下りは後ろ向きになった方が滑落の危険性は減るでしょうか？
お忙しい所大変申し訳ないのですが、お教え頂けたら幸いです。
よろしくお願い致します。
azumingさんこんにちは
返信が遅くなり申し訳有りません。
まだ、間に合えば良いのですが・・・
私も去年から雪山アタックをはじめた初心者です。
燧ケ岳ですが、長英新道からであればさほど難易度は高くないと思います。
目印のピンクのリボンや踏み跡が多く有りますので迷う事は少ないでしょう。
ピッケルは必要無いと思いますが、ストックが有ると安心ですし、楽です。
ただし、油断は禁物です。
傾斜がきつい所も多く、気温の上昇とともに圧雪もシャーベット状になっており足場が緩んでおります。
アイゼンの携行を強くお勧めします。
一番危険な箇所は柴安��山の下りです。
（私が滑落した場所です）
私は前向きに下り、かかとを雪に突き刺しながら一歩一歩確実に降りていってつもりでしたが足場が崩れてしまいました。
が、当日は何人もこの難所をクリアしていました。
皆さん後ろ向きで3点支持で確実に下りてこられました。
つま先を雪面に突き刺し（12本アイゼンが有るとより確実です）3点支持でゆっくり下りてくれば大丈夫ではないかと思いますが、御自身の経験や実力をもって現場にて確実な判断をお願いします。
なお、この斜面でもピッケルを使用している方は見受けられませんでした。
5日は天気も下り坂の様ですし、くれぐれも無理をせず、柴安��山へのアタックは慎重にご判断をしてもらえる事を期待いたします。
ヤマレコでの楽しいご報告を楽しみにしております。
ksk_rrさん、行ってきました！！
4日尾瀬ヶ原、5日燧の予定でしたが、4日の方が天気が良さそうだったので、急遽御池から燧に登ることにしました。
8合目の前あたりで間違えた雪渓を登ってしまい、ハイマツ帯を越えられず、一度かなり下ってもう一度登り返しました
柴安くらには一応ピッケルも持参して12本アイゼンで挑み、後ろ向きに下りたら、怖がりの私でも大丈夫でした
長英新道は何回か雪を踏み抜いて小川？に足がドボンとなってしまい、歩きにくい所も多かったですね。
この度は見ず知らずの私の突然の質問にもかかわらず、ご親切に返信頂きありがとうございました
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