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Yamareco

記録ID: 45789
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無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

立山

2009年09月07日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
03:38
距離
5.5km
登り
631m
下り
625m

コースタイム

7:00立山駅=8:02室堂(ケーブル、バス)
8:10室堂−8:46一ノ越−9:19雄山山頂(休憩、祈祷29分)−10:04大汝山頂(休憩28分)
10:32下山開始−11:48室堂
12:00室堂=13:17立山駅
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2009年09月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
今回は北ア北部の剱岳と立山遠征。
2日目は剱岳http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-45785.html
に続き立山。

立山は以前観光で紅葉シーズンに一度登っているが、その時はピークハントには全く興味がなく、神社がある雄山山頂には行っていない。また、どちらが百名山の登頂対象かは知らないが、最高峰の大汝山にも行っていない。
したがって、正確には今回が初めての立山登頂となる。

平日は始発となる7:00のケーブルカーで立山駅を出発し、8:00過ぎには室堂に到着した。
7:00の便は満席らしく、7:10の臨時便が出ていた。
平日でもこの混雑。休日であれば室堂へのアプローチだけでも大変だろう。
室堂から続く遊歩道からBTのあるホテル立山を振り返る。
ここには以前宿泊したことがあるが、値段はシティーホテル並で安くはない。しかし、ロケーションの素晴らしさや(標高が高いだけ?)、サービスの内容は美ヶ原の王ヶ頭ホテル同様、一度試す価値はあると思う。
ここから見るとミクリガ池は高台の上にあることが判る。その奥は大日岳。
始発のため、BTを出るとその先の遊歩道は室堂宿泊者と思われる方がちらほらいただけ。
当初は浄土山−雄山−別山の3山周回を予定していたが、歩き始めて昨日の疲労で足が重いことが気になり、あっさり大汝山のピストンに変更した。
室堂から続く遊歩道からBTのあるホテル立山を振り返る。
ここには以前宿泊したことがあるが、値段はシティーホテル並で安くはない。しかし、ロケーションの素晴らしさや(標高が高いだけ?)、サービスの内容は美ヶ原の王ヶ頭ホテル同様、一度試す価値はあると思う。
ここから見るとミクリガ池は高台の上にあることが判る。その奥は大日岳。
始発のため、BTを出るとその先の遊歩道は室堂宿泊者と思われる方がちらほらいただけ。
当初は浄土山−雄山−別山の3山周回を予定していたが、歩き始めて昨日の疲労で足が重いことが気になり、あっさり大汝山のピストンに変更した。
一ノ越山荘。ここまではなだらかな遊歩道歩きであるが、それでも結構汗をかいた。
山荘前には20名程が休憩していたが、下山時はその数倍で大混雑。
ここからはザレた登山道になるが、スニーカーでの観光客も多数。数年前の私もそうだった。今では手軽と思えるこの山も、当時は死ぬ思いで登った記憶がある。
一ノ越山荘。ここまではなだらかな遊歩道歩きであるが、それでも結構汗をかいた。
山荘前には20名程が休憩していたが、下山時はその数倍で大混雑。
ここからはザレた登山道になるが、スニーカーでの観光客も多数。数年前の私もそうだった。今では手軽と思えるこの山も、当時は死ぬ思いで登った記憶がある。
雄山山頂部。三角点は手前にあるが、3,003mの山頂は神社の境内になっており、500円の祈祷料を払って立ち入る。月山も同様のシステムであるが、あちらに登ったときには既に営業期間を終了しており、祠の扉は閉まっていたものの、無料で境内まで入ることができた。
ちなみに、一ノ越や大汝のトイレは有料であるが、雄山は無料である。
雄山山頂部。三角点は手前にあるが、3,003mの山頂は神社の境内になっており、500円の祈祷料を払って立ち入る。月山も同様のシステムであるが、あちらに登ったときには既に営業期間を終了しており、祠の扉は閉まっていたものの、無料で境内まで入ることができた。
ちなみに、一ノ越や大汝のトイレは有料であるが、雄山は無料である。
山頂祠。ここが3,003mの山頂となる。
一緒に御祓いを受けたおばちゃんは、御神酒を飲むと聞いて、「これからまだ歩くが飲んでも大丈夫か」と神主に聞いていたので、「どんだけ飲むつもりか?」と突っ込んでおいた。
山頂祠。ここが3,003mの山頂となる。
一緒に御祓いを受けたおばちゃんは、御神酒を飲むと聞いて、「これからまだ歩くが飲んでも大丈夫か」と神主に聞いていたので、「どんだけ飲むつもりか?」と突っ込んでおいた。
雄山からのパノラマ。右奥には白山が近い。
右手前から、竜王岳、鬼岳、獅子岳、右に折れて鷲岳、その左に蔦山、越中沢岳、もう一度右に間山と立山の稜線が続き、その奥には北薬師と薬師岳が聳える。その左には黒部五郎、奥に笠ヶ岳、御嶽、乗鞍が霞み、水晶が尖っている。さらに、鷲羽からの稜線の奥には穂高、槍がランドマークとして目立っている。その左手前は野口五郎から、三ッ岳、烏帽子岳。さらにその奥の、昨日剱から良く見えていた木曽駒は、今日はぼんやりと山陰が確認できるだけ。その左は大天井から燕、餓鬼、唐沢の稜線が続く。
南側の眺望は、剱からと大差ないと思っていたが、当然ながら立山で隠れていた部分の展望が開け、また違った印象であった。
雄山からのパノラマ。右奥には白山が近い。
右手前から、竜王岳、鬼岳、獅子岳、右に折れて鷲岳、その左に蔦山、越中沢岳、もう一度右に間山と立山の稜線が続き、その奥には北薬師と薬師岳が聳える。その左には黒部五郎、奥に笠ヶ岳、御嶽、乗鞍が霞み、水晶が尖っている。さらに、鷲羽からの稜線の奥には穂高、槍がランドマークとして目立っている。その左手前は野口五郎から、三ッ岳、烏帽子岳。さらにその奥の、昨日剱から良く見えていた木曽駒は、今日はぼんやりと山陰が確認できるだけ。その左は大天井から燕、餓鬼、唐沢の稜線が続く。
南側の眺望は、剱からと大差ないと思っていたが、当然ながら立山で隠れていた部分の展望が開け、また違った印象であった。
餓鬼岳の向こうの遠く富士山アップ。
立山、白山と合わせて、日本三霊山と言うらしいが、おそらく北陸の人が決めたものだろう。
「♪越中で立山、加賀では白山、駿河の富士山、三国一だよ」とロボットを踊らせるCMをキー局でも大量に流していたロボットリース会社は、(皆さんの予想通り)この7月で倒産し、民事再生法の適用を申請中だそうだ。富山の中小企業が何故大量のCMを流しているのか不思議に思っていたが、粉飾決算と聞いて、やはりそういう経営だったのかと納得した方も多いのではないだろうか。
そういえば、深田久弥も北陸(石川)であった。
餓鬼岳の向こうの遠く富士山アップ。
立山、白山と合わせて、日本三霊山と言うらしいが、おそらく北陸の人が決めたものだろう。
「♪越中で立山、加賀では白山、駿河の富士山、三国一だよ」とロボットを踊らせるCMをキー局でも大量に流していたロボットリース会社は、(皆さんの予想通り)この7月で倒産し、民事再生法の適用を申請中だそうだ。富山の中小企業が何故大量のCMを流しているのか不思議に思っていたが、粉飾決算と聞いて、やはりそういう経営だったのかと納得した方も多いのではないだろうか。
そういえば、深田久弥も北陸(石川)であった。
大汝山頂。ここまで来ると剱も目の前。別山も直ぐそこだが、浄土山もパスしていたので、今日はここでゆっくり景色を堪能することにした。おそらく別山まで行っても剱からの展望を越えるとは思えなかったということもある。
早月尾根はこちらから見ると険しそうである。
大汝山頂。ここまで来ると剱も目の前。別山も直ぐそこだが、浄土山もパスしていたので、今日はここでゆっくり景色を堪能することにした。おそらく別山まで行っても剱からの展望を越えるとは思えなかったということもある。
早月尾根はこちらから見ると険しそうである。
大汝からのパノラマ。後立山の景色は雄山からとおまり変わらないが、黒部湖はここからの方が良く見える。ここから見る五竜、唐松は稜線を大きく広げて美しい。大汝休憩所には阿弥陀ヶ原近くのヘリポートからヘリが何度も往復して荷揚げをしていた。
大汝からのパノラマ。後立山の景色は雄山からとおまり変わらないが、黒部湖はここからの方が良く見える。ここから見る五竜、唐松は稜線を大きく広げて美しい。大汝休憩所には阿弥陀ヶ原近くのヘリポートからヘリが何度も往復して荷揚げをしていた。
雄山方向パノラマ。
雄山の左、黒部五郎と笠ヶ岳を正面に見る。
黒部川の奥の廊下、赤牛岳に突き上げる口元ノタル沢、水晶方向に伸びる東沢谷の谷筋と稜線の関係が良く判る。
雄山方向パノラマ。
雄山の左、黒部五郎と笠ヶ岳を正面に見る。
黒部川の奥の廊下、赤牛岳に突き上げる口元ノタル沢、水晶方向に伸びる東沢谷の谷筋と稜線の関係が良く判る。
帰路のバスから見た剱岳に最後の別れを告げる。
室堂12時発のバスは満員だったが、殆どの乗客は阿弥陀ヶ原で下車していった。
美女平には団体さんがいたため、結局ケーブルカーは満員となった。
帰路のバスから見た剱岳に最後の別れを告げる。
室堂12時発のバスは満員だったが、殆どの乗客は阿弥陀ヶ原で下車していった。
美女平には団体さんがいたため、結局ケーブルカーは満員となった。
当日朝9:00の天気図。
昨日と大差は無いが、東側に気圧の谷があるため、本州中部から東北地方は雲が多かったと予想する。
当日朝9:00の天気図。
昨日と大差は無いが、東側に気圧の谷があるため、本州中部から東北地方は雲が多かったと予想する。

感想

下山後は、ウェルサンピア立山で入浴した。ここは通常料金700円だが、クーポン券
http://onsen.nifty.com/cs/255/dtl/onsen001838/1.jsp
の携帯提示をすれば500円になる。

立山から室堂の往復運賃は4,190円と高額であり、前回と同じルートというのも何なので、登りだけでも称名滝から歩こうと思い(料金は復路バス代の780円のみ!)、剱岳からの下山後に称名滝駐車場に向かったが、途中の有料道路が夜間通行止めで、このプランは呆気なく頓挫した。
しかし、翌朝もまだ剱の疲れが残っていたため、例え通行止めが無かったとしても、結局このプランは断念していたと思う。
現に室堂からの三山周回予定も単純ピストンに変更した根性無しである。
帰りの長距離ドライブを考えると、どうしても弱気になってしまう。

今回の遠征は2日間ともに良く晴れ、大展望を満喫することが出来たので非常に満足の山行であった。
休日の混雑を避けるために立山を月曜日にしたことも、結果的には良かったと思う。

来週も薬師と黒部五郎を登ろうと思っているが、再度の長距離ドライブには正直ウンザリしているので、現在富山までの格安航空チケットを探している。

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