三ツ岩岳〜窓明山（夏の日を静かな山小屋で過ごす）

2022年08月11日(木) 〜 2022年08月12日(金)

• GPS: 10:05
• 距離: 17.6km
• 登り: 1,829m
• 下り: 1,848m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:15
• 休憩: 1:11
• 合計: 5:26

7:24 スタート地点
8:48 8:49 旧道分岐
10:07 10:24 避難小屋
10:35 10:40 水場
10:51 10:58 避難小屋
11:37 12:18 三岩岳
12:50 避難小屋

2日目

• 山行: 3:27
• 休憩: 1:13
• 合計: 4:40

4:04 宿泊地
4:33 5:03 三岩岳
5:32 6:03 避難小屋
6:32 6:32 めまうだ湿原(三岩大池)
7:04 7:08 窓明山
7:42 7:47 家向山分岐
8:10 8:13 巽沢山
8:39 8:39 国体コース入口(旧道)
8:44 ゴール地点

天候

8/11 晴れ時々曇り→曇り→曇り時々晴れ
8/12 晴れ時々曇り（山上ではにわか雨）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山口駐車場
（小豆温泉入口）

コース状況／危険箇所等

・コースはほぼはっきりしている
　（避難小屋側などに案内図あり）
・黒桧沢に沿った登山道の一部では足場が不安定
　沢側は急斜面につき、転倒に注意
・黒桧沢の渡渉箇所には橋は無し
　大雨の後など水量が多い際には渡れない可能性あり
・避難小屋から山頂にかけてと窓明山側への下りでは足元が悪い箇所が多い
・小湿原には木道あり
　傾斜があるところでは濡れていると滑りやすいので注意
・巽沢山〜国道の間では急坂が連続する（ロープの設置あり）
　雨の後などは滑りやすくなるため、下りでは慎重に
・アブが大量発生する時期
　一度狙われるとずっと纏わり付かれる印象でした

・山中の水場について
　黒桧沢コースの旧道分岐手前で何本かの小さな沢あり
　避難小屋から窓明山側へ少し下った所にも

・黒桧沢コースについて(8/11)
　公式には通行不可の扱い（渡渉に危険があるためのようです）
　コースの下草刈りされている様子
　沢沿いで一部登山道が崩れ気味、渡渉箇所があること以外で
　目立った注意点は無い印象

※ルートには部分的にズレがあるかと

写真

8/11 7:31

8/11
遅い時間からの出発
既にかなりの暑さ

8/11 7:34

公認はされていませんが
黒桧沢コースを歩いてみることに

8/11 7:39

下草刈りは入っている様子

8/11 7:50

懸念の沢渡渉
水量が落ち着いていれば問題なし

8/11 8:16

登りの傾斜が上がるにつれ
汗が止まらなくなる

8/11 8:27

咲き残りのアリドオシラン

8/11 8:28

中腹は豊かなブナ林

8/11 8:29

既に山頂は雲隠れ

8/11 8:47

タマガワホトトギスを見かける
（この付近からアブに付きまとわれる）

8/11 8:55

分岐まで到達
黒桧沢コースは変わらずロープでの規制

花が乏しい中で高貴な存在
ただ向き合おうともそれを許してくれない状況
（5秒も立ち止まればたちまちアブの集中砲火）

8/11 9:25

ツルリンドウにも必死の撮影

8/11 9:37

雲が多いながらもまだ晴れ間

8/11 9:47

山行の安全とできればアブを追い払ってとお願い

8/11 9:59

周囲は次第にガス模様

8/11 10:07

小湿原に咲くのはキソチドリ？

8/11 10:07

犯人はシカまたはイノシシなどでしょうか
荒らされてます・・・

8/11 10:08

心痛む光景を癒す花達

8/11 10:10

オタカラコウですね

8/11 10:14

一月振りですね
今日はよろしくです

8/11 10:43

まずは一仕事
窓明側に少し下った水場
水量はまずまずでした

8/11 11:09

今度は山頂へ
最初の小湿原ではキンコウカが見頃

8/11 11:15

ゴゼンタチバナがまだ咲き残っています

8/11 11:16

夏の花のオトギリソウ

8/11 11:23

オヤマリンドウは秋より晩夏のイメージ

8/11 11:32

ミヤマリンドウに釘付け

8/11 11:35

折角の展望地も見渡せず

8/11 11:44

8/11 11:57

ガスの切れ間から三ツ岩

8/11 11:58

中ノ岳が少しだけ姿を見せてくれて

8/11 11:58

会津駒は見えず、何とか中門岳が見える位

コイチヨウさん
小さくも気になる存在

8/11 12:34

薄いブルーが印象的

8/11 12:36

キン色が鮮やかです

8/11 12:38

シベの反りに注目のミヤマホツツジ

8/11 12:41

水溜りのある登山道
なので足元注意

8/11 13:00

本日の行動は終了
この後は昼寝をしたり小屋でゴロゴロ

8/11 15:21

小屋付近咲く花
ズダヤクシュは咲き残り

8/11 15:22

終わりかけですがモミジカラマツソウ

8/11 15:23

大振りの花のマルバダケブキ

8/11 15:24

緑のトリカブトのようなオオレイジンソウ

8/11 17:07

今回は混ぜご飯風にして頂きました

8/11 17:40

少し開けたところで夕暮れを待つことに
雷が鳴っていたようですが遠方で一安心

8/11 17:48

時間があるのでキンコウカと戯れる

8/11 18:19

雲の形が絶えず変化

8/11 18:34

見上げる空は青のまま
あまり暗くならない内に小屋に戻ります

8/11 18:46

本日の〆はこの一杯で

8/12 4:21

8/12
山頂目指して登ります

8/12 4:43

8/12 4:48

部分的には綺麗な朝焼け雲

8/12 4:48

ただ日の出の方向は若干雲が多め

8/12 4:58

待つこと十数分・・・

8/12 5:00

8/12 5:01

無事、輝かしい日の出を望むことができました

8/12 5:03

会津駒へと続く稜線にも朝日が当たり始め

8/12 5:10

気を良くして朝食の湯沸し中
いきなりの暗転・・・
通り雨に慌てて退散

8/12 5:16

にわか雨に振り回された後にこんな光景が

8/12 5:18

光のカーテン？
天候に一喜一憂させられますね

8/12 5:23

遠く見る雲海の様子

8/12 6:09

朝食を済ませ
小屋の掃き掃除、戸締り確認
お世話になりました

8/12 6:10

朝の日向ぼっこでしょうか

8/12 6:18

窓明方面に下り本日の花ハイクへ
まずはオニシオガマ

8/12 6:20

チョウジギクの小群落

8/12 6:28

盛夏に見るアキノキリンソウ

8/12 6:28

窓明山への良き稜線歩き

8/12 6:31

足元はしっかり濡らされますが

8/12 6:32

青空と雲が半々の上空

三度出会えるとは

8/12 6:37

1組2花のツルアリドオシ

8/12 6:38

モウセンゴケのある場所

8/12 6:39

小湿原を通過

8/12 6:42

アカモノの実とナナカマド
どちらも赤く色付いてます

8/12 6:44

あれはホシガラスさんですね

8/12 6:47

シャジンではなくソバナのよう

8/12 6:51

小さな花、コゴメグサ

8/12 6:53

渦巻き状のエゾシオガマ

8/12 6:54

リンドウに止まるトンボさん

8/12 6:57

よく見ると沢にまだ残雪あり

8/12 7:00

一角を白く見せるコゴメグサの群生

8/12 7:03

今日は裏越後三山は生憎の眺め

8/12 7:06

三ツ岩岳を振り返る

8/12 7:08

小湿原ではイワショウブが咲き始め

8/12 7:11

山頂標識が新しくなっていました

8/12 7:12

只見方面かと
雲海がまだ残っていますね

8/12 7:12

南方は県境の山が雲を堰き止めているよう

8/12 7:13

左端に二岐山
となると中央付近が那須連山のはずですが雲の中

8/12 7:18

刈り払いされた登山道を有り難く下ります

8/12 7:26

ホツツジで花に区切り

8/12 7:33

緑に覆われた樹林帯へ

8/12 7:51

8/12 8:03

ブナ大木の下を進み

8/12 8:17

8/12 8:22

所々にはキノコ達

8/12 8:36

最後はいつもの連続急坂

8/12 8:41

国道に出れば

8/12 8:44

道端にはゲンノショウコ

8/12 8:51

無事に駐車場所へ戻りました

8/12 9:15

移動途中に少し立ち寄って

8/12 9:16

ハスの花を観賞

8/12 9:39

湯ノ花温泉にて汗を流してから帰宅
お疲れ様でした

撮影機器：

CX6 リコー

感想

wakasato

山の日から始まったお盆休み。
ただお盆の期間中は遠出できない諸事情。
そして泊まり用ザックが先月から部屋の片隅に置かれたまま・・・
考えた先は何度か経験のある山小屋へ。

日帰り可能な山ではあるも、山中に避難小屋のある三ツ岩岳へ。
普段から静かな山ではありますが・・・
当日の宿泊者はやはり一人でした。

山上の花、さすがに初夏の様な勢いはないですが
キンコウカ、ミヤマリンドウ、オニシオガマ、コゴメグサなど
大小多くの出会いがありましたね。
一方の展望はやや雲(ガス)優勢の印象。
それでも劇的な日の出の光景が。
目にすることができたのは良かったです。

登りでは暑さ以上にアブの猛攻には閉口。
一方、過ごした小屋は静かで落ち着けましたね。
とある夏の日を過ごせた良きハイクになりました。

コメント

🌸🐛＠sakura64

wakasatoさん、こんばんわ！

イイねイイね〜〜ぇ、お泊りハイク。最高じゃないですか😉！
そっか〜〜ぁ、誰もいない避難小屋。夜中誰か遊びに来なかったですか〜ぁ🤭((´∀｀*))ヶﾗヶﾗ！
余裕のある山行。いろんなお花との出会いもあって🌼。そして、お泊りじゃないとここまで劇的な朝焼けには会えませんね🌄。素晴らしいです。おいらもいきた〜〜い。お泊りで💤！

そうそう、おいらも愛駒でアブの攻撃に会いました🐝。
シャツの上からも噛みつきやがるとんでもない奴でした👊。でもこれも良い思い出になりました。
とある夏の良きハイク。う〜ん、wakasatoさんの夏休みだったのかな😊。

いや〜〜ぁ楽しいレコを(*´∪｀*) ありがとぉね♪♪(@^^)/~~~

wakasato

こんにちは、sakurasaku64さん。

お泊りだからこそ余裕をもった時間。
ゆっくりとと向き合えるんですよね。
ただそう思い通りにさせてくれないアブ達。
思った以上の攻撃力の高さには困り果てました・・・
それでも山頂からの朝焼け景色は小屋泊ならでは。
これは夏の良い思いでになりました

夜のお訪ね人はいませんでしたね。
いたらちょっと「おっかない」ですが
それにしても小屋の軋み音？でさえびびる小心者は相変わらず

BOKUTYANN

意外な山でお泊り(#^.^#)

wakasatoさん　おはようございます

お〜〜〜！よくレコを拝見する三岩岳だ！と思ったらお泊りでしたか
健脚のwaka様はいつも余裕で日帰りするルートですが・・・
一人山中でゆっくりと過ごす時間もいいもんですね
夕景や朝景は泊まりじゃ無ければ見られない楽しみだし
何よりも時間や体力にゆとりがあるのは心にも優しいです

誰もいなければコロナの心配もないですから
BOKUもどこかの避難小屋泊まりで山に行きたいな
勿論、このルートの後追いも魅力的なんだけど
アブ情報だけは困りものですネ！
何しろ虫に好かれる性分なのか刺されやすいですし
指されるとその後の腫れがひどいんですよねアブなんかじゃ尚更
小屋の中は心配なかったですか？
水場の情報も貴重でした、レコ有難うございます（●＾o＾●）

wakasato

BOKUTYANNさん、こんにちは。

人が少ないことを見越しての小屋泊でした。
人気の山ですと混むと思われますので・・・
そうなるとやはりコロナの不安が少なからずありますからね。
「一人」であればその心配は無用でしたね

以前の七入〜燧周回でも悩まされましたが、
８月位になるとこの山域ではアブが大量発生。
シャツの上からでもお構いなしに噛み付くので相当な厄介者
虫除けスプレーをしていましたが、焼け石に水状態・・・
ただ小屋の中では安全で、快適に過ごせましたよ