波佐利山(兵庫県宍粟50名山)〜赤西山へ【標識のない秘境ルートを歩く】
- GPS
- 05:22
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,118m
- 下り
- 1,115m
コースタイム
10:18 駐車地
10:47 赤西の先代杉
11:32 赤西川源流標識
12:06 音水湖コース出合
12:25 波佐利山
13:04 出発
14:06 赤西山
14:22 出発
15:11 赤西林道出合
15:39 駐車地
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
赤西渓谷林道を詰めると赤西川源流に出る。ここは渓谷沿いに歩けば問題ない。 音水湖コース合流点までの登りも標識はないが、よく踏まれているので大きな心配はない。 合流点から波佐利山へは道もしっかりしていて標識もある。 波佐利山から赤西山は尾根を伝って歩く。途中、分岐があったり尾根が分かれていたりするので、コンパスでの方向確認をしながら歩く。 赤西山から赤西林道への下りはわかりにくい。できるだけ尾根筋に忠実に歩く。 |
写真
感想
昨日に続き、真夏日、そして黄砂の予報が出ていた。
渓谷沿いに歩く山なら影響が少ないのではないかと思い、選んだのが赤西渓谷からの波佐利山。ヤマレコで地図検索し、先人の方々のレコを参考にさせてもらう。赤西山を合わせて周回できるようだ。
国道29号線から標識に従って赤西林道に入る。アスファルト道が切れ、でこぼこの難路となる。勘兵衛タイトルバックの地への標識を見て先に進む。キャンプ場が現れる。もう少し先に進む。勘兵衛タイトルバックの地の案内板。どんな映像だったか記憶にないが、今日の番組で確かめてみよう。
どこまで進めるかはっきりせず、1台の軽ワゴンが駐車されているところの広い駐車地に車を置く。もう少し進めたかもしれないが、林道のどの地点かもはっきりしないので、とりあえず車を置いて歩くことにする。
渓谷沿いの林道は歩いてもなかなか楽しい。花々や渓谷を見ながら歩く。
「森林の広場整備事業」と書かれた案内板があった。「緑の募金」で山に来る人のためにモミジの植林を行っていると書かれている。しかし、山人はこんな植林を望むだろうか。むしろ、植林のためにもとからあった樹木が伐採されたのならそちらの方が悲しい。この植樹のためにどれだけのお金が動いているのだろうか?そんなことを考えてしまう。
赤西の先代杉の標識があり、見に入る。樹齢何年なのだろうか。風格のあるスギがそびえている。
小さな水たまりのような池があり、イモリが泳いでいた。
赤西側源流標識から少し進むと、尾根への取り付きがある。テープ標識があり、道もはっきりしているのですぐにわかる。尾根の斜面を登っていくが、一か所道が二手に分かれるところがある。ここは斜面を登っている道を選ぶ。
「人面杉」というスギがあるらしい。ところが、残念ながら見つけられなかった。代わりに、勝手に名づけた「マンモス杉」を発見。
音水湖からのコースと合流する。ここからは一般道のようで、標識もたくさんあり、波佐利山へ案内してくれる。
一登りで波佐利山に着く。先に山頂に着かれていた2人の方と少しお話をさせてもらう。赤西から登ってこられ、引き返されるそうだ。
お二人が下山されたあと、北西へのルートにシカが現れた。カメラで狙う。しかし、タイミング悪く動いたために逃げてしまった。
昼食休憩を取る。展望はないが、雰囲気のいい山頂だ。ゆったりと山頂時間を過ごす。この後、少し引き返すことも考えたが道もはっきりしているみたいだったので赤西山ルートに乗る。一度尾根を下り登り返すと小さなピークで分岐になっている。標識はないが、道がはっきりしているので方角を間違えなければ大丈夫そうだ。ここから南寄りに進路を変える。尾根はわかりやすく登り下りはあるが、わりと平坦であるきやすい。やがて尾根が2手に分かれる。南寄りの尾根は落ち込んでいてルートではないようだ。南西寄りの尾根に向かうと展望が開け、先に山頂が見える。赤西山に違いない。山頂まで少しの登りだ。
ここから赤西山までの尾根は南東方面に展望が開けるところが多く楽しめる。また、ブナの樹がたくさんあって新緑が美しい。きっと紅葉シーズンもすばらしいだろう。チャンスがあれば、秋に再訪したいものだ。
赤西山に着く。標識はないが、三角点がある。山頂は西に大きく広がっている。西端に出ると、展望もある。きれいなドウダンツツジのような花が満開でしばし見とれる。ベニドウダンの一種のようだが、はっきりとはわからない。山頂に大きなブナの木があり、その陰でコーヒー休憩を取る。
ここから、南東に尾根を下っていく。ところどころ、尾根が二手に分かれ、分かりにくくなる。コンパスで方角を確かめながら進む。こんな時に、少しでもテープのマークがあったり木の伐採あとがあったりすると、人が入ってきている道には間違いないので何とかなると思って歩く。
沢音が聞こえてきくる。もう少しだがルートは慎重に見極めないといけない。しかし、道がはっきりしなくなる。急斜面の下にやや広い道が見える。樹木を掴みながら急斜面を下りる。急に足元の石が崩れる。樹木を掴んでいたので転がらずにすんだ。足場を選んで下りる。さらに下には沢が見えるが下りられるようなところはない。沢を巻くように細い道を進む。どこから下りようかと思案しながら歩いていると下に作業道のような道が見えた。そこへの斜面も急だが、樹木を伝っていけば下りられそうだ。下りられた。ここからは、沢の流れを見て下っていく。やがて、林道に合流できた。後は、のんびりと朝歩いた道をもどるだけだ。
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