爺が岳テント泊


- GPS
- 30:23
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,602m
- 下り
- 1,601m
コースタイム
- 山行
- 6:25
- 休憩
- 3:14
- 合計
- 9:39
天候 | 1日目:晴れのち曇り、夜雷雨のち晴れ 2日目:晴れのち時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
良く整備されています。 |
写真
感想
久しぶりに大学時代の同級生
GSX1300Rさんと夏のアルプス
へ。家庭や仕事の都合がなか
なかあわず、あっても天気が
悪かったりで久しぶりの夏の
アルプスだ。天気が不安定で
代替候補地をいくつか考える
もどこも微妙な天気のようだ。
当初、冷池山荘でテント泊
して鹿島槍ヶ岳に登る予定だ
ったけれども種池山荘から冷
池山荘までの稜線歩きが午後
になってしまうかもしれない。
雷がきたら最悪だ。二日目
の天気もはっきりしない。九
重、剣山、蝶ケ岳・・いろい
ろ考えたけど天気予報から種
池山荘テント泊なら行けそう
ということで予約し直した。
8月5日午後休をもらって職場
から同級生宅のある奈良へ。
ところが大気が不安定で局所
的な大雨が原因で大渋滞があ
ちこちに。やむなく北から回
り込んで18時半に到着した。
北側から回り込んだことがな
かったのでナビ頼りだったけ
ど良くわからない道に入った
りでヘロヘロ。20時過ぎに自
宅へ迎えに行って合流し登山
口のある扇沢へ。運転を変わ
ってもらって京奈和道から名
神、中央道へ。梓川SAで食料
品などを調達して安曇野イン
ターで下りた。北陸道の通行
止めの影響でか中央道が結構
混んでいた。
2時40分に扇沢の駐車場に着
いた。駒ヶ根あたりでは大雨
でほんと登れるのかなあ、温
泉旅行になるかなあと思った
けれど晴れている。柏原新道
登山口駐車場には空きがあっ
たがトイレが近い方がいいの
で扇沢の駐車場に停めた。た
だ確認不足で登山口近くに期
間限定っぽいけれどポータブ
ルトイレが設置されていた。
さすが疲れたので即出発はで
きずまずは仮眠。意外と?寝
ることができた。4時過ぎに
起床して腹ごしらえをして4
時55分に出発した。道路を下
りてゆき5時15分に柏原新道
登山口に着いた。登山届を提
出するところがある。僕らは
ネットで提出した。
残雪期に2回爺が岳には登っ
ただけなのでこの時期どんな
感じなのか楽しみ。でもテン
ト泊なので登れるかなあとち
ょっと不安もあったりして。
「鉄橋を渡った先の駐車場に
仮設トイレが一基設置されま
した。」とある。ありがたい。
天気は晴れ。でも昼頃まで
には曇ってくるだろう。谷沿
いの道を少し歩いてその後は
山腹をジグザグに登っていく。
左に雲がかかり始めた針ノ
木岳が見えている。安曇野は
低い雲に覆われている。
6時05分、八ツ見ベンチに着
いた。この先左に雪渓が見え
ている。けっこう大きい。6
時20分、金属の階段がでてき
た。6時半、「この先、約150
Mの間はガケの上を〜」とあ
る。草地や木々が生えている
けど油断せぬよう注意書きさ
れている。油断せず普通に歩
けば問題ないだろう。下に扇
沢の駐車場が見える。ケルン
がある。慰霊碑だ。6時35分、
前方の稜線に小屋が見える。
あれが種池山荘だ。近くに
見えてまだまだ。涸沢の小屋
同様、見えてから長いんだろ
う。
7時、ニッコウキスゲの群落
がある。ほかにもあるかなあ
と思ったけどここだけだった。
ヨツバシオガマも登場。こ
ちらは他のところでも咲いて
いた。7時05分、駅見岬とあ
る。何が見えるんだろう。少
し歩くと前方に爺が岳(南峰
)が見えてきた。まだまだ高
いし遠いような。7時25分、
一枚岩とあるけどどの岩かわ
からなかった。この先あたり
から少しずつ登っていく先日
登った薬師岳の太郎平への草
原尾根に近いなだらかな登り
が続く。向こうと違って草原
ではない。時々稜線、小屋が
見える。左後ろには針ノ木岳。
まだ未踏なのでぜひ登って
みたい。その左には蓮華岳。
7時55分、「石畳」とある。
石畳の道が続く。スリップし
ないよう注意はいるけど大山
の神社の石畳ほどは滑らない
(→とても苦手)。エゾシオ
ガマがでてきた。8時10分、
「包優岬」とある。稜線を見
るとだいぶん近づいてきたか
な。ただ山荘は見えなくなっ
た。稜線を団体さんが歩いて
いるのが見える。まだ青空が
見えているけど雲が多くなっ
てきた。ウサギギクが咲いて
いる。ヒマワリを小さくした
ような花だ。
8時半、ガラ場通過注意事項
がある。雪渓の上を歩くとこ
ろだ。岩が上から落ちてくる
ことがあるので注意がいると
のこと。雪の上なので音がし
ないと。小さな雪渓を通過す
る。8時45分、富士見坂とあ
る。富士山は見えない。大気
が安定していたらみれるのか。
8時55分、いよいよ最後の
登り「鉄砲坂」だ。少し急な
登山道をジグザグに登ると小
屋が見えてきた。草原でお花
畑になっていてハクサンフウ
ロなどが咲いている。9時10
分、山荘に着いた。テント泊
の申し込みをする。テント場
は小屋の左側へ少しいったと
ころだ。途中小さな池があり
これが種池とある。カエルの
卵のようなものがあるがあと
できくとサンショウウオらし
い。よく見るとたくさんいる。
テントは一張りだけある。今
日は七割くらいかなあと小屋
の人が話していた。端っこに
テントを張る。ここは岩でテ
ントを固定するのではなくて
ペグを使ってほしいとのこと。
時前確認ミスでペグを置い
てきてしまった。GSX1300Rさ
んにペグを借りる。GSX1300R
さんは新調したモンベルのテ
ントデビューだ。私のテント
はもうすぐ引退だろう。フラ
イがうまく張れずブサイクに
なってしまった・・まあいい
や。羽虫が多い。夕食時に久
しぶりに虫除けネットを被っ
た。
この後小屋前で乾杯。10時に
なったのでピザを注文。雲上
の楽園だ。霧の中か雨かと覚
悟していたけどまだ青空も見
える。テレビカメラが来てい
る。9月に放送するので見て
くださいと言われた。もちろ
ん。ピザは絶品でこんなとこ
ろでこんなにおいしいピザを
食べれるとはと感激だ。ほか
のハイカーも次々に注文して
いた。
このあと、サブザックをもっ
て爺が岳山頂へ。11時50分に
出発して山頂を目指す。私は
二回に登っているので写真を
撮りながらゆっくり登るので
GSX1300Rさんには先に行って
もらう。チングルマの大群落
がある。ウサギギクも。コイ
ワカガミ。ツマトリソウ。12
時50分、南峰山頂に着いた。
だれもいない。GSX1300Rさん
は中央峰、北峰に向かったよ
うだ。三角点のある南峰でま
ったり。鹿島槍ヶ岳がみえる
かなあと眺めるも厚い雲で覆
われている。13時、左側の縦
走路分岐へ下りて景色を眺め
ているとGSX1300Rさんが戻っ
てきた。雷鳥に会いたかった
けど会えなかった。
13時25分にテント場へと戻っ
ていく。見えそうで見えない
剱岳や鹿島槍ヶ岳。今日の夕
暮れか明日の朝には見れるだ
ろう。14時40分にテント場に
戻ってきた。霧に覆われてし
まった。このあとラーメンを
食べようと二人で食べる。も
ちろん缶ビールも。寝不足な
のでちょっと仮眠。17時に夕
食タイム。ジップロックを使
ったカレーメシの調理を見せ
てもらう。ちょっとした工夫
で汚れものが少なくなったり
安く済ますことができたりす
る。ハンバーグも頂いておな
か一杯。話していると17時半
に雨がぽつりぽつり。そろそ
ろ撤収。日の入りごろに晴れ
ることがあるので期待するも
小雨が降って雷も。19時には
眠り。エア ドライト 160 Ai
r Dryghtのシュラフデビュー。
夜中ちょっと寒かったけど
シュラフカバーで覆うと暖か
く眠ることができた。おかげ
で夜中に豪雨と雷がすごかっ
たようだけどあまり記憶なし。
0時にトイレへ起床すると星
空が美しい。満天の星空だ。
天の川も見える。せっかくな
ので撮ってみる。この後朝ま
で爆睡。4時過ぎに起床して
爺が岳への途中まで登ってみ
る。予想通り晴れている。ご
来光は爺が岳の向こうからの
ようでみれなかったけど鹿島
槍ヶ岳・爺が岳、槍穂高連峰
に表銀座の山々、この前登っ
た薬師岳も見えている。夜中
に寒くて目が覚めたけどシュ
ラフカバーをしっかり被ると
暖かく眠ることができた。
6時前にテント場へ戻る。雨
でテントはビショビショだ。
大雨だったけど中は無事だ。
中のものを整理する。なかな
か乾かず。やむなく濡れたま
まザックへ。8時05分に小屋
前を出発して下りていく。ま
だ晴れていて見晴らしがいい。
気温は20度ほど。8時35分、
雪渓へ。雪渓の上の方で小
屋の人が整備されている。10
時05分、ガケ注意の看板のと
ころへ。10時20分、金属ハシ
ゴを下りていく。ガスが湧い
てきている。下に扇沢の駐車
場が見える。10時半、八ツ見
ベンチ。11時10分に登山口ま
で下りてきた。雲は多いけれ
ど日差しがある。暑い。奥で
テントを張っていたグループ
が沢で水遊びしている。冷た
そう。11時20分に車のところ
へ戻ってきた。
さて汗を流す温泉はどうしよ
う。探してゆーぷる木崎湖に
した。12時に着いて汗を流し
てでてきたらとなりにクライ
ミング用品が売ってるとGSX1
300Rさん。入ってみると登山
用品がたくさんある。デカト
ロン・カイラスジャパンの製
品を販売している。ソロテン
ト(KAILAS ソロテント MAST
ERホワイト)が何とセールで
半額で1万円弱。結構よさそ
う。店の方に聞くと西穂奥穂
をこれで縦走したとのこと。
話しているとなんと持ってい
る本の著者の廣川健太郎さん
としりびっくり。マーモット
イオスのテントは加水分解で
ベトベトなのでこれを機に引
退、こちらでKAILAS ソロテ
ント MASTERホワイトを購入
した。このあと12時半に出発
して安曇野インターへ。梓川
SAで買い物&昼食を食べて奈
良へ。名神で運転を交代して
もらって久しぶりの天イチで
ラーメン。GSX1300Rさん自宅
で少し休ませてもらって20時
10分に出発して第二阪奈、近
畿道経由で自宅に23時55分に
着いた。もしかして中止かも
と思った久しぶりの同級生と
の夏のアルプスハイク。鹿島
槍ヶ岳には登れなかったけれ
ど爺が岳に登れてテント泊も
でき展望にも恵まれ今回も最
高であった。
#50:天の川、綺麗ですね〜✨ これまでも何度か拝見しました。。
それと短編小説のような感想に いつも感心してます🤗
先日、余計なコト書きましたが、やっぱりohkamoさんらしさ感じるレコがイイです👍
爺ヶ岳、私もいつか巡ってみたいです😇
星空写真を山で撮るなら天の川は必須かなあと思って撮ってみました。
ここ数年、残雪の大山オフは大学時代の友人たちと時々登れていましたが
夏山はなかなかタイミングが合わず久しぶりでした。楽しかったですね🎵。
運転もしてもらって😅ずいぶん助かりました。
後立山となると広島から遠いですね。唐松岳や白馬岳、鹿島槍に爺が岳と好きな山が
たくさんあります😊。
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