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Yamareco

記録ID: 4608383
全員に公開
沢登り
塩見・赤石・聖

大井川西俣から塩見岳

2022年08月14日(日) 〜 2022年08月17日(水)
情報量の目安: A
都道府県 山梨県 長野県 静岡県
 - 拍手
SANZO その他1人
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
84:33
距離
59.5km
登り
5,446m
下り
5,441m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:06
休憩
0:44
合計
8:50
距離 15.8km 登り 2,127m 下り 1,193m
7:15
26
8:23
8:29
141
10:50
11:05
53
11:58
12:04
95
13:39
13:42
13
13:55
14:02
72
15:14
15:21
44
16:05
宿泊地
2日目
山行
9:11
休憩
0:43
合計
9:54
距離 13.5km 登り 1,103m 下り 242m
5:23
27
宿泊地
6:34
6:35
39
7:14
7:16
29
8:02
8
8:10
8:11
40
8:51
8:59
92
10:31
10:36
72
11:48
12:02
8
12:10
51
13:01
13:06
12
13:18
13:25
112
15:17
宿泊地
3日目
山行
6:22
休憩
0:45
合計
7:07
距離 6.6km 登り 806m 下り 418m
5:15
156
宿泊地
7:51
8:06
76
9:22
9:28
3
9:31
9:44
34
10:18
10:28
19
10:47
10:48
94
12:22
宿泊地
4日目
山行
13:12
休憩
1:19
合計
14:31
距離 23.5km 登り 1,363m 下り 3,567m
4:58
38
宿泊地
5:36
5:41
27
6:08
86
7:34
7:40
160
10:20
45
11:05
11:34
30
12:04
12:06
122
14:08
14:09
7
14:16
14:27
51
15:18
15:28
43
16:11
16:26
116
18:22
44
19:29
天候 8/14 雨のち曇り
8/15 曇り一時雨
8/16 曇り一時雨 稜線上では霧と強風
8/17 曇り時々雨
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
早川町新倉から広河原(田代川第二発電所)までの道が土砂崩れで通行止め(徒歩なら問題なく通過可能)。
コース状況/
危険箇所等
前日に静岡県を通過した台風8号の影響が心配だったが(行く途中で見た早川は結構濁流だった)、実際に西俣に入ってみると増水しているようには見えなかった。沢登りというよりは河原歩き・沢歩き。大きな滝は無い。
起点となる二軒小屋に至るための伝付峠越え、特に山梨県側が結構な難路。区間の半分は沢沿いのトラバース道で一部は崩れやすい。渡渉も複数回あるので増水時の通過は困難。急なザレ場もある。ピンクテープはそれなりにある。
蝙蝠尾根も樹林帯より上には目立つペンキ印が所々にあるので悪天候の中ではとても助かった。北俣岳の前後に岩稜帯が若干あるが、尾根全体に特段の危険箇所は無い。
予約できる山小屋
塩見小屋
広河原までの道を歩く
2022年08月14日 08:13撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/14 8:13
広河原までの道を歩く
通行止めの原因箇所
2022年08月14日 08:16撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
8/14 8:16
通行止めの原因箇所
急なザレ場。2年前には無かった梯子が架けられていた。
2022年08月14日 09:15撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/14 9:15
急なザレ場。2年前には無かった梯子が架けられていた。
木が濡れているので滑り落ちそうで怖い
2022年08月14日 10:09撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/14 10:09
木が濡れているので滑り落ちそうで怖い
最低限の整備はしてある
2022年08月14日 10:18撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/14 10:18
最低限の整備はしてある
左下は内河内川。左岸のトラバースが多い。
2022年08月14日 10:42撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/14 10:42
左下は内河内川。左岸のトラバースが多い。
カラマツの植林帯に入ると伝付峠は近い
2022年08月14日 13:14撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/14 13:14
カラマツの植林帯に入ると伝付峠は近い
伝付峠の水場。すぐ上の岩間からしみ出している。
2022年08月14日 13:35撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
8/14 13:35
伝付峠の水場。すぐ上の岩間からしみ出している。
伝付峠に到着!
2022年08月14日 13:54撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
8/14 13:54
伝付峠に到着!
二軒小屋を過ぎて東俣橋から見下ろした大井川。下から左上への流れは東俣。右から左上への流れが西俣。西俣の流量が明らかに多い。
2022年08月14日 15:43撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/14 15:43
二軒小屋を過ぎて東俣橋から見下ろした大井川。下から左上への流れは東俣。右から左上への流れが西俣。西俣の流量が明らかに多い。
二軒小屋発電所を過ぎてすぐの河原の台地上に幕営
2022年08月14日 18:50撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
3
8/14 18:50
二軒小屋発電所を過ぎてすぐの河原の台地上に幕営
2日目の朝。リニア工事用に整備された道を歩く。
2022年08月15日 05:25撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/15 5:25
2日目の朝。リニア工事用に整備された道を歩く。
せっかく整備された道が土砂崩れで埋まっていた
2022年08月15日 05:41撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/15 5:41
せっかく整備された道が土砂崩れで埋まっていた
左奥は悪沢。所々に監視機器がある。
2022年08月15日 05:46撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/15 5:46
左奥は悪沢。所々に監視機器がある。
リニア中央新幹線 南アルプストンネル「西俣非常口(斜坑)」の建設予定地。今は誰もいない。
2022年08月15日 05:51撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/15 5:51
リニア中央新幹線 南アルプストンネル「西俣非常口(斜坑)」の建設予定地。今は誰もいない。
建設予定地を振り返る。ここで整備された道は終了。
2022年08月15日 05:58撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/15 5:58
建設予定地を振り返る。ここで整備された道は終了。
右岸に昔の林道跡があるが、崩壊して右岸の河原を進むことも出来ない場合は左岸に渡渉する。
2022年08月15日 06:17撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/15 6:17
右岸に昔の林道跡があるが、崩壊して右岸の河原を進むことも出来ない場合は左岸に渡渉する。
右岸の林道跡に戻った。右は放置された機械。
2022年08月15日 07:55撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/15 7:55
右岸の林道跡に戻った。右は放置された機械。
取水堰堤が見えてきた。小西俣との出合が近い。
2022年08月15日 07:58撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/15 7:58
取水堰堤が見えてきた。小西俣との出合が近い。
右岸側から堰堤に上がれる
2022年08月15日 08:01撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/15 8:01
右岸側から堰堤に上がれる
この取水口から大量に吸い込んでいる。この堰堤より上流側が川の水量が明らかに多い。
2022年08月15日 08:03撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/15 8:03
この取水口から大量に吸い込んでいる。この堰堤より上流側が川の水量が明らかに多い。
中俣に入ると河原が無くなって、沢の中を歩く場面が多くなる。
2022年08月15日 10:34撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/15 10:34
中俣に入ると河原が無くなって、沢の中を歩く場面が多くなる。
広大な河原に抜け出た。
2022年08月15日 11:16撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/15 11:16
広大な河原に抜け出た。
東池ノ沢からの大量の土石流が数十m堆積している
2022年08月15日 11:35撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/15 11:35
東池ノ沢からの大量の土石流が数十m堆積している
東池ノ沢の奥を覗く。山体崩壊している感じ。
2022年08月15日 12:03撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/15 12:03
東池ノ沢の奥を覗く。山体崩壊している感じ。
穏やかな河原。流量が少なく見えるが伏流水が多いと思う。
2022年08月15日 12:12撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/15 12:12
穏やかな河原。流量が少なく見えるが伏流水が多いと思う。
左は本流、右は塩見沢
2022年08月15日 13:07撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
8/15 13:07
左は本流、右は塩見沢
三伏沢。我々はこれを見送って権右衛門沢に入る。
2022年08月15日 13:18撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/15 13:18
三伏沢。我々はこれを見送って権右衛門沢に入る。
小滝が出てきて
2022年08月15日 13:35撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/15 13:35
小滝が出てきて
沢登りらしくなる
2022年08月15日 14:49撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
8/15 14:49
沢登りらしくなる
標高2340m付近の右岸に幕営
2022年08月15日 15:35撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
8/15 15:35
標高2340m付近の右岸に幕営
3日目。標高2570m付近。既に水流は無く、まもなく登山道に出合う。
2022年08月16日 07:17撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/16 7:17
3日目。標高2570m付近。既に水流は無く、まもなく登山道に出合う。
塩見小屋を過ぎて塩見岳に向かっている所。霧と強風がすごかった。
2022年08月16日 08:09撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/16 8:09
塩見小屋を過ぎて塩見岳に向かっている所。霧と強風がすごかった。
やっとピーク(西峰)にたどり着いた。展望は全く無し。
2022年08月16日 09:27撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
8/16 9:27
やっとピーク(西峰)にたどり着いた。展望は全く無し。
北俣岳の手前。岩稜歩きがある。
2022年08月16日 10:36撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/16 10:36
北俣岳の手前。岩稜歩きがある。
西からの強風が辛かった
2022年08月16日 10:39撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/16 10:39
西からの強風が辛かった
ミネウスユキソウが癒してくれる
2022年08月16日 10:41撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/16 10:41
ミネウスユキソウが癒してくれる
北俣岳を過ぎて、尾根が広くなっている所。写真では伝わらないが強風で体がよろけた。
2022年08月16日 11:20撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/16 11:20
北俣岳を過ぎて、尾根が広くなっている所。写真では伝わらないが強風で体がよろけた。
4日目。蝙蝠岳山頂。徳右衛門岳から来たという単独の男性に会った。
2022年08月17日 05:35撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
8/17 5:35
4日目。蝙蝠岳山頂。徳右衛門岳から来たという単独の男性に会った。
早く樹林帯に入りたい
2022年08月17日 05:45撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/17 5:45
早く樹林帯に入りたい
心が休まる樹林帯。蝙蝠尾根の中盤はこんな感じが続く。
2022年08月17日 07:18撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
8/17 7:18
心が休まる樹林帯。蝙蝠尾根の中盤はこんな感じが続く。
徳右衛門岳のピーク。晴れていても展望は無さそう。
2022年08月17日 07:34撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/17 7:34
徳右衛門岳のピーク。晴れていても展望は無さそう。
標高1700m付近にある中部電力の施設。階段を降りる。
2022年08月17日 10:17撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/17 10:17
標高1700m付近にある中部電力の施設。階段を降りる。
蝙蝠尾根の終盤には意外な登り下りがある。最後は崖のような急斜面。
2022年08月17日 10:40撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/17 10:40
蝙蝠尾根の終盤には意外な登り下りがある。最後は崖のような急斜面。
田代ダム湖。不思議なブルーの水。
2022年08月17日 11:52撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/17 11:52
田代ダム湖。不思議なブルーの水。
2020年8月は二軒小屋の前にテントを張って良いと言われたが、今はダメ。
2022年08月17日 12:01撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
8/17 12:01
2020年8月は二軒小屋の前にテントを張って良いと言われたが、今はダメ。
伝付峠の水場で補給したのち往路を戻る。
2022年08月17日 14:26撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
8/17 14:26
伝付峠の水場で補給したのち往路を戻る。
撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ 長袖インナー ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 行動食 非常食 調理用食材 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ カメラ ロープ ハーネス ヘルメット カラビナ スリング 渓流シューズ
共同装備
テント

感想

2020年の東俣に続く大井川の源流を訪ねる旅。今回の西俣のほうが遡行距離が短く、渡渉時の水量が少なくて楽だった。ただし天気が予想以上に悪く、3日目の稜線歩きでは強風と雨のため予定した徳右衛門岳にたどり着けず、蝙蝠岳ピーク手前の樹林に囲まれた狭い所でビバークした。翌朝も強風だが雨は降っていなかったので何とか下山できた。前線が日本海にあったが、高山帯においては南アルプスでも影響を受けることを身をもって知った。
蝙蝠尾根は今回初めてだったが、シラビソの森の雰囲気がとても良かった。

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