記録ID: 46301
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
甲斐駒ケ岳(黒戸尾根 日帰り)
2009年09月13日(日) [日帰り]


- GPS
- 08:50
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 2,424m
- 下り
- 2,421m
コースタイム
(竹宇駒ヶ岳神社)4:00---5:20(横手登山道分岐)---6:20(刃渡り)---
7:00(五合目)---7:40(七丈小屋)---9:00(甲斐駒頂上)9:30---10:40(七丈小屋)---13:20(竹宇駒ヶ岳神社)
7:00(五合目)---7:40(七丈小屋)---9:00(甲斐駒頂上)9:30---10:40(七丈小屋)---13:20(竹宇駒ヶ岳神社)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年09月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回の甲斐駒ケ岳の黒戸尾根はいずれ登りたい剣岳の早月尾根に匹敵する標高差があり、行ったことのない南アルプスと言う事で登ることを決めた。 前日に雨の中愛知から中央高速で向かい、長坂ICで降りた後、スーパーで朝昼のおにぎり等の買出しをした。駒ケ岳神社の駐車場に車をとめ、冷酒を飲んで22時に車中で仮眠。 3時ごろ寒くなって目が覚める。雨はやんでいたが外は真っ暗だが、寝るには寒い。 これは早めに出発しなさいということだと考え、準備をする。 ここで問題が発覚する。 前日ホームセンターで買ったヘッドランプだが、新品の電池を入れても全くつく気配がない。電池をプラスマイナス逆にしてもだめだった。。 どうしようかと途方にくれていると、ヘッドランプを装着して出発される方がいた。 本当に迷惑だと思われたが、だめもとで同行をお願いしたら了解いただいた。 (もしこれをご覧になっていたら、この場を借りてお礼申し上げます) 道中普段の山登りの話をしていたら、時間が経つのが早く感じられた。 夜が白みはじめたころ、横手への分岐点に着いた。 ヘッドランプなしで歩けるくらい明るくなったため、ここでお別れして 先へ急いだ。 急登を歩いたあと、見晴らしが良くなり、鳳凰山のオベリスクが見えた。 刃渡りは風が強くてスリリングだった。 黒戸山を左手に緩やかな道がつづいた後、下りになった。 もったいない気がするが、先に進むためにはやむを得ない。 登り手前の底にかかる橋を渡ったあと、後ろをみると結構下ったみたいだった。 ここからは梯子が垂直にかかっていたり鎖があったりして、今までに経験しなかった登山道だった。 緩やかな道になって、七丈小屋が見えてきた。 水場で少し水を補給して進む。 そばにはテントもいくつか張ってあったが、風がつよくて寒そうだった。 甲斐駒の頂上らしきものが見えるが、まだ先にあるみたいだった。 なかなか終わりが見えない。。 岩登りをしながら少しずつ進む。後ろを振り返ると八ヶ岳の裾野と雲に覆われた甲府盆地が見え絶景が広がっていた。 しかし、初めのころの元気がなくなって、岩を一つ超えたら、少し休まないと進めなかった。 剣がささった岩が二つほどあったが、なんとも甲斐駒らしい光景だった。 手と足で地面を確保しながら進む。高所が怖い人は進めないかもしれない。 鳳凰山の後方には富士山、前方には左斜めに突き出した北岳が見える。 人の声がよく聞こえるようになって、北沢峠からの道の合流地点についた。 霧に覆われていたが、頂上はすぐ近くだった。 4時に出発して9時に着いたので、ちょうど5時間歩いたことになるが、本当に長い道のりだった。 ようやく、昼食?にしてタバコを一服する。 雲の流れが速いため、時々雲が晴れて仙丈岳、間ノ岳、南アルプス、中央アルプス、八ヶ岳、鳳凰山、富士山、北岳と360度の景色が見えて素晴らしい。 30分ほど休憩して、下りにとりかかる。 北沢峠の分岐を過ぎたところで行きで同行してくださった方と出会う。 そのあと、後ろから忍者にように早いトレイルランナーの方と手ぶらのご婦人に道を譲る。いままで先に行くことはあっても、先に譲ったことはなかったので、やはりここには強者がいるのだと驚いた。 もうへとへとになっているので、鎖をつたいながらの下りも大変だった。 七丈小屋で休憩した後、しばらく下ったあとは再び登りとなった。 足が本当につりそうだった。 刃渡りを越えたあとは、道がだんだんと良くなり、小走りでくだった。 下りのこつをつかんだみたいで、そこからは早かった。 横手分岐を過ぎ、尾白川の音が聞こえると猿の群れがいたので 咳払いをして、追い払いながら進む。 ようやく出発のときは暗くてよく見えなかったつり橋を越え、13時を過ぎて駒ヶ岳神社に着いた。本当に長い道のりだった。。 尾白川温泉でゆっくりつかり、休憩室でしばらく横になってから帰路についた。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
今回は標高差2100mあり、鎖場、ロープ、梯子などが盛り沢山で空木岳よりも正直疲れました。
しかし、天気が良かったので、山頂では霧が晴れている間は360度の景色が楽しめました。
いつか、剣岳の早月尾根にも日帰りで挑戦したいと思います。
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