大文字山 - 諸羽山〜柳山〜陰山〜山頂〜北斜面〜火床〜大日山〜山科疏水
- GPS
- 08:14
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,014m
- 下り
- 1,009m
コースタイム
- 山行
- 6:38
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 8:14
天候 | 晴れ/曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山道全般 地図に掲載されている登山道は多くの人が歩いており、特に危険な箇所はなし。 その他の登山道として一般に使用されている道についても、標識が少なくなる程度で、特に問題なし。 ■大文字山北斜面 踏み跡に沿って歩いている分には、特に危険な箇所もなさそうです。 ただし、分岐が多く、色々な方向に道が通じているので、現在位置の把握が難しいように感じます。 道迷いした場合でもエスケープは難しくなさそうだけど、地図とコンパスだけでなく、GPSを携帯して歩くと安心できます。 谷筋は倒木などで荒れ気味だし、必ずしも踏み跡がある訳ではなく、ルートファインディングをしながら進む事になります。 判断を誤ると危険を招き寄せてしまいそうな箇所もあります。 整備の手が入り、それなりに様変わりしていますが、探りながら歩きたい人向けの山域だと思われ、歩き慣れていない初心者は十分に準備した上で歩くようにしたいですね。 |
写真
感想
ミヤマウズラの花を見るべく、今回は大文字山へ。
本当は前の週に出かけたかったのだけど、8月の疲れなどの諸々で出かけたくないモードに陥ってしまったようで、翌週に持ち越しとなりました。
結果的に昨年と全く同じ日に出かける事になり、花期を把握する一助になるかも?
山科駅からスタートし、今回もまずは諸羽神社へ。
すぐ近くの登山口から入山し、まだ調子の出ない体でのしのしと登って行きます。
傾斜が緩み、ふらふらと漂って行くと、諸羽山山頂に到着です。
ミヤマウズラを探しながらの尾根歩きとなります。
それなりに風が吹いてくれるし、花探しで気が紛れるので、あまり暑さを感じない。
P381を経て、雨社大神に到着、ここでも手を合わせておきます。
その先で、「こんな所に林道が通っていたっけ?」と思うのだけど、以前から存在していたような佇まいで、どこか少し違うパラレルワールドに迷い込んでしまったような気分に。
P444にも寄り、誰も見かけないままに大文字山山頂に到着です。
山頂も無人で、静かな中、展望を楽しみつつ、パンで腹ごしらえを。
そのまま北斜面へ進み、今回は早めに谷へ。
谷は緩やかになって広がりを見せ、天の原へ至る。
倒木は何箇所かにまとめられ、一帯は以前よりもすっきりしたよう。
引き続き谷を進むと、両岸の浸食がさらに進んでおり、徐々に谷の風景が様変わりしているように感じられる。
従来の道が失われている所もあるようで、沢に近い辺りを歩く事が多くなる。
ゆったりと下って行き、二段の滝に到着。
男女ペアがおられ、軽くご挨拶。
滝は相変わらず優美な姿で、この界隈では最も心惹かれる谷でしょうか。
もう少し下って行くと、舗装路に出合います。
少し移動し、写真23の地点から再入山。
歩き慣れているルートでもあり、いつものように谷を辿って行くのだけど、こちらも両岸の浸食が進んでいるし、所々で荒れ気味になっている。
今後も大雨などで景観は変化して行くのでしょう。
誰も見かけず、歩いている人は少なめかと思っていたら、中尾の滝に到着後、程なくして何組かがやって来られ、不意の賑わいとなる。
幻の滝、七廻りの谷を順に経て、火床に到着。
それなりに賑わっており、少し移動して、素晴らしい展望を眺めながらの昼食にします。
右払いを下り、鹿ヶ谷方面へ。
舗装路に着地すると、気温の上昇を実感。
少し移動し、写真40の地点から再入山。
谷沿いのルートには風が吹いてくれて、何ともありがたい。
楼門の滝はいつも通りで、足場を気にしつつ見る事になり、どうも落ち着かない。
良い滝だとは思うのだけど。
その後の分岐で右折し、京都一周トレイルのルートをショートカット。
トレイルに再合流すると、人とすれ違う機会が多くなり、さすがは京都一周トレイルという感じ。
でも、京都一周トレイルのルートは多くの人が歩くせいで路面が固い所が多いとの印象で、膝などへの負担を考慮すると、そのルートだけを辿るよりは周辺を交えつつ歩く方が良いと思うのです。
余計なおせっかいかも知れませんが。
大日山にも寄り、七福思案処へ。
何人かがおられ、先着の方はそれぞれに別方向へ進まれ、こちらも違う進路へ。
アケボノソウの所在を確認すべくのルート選択なのだけど、残念な結果に。
見落としの可能性もあるし、どこか付近で生息しているかも知れず、そう期待しておきたい。
下り終えると登山口で、トイレのある休憩所となっていて、しばし休憩などを。
特に疲れておらず、疏水沿いを歩いて山科駅へ向かう事にします。
疏水の流れによるものなのか、そんなに暑く感じられず、秋には紅葉が美しいはずで、散歩圏内に住んでいる人が羨ましい?
今回は程々の距離を歩き終え、山科駅にてゴールです。
ミヤマウズラを目当てにしての山行でしたが、ほぼ想定通りぐらいの咲き具合で、見頃は過ぎていたけれども、まずまず楽しませてもらいました。
前の週に行っておくべきだったとのかも知れないけど、体からの要求にも耳を傾けておくべき年齢に差し掛かっているようにも思われ、今回はこれで良かったのかと。
来年は良いタイミングで出かけられればと思いつつ。
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