イブネトライアングル+鈴鹿の上高地【増水した徒渉地点をウロウロ】
- GPS
- 10:27
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 1,143m
- 下り
- 1,134m
コースタイム
- 山行
- 7:44
- 休憩
- 2:39
- 合計
- 10:23
天候 | 晴れ 一時霧 【気温】駐車場:23℃ 熊の戸平:25℃ 鈴鹿の上高地:23℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・・備忘録・・ 【小峠へ】 上水晶谷出合の僅か上流側となる小峠出合いの荒れた谷底に入り、 二度目の二股も左股へ入ると、岩盤が剥き出した急傾斜の細い V字谷になる。半ば腕力で突破すると峠まで一層傾斜を増した ロープが下がる斜面に出る。 【南東尾根(北端尾根)】 小峠から向かう北端尾根もいきなり急登だ。 我慢の登りで東雨乞岳の展望地を過ぎ、石楠花や馬酔木がうるさい 痩せ尾根を過ぎると、あきれるほどの急斜面が待ち構えているが 踏み跡は尾根下を捲くように付けられている。 高昌山の枝尾根とに挟まれた小さな谷側に絡むようにつけられた 険しい道を辿り、迫ってきた谷底に立つ一本杉で尾根下から 曖昧な石楠花の藪を抜け尾根筋に乗るとやっと傾斜が緩んでくる。 【南尾根】 イブネの標識を過ぎ、気持ち下り傾斜が始まる辺りから南へ下り 覗き込むと、谷を分ける小さな尾根筋が目に留まる。 シロヤシオの下から鎌ヶ岳をほぼ正面に眺めて下る尾根だ。 幹や枝に助けられ、傾斜を強めた尾根をどんどん下ると 右手に小谷、左手に旧鉱山跡のような開けた緩い斜面が現れ、 進路を遮るような濃い杉林を左から迂回すると、千種街道が横切る 下重谷の右岸が近づいてくる。 イブネから千種街道合流まで約30分、杉峠経由よりも1時間ほどの 短縮だ。 |
写真
感想
晴天予報で決めたイブネ山行だが、伊勢谷、タケ谷、上水晶谷、神崎川
など数回の徒渉が必要になるコースなのに、先日大雨が降った事を
すっかり忘れていた。
伊勢谷の堰堤を越えた最初の徒渉で、通常の水量ではない事を実感し、
この先何度も現れる徒渉に苦労しそうだと覚悟をする。
何故かペースに乗れぬまま根の平峠に到着するが、千種街道の
倒木に邪魔されたり、上水晶谷、神崎川の徒渉地点の見極めに悩んだり
するうちにいつものペースを取り戻し、核心部となる小峠に上がる谷に
入る事ができたが、雨後の谷はいつも以上に荒れていた。
涸れたガレ場は浅い川に変わり、雨水が流れる急なV字谷は滑る
スタンスよりも、腕力に頼って突破すると次はロープの下がる急斜面だ。
古いロープを補助にしてやっとのことで小峠に上がり一息入れる。
後はマイナールートとは言え、薄い踏み跡と目印のテープが残る尾根の
ルートだ。急斜面を辛抱し、尾根下のきわどい捲き道から茂みをぬって
尾根芯に戻ると、涼しい風が感じられる明確な尾根筋に変わり
ブナの林を抜けると一気に視界が開けてイブネ北端へ到着するが、
朝明渓谷で眺めた青空は雲が多めの空に変わっていた。
それでも鈴鹿の山並みを遠望しながらクラシ、銚子を巡り、熊の戸平で
昼食を摂っていると俄かにガスが流れ込み、全く予報と違う天気に
なってしまった。ガスが薄れるのを待ってイブネトライアングルを完成
させ、南尾根から千種街道へと下り、神崎川本流の徒渉に手こずり
鈴鹿の上高地に降り立った時は予定よりも遅れてはいたが、16時半の
登山口帰着を目途に、今年最初の上高地散策を楽しもう。
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