記録ID: 4675331
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
白山
【白山】良く整備された長い参道で奥宮を参拝するような山行
2022年09月10日(土) [日帰り]
Noahtsun
A93Ot4MFH
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,547m
- 下り
- 1,547m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:02
- 休憩
- 1:54
- 合計
- 9:56
14:53
▼ヤマレコアプリは使用せず、写真の撮影時間から通過時刻を手入力している。一部地点での、到着時刻や休憩時刻は記憶から凡そこんなものだろうという推定値が入っている箇所があるが、致命的に大きな誤差はないと思われる。
| 天候 | ▼9月10・11は山行を行うことは決めていたが、どこに行くかはなかなか決まらなかった。全国的に天気が不安定。山行当日が近づくにつれて、行先は北陸に絞り込まれていったが、北陸方面の天気も、直前まで好転したり悪化したりを繰り返していた。てんくらの登山指数は、AからCの間を忙しなく振動していた。白山山行当日は雨は降らないのではないかと少し前向きに思えるようになったのは、前日くらいになってからだったと思う。山行当日はそこまで悪い天気ではないみたいだが、山行前日はどうも天気が良くないのは気がかりだった。 ▼金曜日は3人とも有休をとって早めに東京を発った。幸い渋滞に巻き込まれることもなく、順調に中央道を西にひたすら進んでいくと、八ヶ岳近辺でものすごい大雨に遭遇した記憶がある。天気予報通りだ。ハイドロプレーニング現象が心配だなどという会話が車中で交わされた。 ▼大雨はそんなに長くは続かなかったと思う。中央道長野線松本インターを降りた時には雨はやんでいた。その後、上高地近くの中の湯温泉を経由し、安房トンネル、飛騨高山近辺を通過。有料自動車道に乗る。断続的に続くトンネルの切れ間に、中秋の名月前夜の、あまり欠けているところがない様に見える月が浮かんでいた。 ▼ナビが途中でどんな情報を拾ったのか不明だが、指示通り進んでいたら予定外に金沢市の近郊を通ることになった。金沢市街の外れ辺りのファミレスで少し遅めの夕食を取る。気温は低い、20度前後の過ごしやすい夜だったと思う。途中道路に設置されている温度計も20~21℃を示していた記憶がある。そして窓を開けたり、信号で車が止まっていたりすると聞こえてくる秋の虫の合唱。去りつつある夏にさみしさを 感じる季節になったなと実感した。 ▼少し遠回りした感があるが、22時ごろ市ノ瀬ビジターセンターに到着する。夜空で満月間近の月の明るさに負けることなく輝いていた赤みを帯びた一等星より明らかに明るい星が印象に残った。 ▼深夜零時前なら、別当出合までマイカーで登れることが判明したので別当出合まで登る。翌朝バスに乗るという一手間が省けただけで、こんなに心が軽くなるのかと自分でもびっくりした。標高1000mを越える地点での車中泊は快適だった。明け方少し肌寒さを感じ、準備していたフリースを毛布代わりに掛けたりしたが、寝苦しさは感じなかった。 ▼午前4時過ぎ起床、朝食用にと松本電鉄のどこかの駅近にあるスーパーで買った総菜パンを胃袋に押し込む。車外に出て準備を進める。寒さは感じないので、フリースは着用せずに登山を開始することを決定、空を見上げると昨夜見たのとはまた別の星との印象をもった明らかに一等星より明るい星が未明の空に残っていた。少なくとも朝の内は天気は快晴であろうとの予感がした。 ▼薄暗い中出発したが、別当出合近辺でヘッデンは外したと記憶している。砂防新道を進んでいくのだが、整備された登山道のおかげでそんなに楽ではないはずの登山も、否定的な感情が一切湧き起らないまま進捗していく。陽射しは強い部類ではあるが、高度もそこそこあるからか、蒸し暑さは感じない。とにかく全てが順調に進んでいく感じであった。途中、太陽に温められた結果、南の方角では雲海が発生していたと思う。下界は湿度高いなと思いながら登っていく。急坂登りの辛さはあったが、森林限界を越えたあたりから、周囲は一気に明るくなり気持ちも軽くなる。 ▼黒ボコ岩に到着、岩に登った時に初めて白山の山頂部が目に飛び込んで来た。さすが2500mを超える山、風格もすごい。気分が高まった。弥陀ヶ原の木道歩きも気持ちの良いものだった。室堂への登り坂はこの山行の中で唯一歩きにくさを感じた部分ではあったが、ここまで名山の傍まで来て山頂まで登らないという選択肢はあり得ないので、モチベーションが下がることはなかった。 ▼室堂から山頂への登りも楽ではなかったが、やはり足元が良いことは本当に気持ちが楽。一歩一歩、歩を着実に進めて行く。ついに山頂着。北アルプスは見えなかったし、下界の湿度の高い空気が日光で温められ上昇し、積雲が次々沸き起こってきておりもはや快晴とは呼べない天候であったが、眺望には十分満足できた。 ▼軽く昼食を取っている間にも、雲はどんどん湧き上がってくる。下山開始、室堂から先は、往路と違うエコールートを使用。雲だけではなく、ガスも下から湧き上がってくる。山頂をすでに登り終わった身勝手さから、もっとガスが出てくれた方が涼しくて良いなどという考えが頭を過るが、大体身勝手さに対するバチが当たり雨が降り出したりするので、即座にその考えを打ち消す。実際にガスはどんどん濃くなり、この暗さは一雨来るかもと本気で心配しなければならない瞬間もあった。 ▼登山あるあるだが、往路ではそんなに長いと感じなくとも、下山時は異常に長く感じる現象、よく整備された砂防新道も例外ではなかった。午前中は心地の良いそよ風が吹いていたが、午後からは空気は凍り付いたかの様に無風。風よ吹と強く思い続けながらも、黙々と下山を続けるしか他ない。やがて体が火照りだす。暑い。更に下山を続ける。 ▼ようやく風を感じたのは、山行最終盤のつり橋の上だった。沢の上の空気は周囲より明らかに数度低く、流動していた。熱を帯びた体を冷やす為、橋の上で10秒程度両手を広げて立ち止まる。風を全身に受ける。心地よい。目を閉じる。この心地よさを手放すのには、かなり強い意志が必要だが、意を決して山行最後の仕上げの為にゴールに向けて歩を進めて行くのであった。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
自家用車：待合わせ場所 → 別当出会い駐車場 【復路】 自家用車：別当出会い駐車場 → 勝原園地 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
<加筆中> 安全、たまに滑りやすい岩が点在しているくらい。 観光新道 あまり整備されていない。登りで使うべき、長い階段のようなコース、7月上旬は素晴らしいお花畑。 エコーライン。眺望よし。よく整備されている。皇太子殿下が使ったのではない仮説が出るくらい実際はどうだったのか（感想欄にて） |
| その他周辺情報 | ▼今回は、運よく別当出会いまでマイカーで進入ができた。マイカー規制はずっと行われているわけではなく、主に週末や祭日に行われており、例えば土曜日の前日である金曜日の深夜（日付が変わる０時まで）は規制の対象外となっている模様。今回我々は金曜日の午後10時頃に、市之瀬ビジターセンターに到着したことから、マイカー規制が解除されている時間帯であったため、別当出合いまでマイカーでの進入が可能だったということになる。事前によく調査されたし。 ▼室堂のトイレはものすごくきれい、水洗でウォシュレット付き。協力金100円也 ▼下山後の入浴は、白峰温泉総湯使用 入浴料670円也。市ノ瀬ビジターセンターから県道33号を下り、国道157号に出合う手前にある。建屋の様子は写真おまけ-8参照のこと。 |
写真
1. おはようございます。本日はK副隊長とNさん【初めての登山が剱岳】とで白山に登るために、別当出合駐車場で車中泊をしました。
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9/10 4:57
1. おはようございます。本日はK副隊長とNさん【初めての登山が剱岳】とで白山に登るために、別当出合駐車場で車中泊をしました。
2. 恐らく一等星より明るい星を撮影。惑星のどれかでしょう。元々雨が降る確率は低かったですが、どうも快晴の予感がします。
4. 駐車場から10分弱歩くと、別当出合のバス停がありました。計画ではここにはシャトルバスで辿り着く予定でしたが、日付が変わる前に市ノ瀬ビジターセンターに到着出来れば、別当出合の駐車場までマイカーで上がることが出来ます。ラッキーでした。
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9/10 5:08
4. 駐車場から10分弱歩くと、別当出合のバス停がありました。計画ではここにはシャトルバスで辿り着く予定でしたが、日付が変わる前に市ノ瀬ビジターセンターに到着出来れば、別当出合の駐車場までマイカーで上がることが出来ます。ラッキーでした。
5. 登山届を提出後に、本当の登山口は写真3ではなくこっちかなと思いながら撮影した写真。
7. 砂防新道と観光新道の分岐があります。今回は往路・復路ともに、歩きやすい砂防新道を利用します。
8. 写真7にも写っている吊り橋を渡ります。結構揺れる吊り橋でした。
9. 吊り橋を渡っている最中に撮影したけど、明るさが足りずによくわからない写真となってしまった。そして何を撮影したか、なんで撮影したかもあまり覚えていないなあ。
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9/10 5:15
9. 吊り橋を渡っている最中に撮影したけど、明るさが足りずによくわからない写真となってしまった。そして何を撮影したか、なんで撮影したかもあまり覚えていないなあ。
10. 最初のチェックポイントである中飯場着。今調べてみると、標準CT通りみたいです。
11. 中飯場にはトイレと水場がありました。ここでは往路は小休止は入れていなかったと思う。
12. 中飯場から10分程度歩くと、舗装路と交差しました。調べてみると、この舗装路は市ノ瀬ビジターセンターや別当出合に導いてくれる県道33号のなれの果ての様です。
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9/10 6:02
12. 中飯場から10分程度歩くと、舗装路と交差しました。調べてみると、この舗装路は市ノ瀬ビジターセンターや別当出合に導いてくれる県道33号のなれの果ての様です。
13. 写真12とほぼ同地点より。もう少ししたら太陽が顔を見せるでしょう。そして期待していた通り快晴です。
13-2. 全く地理感がないため、どんな山が見えているのかはPeakfinderにて確認するしか手段がない。そして確認してみたけど、あまり馴染みのない山しか見えていないみたいだ。
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13-2. 全く地理感がないため、どんな山が見えているのかはPeakfinderにて確認するしか手段がない。そして確認してみたけど、あまり馴染みのない山しか見えていないみたいだ。
14. 同じく写真12・13と同地点より。撮影理由は思い出せない。今となっては気まぐれで撮影したとしか言いようがないかな。
15. 写真14から少しだけ高度を上げると、砂防ダムの群れが見えて来ました。これが砂防新道の名前の由来なのかもと思いながら撮影。
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9/10 6:08
15. 写真14から少しだけ高度を上げると、砂防ダムの群れが見えて来ました。これが砂防新道の名前の由来なのかもと思いながら撮影。
18. 噂に違わず、砂防新道は非常によく整備されており歩きやすい。歩きやすいように石が敷き詰められ、道中泥濘はほとんどなかった。これは路面の状態を記録するために撮影した写真。
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9/10 7:02
18. 噂に違わず、砂防新道は非常によく整備されており歩きやすい。歩きやすいように石が敷き詰められ、道中泥濘はほとんどなかった。これは路面の状態を記録するために撮影した写真。
19. 昨晩から雨は一切降っていないと思うが、夜露は下りたみたいです。路傍の草は結構濡れていた。雨が降らなくても夜露の結露も雨量に換算すると結構な量になるのではないかと思いながら撮影した。
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9/10 7:04
19. 昨晩から雨は一切降っていないと思うが、夜露は下りたみたいです。路傍の草は結構濡れていた。雨が降らなくても夜露の結露も雨量に換算すると結構な量になるのではないかと思いながら撮影した。
21. 二つ目のチェックポイントである甚之助避難小屋に到着です。トイレと水の補給で少々休止。写真5の登山口から2時間10分で辿り着いていますね。標準CTより少しだけ早いペースです。
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9/10 7:10
21. 二つ目のチェックポイントである甚之助避難小屋に到着です。トイレと水の補給で少々休止。写真5の登山口から2時間10分で辿り着いていますね。標準CTより少しだけ早いペースです。
22. 甚之助避難小屋では小休止を取ったと思う。明日上る予定の荒島岳が見えているのではないかとの声が聞こえたので。休憩がてら、避難小屋からの眺望を撮影。
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9/10 7:11
22. 甚之助避難小屋では小休止を取ったと思う。明日上る予定の荒島岳が見えているのではないかとの声が聞こえたので。休憩がてら、避難小屋からの眺望を撮影。
22-2. 想定した山とは違っていたが、荒島岳は確かに見えていたみたいだ。更に耳を傾けて情報を取る。事前に知っていたつもりだが、やはり結構きつい山の様だ。1時間くらい急登を登ってようやく登山口の表示が出てくるとか、暑いと尚更きつくなるとか、明日が憂鬱になるので聞かなかった方が良かったかもしれませんね。
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22-2. 想定した山とは違っていたが、荒島岳は確かに見えていたみたいだ。更に耳を傾けて情報を取る。事前に知っていたつもりだが、やはり結構きつい山の様だ。1時間くらい急登を登ってようやく登山口の表示が出てくるとか、暑いと尚更きつくなるとか、明日が憂鬱になるので聞かなかった方が良かったかもしれませんね。
23. 甚之助避難小屋を発った時刻を記録するために撮影した写真かな。写真20より少しだけ森林限界に近付いています。
24. 南竜分岐着。ここでも小休止。毎年白山に登っているというご年配の女性の方と少しお話をした。曰く、最初の急登がきついとか、総合的には白山より明日の荒島岳のほうがきついとか。滑落事故が起こっているとか。写真22-2で聞いた話を裏付ける情報、明日を思って少し憂鬱になった。
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9/10 7:36
24. 南竜分岐着。ここでも小休止。毎年白山に登っているというご年配の女性の方と少しお話をした。曰く、最初の急登がきついとか、総合的には白山より明日の荒島岳のほうがきついとか。滑落事故が起こっているとか。写真22-2で聞いた話を裏付ける情報、明日を思って少し憂鬱になった。
25. 引き続き南竜分岐にて小休止中。ご年配の女性からの情報としては、観光新道は砂防新道と比べて大分荒れているが、7月上旬ごろ登りで使うとお花畑で良い等々大変参考になりました。
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9/10 7:41
25. 引き続き南竜分岐にて小休止中。ご年配の女性からの情報としては、観光新道は砂防新道と比べて大分荒れているが、7月上旬ごろ登りで使うとお花畑で良い等々大変参考になりました。
25-2. 撮影した時点では知らなかったが、別山は結構存在感がある山なんですなあ。そして伊吹山が見えているみたいです。
25-3. 写真25-2をズームしてみる。伊吹山以外に、深田久弥が荒島岳とどちらを百名山リストに入れるか迷ったという能郷白山も見えていたみたいだ。噂では相当山深い山らしいですね。
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25-3. 写真25-2をズームしてみる。伊吹山以外に、深田久弥が荒島岳とどちらを百名山リストに入れるか迷ったという能郷白山も見えていたみたいだ。噂では相当山深い山らしいですね。
26. 同じく南竜分岐で小休止中。写真22に比べると少し雲が多くなってきたみたい。
27. 南竜分岐を発った時間を記録するために撮影した写真。同時に、砂防新道がいかに整備されて歩きやすいかが一目瞭然な写真でもあります。
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9/10 7:49
27. 南竜分岐を発った時間を記録するために撮影した写真。同時に、砂防新道がいかに整備されて歩きやすいかが一目瞭然な写真でもあります。
29. 水場でしょうか？ちょっとここの水を飲むには勇気がいりますね。
31. ここら辺が一番傾斜がきつかったかな。稜線にさえ出てしまえばきっと楽になるだろうと信じて登ります。
32. ここは明らかに水場ですが、水量は非常に少なかった。上の筧からはまったく水は出ておらず、下のからチョロチョロといった感じ。
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9/10 8:17
32. ここは明らかに水場ですが、水量は非常に少なかった。上の筧からはまったく水は出ておらず、下のからチョロチョロといった感じ。
35. 黒ボコ岩での撮影会を終了し、次の目的地の室堂を目指します。室堂まではもう1kmないみたいです。
36. 黒ボコ岩から室堂の間の木道部分が、一番気持ち良く歩くことが出来たかな。
37. 空と山体の比率をどう案分すればよい構図になるか、試行錯誤しています。
38.うーん、僕はやはり、空が半分以上占めるのはどうも好きではない。
39. この写真の様に、空が狭過ぎるのは良くない構図であることはわかる。やっぱり写真37くらいの比率、即ち山対空比で6.5：3.5くらいが僕の好みのようです。
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9/10 8:37
39. この写真の様に、空が狭過ぎるのは良くない構図であることはわかる。やっぱり写真37くらいの比率、即ち山対空比で6.5：3.5くらいが僕の好みのようです。
41. ここでも空を広く取ってみた。写真40よりこっちのほうが良いと思った瞬間がありましたけど、やっぱり落ち着いてみると写真40の方が好きかな。
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9/10 8:38
41. ここでも空を広く取ってみた。写真40よりこっちのほうが良いと思った瞬間がありましたけど、やっぱり落ち着いてみると写真40の方が好きかな。
42. いい風景が続きます。白いのは綿毛になったチングルマかもしれない。
43. ここでも空の比率を変えて撮影を試みる。これは明らかにこっちの方が良いね。
44. 室堂着。弥蛇ヶ原<写真36〜43>から楽に着いたわけではなく、室堂手前に少し急な登りがありました。
45. 室堂手前の急坂で少しバテたので、水を補給するなど小休止です。
46. さあ、山頂まで最後の急登を登っていきましょう。登山道は鳥居の下をくぐり、写っている建屋の右側を通っています。
47. 山頂までの急登も決して楽な登りではありません。苦し紛れに後ろを振り向いて撮影。室堂が少し小さくなっていることに勇気をもらいました。別山がいい感じですね。陽射しにより暖められた空気が上昇した結果、早朝に比べて随分と積雲が発生しているみたいです。
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9/10 9:31
47. 山頂までの急登も決して楽な登りではありません。苦し紛れに後ろを振り向いて撮影。室堂が少し小さくなっていることに勇気をもらいました。別山がいい感じですね。陽射しにより暖められた空気が上昇した結果、早朝に比べて随分と積雲が発生しているみたいです。
48. 写真47とはちょっと違う方向を撮影。山頂までの登山道が、まるで古代ローマのアッピア街道の様に舗装されているのがお判りいただけるかと。宮司さんが高下駄で山頂の奥宮まで登るらしいので、登り易い様に平らな石を敷き詰めていると思われる。
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9/10 9:33
48. 写真47とはちょっと違う方向を撮影。山頂までの登山道が、まるで古代ローマのアッピア街道の様に舗装されているのがお判りいただけるかと。宮司さんが高下駄で山頂の奥宮まで登るらしいので、登り易い様に平らな石を敷き詰めていると思われる。
54. 山頂から大汝峰と翠ケ池を撮影。撮影したときは気が付かなかったけど、この写真いいね。代表写真とします。
56. 山頂より室堂を見下ろす。別山もいい山っぽい。室堂から延びる二本の登山道のうち、右側が往路で使用した砂防新道。左側が復路で使用する予定のエコーライン。
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9/10 10:01
56. 山頂より室堂を見下ろす。別山もいい山っぽい。室堂から延びる二本の登山道のうち、右側が往路で使用した砂防新道。左側が復路で使用する予定のエコーライン。
57. 山座同定板、読み取りにくかった。これに頼るまでもなく、当日山頂から北アルプスや富士山は見えていなかったのは間違いない。
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9/10 10:02
57. 山座同定板、読み取りにくかった。これに頼るまでもなく、当日山頂から北アルプスや富士山は見えていなかったのは間違いない。
60. こんなに下りやすい登山道は初めてです。下りが苦手な私にしては珍しく飛ばした結果、10分強で大分高度を下げました。でも慣れないことはするものではありません。足を挫きかけたので、いつものペースに戻すことにしました。
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9/10 10:42
60. こんなに下りやすい登山道は初めてです。下りが苦手な私にしては珍しく飛ばした結果、10分強で大分高度を下げました。でも慣れないことはするものではありません。足を挫きかけたので、いつものペースに戻すことにしました。
62. これだけ綺麗に平らな石が敷き詰められている石畳でも、濡れていたり、使用されている石の種類によっては、滑りやすくなっていることがありました。
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9/10 10:49
62. これだけ綺麗に平らな石が敷き詰められている石畳でも、濡れていたり、使用されている石の種類によっては、滑りやすくなっていることがありました。
63. 途中、時間と空間が少し飛んでいます。室堂でトイレ休憩と水の補給等々で小休止後、再出発しています。この写真は、本日のコース上で唯一少し歩きにくいなと感じた室堂手前の坂道の様子を撮影したもの。路面は御覧の通り少し大きめの石が無造作に散らばっています。
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9/10 11:18
63. 途中、時間と空間が少し飛んでいます。室堂でトイレ休憩と水の補給等々で小休止後、再出発しています。この写真は、本日のコース上で唯一少し歩きにくいなと感じた室堂手前の坂道の様子を撮影したもの。路面は御覧の通り少し大きめの石が無造作に散らばっています。
64. 写真63同様、やや歩きにくいと感じている坂道を撮影。歩きにくいといっても、今日のコース上で敢えて挙げればというレベルの話で、通常の登山道と比べれば格別歩きにくいという訳では決してない。エコーコースへの分岐が見えてきました。
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9/10 11:24
64. 写真63同様、やや歩きにくいと感じている坂道を撮影。歩きにくいといっても、今日のコース上で敢えて挙げればというレベルの話で、通常の登山道と比べれば格別歩きにくいという訳では決してない。エコーコースへの分岐が見えてきました。
65. 弥陀ヶ原のエコーライン分岐です。復路はエコーラインを使うことにします。
66. エコーラインから往路に使った砂防新道の木道を望む。写真65の分岐で、往路の砂防新道の木道を通らないのは残念に感じたが、エコーラインにも快適な木道がありました。
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9/10 11:32
66. エコーラインから往路に使った砂防新道の木道を望む。写真65の分岐で、往路の砂防新道の木道を通らないのは残念に感じたが、エコーラインにも快適な木道がありました。
69. 撮影当初はここで撮影した写真が代表写真になると思っていたのですが、帰宅後確認したら写真54の出来映えが良かったので、残念ながら代表写真となりませんでした。
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9/10 11:34
69. 撮影当初はここで撮影した写真が代表写真になると思っていたのですが、帰宅後確認したら写真54の出来映えが良かったので、残念ながら代表写真となりませんでした。
70. エコーラインの快適木道ゾーンが終わってしまいましたが、ここから先も、全く歩きづらいコースではなく、今非常によく整備されていました。K副隊長曰く、「今上陛下が訪問したことがあるのではないか？」まあ、それだけ整備が行き届いていました。
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9/10 11:37
70. エコーラインの快適木道ゾーンが終わってしまいましたが、ここから先も、全く歩きづらいコースではなく、今非常によく整備されていました。K副隊長曰く、「今上陛下が訪問したことがあるのではないか？」まあ、それだけ整備が行き届いていました。
71. 午前中の快晴振りが嘘のように感じるくらい、ガスが濃くなって来ました。雨になるのではないかと思えるくらい、ガスが濃くなった瞬間もありました。
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9/10 11:44
71. 午前中の快晴振りが嘘のように感じるくらい、ガスが濃くなって来ました。雨になるのではないかと思えるくらい、ガスが濃くなった瞬間もありました。
73. ピンクのエノコログサみたいだと思い撮影した写真。帰宅後調べてみたら、カライトソウというみたいです。
75. 南竜道を、写真24地点の砂防新道との合流地点に向けて進んでいます。もう、合流地点が見えていますね。南竜道もよく整備された非常に歩きやすい道でした。
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9/10 12:18
75. 南竜道を、写真24地点の砂防新道との合流地点に向けて進んでいます。もう、合流地点が見えていますね。南竜道もよく整備された非常に歩きやすい道でした。
77. 小休止終了、南竜分岐を出発です。しかしガスっていますね。写真26と同地点とはとても思えない。まあ、あまり日差しが強くない方が、暑くなくて下山には好都合ではあるのですが。
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9/10 12:31
77. 小休止終了、南竜分岐を出発です。しかしガスっていますね。写真26と同地点とはとても思えない。まあ、あまり日差しが強くない方が、暑くなくて下山には好都合ではあるのですが。
80. 吊り橋まで来ました。ゴールはもうすぐです。沢の上では冷たい風が吹き、下山で火照った体を冷やしてくれました。そしてよく揺れるのは往路と変わりありませんでした。
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9/10 14:34
80. 吊り橋まで来ました。ゴールはもうすぐです。沢の上では冷たい風が吹き、下山で火照った体を冷やしてくれました。そしてよく揺れるのは往路と変わりありませんでした。
81. ゴール。お疲れさまでした。そして白山は良いお山でした。
82. 市ノ瀬ビジターセンターまでバスに乗らないで済むので、本当に気が楽です。
83. 別当出合休憩舎で、自分へのご褒美として買ったコーラ。撮影する前に飲み始めてしまいました。
84. 別当出合駐車場着。この後白峰温泉にて入浴をして、翌日に登ることになっている荒沢岳周辺に移動しました。荒島岳の山行レコはこちら → https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4675353.html
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9/10 14:53
84. 別当出合駐車場着。この後白峰温泉にて入浴をして、翌日に登ることになっている荒沢岳周辺に移動しました。荒島岳の山行レコはこちら → https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4675353.html
おまけ-1. 以下、K副隊長とNさん【初めての登山が剱岳】からの頂きもの。早朝、つり橋を渡る私。
おまけ-4. 写真36〜39とほぼ同地点でのNさん【初めての登山が剱岳】と私
おまけ-6. 写真67〜69と同地点でのNさん【初めての登山が剱岳】と私
おまけ-8. 白山下山後に立ち寄った白峯温泉総湯の様子。 Nさん【初めての登山が剱岳】撮影
おまけ-9. 明日の荒沢岳登山に備え、K副隊長が振舞ってくれた肉野菜炒めで精をつけるNさん【初めての登山が剱岳】と私 ＠勝原園地
おまけ-12. 半ばやけくそ気味にポーズをとり続ける私。サタデーナイトフィーバーでのジョントラボルタボーズでも取れば良かったと今更ながら後悔している。
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おまけ-12. 半ばやけくそ気味にポーズをとり続ける私。サタデーナイトフィーバーでのジョントラボルタボーズでも取れば良かったと今更ながら後悔している。
感想
▼白山に登ってきた。まあ、総括するとタイトル通り、砂防新道は、非常に整備された歩きやすいコースでした。距離も標高もソコソコあるので、決して楽な山行ではないが、室堂に一泊するつもりで花の時期にゆっくり登るのであれば、間違いなく心穏やかな山行ができるのだろうなと確信が持ている山であった。登れてよかったし、また機会があれば是非登りたくなる山でもあった。
▼あまりにも整備されているので、これは今上陛下が登ったことがあるのではないかとK副隊長と山行中に話題となった。この話題が出たのは復路のエコーライン上でのことだったが、帰宅後調べてみると実際今上陛下は白山を登られていた。昭和55年のことだった。まあ、白山周辺の登山道が整備されている理由を、今上帝が登山したことに求めるには時間が経ちすぎているかなと思った。陛下は悪天候のため、砂防新道を往復されたみたいが、当初は往路砂防新道、復路はトンビ岩・南竜ヶ馬場経由の下山だった模様。
▼まあ他にも色々登山中に湧き上がって来た感情があったのだろうけど、忘れてしまったな。思い出したら後日加筆するかも。気がかりなのは、またレコを書くのが苦痛になってきていること。少し前までは、下山後すぐに書き始めていたのに、このごろは下山後しばらく放置して、2・3日経ってようやく重い腰をあげてノロノロと半ば義務の様に書き始める。仕上がるのは下山後1週間程度掛かってしまう。当然記憶も薄れてしまうよなあ。どこかで割り切って、簡略化したレコの記載方法に転換しないと、またしばらく中断することになってしまうのだろう。
▼この山行の翌日には荒島岳を登っているのだが、そのレコはこれを書いている時点（下山後6日目）では、かなり完成度が低い状態。もっと粗いレコになってしまうんだろうなあ。
▼今回も御前峰山頂で動画を撮影しているのでUPしておく
＜砂防新道南竜分岐点より＞
＜白山御前峰山頂より＞
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技術レベル
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体力レベル
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脚パンパン 市ノ瀬から白山で山スキー
2024年05月03日 (日帰り) [B]
快晴の白山
2024年05月02日 (日帰り) [B]
白山 市ノ瀬から御前峰 ピーカン大当たり！
2024年05月02日 (日帰り) [B]
白山 御前峰（市ノ瀬から）
2024年04月29日 (日帰り) [B]
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