雷鳥のお出迎え〜木曽御嶽山


- GPS
- --:--
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 879m
- 下り
- 875m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
田ノ原天然公園に駐車場、トイレあり24時間使用可能です。 環境保全の為の協力募金あり。 山頂までは小屋開き前のためトイレ使用不可。 登山ポストはトイレの前にあります。 9合目付近に雪渓があります、アイゼンを装着している方も何人かいました。 我々は持参しましたが未使用でした。安全の為、装着をお勧めします。 よく整備された登山道で危険個所は特になし。 |
写真
感想
今週末の天気予報は日帰りできるどの山域も、いまひとつのようなので登りなれた木曽御嶽で、体力の維持をはかろう!てなわけで相棒(sajiyome)と日本で14番目に高い独立峰、木曽御嶽山に行ってきました。御嶽にはこれまで小生が9回、sajiyomeが4回いろんなコースで登頂していますが、今回の登山でちょうどキリのいい回数(10回と5回)になります。
今年はまだ3000m超の山に登ってないので夏山本番に向けていいトレーニングになるはずです。山頂の剣ヶ峰まで距離にして3500m、標高差約900mです。
6:15に田ノ原天然公園に到着、6:45に登山口の鳥居をくぐる。登山道のいたるところに祠や社があるここは信仰の霊山です。最初は平坦な道でハイキング感覚でいけますが遊歩道をすぎ砂利道にかかると石の階段、木の階段と続き変化に富んだ楽しい登山道です。ペース配分を考えてゆっくりと登っていきます。
樹林帯をぬけガレ場へと進むが王滝山頂はガスで潤んでよく見えない。今回は眺望は期待していないが、やっぱり少しは晴れてほしいな・・・と
しばらく進むとハイマツのあたりでなにかが動く、よ〜く見ると雷鳥様が・・・
形容しがたいしわがれ声で鳴きながら雪渓の上まで移動してなにかをついばんでいる。ウィキペディアによると御嶽山には約100羽生息しているという。レアな鳥だ!sajiyomeは赤いトサカがニワトリに似ているとのたまうが、おそれ多くも特別天然記念物様です。素直に感動しましょうと言っておきました。
中央不動を過ぎ大滝頂上2936mに到着!大滝山頂を過ぎると噴気孔からしゅーしゅーとガスの噴き出しているのが見える。硫黄臭が当たりに漂う。平坦な木道の先にまごころの塔が鎮座・・・あのスパイラル具合が私の心をとらえて離さない。思わずくねっとポーズをとり記念撮影。
剣ヶ峰山頂3067mはガスで展望はきかず残念、でも二ノ池のエメラルドグリーンの色彩がどえらい(とても)キレイで印象的でした。この湖は日本で最も高いところにある火山湖です。二ノ池までいこうと思ったのですがあいにくのガスガス天気なのであっさりと諦めました。山頂碑前方に見えるはずの乗鞍、北アルプスを心眼で見てゆっくりと下山しました。
登り/2時間40分、下り/1時間50分(休憩含む)でした。帰路、南木曽の湯で疲れを癒し家路につきました。今回は眺望には恵まれませんでしたが貴重な雷鳥が拝めたのでよしとします。
冬の大気がよく澄んだ朝、地元知多半島からクッキリ見えるこの名峰に幼少の頃から、特別な思い入れがある小生なのです。
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