剱岳から魚津の海へ、TGT No.14 ファイナル・レグ
- GPS
- 22:52
- 距離
- 47.7km
- 登り
- 1,529m
- 下り
- 3,894m
コースタイム
- 山行
- 2:58
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 3:10
- 山行
- 5:46
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 7:41
- 山行
- 9:08
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 9:28
- 山行
- 2:29
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:29
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
TJARの逆コースで日本海を目指す旅のラスト・レグ。今回の最大の難関は剱岳カニの縦バイでの人の渋滞(約30分のタイムロス)。ラストの平地、入会橋から月形橋の間は土手道に行けずに右往左往。 |
その他周辺情報 | 3日目は魚津に戻ってホテル泊。4日目は満点の湯魚津で入浴・食事。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
TJARの逆コースをたどることを思い立ったのが7年前の9月。静岡の大浜海岸の海に手を浸けてから、文字通り山谷ありましたが、ようやく最後のレグに挑むことに。今回は週末ごとに台風や前線が来て微妙な天気の中、当初の計画を1日前倒しして決行。結果的に最高の天気でゴールを迎えることができました。
今回は単純な山行ではなく、馬場島へ下山後に30kmのロードがある。今の私には早月尾根の降りとロードを2日間で行うのは無理なので、早月小屋/馬場島とみのわ温泉で区切って3日間の行程に。3日目の夜はみのわ温泉からバスを利用して魚津でホテル泊りとしました。
軽量化を図ったおかげか山行自体は比較的順調に進めました。ただ早朝から剱岳を登る人が多いのは想定外。余裕を見せていたら、カニの縦バイでは大渋滞に。おまけに早月尾根に入ったらガンガン暑くなってきて、早月小屋で早々にテン泊&ビールを決定。本当はバテていたんだけどね。
翌朝は周りの迷惑も顧みず早朝に出発。早月の下りは蒸し暑かったけれど結構順調に下山。こちらからの日帰り登山も多く、馬場島までにパーティ・単独取り交ぜて55人とすれ違いました。剱岳の人気に改めてビックリ。
馬場島でリフレッシュした後は、ひたすらみのわ温泉を目指します。上市分岐までは道端に日陰もあり良いペースで歩けたのですが、滑川への川沿いの道は炎天下に日陰がなく熱中症になりそう。おまけに18km過ぎても一向にみのわ温泉が出てこない。ハッと気づくと下の道を青いコミバスが走っていく。ヤバいっと思って無理やり下の道に出て、ギリ発車に間に合いました。
一旦魚津でリセットして、翌日はみのわ温泉から海へ。この日は晴天ながら台風の風が吹いており、雲っぽくもあり、清々しい気持ちで魚津の海にゴールできました。
The Great Trail(TGT)と名付けたTJARの逆コースは、結局14回で完踏となりました。合計日数は35日間、合計距離は526km、累積標高登りは34,478m。TJARより日数は長いものの、距離も累積標高も上回ったことはささやかな自慢。途中、仙塩尾根や槍〜黒部五郎など厳しかった場所の記憶、ひざの改修手術とコロナ禍、2021年のリアルTJARの選手との遭遇等々、悲喜こもごもの思い出と共に、私の登山人生で忘れ得ないイベントになりました。さて次は何を目指そうかな。
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