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Yamareco

記録ID: 47069 全員に公開 沢登り 日高山脈

サッシビチャリ川1839峰南面右股直登沢⇒コイカク夏尾根(4-0)

情報量の目安: S
-拍手
日程 2009年08月05日(水) ~ 2009年08月08日(土)
メンバー
 BiL(CL)
, その他メンバー1人
アクセス
利用交通機関

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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

サッシビチャリ川入渓(9:00)ペテガリ西沢出合(11:00〜12:00)1839南面直登沢出合(12:30)=C1
C1(5:15)Co1440多段滑滝上(8:00)Co1440二股(13:00)前衛峰との最低コル(14:45)1839峰(15:15)=C2
C2(7:00)ヤオロマップ(10:30)コイカク(14:00)夏道河原(16:15)=C3
C3(6:15)コイカク登山口(8:30)
コース状況/
危険箇所等
1日目 晴れわたる中、サッシビチャリ川左岸の林道を歩く。林道を詰めて入渓するとすぐに函。中を泳いで行き、最後の段差は右岸を捲く。長いメインなのに、泳いでいる時にALは立て続けに3度も地図を流した挙句、無くす。河原を少し歩くとまた函。水量が多そうだったため右岸捲き。途中西沢出合でLのザックと10日分の食料をデポし、1839峰南面直登沢出合まで。Lは乗越して帰ってくるまでAt.装備。早く着いたので、行けるところまでLとALで偵察に行く。4m釜持段差でシュリンゲfix、つるりとしたぬめった7mは左岸軍手でクリーニングしつつ、フリクション利かせて登り、お助け紐をfixして帰る。後は入山祝い。月の明るい夜。

2日目 快晴。Co640付近左岸からの支沢の流れ込みとガレルンゼを見ると岩盤質の段差が連続する。逆噴射の段差や胸まで浸かる函があったりして楽しい。左股沢を過ぎると10m位の滑滝。先に寒い函と段差があることがわかっているので、右岸草付からまとめて捲く。お助け紐fixの滝上、ハング釜持段差は右岸から小さく捲き、バランスを強いられるc.d。いくつか段差を越すと雪渓。上を行くが降口悪く、バイルでステップ切って左岸岩と雪渓の脇を走る。崩壊したグズグズの雪渓を越えるとCo800三股のような所となって、右の本流には15mハング。右岸ルンゼ使って乗越す。
 ニセヤオロ南西面直登沢との出合から長い雪渓が地図上Co1040二股になっている所まで。Co1040付近、本流からは大きな岩壁を滝が二条となって注いできていた。手前のほうの滝は多段の滑滝で直登可能、奥の滝は傾斜が強そうだった。2つの滝に挟まれた中央には広い岩壁が広がり、こちらも登れそう。雪渓は滝の2つの落口で崩壊していて、中央岩壁の所は残っているが、中央が陥没気味、クラックが走っていて崩れそうで不気味。雪渓のどん詰まりからは降りることができず、少し下より右岸を走る傾斜の緩い、長いバンドに乗る。
 バンドからの降口に悩むが、ガバを使って立った岩壁をtrv.。お助け紐を引っ張っていって、途中支点を作り、ザックはこれを使って振り子trv.のようにして崩れた雪渓の上に下ろす。空身で一人ずつtrv.して、そこからc.dし、ザックを回収して崩れた雪渓の上を対岸まで走って多段ナメ滝の下へ。この通過は、上に中央岩壁に架かったクラックの走る雪渓を上に望みながらのもので、気持ち悪い。滑滝は快調に登る。上の屈曲先も合わせて10段位の滑滝が奥のほうの滝の落口まであった。
 Co1140二股は上部狭い滑滝。上部のチムニー登りでMが足を滑らせてスリップ。途中の段差で止まり、約4mの滑落。残置使ってLがa.bし、駆けつけると幸い捻挫で済んだ。様子を聞いてみると、今までにない腫れだが、なんとか行けそうということであったので、LがMのザックを背負い、登ることにする。この滝を抜けたすぐ上にもチムニー登りを強いられる段差。ALが先行してお助け紐fix。少し行くと山谷の写真の滝で、上部はつるつる。右岸岩壁登って小さく捲くことにする。1p目、ザイル引っ張りお助けでピン取りながら岩壁登れそうなところを斜上するが細かい。細い潅木でザイルfixし、お助け紐でザック釣り上げ。M登攀中にお助け紐引っ張って2p目、岩に乗った草付をだまして登り、岩にハーケンを打ってそこから斜めにc.d。抜けるとCo1280二股、地図上は三股のようになっているが、最右股はほぼ水無し。最左股は5m垂壁、中股登って落石と土の乗った緩いところをtrv.して落ち口まで。悪いのでMは確保して垂壁をダイレクトに直上させると、途中残置があったそうだ。上は滑滝、スケールは上まで合わせると30m位。上が微妙で紐垂らす。その上も滑滝続くが、岩の層が斜めに走っていて、ホールドスタンスはほとんど外傾して細かく全て微妙、山谷の記述が頷けた。スケールもあるので、計3回紐を垂らし、ザックつり上げなども交える。水量は少ないのだが何故か深く釜を持つ滑り台のような滝を上部全身のフリクション使ってガッツで抜けると、相変わらず登り難い滑滝が続くが、核心は抜けたようで息を切らせながら登っていく。Co1440は水量は少ないが、広い草付が見えたので右に、その上も右に行くと、急な草付となりほぼ藪こぎなく前衛峰とのコルへ出た。空身でピークat.するが、結局荷物を取りに戻ることとなる。薪とポールをかき集め、ピークでC2。夕方にはブロッケン現象が見られ、夕焼け、満月の美しい夜。

3日目 晴れ。Mの足の様子からサッシビチャリ川に下るのを諦め、計画にはないが携帯で下山連絡者に事情を伝えてコイカク夏尾根を下ることにする。出発直前に単独登山者が来て、ヤオロを10分下ると水が流れているという情報を教えてもらう。重荷と暑さに苦しみながらだるい道をヤオロまで。ヤオロからはL、Mがコイカクに向かい、ALは水を汲みに下まで行ってから向かうことに。だるい道をヒラヒラになりながらコイカク沢まで。ナナシ沢の奥二股までに雪渓が残り、39北面にもかなり下のほうから長い雪渓が架かっているのが見えた。沢を少し行ったところでC3。なんとALとMのザックからはパー食が出た。

4日目 C3(6:15)コイカク登山口(8:30)
沢を下って登山口へ。登山口には今日入山する平塚パーティーが車で迎えに来てくれていた。
過去天気図(気象庁) 2009年08月の天気図 [pdf]

写真

サッシビチャリ川下部の函
2009年08月05日 09:17撮影 by u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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サッシビチャリ川下部の函
1839南面直登沢。岩盤質の沢となる
2009年08月05日 13:44撮影 by u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1839南面直登沢。岩盤質の沢となる
1839南面左股沢
2009年08月05日 14:11撮影 by u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1839南面左股沢
偵察終了後。不可思議な行動をとりつつうれしさをアピールするAL
2009年08月05日 15:08撮影 by u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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偵察終了後。不可思議な行動をとりつつうれしさをアピールするAL
39南面前日。満月の下、焚火をする
2009年08月05日 22:46撮影 by u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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39南面前日。満月の下、焚火をする
右股直登沢、15mハング下の崩壊雪渓。グズグズでいやらしい
2009年08月06日 06:24撮影 by u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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右股直登沢、15mハング下の崩壊雪渓。グズグズでいやらしい
Co1040までの長い雪渓
2009年08月06日 07:03撮影 by u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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Co1040までの長い雪渓
Co1040付近、全貌が見えてきた
2009年08月06日 07:16撮影 by u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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Co1040付近、全貌が見えてきた
Co1040付近、手前は多段の滑滝、奥にも傾斜の強そうな滝が見える。雪渓の状態悪く、奥の滝は全貌を見ることが出来なかった
2009年08月06日 07:18撮影 by u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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Co1040付近、手前は多段の滑滝、奥にも傾斜の強そうな滝が見える。雪渓の状態悪く、奥の滝は全貌を見ることが出来なかった
雪渓より下部を望む
2009年08月06日 07:20撮影 by u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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雪渓より下部を望む
多段滑滝の直登
2009年08月06日 07:47撮影 by u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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多段滑滝の直登
中央陥没気味の雪渓
2009年08月06日 07:47撮影 by u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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中央陥没気味の雪渓
多段滑滝上部より
2009年08月06日 07:53撮影 by u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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多段滑滝上部より
上部チムニー状の滝
2009年08月06日 08:37撮影 by u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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上部チムニー状の滝
滑滝群が上部まで続く。bush近く、安心感がある
2009年08月06日 11:04撮影 by u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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滑滝群が上部まで続く。bush近く、安心感がある
一条の滝、釜は腰〜胸位まである
2009年08月06日 12:24撮影 by u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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一条の滝、釜は腰〜胸位まである
ブロッケン現象と薪集め小僧
2009年08月06日 18:01撮影 by u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ブロッケン現象と薪集め小僧
遠く雲に浮かぶ幌尻、カムエクを望む
2009年08月06日 18:05撮影 by u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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遠く雲に浮かぶ幌尻、カムエクを望む
夕焼けの23とカムエク
2009年08月06日 18:55撮影 by u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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夕焼けの23とカムエク
朝、雲がペテガリを飛び越える
2009年08月07日 04:22撮影 by u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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朝、雲がペテガリを飛び越える
ヤオロマップよりルベツネ北面。まだ雪渓が残っているのが見える
2009年08月07日 10:39撮影 by u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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