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Yamareco

記録ID: 471356
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ハイキング
塩見・赤石・聖

塩見岳

2014年06月29日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 長野県 静岡県
 - 拍手
GPS
09:08
距離
23.0km
登り
2,275m
下り
2,279m

コースタイム

6:00越路ゲート - 6:30鳥倉登山口 - 8:00三伏峠8:05出発 - 8:45本谷山 - 9:48塩見小屋9:58出発 - 10:45西峰 - 10:49東峰11:23出発 - 13:35三伏峠13:39出発 - 14:42鳥倉登山口 - 15:08越路ゲート
天候 雨のち晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2014年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鳥倉林道越路ゲート前に駐車
コース状況/
危険箇所等
鳥倉林道:完全舗装されており基本的には通行しやすい林道ですが、一部段差ができており、また所々に落石や木の枝が散らばっていますので、あまりスピードを出さないほうが良いと思います。夜間にここを通行する場合は様々な野生動物(シカ、ウサギ、タヌキ、アナグマ、イタチ、ついでにネコも)が道路を横切るので要注意。

ゲート - 鳥倉登山口:舗装路を歩きます。登山口まで30分程度。

鳥倉登山口 - 三伏峠:登山道の取り付き直後はやや急な登りですが、それ以降は比較的ゆるやかな登りが続きます。随所に設けられている丸木の桟道は濡れていると滑りやすいので要注意でしょう。

三伏峠 - 本谷山 - 塩見小屋:この区間はアップダウンが多いですが、標高自体は塩見小屋まであまり変わりません。塩見小屋への登りに雪が多少残っており、気温が上がると踏み抜く可能性があります。

塩見小屋 - 天狗岩 - 西峰 - 東峰:西峰への登りがこのルート中で最も注意を要する箇所だと思います。それほど難度の高い岩場ではありませんが滑落すると危険な箇所もあり、ザレ箇所を通過するときは落石にも注意が必要です。
予約できる山小屋
塩見小屋
出発前に駐車場から見上げた空。どうか晴れますように。
2014年06月29日 05:56撮影 by  DSC-HX200V, SONY
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6/29 5:56
出発前に駐車場から見上げた空。どうか晴れますように。
ゲートから30分ばかり舗装路を歩くと登山口です。
2014年06月29日 06:29撮影 by  DSC-HX200V, SONY
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ゲートから30分ばかり舗装路を歩くと登山口です。
最初の急登を終えると後は比較的ゆるやかな登りです。
2014年06月29日 06:54撮影 by  DSC-HX200V, SONY
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6/29 6:54
最初の急登を終えると後は比較的ゆるやかな登りです。
三伏峠まで10箇所にこの看板が立っています。
2014年06月29日 07:07撮影 by  DSC-HX200V, SONY
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三伏峠まで10箇所にこの看板が立っています。
朝日が差してきました。好天が期待できそうです。
2014年06月29日 07:24撮影 by  DSC-HX200V, SONY
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朝日が差してきました。好天が期待できそうです。
三伏峠までこのような桟道を何度も渡ります。
2014年06月29日 07:38撮影 by  DSC-HX200V, SONY
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6/29 7:38
三伏峠までこのような桟道を何度も渡ります。
かなり晴れてきましたがガスが完全には消えませんね。
2014年06月29日 07:55撮影 by  DSC-HX200V, SONY
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かなり晴れてきましたがガスが完全には消えませんね。
測ってみたら190歩でした。
2014年06月29日 07:59撮影 by  DSC-HX200V, SONY
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測ってみたら190歩でした。
三伏峠小屋に着きました。
2014年06月29日 08:04撮影 by  DSC-HX200V, SONY
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三伏峠小屋に着きました。
今度は振り返って小屋を見た場面です。
2014年06月29日 08:13撮影 by  DSC-HX200V, SONY
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今度は振り返って小屋を見た場面です。
三伏山。塩見小屋まで何度もアップダウンがあります。
2014年06月29日 08:13撮影 by  DSC-HX200V, SONY
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三伏山。塩見小屋まで何度もアップダウンがあります。
塩見岳方面のはずですがガスで山頂が見えません。
2014年06月29日 08:14撮影 by  DSC-HX200V, SONY
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塩見岳方面のはずですがガスで山頂が見えません。
少し先で再度撮影。なかなかガスが消えません。
2014年06月29日 08:27撮影 by  DSC-HX200V, SONY
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少し先で再度撮影。なかなかガスが消えません。
本谷山。
2014年06月29日 08:46撮影 by  DSC-HX200V, SONY
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本谷山。
やっと山頂が見えてきました。
2014年06月29日 09:06撮影 by  DSC-HX200V, SONY
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やっと山頂が見えてきました。
2014年06月29日 09:10撮影 by  DSC-HX200V, SONY
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一部には雪が残っていますが問題なく通過できます。
2014年06月29日 09:35撮影 by  DSC-HX200V, SONY
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一部には雪が残っていますが問題なく通過できます。
塩見小屋に着きました。
2014年06月29日 09:56撮影 by  DSC-HX200V, SONY
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塩見小屋に着きました。
いよいよ山頂アタック。見えているのは天狗岩です。
2014年06月29日 10:06撮影 by  DSC-HX200V, SONY
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いよいよ山頂アタック。見えているのは天狗岩です。
天狗岩のコルから山頂へ向かって最後の登りです。
2014年06月29日 10:26撮影 by  DSC-HX200V, SONY
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天狗岩のコルから山頂へ向かって最後の登りです。
岩場を慎重に進んで行きます。
2014年06月29日 10:35撮影 by  DSC-HX200V, SONY
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岩場を慎重に進んで行きます。
まず西峰に到着。
2014年06月29日 10:47撮影 by  DSC-HX200V, SONY
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6/29 10:47
まず西峰に到着。
東峰は西峰から5分もかかりません。
2014年06月29日 11:18撮影 by  DSC-HX200V, SONY
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東峰は西峰から5分もかかりません。
残念ながらガスが完全に晴れることはありませんでした。
2014年06月29日 10:51撮影 by  DSC-HX200V, SONY
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残念ながらガスが完全に晴れることはありませんでした。
東峰から眺めた西峰。
2014年06月29日 10:51撮影 by  DSC-HX200V, SONY
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東峰から眺めた西峰。
時間があれば蝙蝠岳へも行ってみたいですね。
2014年06月29日 10:54撮影 by  DSC-HX200V, SONY
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時間があれば蝙蝠岳へも行ってみたいですね。
40分近く粘りましたがガスが晴れそうにないので下山します。目の前にあるのは天狗岩。
2014年06月29日 11:29撮影 by  DSC-HX200V, SONY
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40分近く粘りましたがガスが晴れそうにないので下山します。目の前にあるのは天狗岩。
2014年06月29日 11:46撮影 by  DSC-HX200V, SONY
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6/29 11:46
これだけ晴れれば満足です。
2014年06月29日 11:53撮影 by  DSC-HX200V, SONY
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6/29 11:53
これだけ晴れれば満足です。
振り返って天狗岩と山頂を見ています。
2014年06月29日 11:55撮影 by  DSC-HX200V, SONY
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振り返って天狗岩と山頂を見ています。
朝ここを通った時には見ることのできなかった景色です。
2014年06月29日 11:55撮影 by  DSC-HX200V, SONY
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朝ここを通った時には見ることのできなかった景色です。
2014年06月29日 12:55撮影 by  DSC-HX200V, SONY
6/29 12:55
本谷山から見た塩見岳。
2014年06月29日 12:57撮影 by  DSC-HX200V, SONY
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本谷山から見た塩見岳。
名残惜しいので少し先で再度撮影。
2014年06月29日 13:02撮影 by  DSC-HX200V, SONY
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6/29 13:02
名残惜しいので少し先で再度撮影。
三伏峠に戻りました。
2014年06月29日 13:37撮影 by  DSC-HX200V, SONY
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三伏峠に戻りました。
緑が目に眩しいです。
2014年06月29日 14:35撮影 by  DSC-HX200V, SONY
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緑が目に眩しいです。
角度を変えて。
2014年06月29日 14:37撮影 by  DSC-HX200V, SONY
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角度を変えて。
登山口に戻りました。
2014年06月29日 14:43撮影 by  DSC-HX200V, SONY
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登山口に戻りました。
ゲートに到着。
2014年06月29日 15:09撮影 by  DSC-HX200V, SONY
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ゲートに到着。
撮影機器:

感想

「6時以降は降水確率10%」という天気予報を信じて、断続的に降りしきる雨の中5時間をかけて鳥倉林道のゲート前まで来たのが前日の夜10時前。現地に着いた頃には雨も完全に止んでいました。時間に余裕があれば小河内岳へもピストンという欲張りな計画だったのでアラームを3時にセットし、明日の晴天を信じつつ焼酎を飲んで眠りにつきました。
アラームの音で目を覚ますと同時に耳にしたのが激しく降る雨の音。一気にテンションが下がり、とりあえずアラームをセットし直して1時間後に起きるとまだ雨は降り続いています。「このまま雨が止まなかったら今日の山行は中止だな」「しかしここまで来た高速代とガソリン代が無駄になるなあ」などと考えている間にうとうとしてしまい、はっと気がついて時計を見たらすでに5時半でした。あわてて車の外に出てみると雨は止んでいます。まわりを見渡すとすでに出発準備をしている人が数人いました。
先週の谷川岳でひどい目にあった直後なだけに天気には敏感になっていました。厚い雲に覆われた空を見上げつつ悩むこと十数分、下した決断は「行ってみよう」。ただしこの時間では小河内岳はもう無理なので塩見岳へのピストンのみとします。
準備を済ませゲートをくぐって出発したのが6時ちょうど。ほぼ同時に出発したトレラン装備の6人ほどのパーティーの後を歩き登山口へ向かいます(このパーティーとはこの日何度も顔を合わせることになりました)。
登山口から最初の登りは結構きついです。トレラン軍団を先導するかたちで登っていましたが、斜度が落ち着いたところで先に行ってもらいました。その後三伏峠までのルートは比較的ゆるやかな登りが続きます。頻繁に現れる丸木の桟道を慎重に渡りつつ歩いているとあっさり三伏峠小屋に到着。小屋では先ほどのトレラン軍団が休憩していましたが、私が着いたのとほぼ同時に出て行きました。私も5分ほど休んで出発。
三伏峠は日本一標高の高い峠を標榜しているそうですが、ルートはこれから先何度かアップダウンがあるものの、塩見小屋直下の登りの地点まであまり標高を変えずに進みます。三伏山、本谷山からは今日の目標塩見岳がよく見えるはずですが、今日は午前中のガスで山頂は隠れて見えません。どちらかというと単調な樹林帯の中のコースを淡々と進み、沢沿いに歩き、斜面にところどころ残っている雪の上を歩いて登って行くとほどなく塩見小屋に着きました。ちょっと休憩しようと小屋の前へ行くと、何とここでも先ほどのトレラン軍団と遭遇。私も驚きましたが向こうも驚いていたようで、「平坦なところと下りは全部走ってきたのになぜ?」などと話しかけられました。そう言われてもただ普通に歩いていただけなのですが、私の見たところこのパーティーは、休憩中ワイワイガヤガヤ冗談を言いあいながらまったり過ごしていたようで、必然的に休憩時間も長くなりその間に私が追いついてしまったという面白くもない話になってしまうのです。
小屋の前で10分ほど休憩した後いよいよ塩見岳の山頂へ向かって出発。トレラン軍団の少し後について歩き出します。途中天狗岩を西峰と勘違いして山頂標識を探すという阿呆なことをやってしまいましたが、歩くこと数十分で天狗岩のコルから本当の山頂を目指して最後の岩場の登り。前日の雨で岩が濡れていたら厄介だなと思っていましたが、幸い特に濡れた箇所も無く無事に西峰へたどり着きました(岩場の登りが慎重を要することは言うまでもありません)。西峰から東峰は目と鼻の先。東峰のほうが標高が高いのでそちらへ向かいます。
ここは晴れていれば360度の大展望が得られるはずですが、あいにくこの日はところどころにガスが残っており展望は限られていました。それでも久々の三千メートル峰からの眺めに十分満足です。
ここでトレランの方々のためグループ写真を撮影。その中の一人はこれで3000m峰21座登頂だとのことでした。実は登山口での出発前にも写真撮影に協力していましたから、私はこの日カメラマンとしてトレラン軍団に同行したようなものです(笑)。
山頂では40分近く粘りましたが結局ガスの晴れる気配はなく、下山することに。今度もトレラン軍団が出発した少し後から歩き出します。往復ピストンなので帰路はここまで歩いてきたルートをそのまま引き返すだけですが、午後から晴れ間が広がったので往路では見ることのできなかった景色を楽しみながら一人旅。ところが三伏峠に着くとまたもや休憩中のトレラン軍団と遭遇(笑)。これには双方苦笑するしかありませんでした。私は山で走ることはまずありませんが、休憩時間をあまり取らずに歩き続けていると結果的には早く着いてしまうということが図らずも実証されたのかなと思いました。

今回山頂でガスが晴れなかったのは少し残念でしたが、雨に降られず事故も無く無事に下山できただけで満足です。帰りの高速で悪名高い小仏渋滞にはまり、帰宅したのは9時半過ぎ。長い一日でした。

終わり

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コメント

3000m級
campさん、お疲れ様です。 今回は天候も体調も何事もなく、3000m級の山から無事下山 !ハラハラせずに済みました  やっぱり高い山は景色が違いますか? でも堪能できたようで羨ましいです
塩見岳は去年の夏の終わり頃に義兄と甥っ子が登りましたが、私は未だ3000m越の山に登ったことがありません  高い所が怖い上に最後の岩場でしゃがみ込んでしまいそうです  でも、まだ体力のある近いうちに私もトライしてみたいものです  帰りの渋滞は山登りより疲れますよね・・・私は幸いにして助手席でコックリコックリできますけど・・・senpachiに悪いから遠慮しながらのうたた寝ですよ・・・・・?  (by hisano)
2014/7/2 18:06
Re: 3000m級
hisanoさんこんばんは。毎度コメントありがとうございます。
3000m級といってもスタート地点との単純標高差は1400m程度、大倉から蛭ヶ岳の往復と体力的には大差ありませんよ。ただ天候が崩れたときは低山には無い危険がともなうでしょうから、むしろそちらの心配が大きいでしょうか。
ルート中には小屋もありますからこの夏あたりトライしてみてはどうですか?

今週末は天気が微妙ですね。晴れなくても良いからせめて雨だけでもあがってほしいものですが・・・
2014/7/3 0:14
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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未入力 塩見・赤石・聖 [2日]
塩見岳(鳥倉林道より)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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