恵那山[ペースはイーブン]
- GPS
- 06:41
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,346m
- 下り
- 1,343m
コースタイム
7:07 恵那山広河原ルート登山口
9:49 恵那山一等三角点9:56
10:07 恵那山10:11
10:21 恵那山頂避難小屋10:42
12:49 恵那山広河原ルート登山口
13:20 林道ゲート
天候 | 曇り稀に晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
林道ゲートの左側にある駐車場利用 15台ほど |
コース状況/ 危険箇所等 |
林道ゲートの左側に駐車場(15台)と登山ポスト、トイレ ゲートまでは舗装道路だがやや傷んでおりはがれ、凹凸あり。落石、枝、小川など障害物も少々なので丁寧に運転を。 登山道はおおむね整備されたルートで特に大きな危険はない。後半ぬかるみがひどい場所が多数。雨後は靴、ズボンの裾は間違いなく泥だらけになります。スパッツ着用推奨。 1/10地点に「風穴」への分岐があり「80m(正規標記)20分(手書き)」と記してある。 そちらへ100mほど進んでみたが踏み跡が浅めで崩落地を横切る道。浮石も多く滑りやすい、尚且つ沢へと谷が切れているため滑落の危険あり。 20分と書いてあるため看板80m→800mの間違いでは? トイレは林道ゲートと山頂避難小屋 下山後は月川温泉 野熊の庄 月川を利用 日帰り受け入れをやってる時とやってない時があるとの情報だったので一応ご確認下さい。 http://gessen.jp/ |
写真
感想
この日はそもそもは奥多摩に行く予定であった。数日前まで稚拙ながら山行計画も作って公開していた。
私はヤマレコヘビーユーザーでありながら山行計画というものをあまり作成したことがない。
登山届として活用する趣旨なのはわかっているのだが、どうしても
「乞うご期待!!」
とアピールしているように思えてしまい、どうしても抵抗があった。「だからなに?」と突っ込んでしまう自分がいつもいて。
そんな中で相方peach faceさんと山行計画書のことについていろいろと話しあい、全てではなくてもなるべく作るようにしよう、と至った。
前置きが長くなったが、そうやってせっかく作った計画書だが前々日の天気予報で雨予報となりあっさり没になってしまい、peachが同日に計画していた恵那山に乗っかることとなったのだ。
前夜車中泊を快く承諾してくれた園原ビジターセンターははき木館に畏敬の念を込めつつ遠い道のりを走りpeachと合流。ちなみに火曜日定休日にも関わらず承知して頂いたのでいずれ再びこの地にやってきて特産物でも購入したい限りだ。
広河原登山口へは林道ゲート前から歩かねばならない。意外と長く30分弱かかり、ようやく登山口。
そこからはカウントアップで10分の0〜10分の9まで道中に看板が出ている。これを目安にペース配分して登って行けるのだ。
今回はpeachが計画していた山なので先行して歩いてもらう。
が、どうやら私と歩くペースが違い、早い。事前に調べた通り、登山道はしばらく急登が続くので合わせて登っていたらあっという間に顔中汗だらけで目に入って痛いくらいだ。
途中で辛抱たまらず私が先導させてもらう。
既にペースが乱れていたせいと、湿度の高い暑さ、樹林帯の無展望、さらにぬかるんで水たまりまで出来てしまっている登山道と状況が芳しくなく私は愚痴る。
カウントアップの看板のたびに先導を入れ替わりしてるうちにいよいよ二人共ペースが合わなくなりお互いが後ろになった時は大きく離れて歩く始末。そして10分の6あたりからようやく開けた笹原に登山道が差し掛かるも、覆い隠す雲と湧きつつあるガスに展望は望めず。10分の9を過ぎて最後の登りになりようやくペースを合わせて山頂にたどり着いた。
よく知らなかったのだが恵那山という山は山頂とは別に山頂避難小屋、そして小屋とは別に最高点が存在するというよくわからない構造となている。
山頂にある展望櫓のようなものに登りガスった展望を目の当たりにしたあと山頂避難小屋経由で最高点へ向かう。
最高点らしき場所には神社の奥宮のようなものが建てられていたがそこが最高点だと表記するものがなく山頂での達成感はどこへやら、膝カックンをやられたかのような拍子抜けぶりだった。
避難小屋で昼食を取り、汗が冷えたのですぐに下山を開始。
しかし、乱れたペースを下山でも修正出来ず、おおいにペースが乱れたままの下山となってしまう。
peachとどうにもすれ違いが生じてしまい、ギスギスしたまま下山完了。
それでも風呂に入り余った時間で近辺散策。
この近くに滝があることは事前に調べていたため気分転換のための山登り、で害してしまった気分転換に滝を見に行く。そしてついでにははき木と呼ばれる巨木の残骸を見学。
さらに上に車移動すると神坂神社がありそこにある日本杉、そしてトチノキの巨木を見るやいなや二人して歓声をあげてしまった。このおかげでギスギスから開放されさらにさらにその奥にある「古代東山道」というハイキングコースを見つけ是非再来したい、と2人で大いに盛り上がった。
いろいろペース配分に失敗してしまった山行になったが、お互いが狂わせてしまったペースはイーブン、ということで。
次回はペースはいい気分♪となれるよう反省したまま再び長い帰路に車を走らせた。
以前から山に行くにあたり、ダウンロードした登山届フォーマットに簡素ではあるが予定を書き込んで、そしてそれも毎回ではないがポストと父に提出していた。
ヤマレコで計画書を作成できるのも知ってはいたのだが、個人情報の入力と公開の点でなんとなく作成するには至っていなかった。しかし最近なにやら下山連絡システムが使えるようになったようで興味をひかれ、またボタン一つで共有できる計画書はやはり、距離の遠い仲間がいる私にとっては便利そうだなと、そしてさすがに山に入る機会もほぼ毎週となったシーズンオン。稀有なデメリットよりはメリットに魅かれ、手を付けてみることにした。
それにて予定したのが恵那山。
去年、川上岳でお話したお兄さんによれば「おすすめはしない」といわれた山。
調べてみれば「ガッカリ百名山」とのワード。私はそんなこと言われたら余計行ってみたくなるひねくれ人間。
しかし思い立ったのが予定日の前週で、夏休みの宿題はギリギリタイプの私・・・計画書ができたのはなんやかんやで前日の深夜。
計画書のために睡眠不足ではダメだろ、と途中参加となった相方氏( ゜Д゜)σ('A`;) グサッ
案の定予定より遅れた時間でのスタート〜。
さて今回、登山口入ってわりとすぐの「風穴」撤退までは元気だったのだが、参考にした情報からおもった以上に続く登り。
そして暑さ+思っていたことからずれていく過程に、気づいたらテンションダウン…。
大体なら座右の銘が「適当」の私にとって「まいっか気にしない」スキルが発動し、そんなにダメージはないのだけれど、今日はそれがうまくいかず…こんなんじゃダメじゃん自分、という負のスパイラルに残念ながらはまりこむ。
気力が萎えると体力にも如実に表れ、終始トボトボとした歩みとなってしまった。
bo-tyu-zaiさんが気を使ってご機嫌をとろうとしてくれるも、調整を誤った浮沈子状態でなかなか浮けないまま…しかし非常にめんどくさい連れあいに気長に対応してくれて助かりました。
で、楽しむには最悪の精神状態+虫と泥とガスによる無展望で恵那山の印象はガッカリすらなくごめんなさい状態(´;ω;`)
でも決して悪い場所ではないと感じたのでリトライリストへ。
計画するのはいいが、それにとらわれるのも大いに問題なのがよくわかった本日。
なによりも大切なのは心と体の余裕だと反省しきりでした。
最後はなんとか阿智村に癒されきって、神坂神社の神様にわだかまりを払拭していただけた思い出の土地になりました。また行こう。
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