大岩扇山《九州百名山》
- GPS
- 04:43
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 721m
- 下り
- 735m
コースタイム
天候 | 曇り一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
総じて登山道よりも林道若しくは林道跡歩きが多い |
写真
感想
大分からレンタカーで大分道を走り宝八幡宮の駐車場に止めた。神社に参拝した後、小さな鳥居を潜って妙見宮への参道に入った。八坂神社や龍田神社が次々に現れたが最後の妙見宮に達する前に宝山の登山口となった。最初は尾根を辿っていったが「ここからカニといっしょ(横歩き)」と書かれた処から崖の下部を西にトラバースし、折り返した後険しい登りとなった。
山頂部に到ると何処からともなく林道が現れた。宝山(815m)山頂は、展望はないが、3等三角点「岩室」の置かれた静かな山頂で金属製の山頂標識が設置されていた。北側に下るが踏み跡はなく、コンパスを合わせて歩いて行くと林道跡に出て、小岩扇山との鞍部に到った。尾根の両側に林道が分岐したが登っていく左側の林道跡を選択した。ひと曲がりした処で林道跡は途切れ微かな踏み跡を辿りP701に達した。何もなくそのまま北に下ると再び林道跡に出た。右に行けば小岩扇山だが、自衛隊の演習地で今日は鉄砲の音がしきりに聞こえていたので今日は演習が行われているようだ。
小岩扇山の南を迂回し大岩扇山に向かうことにして林道跡を進んだ。耕作地に出て来て暫く進んだところで雨が降りだした。木の下で雨宿りをして地図とGPSを照らし合わせると道間違いが判明し、少し戻って北に進んだ。八丁坂と書かれた標識があり、石畳の道が始まった。此の道は嘗て豊後森藩の参勤交代に使われた道でしっかりした道だったのだろうが、自然石に近い石畳で先程の雨もありスリップが心配だった。途中には水場もあり古道の雰囲気を醸している。八丁坂は軈て名も無き峠に達した。小岩扇山との鞍部でもある。十字路で明瞭な林道を左に取り、辿って行くとなだらかなまま大岩扇山(691m)の山頂に達した。険しい山容の割には呆気ない登頂で展望もないがっかり山頂だった。3等三角点「岩扇」と壊れた山頂標識が設置されていた。
来た道を引き返し、来るときに道を間違えた地点の先で地形図に記載のない車道に出た。再び点線道に入るがしっかりした林道で宝山の南側を巻いて進んだ。途中で宝山の崔嵬たる山容が望めた。大分道の上を越えて再び下を潜ると登りとなり最後にきて堪える。軈て宝八幡宮の駐車場に到着し周回登山を終えた。
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