常念岳(一ノ沢日帰りピストン）40年ぶり2度目梅雨の晴れ間に

2014年07月02日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 14.7km
• 登り: 1,669m
• 下り: 1,651m

コースタイム

登り
6：10　一ノ沢駐車場
6：22　一ノ沢登山口
6：35　山の神
7：04　王滝ベンチ　7：16　（小休憩）
7：31　烏帽子沢
7：56　笹原沢
8：44　最終水場
9：19　常念乗越　9：32（小休憩）
10：35　常念岳　11：40（お昼休憩）
下り
12：28　常念乗越　12：36（小休憩、バッチ購入）
12：58　最終水場
13：28　笹原沢
13：43　烏帽子沢
13：56　王滝ベンチ
14：21　山の神
14：30　一ノ沢登山口
14：46　一ノ沢駐車場

登り　4：25　（休憩25分含む）
下り　3：04　（休憩8分含む）
総行動時間　8：36

天候

晴れのちガス、

アクセス

利用交通機関：

自家用車

行き
世田谷自宅　　2：50
一ノ沢登山口　5：50
帰り
一ノ沢登山口　14：50
そば屋（常念）、穂高駅前の小笠原わさび屋に立ち寄り
世田谷自宅　　16：50　

コース状況／危険箇所等

●登山者用駐車場ー登山口
アスファルトを1Kほど歩く、途中に微妙に駐車スペースあり、停めてもいいのか不明、平日はOK？登山口にはトイレ、登山ポストあり。
●一ノ沢登山口ー王滝ベンチ
沢沿い、谷あい朝の木漏れ日が差し込む涼しい樹林の中の登山道を進む、少し進むと巨木前に祠が祀られている山の神、さらに時々小さな沢を渡りながら30分ほど登ると登山道が沢に飲み込まれているような王滝ベンチにつく。総じて傾斜も緩やかで序盤として入りやすい感じ。危険個所なし。
●王滝ベンチー笹原沢
王滝ベンチからもまだ比較的緩い登りが続く、笹などが狩り払いされたばかりの登山道でありがたい。その後右からの枯れた烏帽子沢を超えると徐々に斜度がまし、開けた笹原沢では冷たい水で汗を流し休憩するのにいい。危険個所なし。
●笹原沢ー最終水場
沢が分岐しているところの比較的大きな丸太の橋を渡るといったん低木の樹林の中登山道が沢のようになっているところをあがり2000m付近で樹林を抜けると目の前に雪渓が広がる、しばらく雪渓を登り、目印を見落とさないように右の夏道をあがる、雪渓、夏道を交互にもう一度繰り返すと最終水場に到着、ここで水を補給する。危険個所なし、下りは雪渓が滑るので注意、また今後は崩れそうなところありなので注意必要かも。
●最終水場ー常念乗越
最終水場からいよいよ胸突き八丁の急登となります、針葉樹の中に入ると木階段がよく整備され第一ベンチ、から第四ベンチまで小刻みに休みどころもあるのできついながらも励まされます、木階段も現在整備中で今日も小屋の方々が一日お仕事されてました。ご苦労様です。樹林が低木に変わるといきなり常念乗越に飛び出し前方に槍の大パノラマが開けここまでの苦労が報われます。危険個所なし。
●常念乗越ー常念岳
広々した砂礫の乗越から南に大きく横たわる常念岳に向かう、ハイマツと岩ごろの中を最初は緩く徐々に斜度を増していく、○、×の印をよく確認しながらルートを選択したほうが登りやすい。当初見えていたピークまで来ると斜度が緩み右前方に本当のピークが見える、左から三俣の道を合わせると最後のひと登りで山頂となる。危険個所なし、

登山ポストは登山口にあります。
飲食店　今日は常念に登ったので「そば屋常念」に行きました。
お土産　穂高駅前の「小笠原わさび屋」でわさび漬け、生わさび
　　　　　　　　　「肉のマルト」で馬刺し（ロースとひれ）　を購入

写真

7/2 6:04

朝6時の第一駐車場、7台

7/2 6:09

ここから1.1kは舗装路を登る、

いい姿、きれいなピラミッド

7/2 6:17

あそこまでか遠いな、

7/2 6:17

7/2 6:22

一ノ沢登山口、単独行だし登山カードをしっかり提出、閑散としていてさみしい？

7/2 6:26

40年ぶりです、

7/2 6:35

山の神、登山口から10分ほどなのにもう180mも登ってます？これも神の仕業？

7/2 6:41

ウォーミングアップには最適な涼しく緩い道、

7/2 6:50

沢沿いを進む、ここまでであった人は釣り人2人、

7/2 7:02

この辺でイワナを狙うとのことでした

7/2 7:04

王滝ベンチ到着

7/2 7:05

朝より帰りが水量が増えます、ベンチ周辺は沢と化します。

7/2 7:16

7/3 22:56

40年前の王滝ベンチ、

7/2 7:28

王滝ベンチを過ぎると刈り払いされた登山道がありがたい

枯れている烏帽子沢

7/2 7:31

7/2 7:54

視界に山頂方面が、ガス来るなー！

7/2 7:54

笹原沢、顔を洗って気合を入れる、ここで第一登山者に遭遇、地元の方とのことでおすすめのそば屋さんを聞くとなんと「私そば屋です」とのこと、残念ながら今日登っているということは水曜お休み、「穂高の安留賀さん」今度ぜひ伺います。

7/2 7:55

新緑に青空、残雪の白、最高の3色コラボ、ただガスの白はいらないね。

7/2 7:56

7/2 7:56

7/2 7:57

丸太の橋を渡り沢の分岐を北寄りに進む

7/2 8:03

オオカメノキとミツバツツジ

橋を渡り一旦樹林の中を進みその後雪渓に

2000m超えで雪渓、アイゼンなしでも大丈夫、ただリッジが崩れそうで怖い

崩れかかった夏道を上がります、ここからは明るい南斜面で花が多くて楽しい。

7/2 8:21

目印を見逃さないように

不明

ミヤマカラマツ？

ハクサンチドリ

一ノ沢を振り返る、

ヨツバシオガマ

イワカガミはいっぱい

7/2 8:33

帰りここの階段で滑って腕を打撲、

意外に左は切れてます

7/2 8:34

振り返ると結構険しかったんだ

7/2 8:34

マイズルソウ

7/2 8:35

ツマトリソウ

7/2 8:35

いい天気が続きますように

7/2 8:37

割れてきてます

中はかなりの水量

7/2 8:38

そこに倒れている人いれば、

手を差し伸べ立たせてあげましょう！

7/2 8:40

ニリンソウ

クロユリ

7/2 8:41

エンレイソウ

7/2 8:42

桜？

7/2 8:42

新緑、残雪、青空、それだけでも十分だが、桜のアクセントはやはり華を添えます。

7/2 8:44

最終水場、ここから急登、

7/2 8:53

短い間隔でベンチあり、

深い針葉樹の中

7/2 9:03

また第二ベンチ、ここは急行のため通過します。

7/2 9:03

オオバキスミレ

7/2 9:08

7/2 9:10

サンカヨウ

登り初めに近い？

7/2 9:11

登山道整備、本当にご苦労様です。

登りやすいです

7/2 9:13

桜の根元からイワカガミ

ショウジョウバカマ

7/2 9:16

アオノツガザクラ

7/2 9:16

乗越はもうすこっし

7/2 9:17

マメザクラ？

7/2 9:17

急にナナカマド等の灌木になり

7/2 9:17

視界が開け、

7/2 9:19

乗越に飛び出します

7/2 9:19

来たーーー！
ここでちょうど登山者と一緒に、名古屋からの方、やはり水曜お休みとのこと、一眼レフ持参で好天気でよかったですね、さて東京と名古屋からこの登山口までどちらが遠いでしょうか？
正解はほぼ同じ240kほど、

7/2 9:19

横通岳

7/2 9:19

槍、槍、槍、

7/2 9:20

とがってます

7/2 9:20

7/2 9:20

7/2 9:22

40年ぶり、待たせたな？君はあの頃となにも変わらないね？私は見た通りです。

7/2 9:32

40年前とは様変わりのトイレ

7/2 9:32

常念小屋は大きくなった

7/2 9:32

槍は41年前に行ったっきり

7/2 9:35

この景色で半分満足ですが、ガスが迫るので先を急ぎます、

7/2 9:35

7/2 9:35

7/2 9:36

常念乗越はかなり広い

7/2 9:36

7/2 9:40

この山頂までの岩ごろは記憶にある

7/2 9:49

イワウメ

7/2 9:49

こっちのほうが美人？

7/2 9:51

7/2 9:54

7/2 9:54

7/2 9:54

横通岳の奥に大天井が見えてくる

7/2 9:54

表銀座縦走路

7/2 9:55

7/2 9:57

7/2 9:57

7/2 9:57

予報通り安曇野側からガスが上がってくる、当たらないでほしかった

7/2 10:02

ミヤマダイコンソウ

7/2 10:14

まだまだ遠い

7/2 10:15

7/2 10:15

7/2 10:16

7/2 10:16

7/2 10:16

7/2 10:17

7/2 10:17

7/2 10:19

7/2 10:20

7/2 10:20

よく見ると虫がいますね、虫媒花です。

7/2 10:20

ミヤマダイコンソウと槍

7/2 10:20

7/2 10:21

7/2 10:21

大キレット

7/2 10:26

三俣からの道を合わせる、ここまで来るともう少しです

7/2 10:27

キバナシャクナゲ

7/2 10:35

山頂

7/2 10:35

7/2 10:35

左から前穂、奥穂、涸沢岳、北穂、大キレット、南岳、中岳、大喰岳、槍ヶ岳、

7/2 10:35

7/2 10:36

涸沢カールアップ

7/2 10:38

祠は昔のまま？山頂は独り占め、というか一人ぼっち、

7/2 10:38

槍、穂高を眺めながらお昼、今日はお気に入りのタイカレー

7/2 10:51

穂高連峰と眼下の梓川

7/2 10:51

7/2 10:56

7/2 10:56

7/2 10:56

7/2 11:17

奇跡？槍が心霊写真のように浮かび上がる、誰もいない山頂で自撮り、人気の山とは思えないほど静かな山頂

7/2 11:19

山座同定盤

7/2 11:23

そろそろ下ろうとしたところ名古屋の方が上がってこられたので撮っていただく、その後先ほどのそば屋さん、20代の長野の方と少々山談議して下山へ
皆様いろいろな情報ありがとうございました。またどこかの山でお会いしましょう！

7/2 11:24

7/2 11:25

蝶ケ岳への尾根はガスってます

7/2 11:26

7/2 11:26

7/2 11:47

ミネズオウ

7/2 11:47

7/2 11:47

7/2 12:19

西風が強いのでしょう

7/2 12:21

温泉旅館のような立派な玄関、ただ今日の宿泊者は今のところゼロだそうです。泊まれるものなら泊まりたい！

7/2 12:21

7/2 12:24

ミツバオウレン

7/2 12:24

7/2 12:25

7/2 12:25

40年前の常念乗越から、こちらは変化ありませんね、人物だけが時の流れを感じます。

7/2 12:26

7/2 12:26

7/2 12:36

槍も隠れたので後ろ髪引かれない。

7/2 12:37

さあとっとと帰りましょう

7/2 12:38

7/2 12:56

落石注意

7/2 12:58

最終水場では小屋の方々がまだ整備中、土砂止めを作っているとのことでした。

雪渓をグリセードでおります

7/2 13:00

小さく見えるのが整備中の土砂止め、ご苦労様です。感謝です。

7/2 13:04

丸太の橋まで降りましたが、

7/2 13:25

足場は沢となってます

7/2 13:25

ここも登山道ですが、朝より水量が明らかに多いです。

7/2 13:25

7/2 13:25

7/2 13:26

そろそろサヨナラ

7/2 13:28

7/2 13:43

烏帽子沢、この辺からは快調に進みます

7/2 13:56

7/2 13:56

7/2 13:59

7/2 14:21

神が宿っているような巨木、

夜になると動き出しそう

7/2 14:30

登山口、

7/2 14:35

虫が多く口を開けていると入ってきます。虫媒人？

7/2 14:46

下山完了

7/2 14:46

1台減ってますね、虫が多いので靴だけ履き替え早々出発します

7/2 15:14

ヤマレコ参考にそば処常念へ
大好物の馬刺しで一杯（ノンアル）

7/2 15:16

もりそば（2枚出ます）
「もりとノンアルとばさし、愛するわたしのため、たのんでしまうのよー」（部屋とYシャツと私の替え歌、古！）

7/2 15:28

古民家というか住んでいたそうです。

7/2 15:28

庭の庭園を眺めながらの食事、落ち着きます

7/2 15:32

風情ある玄関、入口が低いので帰りに頭をぶつけました、危険個所あり、頭上注意！

7/2 15:32

掃除も行き届いてます

7/2 15:34

そば処常念から見上げる常念、前常念もはっきり見えるのね

7/2 15:36

7/2 16:02

よくよらせていただく穂高の小笠原わさび屋さん
わさび漬けはもちろん生わさびも売ってます。

撮影機器：

COOLPIX P310 ニコン

感想

reopapa

本当に梅雨に入り天候不順で山行できず健康不純になりそうです、天気予報とにらめっこしてこの日ここならということで常念岳に狙いを定め出発、40年前小学4年の時に登って以来ですが、記憶としては沢沿いの道を延々登ったこと、常念乗越から岩場のゴロゴロしたとこが結構きつかったくらいでしたが、沢沿いの道はこのくらいだったんだという感じどちらかといえばそれほど長くは感じません、斜度が緩いせいでしょうか、山頂への岩場はやはりきついですね、疲れがたまってきているところに高度も2800m位になれば酸素も薄く今も変わらず手ごわいです。都会の喧騒から逃れたいのにまったくいないと人恋しくなるという矛盾は相変わらず、出会った方々に話しかけてしまいます。それにしてもそば屋さんにおすすめのそば屋さんは？と聞いてしまい、大変失礼いたしました、こいつ喧嘩売ってんのか？て感じですよね。花、展望、雪渓、と梅雨の晴れ間の山行にしては大変満足というか大満足の一日となりました。
おまけに帰りには好物のわさび漬け、馬刺しのお土産もゲット、渋滞もなしで7時前には帰宅で一杯やれば爆睡、熟睡です。

コメント

SEIJIKKRW

お久しぶりです。
常念日帰りお疲れ様です。自分も今年中に行きたいルートで大変参考になりました。
今夏、北岳-間ノ岳行かれますか？自分も中学の娘とテント泊で考えています。またどこかでご一緒できればと願います。

reopapa

Re: お久しぶりです。
コメントありがとうございます。参考になったのなら何よりです。７月２０、２１日の連休で北岳、間ノ岳に今年こそ行こうと予定しています。娘さんとテント泊とはうらやましいです、うちの４年の娘はこの日休みでしたが、友達とディズニーシーに行ってました。また山でお会いしたですね。