また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 4740158
全員に公開
ハイキング
京都・北摂

小倉山〜西山古道〜釈迦岳〜ポンポン山〜大原野森林公園西尾根ルート〜南の谷〜小塩山

2022年10月01日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:32
距離
23.2km
登り
1,523m
下り
1,449m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:24
休憩
1:08
合計
9:32
5:28
16
西山天王山駅
5:44
5:48
32
6:20
6:22
2
6:24
6:26
2
6:28
6:30
18
6:54
0:00
12
登り口
7:06
7:08
14
道標13
7:22
7:24
6
道標10
7:30
0:00
20
こもれび広場
7:50
7:56
4
道標7
8:00
8:02
14
道標5 展望台
8:16
8:18
48
9:06
9:10
2
展望所
9:12
9:14
68
10:22
10:24
14
10:38
10:42
10
11:06
11:12
10
11:22
11:24
4
11:28
0:00
18
P594
11:46
0:00
18
ツツジの丘
12:04
12:18
2
12:20
0:00
56
13:16
13:20
22
P604
13:42
13:46
14
14:00
0:00
34
14:34
14:36
24
ゲート
15:00
0:00
0
15:00
ゴール地点
コースタイムに記入の『道標』は西山古道の道標です。
ゴール地点が別表記されていますが、南春日町バス停でゴールしています。

花を探しながら歩いていたり、撮影に時間を費やしていたり。
ペースに乱れがあるはずで、コースタイムはあまり参考にならないでしょう。
天候 晴れ/曇り
過去天気図(気象庁) 2022年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
阪急バス - 南春日町〜JR向日町 300円
コース状況/
危険箇所等
■西山天王山駅〜小倉山〜浄土谷
西山天王山駅から住宅街を歩き、小倉神社へ。
神社の脇から入山し、少し先の分岐で右へ。
道なりに登って行くと小倉神社分岐へ至り、小倉山まではわずかの距離のピストン。
小倉神社分岐に戻り、浄土谷方面へ。
雨水で道の中心がえぐられた区間まで来ると、浄土谷にある登山口はすぐそこです。
ここからは少し舗装路を歩きます。

■西山古道〜大沢峠
彌勒十三佛の近くから入山し、あまり歩かれていない谷を進むと、西山古道の道標13に出合います。
東に延びる尾根に進路を取り、途中の道標などを見つつ進むと、道標10地点。
ここへは柳谷観音の方から来る人が大半でしょうか。
薄暗い谷の道を進むと沢があり、その先がこもれび広場です。
登り返しの急坂を経て、シダの道を進むと、緩やかな道になります。
送電線の下の展望台を経て、ゴルフ場の横を通過してしばらく進むと、大沢峠です。

■大沢峠〜大杉〜釈迦岳〜ポンポン山
大沢峠から大杉までについては、最後の山道区間は一般のルートではない方のルートに進んでいます。
こちらも手入れはされており、問題なし。
大杉から川久保渓谷方面は立入禁止となっており、本来は進入すべきではありませんが、現地に掲示されている地図には作業区間が明示されており、その辺りぐらいまで行き、引き返しています。
歩いた区間については、これまでとあまり変わりはなく、特に危険箇所はありませんが、立入禁止となっているので、留意して行動を。
大杉からポンポン山の山頂までは、標識が充実した明瞭な道で問題なし。

■ポンポン山〜大原野森林公園西尾根ルート〜森の案内所
ポンポン山の山頂から出灰方面へ少し進んだ所に標識があり、そこから西尾根ルートへ。
やや急な斜面の区間があるので、滑らないように注意したいですね。
ほぼ踏み跡ははっきりしており、森の案内所まで歩きやすい道が続きます。

■森の案内所〜南の谷〜小塩山
森の案内所を出て府道に出合うと、小塩山の登山口がすぐそこにあります。
少し進むと沢があり、ここを渡渉し、南の谷へ。
南の谷は一般のルートではなく、2018年9月の台風21号による倒木で部分的に荒れています。
特に危険ではないけれど、それなりに歩き慣れている人向けと思われ、ある程度の注意は必要でしょうか。
谷を詰めて行くと別ルートと合流し、途中に斜面崩落地があるけれど、あまり問題なし。
天皇陵道に合流し、その後は舗装路などを歩き、小塩山山頂へ。
今回はP604に寄り道しています。

■小塩山〜南春日町バス停
『府道出合』からの下りでは、路面の状態は歩きにくく感じられる区間があり、足下に注意したいですね。
落ち葉の多い時期には別の難しさも加わり、下りでは利用したくない感じ。
舗装路と出合う箇所があり、最初の出合の手前では左側が崖となっており、転落しないように注意が必要。
現場には注意喚起の表示がされているので、初めて通る方は見落とさないよう。
その後は特に問題ないはずで、小さな沢に出合い、対岸へ。
ゲートを通過し、その先の正法寺の池を横に見て、左折。
地図に従って進むと、南春日町バス停へ至ります。
西山天王山駅からスタートです。
2022年10月01日 05:28撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/1 5:28
西山天王山駅からスタートです。
小倉神社。
2022年10月01日 05:44撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/1 5:44
小倉神社。
左は奥の山展望台への道で、右は小倉神社分岐へ。
右へ。
2022年10月01日 05:53撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/1 5:53
左は奥の山展望台への道で、右は小倉神社分岐へ。
右へ。
どんな感じなんでしょうね?
2022年10月01日 05:57撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/1 5:57
どんな感じなんでしょうね?
小倉神社分岐。
小倉山へピストン。
2022年10月01日 06:20撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/1 6:20
小倉神社分岐。
小倉山へピストン。
小倉山山頂に到着です。
何度もすぐ横を通過しているのだけど、山頂を踏むのは久しぶり。
2022年10月01日 06:24撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
10/1 6:24
小倉山山頂に到着です。
何度もすぐ横を通過しているのだけど、山頂を踏むのは久しぶり。
えぐれている箇所を補修してくれている。
感謝です。
2022年10月01日 06:45撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/1 6:45
えぐれている箇所を補修してくれている。
感謝です。
苔とキノコ。
2022年10月01日 07:04撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
10/1 7:04
苔とキノコ。
ここからは西山古道を辿る。
2022年10月01日 07:06撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/1 7:06
ここからは西山古道を辿る。
儚げなキノコ。
2022年10月01日 07:32撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
10/1 7:32
儚げなキノコ。
霞み気味ですね。
2022年10月01日 08:01撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/1 8:01
霞み気味ですね。
ゴルフ場の向こうに向谷山。
2週間前に登った山です。
2022年10月01日 08:07撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/1 8:07
ゴルフ場の向こうに向谷山。
2週間前に登った山です。
キノコ。
2022年10月01日 08:10撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
10/1 8:10
キノコ。
大沢峠。
一旦、大沢方面への道を下って行き、大杉へ向かいます。
2022年10月01日 08:16撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
10/1 8:16
大沢峠。
一旦、大沢方面への道を下って行き、大杉へ向かいます。
撮影に付き合わせてしまい、申し訳ない。
2022年10月01日 08:39撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
10/1 8:39
撮影に付き合わせてしまい、申し訳ない。
4年前の台風でぐちゃぐちゃになった谷。
植樹が進められている。
部分的に確認しただけだけど、スギなどではなく、広葉樹のよう。
数年後にどうなっているか、気にかけておきたい。
2022年10月01日 08:43撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
10/1 8:43
4年前の台風でぐちゃぐちゃになった谷。
植樹が進められている。
部分的に確認しただけだけど、スギなどではなく、広葉樹のよう。
数年後にどうなっているか、気にかけておきたい。
小滝。
久しぶりのご対面。
2022年10月01日 08:53撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
10/1 8:53
小滝。
久しぶりのご対面。
ギボウシ系と思われる葉っぱ。
2022年10月01日 08:54撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/1 8:54
ギボウシ系と思われる葉っぱ。
大杉。
川久保渓谷方面は通行止めなのだけど、昨年と同様に地図に工事範囲と明示されている辺りまで進み、戻って来ます。
2022年10月01日 09:12撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/1 9:12
大杉。
川久保渓谷方面は通行止めなのだけど、昨年と同様に地図に工事範囲と明示されている辺りまで進み、戻って来ます。
アキチョウジ。
2022年10月01日 09:30撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
10/1 9:30
アキチョウジ。
ミカエリソウ。
2022年10月01日 09:51撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
10/1 9:51
ミカエリソウ。
まだ子供のようだけど、トノサマガエルかな。
数年前に鵜の子谷で見て以来のはず。
2022年10月01日 10:14撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/1 10:14
まだ子供のようだけど、トノサマガエルかな。
数年前に鵜の子谷で見て以来のはず。
ザトウムシ。
2022年10月01日 10:25撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/1 10:25
ザトウムシ。
立派な木。
2022年10月01日 10:28撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
10/1 10:28
立派な木。
しばらく見かけていないなぁ。
2022年10月01日 10:31撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
10/1 10:31
しばらく見かけていないなぁ。
釈迦岳山頂に到着です。
2022年10月01日 10:38撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
10/1 10:38
釈迦岳山頂に到着です。
いつもの三角点。
2022年10月01日 10:39撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/1 10:39
いつもの三角点。
ポンポン山山頂に到着です。
意外と人は多くなく、静かです。
2022年10月01日 11:06撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
10/1 11:06
ポンポン山山頂に到着です。
意外と人は多くなく、静かです。
三角点。
2022年10月01日 11:07撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
10/1 11:07
三角点。
キノコ。
2022年10月01日 11:20撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
10/1 11:20
キノコ。
リョウブの丘からの展望。
左奥に地蔵山と愛宕山で、右に小塩山。
2022年10月01日 11:22撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
10/1 11:22
リョウブの丘からの展望。
左奥に地蔵山と愛宕山で、右に小塩山。
何でしょうか?
2022年10月01日 11:58撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
10/1 11:58
何でしょうか?
この日は竈ヶ谷へは向かわず。
2022年10月01日 11:59撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/1 11:59
この日は竈ヶ谷へは向かわず。
森の案内所。
誰もおらず、静かにここで昼食です。
2022年10月01日 12:04撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/1 12:04
森の案内所。
誰もおらず、静かにここで昼食です。
小塩山の登山口。
南の谷へ。
2022年10月01日 12:20撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/1 12:20
小塩山の登山口。
南の谷へ。
ウバユリの実。
ここで咲いているのを見ていないままのような。
2022年10月01日 12:22撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
10/1 12:22
ウバユリの実。
ここで咲いているのを見ていないままのような。
左俣へ。
2022年10月01日 12:24撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/1 12:24
左俣へ。
マムシグサ。
この後、さらに毒々しくなっていくはず。
2022年10月01日 12:45撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
10/1 12:45
マムシグサ。
この後、さらに毒々しくなっていくはず。
倒木帯があるけれど、この辺りは穏やか。
2022年10月01日 12:50撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
10/1 12:50
倒木帯があるけれど、この辺りは穏やか。
バスの時間を考慮し、P604に寄り道。
2022年10月01日 13:18撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/1 13:18
バスの時間を考慮し、P604に寄り道。
小塩山山頂に到着です。
2022年10月01日 13:42撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
10/1 13:42
小塩山山頂に到着です。
小塩山と言えば、電波塔?
2022年10月01日 13:50撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/1 13:50
小塩山と言えば、電波塔?
ネムノキ。
2022年10月01日 13:51撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/1 13:51
ネムノキ。
もう10月、早いですね。
2022年10月01日 13:54撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
10/1 13:54
もう10月、早いですね。
カエデの群生地。
紅葉のピーク期に来てみたい。
2022年10月01日 14:10撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
10/1 14:10
カエデの群生地。
紅葉のピーク期に来てみたい。
霞みは消えたようで、左奥の比叡山もきれいに見えている。
2022年10月01日 14:16撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
10/1 14:16
霞みは消えたようで、左奥の比叡山もきれいに見えている。
イチョウかな?
右の木だけ季節を先取りしたかのよう。
2022年10月01日 14:43撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/1 14:43
イチョウかな?
右の木だけ季節を先取りしたかのよう。
正法寺の池のスイレン。
八雲ヶ原のヒツジグサとは花の大きさが全く違う。
2022年10月01日 14:46撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
10/1 14:46
正法寺の池のスイレン。
八雲ヶ原のヒツジグサとは花の大きさが全く違う。
思わず表情が緩む。
2022年10月01日 14:47撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/1 14:47
思わず表情が緩む。
白い彼岸花かな?
2022年10月01日 14:48撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/1 14:48
白い彼岸花かな?
ここではいつも色々な花が楽しませてくれる。
2022年10月01日 14:48撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/1 14:48
ここではいつも色々な花が楽しませてくれる。
やはり今年は開花が遅かったよう。
南春日町バス停まで歩き、ゴールです。
2022年10月01日 14:55撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
10/1 14:55
やはり今年は開花が遅かったよう。
南春日町バス停まで歩き、ゴールです。
コクラン?
花期に確認できるかな?
コクラン?
花期に確認できるかな?
アケボノソウ!
見つけた際、思わず声が漏れた。
4
アケボノソウ!
見つけた際、思わず声が漏れた。
何とか咲いてくれていて、かなり嬉しい。
5
何とか咲いてくれていて、かなり嬉しい。
4枚花弁。
ここまでは同じ株です。
1
4枚花弁。
ここまでは同じ株です。
良く探すと、ここにも咲いている。
1
良く探すと、ここにも咲いている。
まだ蕾の株も少々。
1年目の葉っぱなどもあり、今後の推移を気にかけておきたい。
2
まだ蕾の株も少々。
1年目の葉っぱなどもあり、今後の推移を気にかけておきたい。
ヒラタケかな。
写っていない辺りにもあり、いくらか採取させてもらいました。
1
ヒラタケかな。
写っていない辺りにもあり、いくらか採取させてもらいました。
急な斜面に生えている。
ややピークを過ぎつつあるようで、ここでは少しだけ採取。
急な斜面に生えている。
ややピークを過ぎつつあるようで、ここでは少しだけ採取。

感想

夏場の重い荷物を背負っての山行による影響もあってか、左足首と右膝の状態があまり良くなさそう。
普通に歩行可能ではあり、今後への不安材料という程度かも知れないけれど。
それもあり、この週末はお休みしようかと思っていたのだけど、あまりにも好天の予報となっていて、出かけずに自宅にこもっているのは難しい。
そろそろアケボノソウが咲き始めているはずで、今年もポンポン山界隈の状況を確認しに行って来ました。

西山天王山駅からスタートし、住宅地を抜けて行き、小倉神社へ。
まだ少し薄暗い中、お詣りを済ませ、すぐそこの登山口から入山。
ムラサキホウキタケを探しながら、ゆったりと歩いて行くのだけど、見つけられず。
小倉神社分岐から小倉山へピストン。
十方山を訪れる際にすぐ横を通るのだけど、小倉神社を経由している時だけに寄る事にしており、山頂を踏むのは久しぶり。
倒木がそれなりに片付けられていたり、他にも手が入れられていたりで、以前とは違う印象。

分岐に戻り、浄土谷方面へ。
浄土谷の登山口の手前、未知の中心が雨水でえぐられている箇所は通りやすくなるよう、さらに手入れされており、改めて感謝を。
今回も運んできた石を置いておきます。

少し舗装路を歩き、再入山。
小さな谷を登って行き、探し物をすれども見当たらず、残念な結果に。
写真9の道標13の地点からは西山古道を辿ります。
こもれび広場の手前、7月末の山行で歩いた沢を少し感慨を抱きつつ見やり、急斜面へ。
青空の下、順調に進んで行き、道標7地点でパンを食べつつの休憩にします。
新たに保護されているオオバノトンボソウを見たりしつつ進み、大沢峠に到着。

そのまま登って行かず、アケボノソウを求めて、大沢方面へ通じている林道へ。
以前には、ここにもアケボノソウが咲いていたのだけど、台風による被害もあってか、もう見当たらない。
分岐で右折し、大杉方面へ。
少し進んで行くと、件の台風で甚大な被害を受けたエリアへ至る。
新たに植林が進められているようで、少しチェックしてみると、どうやらスギなどではなく、広葉樹が植えられているよう。
土の層が薄く、針葉樹だとあの時と同じような被害を生じそうだし、賢明な判断ではないかと思われ、今後の推移を気にしておきたい。
林道を離れる際、一般のルートではない方を進み、写真17の小滝と久しぶりに対面。
このルートの倒木もすっかり片付いており、難なく進み、大杉に到着。

アケボノソウの探索をすべく、川久保渓谷方面へ。
こちらは通行止めとなっているのだけど、昨年と同様、地図で工事範囲とされている辺りまで歩き、引き返す事にします。
探索の結果については、末尾にまとめる事にします。

探索を終え、大杉から釈迦岳を経て、ポンポン山へ。
もう何度も歩いている道でもあり、この日は特に記すような事もなく、ポンポン山山頂に到着です。
意外と人は多くなく、ここで昼食にしようかと心が傾きかけたけど、そのまま先へ。

昼食の候補地のリョウブの丘とツツジの丘に寄ったものの、先へと進む事にし、森の案内所に到着。
意外な事に誰もおらす、静かな中での昼食タイム。
好天の予報なのに、意外と歩いている人は少ない?

森の案内所のすぐ近くの登山口から再入山し、次は小塩山へ。
バスの時間的に急ぐ必要はなさそうなので、一般的な尾根ルートではなく、南の谷へ。
新たな倒木が加わっているのか、それなりに荒れているのは変わらず。
倒木帯を越えようとしている際、シダの藪をかき分けていると、棘のある植物なのか何なのかは不明だけど、手に刺さり、ちょっと嫌な感じの痛みが発生。
少ししてから確認すると、5mm間隔ぐらいで4箇所、刺さった跡がある。
この谷をこの時期に歩く人は少ないと思われ、だからこその恩恵もある?
恩恵を程々に享受しつつ谷を歩き終え、尾根へ。

バスの時間を考慮し、寄り道するのが良さそうと判断し、P604へ。
この日の唯一のピークハンターさんのプレートがあり、ささやかな満足感に浸る。
引き返して行き、その先の崩落地ではショートカットできるようになっていて、これは地味にありがたい。
体に残った元気を寄せ集めて進んで行き、小塩山山頂に到着です。
カタクリの時期以外は静かで、この日も同様。

今回は天皇陵道ではなく、北寄りのルートで。
付近に何台か駐車されていたし、声や物音も聞こえて来たので、カタクリの保護エリアであるNの谷の整備に来られていたようで、感謝の思いを抱きつつ先へと進みます。
府道出合を経て、さらに進むと辺りは雰囲気の良い樹林帯となる。
でも、この辺りの道は滑りやすい状態となっていて、足元に注意が必要なので、あまり周囲を見ている余裕はない。
最も良い雰囲気となっている辺りはカエデの群生地となっていて、登山道から逸れて、その中を進んで行きます。
昨年は紅葉の終盤に何とか間に合ったのだけど、いつかは紅葉のピーク期に歩いてみたい。
それが今年になるのか、どうか。
その後の注意すべき箇所も問題なく通過し、小さな沢を渡ると林道に出合う。
ゲートを通過し、天皇陵道との合流地点で着替えを済ませ、ちょっとすっきり。
正法寺では、今回も種々の花に迎えられ、気分が良い。
ベンチにて諸々を整えた後、無事に山行を終えられた安堵感と共に歩き、南春日町バス停にてゴールです。

山行を休もうかと思っていた中、好天に釣られて歩いて来ました。
歩き慣れた地元の山でもあり、足の不具合は特に意識する事もないぐらいでした。
アケボノソウについては最後に書くとして、ヒラタケを採取する事ができたし、歩いたなりの収穫は十分にあったように思う。
ヒラタケについては、間違えやすい毒キノコの特徴を有していないのを確認した上で採取し、帰宅後にも再確認。
以前と同様、おいしくいただきました。

アケボノソウについては、依然として数は少なく、この一帯での存続が危ぶまれる状態だと思われます。
過去に見かけた辺りを良く探してみると、1年目の葉っぱの状態の株がそれなりに見つかるのだけど、これがうまく育ってくれるのか、どうか。
付近に繁茂している植物に生息域を奪われているとの印象で、このままだとこの植物ばかりになってしまいそうなぐらいの勢い。
マツカゼソウ以上の繁殖力がありそう。
今後の様子を見るべく、アケボノソウの周囲のこの植物をいくらか間引いてみました。
どう変化するのか、しないのか。
シカによる食害や心ない人による盗掘、大雨で流されたりなど、生息数を減らす要因は色々とありそうで、人が手を入れて守ろうとしないと、姿を消してしまう所は多いのでは?
好きな花だし、継続的に気にかけて、自分なりにできる事をしたいと思う。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:265人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 京都・北摂 [日帰り]
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら