河口湖から富士山越え, 村山古道経由で自宅まで

2022年09月30日(金) 〜 2022年10月01日(土)

• GPS: 38:39
• 距離: 96.4km
• 登り: 3,095m
• 下り: 3,955m

コースタイム

1日目

• 山行: 15:19
• 休憩: 1:12
• 合計: 16:31

距離 46.8km 登り 2,955m 下り 3,638m

3:25 スタート地点
3:45 富士吉田口 河口湖IC
4:45 中の茶屋
4:55 林道富士線 起点
5:23 林道侭下線 終点
5:28 馬返し
5:36 吉田口一合
5:55 吉田口二合
6:07 6:09 吉田口三合
6:23 6:24 吉田口四合大黒天
6:32 6:33 吉田口四合五勺御座石浅間神社
6:43 6:47 吉田口五合
6:58 7:09 佐藤小屋
7:09 7:12 里見平★星観荘
7:28 7:29 吉田口六合目・富士山安全指導センター
8:05 8:06 花小屋
8:08 日の出館
8:16 8:17 鎌岩館
8:21 富士一館
8:28 8:29 本七合目鳥居荘
8:35 8:36 東洋館
8:41 8:42 吉田口七合目
8:58 8:59 吉田口八合
9:04 9:10 蓬莱館
9:25 9:27 白雲荘
9:33 元祖室
9:46 9:47 本八合目 富士山ホテル
9:48 9:50 須走口・吉田口登山道 本八合目
9:53 9:54 胸突江戸屋
10:02 10:04 須走口・吉田口登山道 八合五勺
10:05 10:06 御来光館
10:25 10:26 須走口・吉田口登山道 九合目
10:43 10:44 吉田口・須走口頂上
11:06 11:07 富士山頂上 山口屋
11:11 成就岳
11:19 朝日岳
11:24 駒ヶ岳
11:28 11:31 三島岳
11:45 九合五勺胸突山荘
11:56 九合目万年雪山荘
12:11 八合目池田館
12:25 元祖七合目山口山荘
12:42 新七合目御来光山荘
13:08 宝永山荘
13:15 13:20 六合目雲海荘
13:28 第三層・石室跡
13:31 13:32 第二層・石室跡
13:37 13:38 第一層・等覚門・砂振
13:42 普浄
13:48 一ノ木戸
13:54 13:55 等覚入
13:59 14:03 横渡
14:07 14:08 小禅定
14:19 14:20 瀧本・笹垢離
14:21 14:22 岩屋不動入口
14:35 矢立・大樅
14:37 ガラン沢・高鉢遊歩道
14:45 富士山スカイライン
15:27 富士山スカイライン
15:36 15:38 中宮八幡堂
15:44 15:46 大淵林道
15:59 馬頭観世音
16:31 村山道−天照教林道交点
17:07 札打場跡の大ケヤキ
17:14 17:15 北井久保林道交点
17:37 17:38 村山道−林道富士裾野線交点
17:53 五辻
18:13 馬頭観世音
18:17 四辻
18:24 石畳入口
18:32 村山浅間神社
18:36 18:37 山本商店
19:56 宿泊地

2日目

• 山行: 10:22
• 休憩: 0:03
• 合計: 10:25

距離 49.6km 登り 140m 下り 315m

7:39 宿泊地
9:39 9:40 水神社
9:44 富士川橋
10:11 10:12 富士川駅
11:13 蒲原駅
11:30 東海道第16宿由比宿
11:50 由比駅
12:05 由比地すべり管理センター
12:17 くらさわや
13:31 13:32 かつ平
15:51 静鉄草薙駅
18:01 大浜公園
18:04 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

バス

河口湖駅

写真

9/30 3:25

昨夜河口湖駅にバスで到着して近くのホテルで前泊し早朝スタートです．気温は5,6度とやや寒い感じです．

9/30 4:03

ヘッドライトつけて馬返しまで2時間の道を急ぎます．

9/30 5:26

馬返しに到着したのはほぼ夜明け頃でした．

9/30 6:09

時々見える風景は雲海三昧．

9/30 6:59

5号目付近の佐藤小屋に到着です．7度くらいと肌寒い感じでしたが，快晴でアドレナリン全開です．

9/30 7:52

出会う人はほとんど居ませんでしたが，カラスが途中までお供してくれました．

9/30 8:28

振り返るとスタートした河口湖が遠くに見えます．」

9/30 10:43

吉田口の頂上です．去年チャンチャイ先生にお供したのが懐かしい．

9/30 11:08

ここはお鉢の最高の舞台で雪が残ってました．去年Junさんが華麗な舞を披露されたのが昨日のことのように思い出されます．

9/30 11:42

富士宮ルートは9.5合目から頂上までが通行止めで，ブルの迂回ルートを降りていきます．

9/30 12:25

富士宮側はうって変わって暑い雲と霧に包まれ，時々その合間から紅葉が見られました．

9/30 13:24

6合目をちょっと過ぎたあたりから村山古道の始まりです．ここまでの下山は1時間ちょっとで，ここで午後1時過ぎで時間も余裕があり体力も問題なくとても舐めてました．不安材料としては店が全て閉まっておりお茶1本しか残ってなかったことと単独のため迷ったら即遭難ということでしたが，富士宮の温泉を目指すにはこの道がベストでした．

9/30 13:44

相変わらず倒木が目立ちますが，これくらいは楽勝です．観音像までは迷わない道でとても歩きやすかったです．

9/30 13:48

ここにはお札とお供物．

9/30 15:21

下の方はこういった苔の別天地．こういった風景は他の山でもありますが，綺麗さではNo.1と思います．

9/30 15:38

ここが観音像です．数年前に逆方向で来ましたが，ここからが繊細なルーファイが要求されます．まだ時刻的には余裕でしたが，ここからが長丁場とはすっかり忘れてました．」

9/30 16:18

だんだん日が暮れて心細くなってきました．倒木の下をくぐるルートです．ここからは漆黒の闇となり写真も撮れませんでした．転倒1回は奇跡でした．遭難の2文字が頭をよぎりました．最後の方で狭い林道を見つけてやっとの思いで森を脱出できました．

9/30 18:16

森を出たところではお月様が笑ってました．

9/30 18:23

唯一の1本のお茶を大事に飲んできましたが自販機を見つけた時は助かったの一言．左横の"かけこみ"の文字は何と皮肉でしょうか

9/30 22:53

時々途切れてますが，悪戦苦闘の様子がわかりやすいです．

10/1 8:33

最後は花の湯の温泉を途中で予約し，温泉で骨休み．とても癒されました．2日目の朝は昨日の富士山がとても綺麗でした．今日は一人では寂しいだろうと家内が一緒に歩いてくれました．

10/1 8:52

以前歩いた青木ヶ原から富士山，愛鷹連峰を縦走して田子の浦までのルートがとても綺麗に見えました．

10/1 10:15

ネムの木がとても綺麗です．

10/1 12:46

難所はないのですが，気温32度は真夏並みの灼熱地獄でした．

10/1 17:14

美しい夕日が最後のご褒美でした．

10/1 17:22

今日も50kmありましたが，日が沈むまでに自宅に到着です．富士山も遠くにかすかに見えました．

撮影機器：

iPhone 12 Pro Apple

感想

est8

定期的に100kmウォークに参加させてもらってますが，今回は面白くしたプライベートの100km(富士山越え)を計画しました．1日目に河口湖から吉田ルートを通って富士山を登頂し，村山古道を下山して温泉にゆっくり浸かり，2日目に自宅に歩いて帰るという前から一度やりたかった50km+50kmで合わせて100kmのコースです．富士山登頂までは体力勝負と思われましたが，下山の村山古道は繊細なルーファイが要求され明るいうちに抜けられるかが勝負だと思われました．
結果です．村山古道下山開始時刻は午後1時過ぎと上出来でした．体力も問題ありません．ただ，不安材料としてお茶1本しか残ってなかったことと単独のため迷ったら即遭難ということでした．村山古道の後半のルーファイが必要なところで日が暮れてしまい漆黒の暗闇に包まれてしまいました．人はこうやって遭難するんだととても勉強になりました．ただ幸運にも電波が繋がり，もし遭難した場合の目印を確認しながらの山行となってしまいました．ヘッドランプの光では繊細なルーファイがとても困難で，最終でやっと狭い林道らしいものを見つけ森からの脱出に成功しました．1日目富士山越えの50kmはとてもきつかったです．2日目は引っ張ってくれる家内が同行してくれて安心なウォーキングでした．難点は天気に恵まれすぎて32度の炎天下で思った以上に体力が失われましたが，自宅には夕日時刻で問題なかったです．