玄倉川水系・ユーシン沢


- GPS
- 08:31
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 1,138m
- 下り
- 1,134m
コースタイム
09:15 ユーシンロッジ着。休憩&準備をして9:45出発。
11:15 檜洞沢との二俣
12:50 標高1050mあたりの二俣。(15分休憩)
14:25 縦走路に出る。沢装備解除。詰め上がる予定だった神ノ川乗越まで往復する。
15:30 臼ヶ岳
18:10 ユーシンロッジ(15分休憩)
20:00 駐車場
天候 | 晴れ後曇り。稜線付近は時折濃霧に包まれた。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
仲ノ沢林道入口(立間大橋の手前)には鎖が掛かっており、車両の通行はできない。 4月1日から通行止めになっていた「雨山峠〜雨山橋」間の登山道が開通していた。 |
写真
感想
久しぶりに玄倉川の沢へ行ってみることにした。右肘を痛めているため登攀系の沢はちょっと厳しい。以前に行ったことのある檜洞沢の支流であるユーシン沢を選んでみた。
前夜のうちに行きたいところであったが、メンバーの都合で当日朝の出発となる。
玄倉林道のゲート手前の駐車場に車を停めて、まずはユーシンロッジを目指す。4月下旬に来たときはゲートのすぐ先に工事用の仮設建物があったが撤去されていた。
ユーシンロッジ前で休憩がてら沢支度をして出発する。ロッジ横の建物を右から回りこんで踏み跡を10分ほど歩くと沢に出る。少し歩くとすぐに深い釜を持つ小滝が現れる。左岸から越えることができ、濡れずに済んだ。その後、いくつか障害物を乗り越えながら1時間20分ほどで檜洞沢とユーシン沢の分岐に到達する。岩が赤茶色にヌメっている所が多く、ゴム底の靴は非常に滑る。一人だけフェルト底の靴で来ていたが、今日は明らかにフェルトの方が歩きやすいようであった。5月に行った沖ビリ沢・樅の木沢もそうであったが、今年の沢はヌメリが強いように思う。
ユーシン沢に入って30分ほどで大きな滝が現れる。25mのロープの余り具合からすると高さは15メートルくらいだろうか。見た目はそれほど難しくないが、ここもややヌメっているので少し神経を使う。念のため、後ろの2人は確保してから登ってもらった。
標高1050m付近の二俣は、広々とした河原の中にあり分かりやすい。ここは左へ行く。
最後、神ノ川乗越へ詰め上がるところを間違って右隣の沢に入ってしまったため、アザミの群生する斜面を痛い思いをしながら登る羽目になってしまった。狙い通りの場所に出られず、非常に悔しい。
稜線に出た後は檜洞丸を経由して下山の予定であったが、すでに14時半頃であり、ガスも濃くなってきたので臼ヶ岳の南尾根を降りることにした。この尾根は4月に登ったばかりで、難しい箇所はなかったので短時間でユーシンロッジまで下山できるつもりでいた。しかし、傾斜がややきつい斜面を下るのは、前日までの雨で多少滑り易くなったせいもあり意外と怖く、慎重にならざるを得ない。さらに、標高900mあたりの場所では支尾根に入ってしまって余計に時間を喰ったりして、結局、登りよりも時間がかかってしまった。登りよりも下りの方が難しいのは分かっているが、改めて勉強させられた気がした。
ユーシンから駐車場までは約7Kmくらいか、行きはまだしも、下山後の体には結構こたえる。境隧道にさしかかる頃には日も暮れてヘッデン歩行となり、真っ暗な駐車場には我々の車が残っているだけであった。
皆さん、お疲れさま〜!
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