大朝日岳〜ヒメサユリと夕映え、朝焼けの空
- GPS
- 31:00
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 1,850m
- 下り
- 1,843m
コースタイム
7:30 林道路肩に停車
8:00 古寺鉱泉登山口
12:30 古寺山山頂
14:10 小朝日岳山頂
16:00 銀玉水
17:10 大朝日避難小屋
着替え、夕食後、日没撮影しながら山頂へ
7月7日
4:15 起床後、日の出撮影へ
日の出後、中岳に散策
6:30 中岳山頂直下の雪渓で引き返す
7:30 避難小屋に戻り朝食
8:00 下山開始
11:00 古寺山
14:10 古寺鉱泉登山口
※小休、写真撮影などの時間も含まれているのでタイム参考にはなりません
天候 | 7/6 晴れ時々曇り 7/7 曇りのち雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場はすでに満杯なので駐車場から30分ほど戻った林道の路肩の広い個所に停車しました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※古寺鉱泉〜古寺山:踏みならされているので危険個所はありません ハナヌキ峰分岐〜古寺山まで長い登りが続きます (下りは非常に滑りやすい個所あります) 一服清水周辺は泥濘個所あります ※驚いた事にショウキランが登山道にありました (まだ蕾で写真はピンボケで、踏まれた後もあり) ※水場の一服清水、三沢清水は水量豊富 ※古寺山〜小朝日岳:ヒメサユリが登山道に見え始め他の花々もたくさん 残雪個所もありますが、アイゼンなしで大丈夫でした 展望開けるので眺めがとてもいいです ザレ場がありますが急がず慌てずゆっくり通過 ※小朝日岳〜大朝日岳:ヒメサユリの登山道で眺めも良く素晴らしいルート 小朝日〜熊越〜鞍部まで急登 登山道を彩る花々や見えてくる峰峰の眺めがよい 水場の銀玉水は水量豊富 雪渓登りはアイゼンなしで行けましたが下りは要注意 (不安ならばアイゼンあった方がいいかも) 森林限界なのでヒメサユリの他の高山植物がいっぱい ※避難小屋〜大朝日山頂:ザレ場の緩い登りで下るときは滑らないように 山頂は360度の大展望 朝日連峰主稜線が眺められる 日没時、新潟や村上の街の灯が見えました ✿ゴゼンタチバナの変異種? 6枚の葉っぱのうち二枚が大きい個体があります (避難小屋の管理人さん情報) ※避難小屋〜中岳:快適なルートでお花がいっぱいです オノエラン、イブキトラノオ、ヒナウスユキソウ イワカガミ、ハクサンイチゲ、チシマギキョウ チシマゼキショウ、ムシトリスミレ等多々あります 中岳から見える大朝日岳がスマートな三角錐でした ※大朝日避難小屋について:宿泊名簿に記入、利用料は¥1500 トイレ三基ありますがペーパーは各自用意 宿泊者は無料で使用できますが 日帰りの利用者は¥100必要です この日の利用者は50名以上 床はいっぱいだったので屋根裏部分を利用 食事は入口の前の場所を利用しました ※登山ポスト:古寺鉱泉朝陽館の入口ににあります。 ※トイレ:登山口の駐車場に簡易トイレ二基あります。 トイレットペーパー用意すること。 ♨:大井沢温泉湯ったり館 日帰り¥300 http://www.gassan-shop.com/hpgen/HPB/entries/8.html |
写真
感想
2年前に大朝日岳へ日帰りした時、可憐なヒメサユリに感激し
今度来るときはゆっくりと山小屋に泊まりながら山時間を楽しもうと決めていた。
今回は、職場の友達と一緒に大朝日避難小屋泊まりを企画。
お連れサンは朝日も山小屋泊まりも、デカザックを背負うのも初めて。
私も前週の祝瓶山でへばり、さらに重い荷物背負って歩くのが不安だったが
行かなければ後悔すると思い決行することにした。
お天気に恵まれ、二日目雨に降られても大雨になることなく山歩きに支障の無い程度で済んだ。
迎えてくれるたくさんのヒメサユリ
ヒメサユリ以外の高山植物、今年初めて見る小さな花々…
ウグイスの声がずっと響く稜線歩き、広い空、沸き上がる雲、山のシルエット
主稜線の峰々のゼブラ模様、深い谷と雪渓、美味しくて冷たい湧水
朱鷺色、朱色、唐紅色、銀朱色、深紅色、赤紫色、暗紅色に映る夕映え残照の風景
東雲色から移り変わる朝焼けは日の出は見られなかったものの印象的な鮮やかさを雲に照らしていた。
いつか歩いてみたい以東岳に向かう朝日の主稜線
大朝日から祝瓶山への魅惑的なルートの遥か向こうに飯豊連峰
月山の美しいシルエットとその手前に聳え立つ障子ヶ岳
さらに山奥へ誘う目の前に広がる風景に放心しながら
非日常的なこの空間にいつも身を置いていたくなる小さな欲が泡のように沸いてくる。
素晴らしい風景と山の奥深さ
そして山の尾根と谷はずっと続くわけではなく
いずれ人の棲む平野に吸収されてまた山の谷と尾根が生まれていく
何度となく繰り返す年月の積み重ねに平面的に立体的に目に見える形で見せてくれる。
ありがとう、大自然。自然の営みに感謝して崇敬する気持ちを忘れないでいよう。
記録的な遅足歩き、暑さと背中の荷物の重さに今回もへばりました。
避難小屋に午後3時までに着く予定が大幅に遅れて5時過ぎました。
二日目の出発も私たちが最後で避難小屋の管理人さんに迷惑かけました。
こんな私たちを温かく迎えてくださって
いろんな話をしていただき管理人の阿部さんには感謝感謝です。
これからの課題はいかに荷物を軽くするか。
毎回泊まりの時は不必要なものは入れないと思いつつ、
しっかり荷物に詰めてしまって持ってきて後悔することの繰り返し。(-_-;)
銀玉水で水3リットル汲んで山小屋に向かった時が一番つらかった。(T_T)
縦走用の重い登山靴も課題で
一度履きなれた軽いハイキングシューズに思い切って替えて歩いてみようかとも思う。
自分の体力とスタミナも課題
下山するときはやはり膝にきてしまう。サポーターだけでは足りなかった。
テーピングセットも持ってきたのになぜ使わなかったのか(?_?)
楽しく軽快な山歩きをするためにはこれらの反省点と課題を解決するように考えて行くべし
これからも快適な山歩きをすべく“こぴっと”頑張ります!(^^)!
※膨大な写真の量、削りに削ってこの量になりました(^_^;)
花の多様さ、朝日連峰特有のゼブラ模様の山姿。
写真を拝見していて、meikenさんの満足感が伝わってきました
それにしてもmeikenさんのザック、デカいですね
60L以上ありそうですね
膝はだいじょうぶでしたか?
やっぱり泊まりはいいですね。
光のない生活、夜の静けさ、朝日とともに目覚める。
夜を明かしてこそ、その山の良さがしみじみと身にしみますよね。
膨大な写真をご覧いただきありがとうございます。
写真に花を入れるか削るか…毎回悩んでおります
私のデカザックは40Lなんですが、いっぱいいらないもの詰め込んで大きく見えます。
「朝日連峰縦走するの?」と管理人さんにも他の方にも聞かれました
4年前に型落ちして安くなったものを購入しましたが、重い…
しっかりと背中にフィットして安定はしていますが重い…
どうにかして軽量化をはかるべく新品購入も考えています。
膝は、一度痛めたのはどうしようもないですね。
ケアしながら山登りは続けたいと思います。
久しぶりの山小屋泊まりですが、個室でない限り全然眠れません
耳栓持ってきていたのに何故か使わなかった私もバカですが
熟睡対策も課題ですわ〜
毎回反省する事ばかりですが(学習しない私もバカですが)
山での時間は長ければ長いほど精神的に安らぎますね
まだ未経験です(富士山・尾瀬は小屋に入らないよね)
泊りだからこそ経験できる、の〜んびり歩きmeikenにしては珍しいですね
今月末に日帰りで予定してますが・・・亀足の私には無理かな
また小朝日で引き返すかも
楽しませて頂きました〜
山小屋は営業小屋(富士山、尾瀬、北アルプス等)と
今回利用した避難小屋タイプとありますが
荷物を多く担がなくて美味しいご飯ならば営業小屋ですね。
避難小屋は人が多すぎても、人がいなくても私は眠れないタイプです。
どちらにしても山にいる時間が多く取れるので山小屋泊まりはいいですよ
非日常的な空間と時間を堪能できるし、山小屋での談笑もgoodです
遅足、カメの歩みならば朝早い時間に出発ですね。
古寺鉱泉から2時間半で大朝日に来たという天狗の早足さんがいらっしゃいましたが
何と地下足袋でものすごく軽い荷物でした。
トレランの方も軽量なスタイルでした。
装備を軽くすれば山歩きは軽快に行けると思います
膝痛めてらしたのに、やりましたね!やっぱりmeikenさんのレコはいいです。うなずきながら拝見しました。
中岳まで足を延ばすというのが、meikenさんらしい
あの稜線を見たら行かずにはいられませんよね
山に泊まる時、私も同じく眠れません比較的テントの方が眠れるかなぁとは思いますが、そんな時は思い切って外に出てみたり、本を読んだりしています。(でもやっぱり熟睡できる旦那がうらやましいのですが・・・ )
膝、私も山登り1年目に数か月、歩行困難になりました。
原因は結局病院でも分からなかったのですが、おそらく筋力不足や、足運びに無理があったからかと思います。
昨年よりトレランシューズを山登りで愛用しています。以来膝への負担がかなり減り、長く歩けるようになりました。
おそらく、足を柔らかく地面におろすことができる為、膝への衝撃が少ないのだと思います。
ゲイターも雪山以外は着用していません。
ザックも背面パットをいれる部分に、泊の際は寝る時のパットをセッティングできるので、その分コンパクトにまとめられます。
大は小をかねるは私の体力では山登りには当てはまらないなぁと思いました(結構道具を始めた頃から買い替えました。)
自分にあった道具と歩き方を身に着けていきたいなぁと思います。
長々申し訳ありません。
その後の膝のケア大丈夫ですか?meikenさん、思い切って軽い靴いきましょ
いろいろとコメントありがとうございます
装備は軽量に!今回しかと感じました
縦走用の重い靴は足裏に来る感覚がイマイチで
天狗の速足君のように地下足袋履いてみようかと思ってしまいました。
“軽くなってもっと山を歩こうよ”というSky High Mountain Worksのオーナーの言葉が蘇ります
今度軽いハイキング用の靴で歩いてみようと思います。
膝は年齢によるものが大きいのでグルコサミン、コンドロイチンを毎日飲んでいます。
問題はザック。
いろんな雑誌で見比べているのですが高くてどうしようか…とずっと迷っていました。
買うべし!(私の中の、もっと楽したい声が囁いております… )
山用のギアは使ってみてこそ自分に合うものがわかってきますね〜
山岳テントも消費税アップ前に購入しているんです。
(でもこれを担いでくれる娘が東京に行ってしまったので未だに未使用)
山小屋では耳栓と睡眠導入剤でも用意していくべしですね。
尾瀬の山小屋では個室だったので熟睡できたんですけどね
山時間を楽しく満喫されているkeenさんご夫妻に倣って
私も山でのお泊まり増やして行きます〜
meikenさん、こんばんは。
今年も行かれましたか、ヒメサユリロード
私も去年行った時の感動が忘れられなくて、
今年も行きたかったです(≧∇≦)
お友達も、こんな素敵な小屋泊まりデビューでは、
ハマってしまう事、間違いなしですね (*´∀`)b
ダンボがガン見していた一枚の写真。
97枚目の夕食風景。
スクリューキャップのビールがあるんだねぇと
Clear Asahiのようですが、初めて見ました (・o・)ホー
いつも箱買いするので、気付かなかっただけかも
ヒメサユリは毎年見に行きたいものですね。
今年は運よく、祝瓶山、大朝日岳と2回もヒメサユリを見る機会に恵まれました。
背中の荷物の重みに潰されそうになりながら
山小屋まで行けたのでお連れの友達も感激しておりました
お互い荷物の軽量化を図ろうと言う事になったので次もまたお泊まり行くと思います
持参したビールは確かにアルミ缶スクリューキャップでAsahi Super Dryもあります。
プルタブよりこちらの方が飲みやすいですからね
探せばどこかにあると思いますよ
おかずにした缶つまもなかなかいけます
http://www.soukai.com/main/sd/ninki/brand/B76440.html
うわ〜♪
朝日をたっぷり満喫されましたね
写真の枚数は、全然気になりませんでしたよ
meikenさんの思いがたっぷり詰まっていて、どれも大事な風景ですもの
とっても大きなお荷物。
それでスクワット運動を繰り返すのですから、さすがですわ〜
こんなにたくさんのヒメサユリたちに囲まれて、心もピンクでルンルンだったでしょうね
きっとSpringさんが同じコースを歩くと
なかなか前に進めないのでは…と思います
古寺鉱泉から鳥原山経由鳥原小屋で泊まり、そして大朝日岳で泊まり二泊三日でいかがでしょう?
写真ポイントがいっぱいありすぎる山域ですから
紹介したかったショウキラン、踏まれていたのもありますがしっかり蕾をつけていました。
ピンボケでアップできないのが残念です
ヒメサユリは残雪模様の山を背景にとっても映えるんですよ。
いつかSpringさんの撮る朝日とヒメサユリ見たいです
今年無理なら来年是非行きましょう!
実はまだ見たことがありません。朝日に登ったことがないんです
若いころは山を登たら大きな目標として、飯豊・朝日がありました
簡単には登れない特別な山という思いが今でもありますね
今でこそ道路が良くなって、随分近くなった感じです。
大朝日の小屋に泊まって、夕照や暁に映える空を眺める至福の時間
meikenさんの思いのほどが深く感じられるレコでした
山の醍醐味は縦走です。
苦しくても迎えてくれるヒメサユリ…本当にに可憐で美しいです
そして高山植物の小さな花たち …可愛くて愛おしいです
風に震えながら一生懸命咲いているんです
山小屋で泊まりながら稜線を歩き太陽と空と風と雲を間近に感じながら自然の一部となる瞬間
堪りませんよ
私でも行けるのでyonejiyさんも是非、朝日に行ってくださいませ。
すでに山時間を堪能されているma-kuro、keen夫妻に見習って行こうではありませんか
暫くアップが無かったので海外にでもと思っていました 大朝日は秋に行きましたが、この時期は未だです。(日暮沢から竜門小屋〜大朝日の周回コースでした)。大朝日小屋の管理人さんは名物親父さんでした 今の阿部さんの前ですね。ヒメサユリは障子ヶ岳の折初めて見ましたが、こんなに沢山は驚きです また、新種を含めての花々の紹介はかなりの密着取材でしたね この時期水の補給は欠かせませんから3Lの運搬も不可欠ですよね これからも膝を労わり乍ら楽しい山行を続けて下さい
気持ちは海外の避暑地にいました。
朝日はヒメサユリの頃〜紅葉期の間、いつ行っても楽しいのではないでしょうか
ヒメサユリロードは飽きることはありませんがなかなか前に進めない
日暮沢〜竜門小屋〜大朝日周回のプランも何年か前に計画しましたが
昨年の大雨の影響で日暮沢へのアクセスが難しいですね
銀玉水で水を汲みザックに詰めて背負うつもりが
重さでひっくり返って仰向けのカメのようになっていましたよ
金玉水はまだ雪渓の中だったのでここで汲んで正解でした。
膝を労わりながらゆっくり登山続けます
お気遣いありがとうございます
初めまして。
写真きれいで花名が詳しいですね。情報にさせて下さい。
話は違いますが祝瓶山の赤鼻〜大玉山の道刈りに参加予定でしたが7月9日の大雨で登山口まで入れなくなり今度の連休で出来なくなりました。
祝瓶山・ヒメサユリ登山は良い時に出来ましたね。
月山も草花が多く咲いていてフラワー登山をしてきました。
記録は 奥さんの晴歩雨読 ブログです。
初めまして?以前にもコメントいただいたような ?
祝瓶山アクセスは残念ながら大雨の影響で再度、野川林道は入れなくなりましたね
花名はときどき間違っておりますのであまり当てにしないでください
月山も朝日も飯豊もこれからいい季節ですね〜
梅雨明けが待ちどおしいですね〜
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