八ヶ岳で膝チェック

2014年07月12日(土) [日帰り]

• GPS: 08:26
• 距離: 12.9km
• 登り: 1,410m
• 下り: 1,414m

コースタイム

5:30美し森−6:30賽の河原−7:30牛首山−10:10〜10:40赤岳−11:50大天狗−12:30小天狗−13:50美し森

天候

晴れ
10時過ぎから雲が上がってきて昼には赤岳はガスの中

アクセス

利用交通機関：

自家用車

たかね荘駐車場利用
トイレは美し森駐車場にあり

コース状況／危険箇所等

真教寺尾根、県界尾根ともに上部は鎖の岩場が連続します。真教寺尾根の岩場は比較的急峻な明るく乾いたところが多く、手がかり足がかりも多いため、鎖なしでも不安なく登れます。一方県界尾根の岩場は尾根脇の湿ったところが多く、傾斜は緩くてもガバの少ないところが多く、鎖を使わずに行こうとすると苦労する箇所が何箇所かあります。また県界尾根は最初と最後が急であること、地形の関係か風が弱く、晴れると半端なく暑いため、登りに使うにはタフなコースです。

写真

7/12 5:39

羽衣池の朝

7/12 6:25

賽の河原からの赤岳
大泉清里スキー場最上部リフト降り場からすぐです。

7/12 6:41

真教寺尾根は所々南面が開けていて北岳・間ノ岳をはじめ南アルプスが望めます。

7/12 7:07

すでに霞み始めた富士山と茅が岳
夏場は登りの尾根で見えていた景色が頂上に着いたらガスで真っ白なんて良くありますが・・・

7/12 7:32

牛首山では樹間から権現岳が望めました。

7/12 7:49

ゴゼンタチバナがかわいらしいです。

7/12 9:00

キバナノコマノツメ
登りも下りもかなり広範囲に咲いていました。

7/12 9:08

真教寺尾根上部に来るとダケカンバ帯となり、展望が開けてきます。
天狗尾根越しの権現岳、いつか行きたいですね、天狗尾根。

7/12 9:24

ハクサンイチゲを見ると、夏山に来たな〜っていう気がします。

7/12 9:24

ハクサンイチゲと権現・南ア

7/12 9:32

主稜線に近づくと権現への縦走路が見えてきました。思わず行きたくなってしまいます。

7/12 9:38

真教寺尾根上部は左右がお花畑。ミヤマシオガマが鮮やかで目を引きます。

7/12 9:39

手元にはイワベンケイがひっそり咲いています。

7/12 9:44

八ヶ岳といえばチョウスケノソウ

7/12 9:46

こんなにいっぱい咲いています。
主稜線との分岐地点。

7/12 9:48

チョウスケノソウと阿弥陀岳。

7/12 9:49

もうちょいで咲きそうなミヤマオダマキ。

7/12 9:50

赤岳周辺は高山植物咲き乱れです。
クモマナズナは花びらが大きくてきれいです。

7/12 9:58

赤岳山頂目の前です。

7/12 10:08

赤岳からの八ヶ岳の連なり

7/12 10:09

阿弥陀岳
阿弥陀南陵もチャレンジしたいルートです。

7/12 10:10

足元には行者小屋や赤岳鉱泉が。

7/12 10:23

遠くに残雪残る高嶺を眺めるのも晴れた日の八ヶ岳の楽しみの一つ。その1つ御岳は中でも貫禄あるどっしりした山容です。

7/12 10:27

天狗岳と硫黄岳
すでにガスが沸いてきました。

7/12 10:45

ミヤマシオガマを見ながら下山開始です。

7/12 10:46

横岳への縦走路。少し角度をつけてみると絵になりますね。

7/12 10:49

ハクサンシャクナゲも咲いていました。

7/12 11:39

ミツバオウレン
県界尾根では至る所に咲いていました。

7/12 11:51

県界尾根から望む真教寺尾根

7/12 13:05

麓ではヤマオダマキが咲いていました。

撮影機器：

FinePix XP60 富士フイルム

感想

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　膝の診断結果が出て、様子を見ながらできる範囲で登山ができるようになったため、膝の様子を見ながら長時間の歩行に耐えられるか試す意味で清里からの赤岳日帰りをやってみました。今回荷物はさほど重くなかった（おそらく10kg弱）のですが、ある程度距離を歩くこと自体は問題なし。一般ルートの岩場程度では膝に痛みや違和感を感じることもなく、下山後も症状が現れずにすんだため、どうやら夏山はどこかに行けそうです。良かった。ただし、体力的にはやはり衰えているようで、筋力を含め強化が必要と感じました。
　台風通貨後で天気が期待された日でしたが、ほぼ期待通りの天候での山行ができました。ただし、思っていたよりは空気は澄んでおらず、午前中から富士山や南アルプスは霞みがかっていて、10時台に赤岳山頂にいる間にかなりガスが沸いてきていました。冬の晴れた日の透明感と比べてしまうとぼんやり感は否めませんでしたが、まあ上々ですね。頂上付近はかなり花が咲いていて、これは期待以上でした。これを見るとアルプスとかに行きたくなっちゃいますね。