早池峰と五葉を結ぶ分水嶺 躑躅峠〜オーヅ岳〜立丸峠（笹やぶの分水嶺歩き）

2022年10月07日(金) [日帰り]

• GPS: 06:15
• 距離: 14.9km
• 登り: 643m
• 下り: 588m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:25
• 休憩: 0:50
• 合計: 6:15

6:20 林道駐車地点（610m）
7:24 7:25 分水嶺
7:52 8:10 躑躅峠
9:13 9:23 930m峰
9:31 9:32 960m峰
11:11 11:21 オーヅ岳
12:05 12:15 立丸峠
12:35 立丸第一トンネル遠野側入口

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

　立丸第一トンネル遠野側入口に自転車をデポし，遠野方向に約3km下った地点より小鳥瀬沢沿いの林道に入り610m付近の広場に駐車．分水嶺を歩きデポした自転車で車まで戻った．

コース状況／危険箇所等

　小鳥瀬沢沿いの林道は最初は車でも問題ないが，上部は次第に荒れてきて廃道化している．林道上部から躑躅峠に向かう分水嶺はやぶが膝下の部分が多く踏み跡も部分的にあり歩きやすい．荒廃した牧柵や標柱も所々にあった．
　分水嶺に沿って南東に走行している林道は荒廃しやぶだらけになっている．ここから930m峰付近まではやぶが低く薄い場所が多い．960m峰付近から961m峰を越え910m鞍部付近までは背丈を超える太い笹やぶが続き苦労した．オーヅ岳の登りは上部に行くにつれて笹やぶが細くなり背丈も腰高になり楽になる．部分的に踏み跡もある．
　オーヅ岳からも腰高の笹やぶが続くが，西側よりは楽で部分的に踏み跡もあり立丸峠が近づくにつれてやぶは膝下になる．峠近くの868m峰は南側に踏み跡があり巻いた．立丸峠からの林道は荒廃が進んでいるが歩くには問題なし．最後は笹の斜面をトンネルの入口を目掛けて下った．

写真

10/7 6:26

6:26 小鳥瀬沢沿いの635m林道分岐．

10/7 6:51

6:51 林道720m付近．歩きやすい．

10/7 7:08

7:08 林道820m付近．荒れている．

10/7 7:27

7:27 920m付近の分水嶺．やぶは薄く歩きやすい．

10/7 7:32

7:32 躑躅峠に向かって分水嶺を歩く．朽ちた牧柵がある．

10/7 7:55

7:55 躑躅峠付近．

10/7 7:55

7:55 標識などはない．

10/7 7:58

7:58 土堤近くに何かの標柱があった．

10/7 8:24

8:24 908m峰山頂付近．この辺のやぶは薄い．

10/7 8:42

8:42 南東に向かう林道に入るが荒廃しやぶになっている．

10/7 8:52

8:52 林道から分水嶺に入るが背丈を超えるやぶが出現．

10/7 9:03

9:03 ひどいやぶを抜けると歩きやすくなった．

10/7 9:22

9:22 930m峰山頂．

10/7 9:31

9:31 960m峰山頂．

10/7 9:31

9:31 樹間に見えるのがオーヅ岳か．

10/7 9:34

9:34 960m峰の下りから背丈を超える笹やぶが続く．

10/7 10:01

10:01 961m峰山頂付近も笹やぶで大変．

10/7 10:24

10:24 961m峰北東の鞍部付近は猛烈な笹やぶ．

10/7 10:46

10:46 オーヅ岳の登り．笹やぶが少し低くなった．

10/7 11:11

11:11 やっとオーヅ岳山頂に着いた．山名板がある．

10/7 11:11

11:11 別の山名板．

10/7 11:11

11:11 周囲は笹やぶ．

10/7 11:11

11:11 でも今までよりは腰高で細く優しい感じ．

10/7 11:25

11:25 笹やぶが続くが足元には踏み跡が部分的にある．

10/7 11:42

11:42 900m付近まで下ると笹は低くなり歩きやすくなる．

10/7 11:48

11:48 830m鞍部付近．踏み跡があり楽になった．

10/7 12:05

12:05 立丸峠．倒木があり車は通れない．

10/7 12:06

12:06 廃道化しているが歩くには問題なし．

10/7 12:35

12:35 立丸第一トンネル入口の自転車デポ地点に着いた．

撮影機器：

LUMIX DC-TX2 パナソニック

感想

yukitsubasa

　早池峰山から五葉山に至る分水嶺歩きの続きの山行．天野山から躑躅峠までは9月22日に歩いた．今回はさらに東側に続く分水嶺を歩くことにした．

　3連休の前日に年休を取り最終日は仕事なので貴重な3連休が確保できた．アルプスの残った分水嶺のテント山行をしようと計画していたが，今回も天気が悪く中止した．そこで雨でも歩けそうな日帰りの分水嶺に行くことにした．

　ここの分水嶺に登山道はなく残雪期に歩く予定だったが，林道が分水嶺近くまであるので利用すれば何とかなると思って計画した．林道上部は荒廃していたが問題なく分水嶺に到達できた．ここから躑躅峠まではやぶが薄くそれほど苦労せずに歩ける．峠近くは広く平坦で迷いやすい．林道上部からオーヅ岳までの分水嶺は笹やぶが続く．笹が低く歩きやすい場所もあるが，背丈を超える太く手強い笹も現れ苦労した．ただオーヅ岳付近は腰高で細い笹が多く西側よりは楽．立丸峠へ下るにつれて笹が低く踏み跡も明瞭になり歩きやすくなる．

　躑躅峠からオーヅ岳付近までの分水嶺はヤマレコ初トレース．

　翌日の分水嶺山行：
八幡平と早池峰を結ぶ分水嶺　兜明神嶽〜岩神山〜区界〜780m鞍部（後半は牧柵に阻まれ迷走）
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4773529.html

早池峰と五葉を結ぶ分水嶺　白見山〜樺坂峠〜琴畑牧場
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4773600.html

　ここから西に続く分水嶺山行：
早池峰と五葉を結ぶ分水嶺　躑躅峠〜天野山〜1174.9m峰（3分割した変則縦走）
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4707136.html