弥山(テン泊)明星ヶ岳〜行者還岳 ↑↓行者還トンネル東口
- GPS
- 17:00
- 距離
- 24.8km
- 登り
- 2,039m
- 下り
- 2,038m
コースタイム
- 山行
- 5:42
- 休憩
- 2:23
- 合計
- 8:05
- 山行
- 5:15
- 休憩
- 3:04
- 合計
- 8:19
天候 | day1:晴れ day2:曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
天川村経由で行者還トンネル西口へは通行できるようになりました。 トンネル内の工事も終了しています。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
行者還岳への急登部分のみ注意が必要。 |
その他周辺情報 | 弥山小屋 テン泊1人500円 予約不要 飲料水1L100円容器必要 |
写真
感想
週の頭から週間天気予報とにらめっこする毎日。
私の念が通ったのか、日曜の雨予報は晴れになり、最終的に曇りにはなったもののテン泊決行はできそうだ。
今回は、行者還トンネル東口まで車でアプローチし、弥山を拠点にして、近畿最高峰の八経ヶ岳や明星ヶ岳など徘徊してテン泊。
次の日は行者還岳まで大峰奥駆道を歩いて、行者還トンネル東口に戻る計画。
当日、行者還トンネル東口に到着すると、トンネルが開通していて西口へ向かっていく車が多数。
※天川村からの道路も完全に開通しています。
行者還トンネル東口から一ノ垰(いちのたわ)への入り口をチェックしたり、下山の効率化などを考えていたため、そのまま行者還トンネル東口からスタートした。
スタート直後から「車のドア閉めたっけ病」が発症し、車に戻る。
車に戻ると、西口からか東口からか?と悩んでいる男性2名に遭遇、登山口だけ説明して再び登山開始。
一ノ垰へ向けて登り始めるが、最初は踏み跡が明瞭で、とにかく尾根を登っていけば・・と安心していると、いつの間にか違う尾根を登っていることに気付く。
あっちの方じゃん、と正規ルートを向くと、先ほどの二方が登っている。
うっわ、恥ずかしい!と思いながら、安全第一で直登とトラバースを繰り返しながら正規ルートに復帰する。
テン泊装備のせいもあり、既に相当疲れているw
時間は充分あるので、安全第一で再度登山開始。
急登をなんとかクリアし、順調に一ノ垰に到着。
そこからは、短いアップダウンを繰り返し、聖宝ノ宿跡に到着。
ここからは、再度急登が始まるので、聖宝理源大師に旅の安全を願う。
無事弥山山頂に到着。
弥山小屋へまず伺い、テント泊の手続きとポカリ購入。
テント泊は一人当たり500円、ポカリは300円。
国見八方睨の手前の広場のいいところに陣取る。
設営後は明星ヶ岳に向けて出発。
軽量ザックには狼平で水をピックアップするための容器が複数入っている。
弥山でトイレを済ませると、先ほどの二人組に遭遇、「道迷いしました」という恥ずかしい報告を済ませるw
今日はトンネル西口が開通したからだけでなく、天川川合からの客も多く、近畿最高峰の八経ヶ岳は満員。
さすがの絶景だが山頂を早々に辞し、愛媛から来られた方と明星ヶ岳を目指す。
無事、明星ヶ岳に到着。
明星ヶ岳の景色も悪くないが、トウヒの倒木が多く殺伐としている。
ここで愛媛の方と別れ、天川川合方面に向かい始める。
時間を見ると13:30、狼平を経て弥山に戻るコースタイムは概ね2:30だ。
水を汲んで浄化する時間や、万が一のルートミスを考えると、ヘッデンを持っていない事が非常に心細い。
ある程度進み始めたが、諦めて八経ヶ岳方面に戻ることにした。
八経ヶ岳に帰着したのは14時を少し超えてからなので、誰もいない。
テン泊の利を最大限に生かして、のんびりと山頂を楽しむことにした。
ここで出会ったのが、川合方面から登ってきた大阪人とスイス系京都人だ。
八経ヶ岳で意気投合し、情報交換を重ねながら弥山へ戻る。
弥山に着いてからは、下戸の私も参加して雑談やギター演奏を楽しませて頂いた。
三人で弥山山頂から眺めた夕日は最高の思い出になりました。
夜間は満天の星の下、隣のソロテン泊の男性と二人で体が凍えるまで星を眺めて、テン泊の良さについて語り合い、深夜に月が上がった頃には一人で撮影会を楽しみました。
朝方、テントを叩く雨の音で目が覚める。
雨の音が止んで外を眺めると、ガスに包まれている。
当然、日の出は見られずじまい。
昨日知り合った方々を見送ってから、のろのろと準備をして行者還岳に向かう。
行者還岳への道のりは、一ノ垰から聖宝ノ宿跡までの間と同じような感じで、短いアップダウンを繰り返していく。
唯一違うのは、「人がいない」ことだw
こんな良い道を独り占め。
行者還小屋までは雲が晴れて、ある程度進んだ紅葉が見れたりするので、なかなか足が進まないが、概ねコースタイムで到着。
昼食を済ませ、ザックをデポして山頂を目指す。
山頂までは木製梯子などがあって険しい所もあるが、概ね1時間で小屋まで往復できた。
あとは来た道を戻り、国道309号の90番ポイントへ向かう分岐を下っていく。
有名なタイタン広場(使用されていない林道に古い車、タイタンが大破して捨てられている)で、先行の二人組に出会う。
このルートは初見のため、ついて行って良いかと聞くと快諾していただけた。
途中、このタイタンは実はタイタンではないかもという話など、興味深い話を色々していただき、気が付くとすぐに90番ポイントに到着していた。
あとはひたすらアスファルトロードを歩き、駐車場に到着。
帰りは天川村経由で帰り、下市の温泉で身綺麗になって帰宅しました。
弥山あたりは釈迦ヶ岳から眺めると、よく雲がかかっていることが多く、今回はラッキーだった気がします。
西口も開通して、気軽さが戻った弥山。
近いうちにまた伺います。
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