東の支尾根に眠る展望デッキを見つけに行者還岳


- GPS
- 08:35
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,224m
- 下り
- 1,224m
コースタイム
- 山行
- 7:23
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 8:35
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車地は水太和佐又線から中ノ俣谷の新田線に入る小さい橋渡った所に上手く詰めると4〜5台かなというちょっとした空き地がある。 行った日には詳しいらしい釣り関係の方が車止めゲート手前まで入って駐めてたが、転回することも考えると橋渡った所が無難。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
中ノ俣谷から展望デッキへはとにかく林道や登山道や踏み跡が幾つも分岐しており、テープもあるがこれは登山用なのかどうか、展望デッキに通じる道の物なのかイマイチ分からないし、植林帯の中で見通しもききにくく場所の特定も難しいので初めてやうろ覚えならGPS必須。 |
写真
話聞いたら昔は上の堰堤まで道が付いててハシゴもかかってたけどもう崩れて無いとのこと。
そのまた昔にはこのあたりにはワサビ田もあったとのこと。
えらく詳しい方だったけど釣り道具持ってなくて胸に何か会員証みたいなの付けてたから地元の方で釣りの監視員か何かかも。
スマホのレンズが広角と超広角しかないので小さく写ってるが実際はもっと近い感じ。
この後柵をくぐって下に降りていった。
左のメインの林道の方には危険だから通らず登山道を行けとある。
そして右の細い分岐の方には登山道とある。
登山者だったら誰でも右に進んでしまう。
しかし今回の目的は尾根芯にある展望デッキ。
右は巻き道のようだったのでこの時点で不審には思ったが、やはり右を選択してしまった。
結果としては、展望デッキ行くならそのまま左の林道行くべきだった。
そもそもこんなところに展望デッキがあるのは林道があるからこそだろうから、登山道標記に惑わされず、裏からではなく普通に正面から展望デッキが現れるの見たかったという後悔が残ってしまった。
しかしもう少し行くと小さい谷を越えてまだ先に巻き道が続いているのでこれでは完全に展望デッキの尾根から外れてしまうと分かって戻ってきて結局ここから細い踏み跡頼りに上に。
しかしおかげで下の柱の様子もはっきり見ることが出来たが、なんか苔むして弱ってそうな感じ。
上のデッキ部分の一度製材された板はまだしっかりしてるのに比べてえらく水分含んで傷みが早いように感じた。
この後奥駆け道や90番への下り始めあたりから何度も探してみたが、屋根も無く色も褪せて、もう伸びてしまった周りの木に埋もれてどこからも確認出来なかった。
展望デッキ下の間違えた右への分岐といい、これらはおそらく天川辻に通じる道と思われるが、今でもあるのかどうかは分からない。
そこで今回はちょっときつくても確実な尾根芯を稜線まで突き上がる予定。
振り返ってもここが下り口といったテープの類いは無い。
どう考えても確かにこちらに巻き上がってくる方が楽に思えるが、見下ろしても道のような、踏み跡のようなものは分からない。
一度上りで通らないと、初めてでここから下りていったらちょっとヤバいのかも。
まあその後は何事もなく静かな行者還岳山頂で来ましたよを。
しばらく座ってのんびりしてると和佐又から無双洞経由でここまでピストンという方が上ってこられたが、この日お会いしたただ1人の方だった。
ここが少し丸く開けてタイタン広場と呼ばれる空き地になっているので倒木に座って二度目の飯。
最初は出来るだけ尾根芯歩くようにしてたけど、ほとんどの区間すぐ横下を林道が並行してるのを見ていてだんだんアホらしくなってきて、先を見通して林道が尾根線から離れて巻いてる所は尾根芯を、小さいピークのすぐ横平行している場合はもう林道歩くことに。
左に下りていくような分岐があるが、こういうののどれかが上りに使った中ノ俣谷からの林道にあった分岐と繋がってるのでは。
この登山道といっていいのかどうか分からない道は植生が育ってしまってて足元が見えにくい所も多いのが面倒だったが、何より困ったのは蜘蛛の巣。
ちょうど新しい巣を張り始めた所なのかまだそんな強烈なのはないけど、細く柔いまだ数本といった感じの物には頭突っ込みまくり。
これは夏場に通る所ではなさそう。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
---|
感想
こんな所に綺麗な展望デッキがあると知ったのは何年前だったか。
大峰でどこか自分でも行けそうなバリエーションはないかググっていた中で見つけた、昔は奥駆け道からも見えたとかいう展望デッキ。
ちなみに2020年の山と高原地図には細い黒点線が入ってて、1999年版ではその黒点線が赤の点線だった。
つまり20年前までは一応登山道として地図にも載ってたってことだが、この道は中ノ俣谷に沿って上って行って右に宿ノ谷、左にツナウチワ谷に分岐する所から間の小さい尾根を上ることになってる。
しかし情報では中ノ俣谷のはじめの方で道は崩壊していて普通には通れないとのことで、その崩壊地手前からこのあたり一帯縦横に巡らされていたらしい林道を辿って中ノ俣谷を巻いて尾根に取り付くとのこと。
レポも少なく人もあまり入っていないかもしれず、となると植生も育ってしまって季節を間違えると藪漕ぎや虫に悩まされそうと考え、行くなら出来れば梅雨前にと思ってた。
ほんとはこの時期もし晴天続きで水量少なそうなら双門にも行きたくてそっちが優先だったんだが、なぜか今年は雨と晴れが交互に来て晴れ続きということが無い。
そこでじつは前の週に行こうと朝暗いうちに車で出たんだが、その日は黄砂警報が出てて明るくなるにつれ周りの山が白く霞んで遠くも見えないの見て気力が萎えてしまい、山に着く前に退却。
その後もまた雨が来たので今週も双門諦めてこの展望デッキを見つけに行くことに。
車駐めて歩き出して早々、車止めゲート手前になんと一台車が駐まっており、まさか自分より先に登りに入ってる人がいるのかと思ったらゲート越えてすぐに釣りの格好したお父さんに追いつく。
釣り道具は持ってなかったのでなんか不思議だったが、先に先方から釣りかと聞かれたし、釣り用らしいベストの胸になんか許可証みたいなカード付けてたから監視員だったのかも。
山だと答えてちょっと話を聞くと、確かに昔は中ノ俣谷に道があって途中の堰堤にもハシゴがかけてあって越えられたが、もうだいぶ前にその道は崩壊してハシゴも落ちてしまってそこは通れないとのこと。
またその昔にはこのあたりにはワサビ田もあったとのことで、いったいどのくらい前のことかはお父さんももうはっきりしなかったが、20年以上前までは今の行者還小屋あたりに関電鉄塔もあったはずで、やはり昔は人も多く入ってしっかりした道もあったのではと歴史を感じさせられた。
そして歩いてみると、ほんとここは林道多い。
途中ショートカット出来そうな所入ってみたり、登山道と標記のある道入ってみたりしたが、最短で行者還岳目指すならもしかしたら天川辻に上る道もあったのかもしれないが、展望デッキ目指すなら適切な林道選んで元々その道の脇に作られたであろうデッキまで行くのが一番と思ったし、その後も天川辻にトラバースしていくらしき道もあったが、確実なのはやはり尾根芯通しなので尾根を縫う林道を最後まで辿るのがいいと思った。
ただ、この林道が最初から分岐が次々出てきて適切なものを選ぶのが難しい。
テープも登山用らしき物もあるがイマイチ分かりにくいし信用しきるのは危ない感じがした。
道は廃林道とはいえはっきりしてるので一度通ったらもう大丈夫と思うが、初めてだったり記憶が曖昧な場合はGPSに頼るのがとても有効なルートと思う。
そうやって上ると結局稜線直下まで林道で行けるので、分かってみればすごく安心確実。
それに比べて分かりにくく薮と蜘蛛の巣に悩まされたのが清明ノ尾の下の方、林道が尾根から北に下りていった後と、道が抜けてしまってたり落石でガレガレになっていたりで歩きにくかったのが最後駐車地に戻る地図にも記されてる廃林道。
下半分はこのように登山道としての魅力はどうなのか疑問なところがあるし、上半分はほとんど林道を歩いてしまえるしで、清明ノ尾という名前はほんとかっこいいけどまた通りたいかといわれたらちょっとという感じか。
尾根全体通して知ってしまうと国道309号線の90番ポストからのルートはこの尾根の一番おいしいところだけ通ってるのがよく分かる。
というわけで、もう周りの木が育ってしまって展望は無くなってしまったし、土台の木が苔むしてしまって強度がよく分からなかったので乗る気にはならなかったけど上は綺麗だった展望デッキも見ることが出来たし、もしまた来るなら積雪期にここを上って小屋で一泊してピストンというのもありかななどと思えた行者還岳でした。
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